何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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店長オフ2日目。

今日はどんな所に行くのでしょうか?

ではまったりしていってね!


第二十四話:早起きからのお昼寝

今日も何故かオフになりました。どうもこんにちは店長です。今はいつもより少し早めに起きて朝食を作っています。

 

「といっても、パン焼いて、ハム焼いて目玉焼き作っただけなんだがな」

「あれ?店長?」

 

丁度全員分の朝食が出来た時に誰か来たようだ。声がした方に顔を向けるとそこには信じられない物を見たといった感じに目を見開いている、クーが立っていた。普段朝食を作る役だもんね。

 

「おはよう。クー」

「あ、はい!おはようございます!」

 

うん、元気な挨拶だ。なんか嬉しくなるよな。

 

「さて、勝手ながら朝食を作ってみた」

「店長って、食事作れるんですね!」

 

クーがそんな事を言ってきた。

 

「流石に人間だもの、食わないと死ぬからな」

「あっ」

 

俺の突っ込みにあっと顔を変える彼女。まぁクーを雇ってからは、リズやらに甘えている姿しか見せてないか。

リズと二人きりの時はたまに作ってたな。そんな事を思い出していたらクーが朝食の方をじっと見ていた。

 

「食べて良いぞ。俺は他の面々起こしてくる」

「はいっ!頂きます!」

 

クーが食べ始めるのを見届け、俺は各々の部屋の前に向かった。先ずはヒトヨからかな?

 

「おーい、ヒトヨ?朝だぞー」

 

俺が声を掛けると急にドタバタと中から聞こえた。それが止んだ頃に中からなにやら焦ったヒトヨが出てきた。

 

「店長!?今何時ですか!?」

「いやまだ朝だよ?」

 

俺がそう言うとヒトヨは一瞬固まったが直ぐに理解したのか恥ずかしそうに顔を赤くした。

 

「うぁぁぁ.......店長が朝早く起きるなんてぇ」

「そこまでか?まぁ朝食出来てるから向かいなさいな」

 

俺は他の奴呼んでくると言ってヒトヨを放置してそのまま奥に進む。次はリズか。俺はノックをしながら中に声をかける。

 

「リズー?朝だぞ」

「あれ?店長じゃん。おはよう」

 

やっぱりリズの奴は起きてるか。直ぐにドアが開いて中からリズが出てきた。次はウェルかテンコどっちの部屋に行こうかなと考えていると、リズがこちらをジトーと見つめていた。

 

「店長だよね?偽物じゃないよね?」

「お前は本当に2言目には俺をからかいに来るよな...偽物と区別がつかないのか?」

 

そう言い返すと、リズはニヤリと怪しく笑った。

 

「んーどうだろうね?店長とはあまり面と向かって話すこと減ったし、分からないかも?」

「言ってろ!今度から俺が朝食作っても起こしてやんねーからな!」

 

俺はそう言って次のウェルの部屋に向かい歩みを進める。後ろから、偽物ならそもそも出ないけどねと聞こえたがそれは聞こえて無いふりをしてウェルの部屋の前に着いた。さぁノックをしようとしたら扉が開いた。

 

「うわっと!?」

「店長、早起きとは珍しいですね。おはようございます」

 

ウェルはなにやらニコニコ顔でそう言った。コイツ俺とリズの話聞こえてたな?

 

「はぁ、筒抜けか」

「ふふっ、では先に朝食を頂きますね」

 

ウェルにおうと答え最後であるテンコの部屋にー

 

「あそこまで賑やかになれば起きますよ。おはようございます。店長」

「!?!?...心臓に悪いぞ本当。おはようテンコ」

 

振り向いたら本人が立っていた。気抜けすぎかな?昔はどんな時も足音を聞き逃す事なんて無かった筈だからな。そんな事を思っているといつも通り顔に出ていたらしい

 

「店長、今ので気付かれたら、私は自信を無くすので心配するほどの事では無いですよ」

「うん。テンコも俺の考えていることが分かる様になったのか」

 

うーむ、心配するなって言われてもな。数少ない俺のプライドが許さないんだよな。

 

「まぁ、気にしない様にするわ」

「ええ、そうして下さい」

 

そんな会話をしつつ、食卓へと足を進める。

 

 

あれから無事に朝食を食べ、食器洗いを済ませた。さて今日は仕事じゃないから何をしようか。そんな事を思いっていると、クーが俺の方に歩いてきた。

 

「店長!今日は私と一緒にのんびりしましょう!」

「今日のお目付け役はクーか」

「はいっ!」

 

ある意味一番しっかり者が来たね。

 

「んー、じゃあどうするか。昨日ニーアさんの所に行ったしなぁ~」

 

そう言えば、俺って依頼先とニーアさんの店とジャンク屋位しか行ってなくね?

 

「んー、何処に行こうか?」

「店長って本当に機械弄りで生きてますよね」

 

クーがそんな事を言ってくる。

 

「確かになーそろそろ工具持たないと禁断症状が」

「そこまでじゃないですよね?」

 

ちくしょう、上手い具合で工具か持てるかなと思ったのに!クーの目はまるで騙されませんよと言ってるかの如くこちらを見ていた。

 

「よっと...」

「うわっと...ったく」

 

クーは俺の膝の上にちょこんと座った。因みに彼女の銃は机に立て掛けられている。そう言えば

 

「ここってソファーとか寛ぐ場所無いよな」

「ですねー」

 

今まではどちらかと言うと自室にリズやらが来てたから気付かなかったからな。こうして見てみると、食卓しかないな。まぁ結構大きい奴ではあるんだけど、まだまだスペースはあるし、何か休憩場みたいなの作るか。

 

「...よしっ!家具用品店に行こう!」

「では、私は装甲車の準備してきますね!」

 

よろしく頼むと言うとクーは俺の膝から降りて自身の銃を持ちガレージの方へ走っていった。

 

「さてと、じゃあこっちもリズ達に伝えるだけ伝えて向かうとしますかね」

 

 

「まさか、こんな事になるとは.......」

「まぁ、良いじゃないですか」

 

あれから、向かう先やら目的をリズ達に伝えたら色々と追加で頼まれものをされた店長です。クーの言うとおり別に良いけどさ!まさか何を買うかまで即効決められたこっちの身にもなってくれよ。

 

「こうなったらとっとと買って、設置して寛いでやる!」

「ですね!」

 

という訳で物を探そう。先ずは3人掛けのソファーが3つ必要っと?

 

「まぁ広々使うんだろうな...」

「ソファーとテーブルは買ってきますね!」

 

あっ、待った待った!俺は行こうとするクーを止める。彼女が振り返ったのを確認した後にこう言った。

 

「テーブルは組み立てタイプで頼む。多分そうしないと入らない」

「あっ、そうでしたね!了解しました!」

 

そう言ってダミーと共に凄いスピードで去っていく。よしじゃあこっちはクッションを買うか。

 

「えーと、熊のクッションに狐のクッションにウサギのクッションに鐘のクッションっと」

 

次々と頼まれたクッションを入れていく。あとは

 

「紅茶のクッション...?あ、あるのか」

 

 

最後に俺の好きなクッションかぁ

 

「工具?んー流石になんか言われそうだな」

 

そもそもあるのか?そう思って探してみると結構端の方にあった。何であるんだよ?ん?

 

「これは...!」

 

 

これは良いものを見つけてしまった!

 

「店長!クッションの方は無事に買えましたか?」

「ばっちりだよ。クーの方も積み込み終わってるね」

 

俺がクッションの会計を済ませていると、繋いでいた通信機からクーが終わったとの事だったので急遽待ち合わせ場所を装甲車にした。まぁ着いたときにはもうクーの方は準備終わっていたみたいだが。

 

「では、出発しましょう!」

「だな」

 

あれから店に帰る前に昼時になっていたので、俗に良くある喫茶店にて昼御飯を食べてから無事帰宅した。

 

「さてと、じゃあ入れますか」

「はいっ!」

 

クーの元気のある返事と共に装甲車の後ろからダミー達が四人出てきた。ソファーをまず出すみたい。

 

「クー手伝うよ」

「あっ!テンコさん!ありがとうございます!」

 

店長は先に中入ってと続けるテンコ。お前仕事はどうしたんだ?

 

「店長がギックリ腰にならないようにってリズから言われてね」

「そこまで年老いてないわっ!」

 

リズの奴~後で覚えてろよ。

なお、俺がやろうとしたがテンコが先にダミー達とテーブルを運び込み凄いスピードで組み上げてしまった為に俺はただクッションを運び込んだだけとなった。

今はセットしたソファーに横になりふて寝している。

 

「店長がふて寝してる」

「はい、さっきからあのままなんですよ」

「さっき?...あぁ~成程ね」

 

ふて寝していると、リズの声がしたので目を開けるとそこには呆れ顔のリズがクーと話していた。リズはこちらに気付いたのか近付いてきた。

 

「店長、いい加減に機嫌直しなよ。クーが一人寂しそうだよ?」

「...それもそうか」

 

俺はリズの言葉に従い寝転ぶ体勢から座る体勢に変えた。

 

「そういえば、クッションは?」

「そこの袋の中に入ってるよ」

 

俺はそう言って、机の上に置いてあった袋を指さす。すでにクーはウサギのクッションを前に抱えている。

リズは俺の言葉を聞いて袋の中から熊のクッションを取り出し、俺の隣に座った。

 

「ソファー3つあるのに何で俺の隣に座るんだよ」

「近くに場所があったから」

 

わざわざ遠い場所に移動する必要ないでしょというリズ。まぁ良いけどさ。

 

「店長!」

「何だ?クー...んん!?」

 

クーがクッションを持ったまま俺の膝に向かって突撃してきた。かなりビビったぞ。因みに今俺はソファーの端に居るので、クーは俺の右側にある肘掛けに下半身を置いている形となっている。

 

「リズ、ちょっとそっち詰めて」

「はいはい」

 

リズにそう頼むと、彼女はニヤニヤしながら動いてくれた。俺はクーの上半身だけ持ち上げてズルズルと引きずり中央へ移動した。

 

「クー、体勢大丈夫か?」

「はいっ!...ふぁぁ」

 

クーが欠伸をした。俺は何となく頭を撫で始める。すると暫くしたらスリープモードに入った様だ。まぁ今日は特にこれ以上やる事無いし良いか。

 

「クーに対しては優しいよね。店長って」

「そんな事ねぇよ」

 

クーは幼いイメージがあるからこういった事やってるだけだ。と続けるとリズは考えた後に

 

「やっぱりロリ...」

「違うわっ!」

 

何かいつもやっている話なのに、ソファーに座ってやっているといつもより雰囲気が和むな。ふとそんな事を考えていると左肩に重みを感じた。

 

「おいっ、リズ」

「なに?」

 

若干返事に時間がかかったか?今日くらいは良いか?

 

「仕事は?」

「...ウェルが変わってくれた」

 

そっか、なら別に良いか。俺はそっと右手で彼女の頭を撫でた。

 

「じゃあ、少し位肩貸すよ」

「ん。ありがと」

 

そう短く答えると同時に、寝息か聞こえてくる。

 

「まぁこんな事が出来る様になったのは良かったかな?」

 

じゃあ俺も少し寝るか。そう思い体に少し入れていた力を抜き目を閉じた。

それから、夕食が出来るまで起きなくて3人して他の面々に弄られる事となった。

 

ーーーーーーー

 

「ー因みに店長のクッションは?」

「この戦車デフォルメされたクッション」

 

全員から理解できないといった顔を向けられた。何故だ!?




最初期メンバーのまったり映像。これ良くないですか?

次回はコラボ回になります。ほのぼのではなくなるかな?

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!

p.s
活動報告にて、ちょっとしたお知らせがあります。気になる人は見に行ってね!

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