何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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この頃話のタイトルが思いつかなくて悩む場面が増えてきました。どーしよ?

今回もほのぼの店番?

では、まったりしていってね!




第二十八話:喧嘩するほど仲が良い

今日も今日とて店番な毎日である。今日のメンバーはヒトヨとテンコと俺の三人でやっております。他の面々は今日は雨なので共用エリアに作ったソファーでお茶会でもやっている事だろう。良いなぁ俺も混ざりたい。

 

「こんな日に来る奴なんていないだろ?」

「ですね」

 

俺の一人事に後ろのメンテ室との扉が開き中からテンコが出てきて同意した。

 

「テンコがこっちに来るなんて、珍しい事もありますね」

「まぁ、今日の天気に弾を作る気にならなかっただけですよ」

 

あぁ、弾丸は確かに湿度が結構重要だもんな。俺は内心納得しつつ店の入り口の方をボケーと見ていると誰かが近付いてきた。次の瞬間入り口が開かれる。

 

「坊や。ステッカー入荷できたかしら?って昨日と同じ感じじゃない...」

「「「いらっしゃいませ」」」

 

直ぐに姿勢を正したが、どうやら見えて居た様だ。でもここは誤魔化そう。

 

「そんな事無いよ。ステッカーはそっちにありますよ」

「あら。結構増やしたのね...これはラクダ?」

 

あぁ、貴女もどこぞやの彼と同じですか?と思ったがどうにか口には出さずそのまま特にすることもないので、カウンターに突っ伏して暫くグテーとしていたら、ステッカーが目の前に置かれた。

 

「ほら、店長?お会計」

「...はいよ。こちらのステッカーは500クレジットです....?」

 

そのステッカーのがらを見て少し気になった。後ろ向きに機関砲を備え付けられた馬車のデフォルメのシールであった。

 

「これは。タチャンカのデフォルメよ。まぁその顔的に何でって言う感じね?」

 

ニーアさんの言葉に俺は頷いた。すると彼女はクレジットを渡してきた。俺はそれをレジに通してレシートを渡した。彼女はそれを受け取るとそのまま、出口に向かって歩いて行く。って答えないのか!?

 

「ちょっ!」

「坊やには何時か言うと気が来るかもね?じゃあまた来るわね」

「「「またのお越しをお待ちしております」」」

 

俺が静止の声を上げようとしたら、その言葉に重ねてニーアさんは言いたいだけいって店を後にした。急いで挨拶だけした。

 

「ふむ...まぁソ連つながりか何かかな?」

「それはそうと店長。そろそろ一番書き入れ時ですね」

 

テンコがそう言うが、店内はまた俺達しか居ない。

 

「まさか、俺に客引きしろと?」

「いえいえ、こんなに忙しくない昼時って久々ですね」

 

俺は昨日もこんな感じだったけどな。そう言い返すとテンコはそうだったのですかと言った。

 

「あっ店長。またお客様みたいですよ?」

 

ヒトヨがそう言ったので、また入り口を見ると丁度二人の少女が入ってきた。片方は黒のワンピースに長い金髪をツインテールでまとめて折り返しした髪型の女の子でもう片方は水色と白のワンピースに金髪のストレートの女の子であった。

 

「「「いらっしゃいませ」」」

「邪魔するわ!」

「お邪魔します」

 

それは私服を来たアルヴィンの司令部のヴィーフリとスオミであった。って何で仲が悪い二人が揃って来ているんだ?まさか喧嘩するほど仲が良いと言った感じなのか?考えていることが顔に出ていたのか、ヴィーフリワザとらしく溜息を吐いた。

 

「いやね、私とワザと合わせただけだよ。このおばさんがね?」

「貴方は今日外出しないって言ってましたよね?」

 

おおういきなりか?先に要件を聞きたいのだけど。どうしましょう

 

「要件は何ですか二人共」

「私は、銃の整備ね」

 

先に答え持っていたガンケースをカウンターに置き開く。そこには彼女の分身でもある3MPが丁寧に置いてあった。

 

「失礼してと」

 

持ち上げ弾倉を抜いて薬室に弾が入ってないことを確認したのちに構えを取る。そして色々な方向から銃を見る。うん特に何かがあるようには見えないな。これなら特に難しい作業をすることもなさそうだ。そんな事を思っていると、スオミもガンケースをヴィーフリのガンケースの上に勢いよく置く。

 

「店長。こちらもよろしくお願いします」

「随分とわざとらしいね、おばあちゃん?」

 

ヴィーフリがそう言うとスオミはわざとらしく困った顔をした後に周囲を見渡す。

 

「おばあちゃん?何処に要るのでしょうか?」

「耳まで遠くなっちゃった?聴覚モジュール交換してもらえば?」

 

そう言い合い、睨み合いを始める二人。テンコもヒトヨも少しそわそわしている。でもあまり悪意が感じられないんだよな。

 

「はいはい、同時にパパっとやっちゃうから少しは仲良くしなよ?わざとらし過ぎる」

「「っ」」

 

俺は一度3MPをカウンターの空いてる部分に置き、スオミが置いたガンケースを開けた。そこに入っているkp-31を取り出して確認を始める。こっちも大切に使っては要るね。まぁこっちも持っていっちゃおう。

 

「じゃあ二人とも、仲良くまっててね?」

「「は、はいっ」」

 

俺はテンコを連れてメンテ室へと向かっていく。ヒトヨならあの二人と一緒にいても大丈夫だろ。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

店長がテンコを連れてメンテ室へ入ってドアが閉まったと同時に2つのホッとした吐息が聞こえた。私がそちらを見ると少し顔が青ざめているスオミとヴィーフリの姿が立っていた。

 

「少しやり過ぎましたね」

「あはは、そだね」

 

スオミの一言にヴィーフリは同意した後に、こちらを向いた。

 

「ごめんねヒトヨ。ちょっと熱くなっちゃったよ」

「斬新な遊びですね?」

 

さっきまでのピリピリしていた雰囲気は何処へ行ったのかヴィーフリとスオミは話始める。

 

「そう言えば、何で急に今日ここに?」

「あんた、人見知りでしょ?少し心配したのよ」

 

そうじゃなくても、戦闘時は目付き何時もより悪いんだからと続けるヴィーフリ。それに対してスオミは少し顔を赤くした。

 

「別にそこまでじゃないですよ!店長相手なら大丈夫です!!」

「別のお客さんがいたらどうするのよ?諦めるの?」

「っ!」

 

スオミが目に見えて固まりました。これは図星見たいですね。

 

「そう言えば、何で店長の前であんな事を?」

 

少し思ったことを聞いたら、彼女達は少し悩んでから話を始めた。

 

「ご存知かと思いますが、元々私はソ連製の銃を持った人形を見ると突っ掛かなきゃという衝動に駆られるんです」

 

確かにそうだったね。私が頷くのを確認したスオミは話を続ける。

 

「しかし、その後ある作戦にてヴィーフリと私は敵に包囲されてしまったことがあるんです」

「その時に色々とあってね....そこから言い合いはよくあるけど、仲良く?なったのよ」

 

スオミの後をヴィーフリが少し焦った様子で続ける。何か隠したいのかな?そう思って首をかしげるとニヤリと笑ったスオミが

 

「その時、そこにいる○ッチは被弾して殆ど動けなくなってたんですよ」

「それを言うな!後○ッチて言うなや、おばあちゃん」

 

相当恥ずかしなったのか顔を赤くして、スオミに言い返すヴィーフリ。成る程ねこういう関係もあるのか。私はそっと近くにあるコーヒーメーカーでコーヒーを3つ入れながら彼女達の言い合いを改めて聞く。

 

「成る程ですねぇ~」

 

これは仲良しですね♪っと最後に二人に伝えなきゃね。

 

「お二人さん」

「何ですか?」

 

二人が言い合いをそのまま遮る形で声を掛ける。すると同時にこちらを振り向いた。

 

「店長は怒ってませんよ。後でこの事を伝えれば機嫌良くなる筈ですよ♪」

「「っ!」」

 

あはっ、二人共仲良く顔を赤くしてますね~。そう思いつつ私はそのまま彼女達を見ながら店長を待つことにしました。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

よし、メンテが終わった。やっぱり流石戦術人形、そんなに悪くなってなかったな。そう思いつつ俺は席を立ち上がる。

 

「さて、じゃあ戻るか」

「店長。こちらも出来ました」

 

俺はテンコから渡されたマガジン受け取り、メンテ室を後にしようとしたら呼び止められた。

 

「何の為に?」

「あいつら、ある意味似た者同士だからかな」

 

 

俺はそう言って悩んでいるテンコを置いてメンテ室を後にした。

 

「お二人さん出来ましたよ」

 

そう言って店内に戻ると、雰囲気的にはほのぼのとしていた。ヴィーフリとスオミとヒトヨがコーヒーとクッキーを食べつつ談笑していた。

 

「っち!コーヒーの好みだけは、合うみたいですね」

「でも、コーヒーを1日に4回も5回も飲むなんて、どれだけよ?血液がコーヒーで出来てるんじゃないの?」

 

「そんなわけ無いでしょ?ウォッカの飲み過ぎで頭が行っちゃいましたか?」

「私はそんなに飲まないわよ、よく見てるでしょ?もう忘れたのおばあちゃん」

 

「ふふっ♪」

 

うん。これは談笑か?俺が立ち尽くしているとヒトヨがこちらに気が付いたのか、何時もの如く声をかけた。

 

「あっ、店長。お疲れ様です♪」

「おう。ほれ二人ともオーバーホールだけだぞ。特に変えた部品とかは無かったな」

 

俺はそう言って彼女達に銃を渡す。彼女達は手に取りその場で構えたりマガジンを差し込まずチャンバーを引いたりする。そして二人そろって目を見開いた。

 

「予想以上ね。お会計お願いするわ」

「はい、StGから聞いてましたがこれ程とは、早く撃ちたいですね」

「そう言ってくれると嬉しいね。お会計はそれぞれ4万かな」

 

 

そう言うと、彼女達はそれぞれクレジットカードを出してきたのでそれをレジに通す。スオミさんあなたはトリガーハッピーか何かかな?

 

「はい、ありがとうございます」

「お礼を言うのはこちらの方です。ありがとうございました」

「また、不調になったら来るわ」

 

そう言ってスオミとヴィーフリは出ていく。

 

「「またのお越しをお待ちしております」」

「じゃあ、帰ろうかな。おばあちゃん、肩を貸そうか?」

「ああ゛?野蛮な匂いが移るので以ての外ですよ。あとおばあちゃんじゃない」

 

うん。喧嘩するほど仲が良いとはこの事だね。俺はそう思いつつ彼女達を見送った。




所で、ドルフロは今日から大型イベントですね。
筆者の司令部は弱小なので今回追加される人形達を手に入れる事が出来なさそうです。

実はこのスオミとヴィーフリはスオミがソ連製の銃を見ると性格が変わる設定を知る前に筆者がこの二人を組ませていた事を元に生まれました。

キャラ崩壊待った無し.......うちのスオミとヴィーフリは口喧嘩するけど仲良い設定でこれからも参ります!

次回は、ちょっと変わった風なお話となります。

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!

UA5000突破記念ほのぼのアンケート。30話はどんな内容が良いですか?(期限5/19終日)

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