何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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お仕事dayです。

そして出張なので、まぁまたあそこですよ。
あと今回あまり人形との絡みがないです。ご注意下さい。

UAが3000行きました!ありがとうございます!

ではまったりしていってね!

ー追記ー
誤字報告ありがとうございます


第二十二話:新人との出張お仕事

新体制になってから早数日後、今日はお店をウェル、ヒトヨ、そして俺の三人でやっている。因みにリズとクー、ヒトヨは遊びに外へ行っているそうです。リズの運転で、何処までいってるやら?

 

 

「「いらっしゃいませ」」

「あっ、お会計は1500クレジットです!はいっ丁度ですありがとうございました♪あっ、いらっしゃいませ!」

 

基本的にレジをヒトヨ、相談系を俺、ウェルが商品補充件紅茶役となっている。因みにウェルがいないときは、リズがコーヒーを入れてくれる。そんな事を考えていると電話が鳴った。

 

「はい、こちらショップアクロスです」

《おぉ!今日はリズじゃない日だったか!》

 

電話の向こう側から聞こえてきたのは、隣街のPMCのおやっさんだった。また急な仕事か?

 

「何ですか?また急な仕事ですか?」

《おう!またまたすまないが急な依頼だ。防衛装置の修理を頼めないか?》

 

なに?防衛装置?その言葉を聞いて俺は一気にスイッチが入った。って今まで触らせてくれなかったじゃないか。一応確認しよう。

 

「俺が触って良いんですか?」

《おう!いつも小さい仕事しか頼めなかったからな。それに体制変わったってリズに聞いてな。今なら頼めるだろ?》

 

確かに今までなら、人員不足で日帰りで出来る物しか出来なかったからな。

 

「それなりの価格かかりますよ?」

《おう大丈夫だ市場より高く用意してるからそれで、なるはやで頼めるか?》

 

それなら上々。俺は内心嬉しく思いながら、向こうの質問に答えた。

 

「良いですよ。リズじゃないけど急いでそちらに向かいます」

《おう。頼んだわ》

 

おやっさんはそう言うと、電話を切った。それを確認した後に俺は受話器を置いた。さて、誰を護衛につけようかな?といってもウェルかヒトヨだよな。

 

「店長。お仕事ですか?」

「おう。出張だ」

 

俺の出張の言葉だけである程度予想が着いたのか、ウェルは少し悩んだ後に

 

「場所は隣街ですか?」

「うん。一応何日かかるか分からんから護衛必要かな」

 

ウェルは思考を続ける。因みにこの間にも、お客さんは途絶えて居なかった。まぁ大体の人達は電化製品系を買っていくだけではあるが。

 

「ーなら、ヒトヨで大丈夫でしょう。では準備の方してきて下さい」

「あいよ。ウェルが言うなら大丈夫かな」

 

俺は材料等を持ってくる為にメンテ室に向かう。

防衛装置っていってたけど、何処までの規模か分からんが、急に壊れたってなると電子部品だろうから取り敢えず山をはって、それだけ持ち店内に戻るとそこにはもうヒトヨの姿は無く、ウェルが世話しなく動いていた。

 

「店長、ではガレージに行って下さい」

「お、おう」

 

ウェルは必要最低限だけ話すとお客さんの対応に戻っていった。これはお土産とか特別給料でも出すかな。

俺はそう思ってガレージへと向かっていく。

 

 

ガレージに着くとそこには四台のカーキ色をしたバイクが四台暖気を済ませ待機していた。勿論ヒトヨもフル装備で待機していた。

 

「あっ!店長~!待ってましたよ!」

「では、部品は此方で運びますので渡して下さい」

 

ヒトヨ本人は俺にヘルメットを手渡しする。それと同時に、ダミーの一人が俺の持っていた電子部品を別のバイクにくくり付けた。

 

「やっぱりバイク?戦車で...」

「さぁ!行きますよ!」

 

俺の言葉を遮りヒトヨはヘルメットをしてバイクにまたがった。流石に覚悟を決めよう。俺はヘルメットを被りヒトヨ本人の後ろにまたがった。

 

「では、しっかり捕まってて下さいね!」

「安全運転で頼む。本当に」

 

俺の切なる願いを聞いてくれたのか、ヒトヨは大丈夫ですと言った。

 

「じゃあ、行きますよぉ~!」

「おうっ」

 

俺は彼女の腰に手を回して、思いっきり抱きついた。恥ずかしいとか言ってられない。だって生身なんだぜ!?

 

「店長と、ドライブですねぇ~♪」

「........」

 

「ふふっーー聞こえてなさそうですねーー」

「っ!?.......」

 

「いやぁ~やっぱり人形なんだなって思いますねぇ~♪」

「.......」

 

「店長。貴方が居たから、私は戦い続けれたんですよ?」

「........ヒエッ」

 

「これからも、よろしくお願いしますねーーー?」

「........」

 

途中とても上機嫌なヒトヨが何やら話掛けてきたが、俺はただ耐えていたので反応してあげれなかった。というか、何を話してたのかほぼ覚えていない。一つ覚えていたのは、ヒトヨか何やら何時もの雰囲気じゃなかった気がするという事だけだ。

次に俺が回りをキチンと見れたのはそれから約50分後だった。

 

「着きましたよぉ~」

「バイク速いぃぃ」

 

俺達はもう隣街についていた。今はガソリンスタンドにて燃料を補給中である。ヒトヨは平然とした顔で燃料を入れている。

 

「店長~、入れ終わったので行きますよ~♪」

「あぁ、分かった」

 

俺はまたヒトヨの後ろにまたがった。今度は街中なので速度はそんなに出していないようだ。

 

「着きましたっ」

「よしっ、じゃあ行ってくるわ」

 

俺はヒトヨを置いて入ろうとしたが、既にダミーが荷物を持ってヒトヨ本人に渡していた。

 

「じゃあ店長行きましょう!店長の戦場に!」

「お、おう」

 

護衛だからかな?そこまで心配しなくても良い感じがするんだけども。そう感じたが俺は中へと向かって行った。

門番に今回は情報が行っていた様で、顔パスにて通れた。そのまま司令部の内部に入ると直ぐにおやっさんが見えた。

 

「おっ丁度いい所に来たな。店長」

「それは良かったです。あっこっちはヒトヨです。うちの新人ですよ」

 

俺がそう言うと、彼は少し目を見開いき少しボソボソと何かを呟いていたが、最後に店長だからかと言って納得していた。

 

「んんっ!では仕事場にはこちらの防衛班班長に任せる」

「店長さん、俺の名前はイオって言います。よろしくっス」

 

そう言って近付いてきた人物は俺より少し年上かと思われる青年であった。ちょっと軽い感じに思えるが立ち姿が凄くしっかりとしているのは一目で分かった。この人に襲われたら、抵抗出来ずに終わるな。そんな事を思っていると、彼は苦笑いをした。

 

「う~ん、頭から警戒心の高い奴だから軽く接してくれって言われていたけど、完全にバレてるっすね」

「まぁ。それなりに修羅場は逃げ切ってますから」

「なら上々っス。じゃあ付いてきて下さいっス」

 

そう言ってイオさんに付いていく。因みにここまでヒトヨは一言も喋っていない。大丈夫かなと思い彼女と目を合わせると

 

「?どうかしましたか?」

「いや、いつもと雰囲気が違うなと思っただけだよ」

 

俺がそう言うと、彼女は仕事中ですからと言って黙り込んだ。まぁ仕事熱心なのは嬉しい限だな。

 

 

司令部から出て、街の外周へと向かった俺達はとあるレーダー設備の前まで案内された。

 

「このレーダーがおかしいんですか?」

 

俺がそう聞くと、レオさんは少し待っててくれと言って、設備の周りに立っている人間に話しかけていた。暫くするとその人物と共にこちらに戻ってきた。

 

「あぁ、君が例の」

「そうっス。じゃあ俺は警護に戻るので後はよろしくっス」

 

そう言ってレオさんはこの場を去って行った。

 

「取り敢えず、状況を教えて下さい」

「うむ」

 

俺はその担当者のおっさんに話を聞いた。長いので要約すると、どうやらレーダー自体が動かなくなり、原因は基盤なのだと言う。おっ、これはもしかして

 

「丁度持ってきたな。ちょっと失礼してもよろしいですかね?」

「分かった。野郎共!少しコイツに変わってくれや!」

 

さてと、じゃあパパっと見てみますか。

ふむふむ、この基盤がおかしいのか。取り敢えず交換してっと....すみません一度起動してくれませんか?

 

「はっ!?わ、分かった!」

 

一度目を見開いていたが、直ぐに電源を入れてくれる。ちょっと接続されているディスプレイをチラ見して...あちゃーこの反応だと確か向こうの基盤も変えないとな。

 

 

こんな感じで次々と直していきはしたが、流石にデカ物なので、結局夜遅くまでかかってしまった。おやっさんが止めにくるまで弄っていたからな。今は、いつの間にか仲良くなった技術者の面々とこれからの予定を組み。おやっさんに報告したところだ。

 

「ふむ....」

「すみません。原因が全て違うので少し時間がかかりますね」

 

俺がそう言うと、おやっさんは暫く目を閉じて考え事をしていた。まぁ防衛装置だものな。

 

「成る程、お前ですらこれか...」

「力及ばず、3日は見てもらえば、ほぼ完璧に直せるとは思いますが、確証が持ちきれませんね」

 

そう言うと彼は少し困った顔付ききなった。

 

「いやいや、店長を馬鹿にしたわけではない。今日だけで、半分直している時点で有難い限りだよ」

 

本当にありがとうと、続け頭を下げるおやっさん。

 

「それは最後に言ってくださいなおやっさん。それに感謝より俺はこちらが欲しいですね」

「...ふっ、合わないぞ君には」

 

おやっさんは俺に対してそう言った。休む場所は宿舎を貸してくれる様だ。俺とヒトヨはそのまま案内された部屋に入るのだが.......

 

「いや、二人同じ部屋か?」

 

なんとそこには、二人分のベッドが置いてある部屋であった。ヒトヨはダミーを二人外に置いて中には一人待機させていた。

 

「わぁ~思ったより良い部屋ですね~」

「でもよ。同じ部屋だよ?俺はまぁ平気だけどヒトヨは大丈夫か?」

 

リズとかウェルならまだしも、ヒトヨはまだそこまでの信頼は勝ち取ってない気がして、確認すると彼女は少し不安げな顔をした。

 

「勿論大丈夫ですよ。店長は何時も通り寝てください」

「ヒトヨもそこまで気を張らなくて良いからな?疲れるだろうし程々にしなよ?」

 

やっぱり何時もより若干硬い彼女にそう声をかけた後にシャワーを浴びて俺は寝た。

 

 

 

それから2日経ち現在の時刻はお昼時を回った位である。

 

「終わったぁ~」

「店長、これが料金だ。受け取ってくれ」

 

おやっさんの確認済み俺に代金を渡してくる。俺はそれを確認する。ヒトヨも漸く緊張がとれたのか、ニコニコ顔である。

 

「はい、丁度ですね」

「では、店長。またよろしく頼む」

 

俺とおやっさんは握手をする。そして玄関口まで行くと、ヒトヨのダミーが暖気を済ませて待っていた。

 

「では、またのご利用をお待ちしております」

「おう!またよろしくな」

 

おやっさんと軽く挨拶をして俺もヒトヨの後ろにまたがる。

 

「じゃあヒトヨ。安全運転で頼む」

「分っかりました!ではしっかり捕まってて下さいねー!」

 

そう言って発進するバイク。ん?この加速感は

 

「ヒトヨ!?飛ばしすぎ!飛ばしすぎ!」

「店長!振り落とされ無いで下さいねー!」

 

この後、途中で一回休みを入れて貰った。ヒトヨ俺は人間だからな?今度からはそんなに飛ばさないでくれよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今度は店員とほのぼのしたいな←

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!

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