なので更新です←
今回は女性はあまり出て来ません(土下座)
ではまったりしていってね。
朝を起きると同時に溜息が出る。今日は休日だが、この頃誰かしらお目付け役がいる為になんか一人のんびりできないのだ。まぁそれのおかげで、体調が凄く良いので何も言えないよな。そんな事を思っていると、自身の通信端末からとある飛行隊の挿入歌の着信がした。俺は急いでそれを取る。
「もしもし」
「おう。起きれたか」
予想通りの渋い声。こいつに掛かってくるという事は、プライベートかぁ。俺は自分でも気が付く位、口角が上がった。
「どうした?またカラビーナさんと喧嘩したか?」
「んなわけねぇよ」
今日、飲むぞと彼は一言だけ伝えそのまま通信を切った。朝だからなのか、相方にバレそうになったのか。
「まぁ、後で分かるか」
俺はそう呟いて、急いで着替えた。ツナギではなく、戦闘服(真面目な恰好)でもなくラフな外出服である。そして、共用エリアに行く。まだ誰も出ていないようだ。
「丁度良かった」
食卓に置手紙を置いて、ガレージに向かいそのまま外に出る。
「さてと、じゃあ向かいますかね」
俺は街の方へと向かって足を向けた。
この街には、ニーアさんが経営するバー以外にもいくつかバーが存在する。その中でも最も厳ついマスターが経営する店へと俺は足を進めた。到着するとドアにはcloseと書かれている札が掛けられているがそれを無視して開ける。
「まだ、開店時間じゃねーぞ!...店長か」
「ども~マスター。おはようございます」
黒人でスキンヘッドのおっさんが大声で注意してくるが、俺の顔を見るとニヤッと笑い俺の挨拶に返事をした。
「おう、おはよう」
「どうも」
マスターはそのままカウンターの裏手に指を指す。そちらには個室が一個だけあるのだ。俺は頭を一回下げその個室に入る。
「いつもより速いな」
「まぁ、この頃体調が良いからね」
中に入ると、そこには飯を食べているアルヴィンが待っていた。因みにこの部屋は細長く出来ているので俺は彼の右隣に座る。さて俺も飯を食べたいな。
「マスター!」
「朝飯だろ?ほれっ」
マスターを呼ぶと彼は俺の目の前にプレートを置いた。中身はサンドイッチであった。
「ありがとう!」
「お前らしか居ねぇから、気にするな」
俺の感謝するとマスターは素っ気なく帰って行った。
「いただきます」
俺はとっとと飯を食べる。アルヴィンはまったりコーヒーを飲んでいた。
朝食を食べ終わるとアルヴィンは口を開いた。
「じゃあ、始めるか」
「まだ朝だよ?」
俺がそう突っ込むと彼は少し慌てた。
「酒じゃねぇよ。取り敢えず世間話だよ」
「あぁそっちか」
この前は朝から飲んだので今回もそうかと思ったが違ったようだ。世間話と言っても何かあるかな?
「そういや、通信急に切ったのはどうしたんだ?」
俺は聞こうと思っていた事を聞くと彼は頭を搔きながら
「いや、karにバレそうになってな」
「やっぱり」
予想通りだった。俺が頷いているとアルヴィンが今度は俺の番だといった感じで質問してきた。
「そっちの売り上げはどうよ?」
「右肩上がりだね。正直アイテムショップの域を超えそう」
俺が正直に答えると、彼は苦笑いをした。
「やっぱり、うちの依頼報酬か?」
「まぁね。でもそれのおかげで生活水準が上がったから満足だよ」
そいつは良かったとアルヴィンはにこやかに答えた。じゃあ次はこれだ。
「そっちはまだ男性職員居ないのか?」
「.....」
俺がそう聞くと彼は無言のまま机に突っ伏した。そして唸り始めた。
「そろそろ、後方幕僚を頼もうとして候補を探したんだが」
「たが?」
「全員女性だった」
oh.......それはまた。やっぱりメインが戦術人形だからなのか、女性が多い気がする。まぁここが前線じゃないからってのもあるのかもしれないな。
「まぁ気長に待つしかないな」
「だよなぁ~畜生っ!」
そう言って机を軽く叩くアルヴィン。俺はコーヒーを飲み切り、プレートを二つ持ってマスターの方へと向かった。
「マスター、ごちそうさまでした」
「おう。じゃあ次はつまみと飲み物だな」
マスターの言葉によろしくお願いしますと言って部屋に戻る。すると復帰した彼がこちらを見ていた。
「そっちは女性が増えてどうよ?」
「この前アルヴィンが言ってた意味が分かった気がする」
彼の質問にそう答えると、彼はテンションが上がった。
「だろぉ~?居づらくなるよな!」
「ん~?」
そうだろうか?そんなに気にならなかったな。俺は今朝丁度思っていたことを伝えると、信じられない物を見るよ目で見つめてきた。
「えぇ~お前それでも男か?」
「正真正銘の大和男児だぜ?今じゃ超が付くレア物だ」
俺がそう返すとそのまま彼は頭を悩ませてた。ブツブツと何かを呟いている。
「こいつの性格上、きっと彼女達はこいつの事...いや、野良だからそうなっていないのか?でも時間の問題な気も.....」
「お~い、大丈夫か?アルヴィン」
そこから暫く彼のブツブツタイムは続いた。それが終わった時彼は俺の肩を叩いてきた。
「刺されないようにな」
「はぁ...?誰にだよ?」
俺はそう答えた。偶にこいつは訳の分からない事を言ってくるな。
ーーーーーーーーーーーーーー
「店長って置き手紙していく事ってあるんですねぇ~」
昼御飯をヒトヨと食べていたら、ボソッと思い出したかのように呟く。
「まぁ、あの店長唯一の我が儘だからね」
「しかし、何処に行ってるんでしょーかね?私、今日の予定が無くなって暇ですよぉ」
そう言いつつも食べるスピードは変わらないんだね。まぁ私もだけどさ。
「まぁ、戦車も車も無くなって無かったから街の何処かだとは思うよ」
私がそう言うと、ヒトヨは驚いた顔でこちらを見た。
「えっ、リズさんも知らないんですか?」
「うん。まぁ悪い顔では帰ってこないから、放置してる」
そう言った所で昼御飯を食べ終えた。じゃあ戻らないとね。
「御馳走様、美味しかったよ。夕飯もよろしく」
「はーい」
そう言って私は共用エリアを後にした。
ーーーーーーーーーーーーーー
昼飯もマスターに頼んで食べ、それからまた世間話を続けていると、店内の方が賑やかになってきた。
「じゃあ、そろそろ。やるか!」
「はぁアルヴィンあんまり飲まないでくれよ?あんた弱いんだからさ」
俺は一応そう言って釘を刺しておくが、まぁ聞かないだろうな。じゃあ頼むか!
「マスター!何時もの!」
「あいよ。ほれ持ってけ」
そう言って渡してきたのは、ウイスキーのボトル一本と日本酒の一升瓶が2つ。俺はウイスキーの方をアルヴィンに渡した。
「「乾杯」」
「ああ゛~生き返るぅ」
「ですなぁ~」
初めの一口、というか一気しやがったこの男。だから酔いが回るんだって。そう思いつつ俺もお猪口なので一気に煽る。喉にアルコールが通る感覚あぁ久々だな。
「まだ、カラビーナさんとは飲めてないの?」
「まぁ....な」
俺の質問にそう答えるアルヴィン。相変わらず指揮以外はチキンだな。っとこれはある意味俺もか。
「....にしても、店長は酒強いよな」
「そうかな?日本人って弱いらしいけど?」
まぁ、アルヴィンには勝ち越しているけどねと続けると、彼はうるせぇっと言った。そこからはまぁ、普段の人形達の好意が云々等々を聞きながら時間が過ぎていった。
「だからぁ~俺なんかがぁ....zzz」
「あちゃー、今日は疲れてたのか....ん?」
アルヴィンが潰れた。まだまだ飲みたりないなと思って一升瓶を見ると両方とも空になっていた。
「....さてと、マスター!」
「おう。もう来てるぜ」
マスターに声を掛けるともう来ている様であった。俺はもう一度部屋に戻りアルヴィンを無理やり立たせて部屋を出た。
「店長こんばわ」
「こんばんわ、カラビーナさん。はいこれ」
そこには予想通り私服姿のカラビーナさんが待っていた。俺は苦笑いしつつ彼女に彼を渡す。
「まったく、相変わらず私とは飲みたがらないと言うのに....」
「あはは....」
まぁ、コイツ酔うとネガティブになるからそれがバレたくないんだろうな。そう思いつつ俺はマスターにクレジットを渡す。
「ふっ、『また』奢りか?」
「まぁ...ね。じゃあまた」
俺は彼の看病を始めたカラビーナさんにバレない様にお会計を済ませ店を後にした。
「うぅ、まだ夜中は寒いか」
外に出ると、酒で体が火照っていたとしても冷え込んでいた。俺はジャケットを深く被り、帰宅する為に歩みをはじめた。
「うん。今回も酔いつぶれてないね」by???
はい、人形達の上に立っている二人の童貞君の集会でした←
次回は、またほのぼのにいく予定です。
感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。
では、また次回お会いしましょう!
UA5000突破記念ほのぼのアンケート。30話はどんな内容が良いですか?(期限5/19終日)
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