ちょいとグロ要素が入ってくるかも....?ご注意ください。
今回は店長がメインですので、人形の皆様の出番は少ないです。
では、ゆっくりしていってね!
俺は装甲車を凄いスピードを出して帰路を爆走している。それと同時に詳しい内容をテンコから詳しい内容を聞いた。
《リズが一人の時に大男が三人組で、襲われました》
「成程、人種は?」
《分かりませんが、日本人系ではないです》
そうか、なら特定は出来ないな。何はともあれ、急がないとな。
俺はテンコの報告をそこまでにして、ある所に電話をかける。暫くするとほのぼのとした女性の声が聞こえてきた。
《若?どうかしたの?》
「椎名。少し手伝ってくれませんか?」
俺の声音である程度分かったようで、店で待ってくれている様だ。あとは、クーにあれを頼むか
「クー店に付いたら、アルヴィンに救援を頼む」
「えっ?分かりましたが、何で?」
少し困惑しているクーに向かって、俺は続ける。
「対人形兵器を持った連中がこの街の中に居る。救援を求むってな。それだけ伝えてくれりゃ向こうが勝手に動いてくれる」
「....分かりました」
少し思うところがあるが了承してくれた様だ。そんな事を話しつつ車を走らせていると、店に着いた。
「ただいま」
「ただいま帰りました」
俺とクーが店内に入るとそのままそこには椎名とリズ以外の面々が戦闘準備をした状態で待機していた。
「椎名、それは二度と着ないんじゃ無かったのか?」
「そうですね。貴方からのお願いじゃあ着ない訳にはいかないわよ」
椎名はそう言って、右手に持っていたガンケースを俺に投げ渡してきた。それをカウンターに置き開けるとそこには、バラバラになっている部品が置いてあった。
「椎名これは...!」
「必要でしょ?」
彼女は不敵に笑いそう言ってきた。確かに必要ではあるけど何でここに存在しているんだ!?
「資金の足しにしろって言ったじゃないか?」
「えぇ、ですのでそれは『余り』ですよ」
なのでお返ししますと椎名は言った。
「ふ~ん?、見た感じ渡した時のままなんだが?」
「そうでしたか?」
あぁ、畜生。これがあったら、俺ら二人で事足りるな。でもウェル達を説得する時間が足りないよな。俺は椎名の方に視線を送った。すると彼女はまるでしょうがないなと言った感じに肩をすくめた。
「...じゃあ、行こうか」
「店長?行くとは?」
ウェルは、ガレージに向かって歩いて行く俺を呼び止める。何って決まってんだろ?
「リズを助けに行くぞ。行きたい奴はガレージについて来い。クーは先に閉店作業を頼む」
「あっ、はい!」
「て、店長!?」
俺は皆を置き去りにして、ガレージに向かう。
ーーーーーーーーーーーーーー
ーリズを助けに行くぞ。行きたい奴はガレージについて来いー
店長がいつもより真面目に言ったその言葉はとても重かった。私が動けるようになったのは彼が店内からいなくなってからであった。テンコも同じ感じだった。クーは閉店作業しに行っている。ヒトヨは成程ですねぇ~と何時もと一緒であった。まさか知らないのは私とテンコだけ?
「ふふっ、彼のあの感じは初めてね?」
私達二人の反応を見て、笑いながらそう言ってきたのは、この街の医者であるシオであった。彼女は少し悩んだ後に、ヒトヨの方を向いた。
「ヒトヨはある程度わかっていた。この前の私と彼の話を聞いてたから、ある程度予測がついたのね」
「そうですねぇ、でも驚いてますよ。あの店長がって」
ヒトヨは少し驚いた感じに返していました。この前?あの風邪を引いた時でしょうか?
疑問が疑問を読んでいるので、聞いてみることにしました。今ならある程度教えてくれそうですので。
「シオ、貴女は一体....」
「そうね、多分これが終わったら店長から詳しく説明するとは思うから簡単に言うとね」
彼、ああ見えて元兵士よと続ける。その言葉を聞いたときヒトヨ以外の面々は目を見開きました。
「兵士だったら、銃火器の扱いは出来る筈ですよ?」
「だよねぇ~。私みたいに訓練を受けた人ならそうだろうね」
テンコの言葉に私とクーは頷くがシオは苦笑いを彼女自身の武器だろう89式を撫でながら答えた。訓練を受けてない?
「まぁ、そこはリズを助けてからかかしらね。私はそろそろガレージに行きたいんだけど...」
「なら、私に着いてきて下さい」
ヒトヨがシオを案内して行く。残されたのは私とテンコそして着々と何かを準備をしているクーの三人であった。
「クー、一体何を?」
「...はい、はい!よろしくお願いしますね!...さぁ、テンコさん、ウェルさん!助けにいきますよ!」
彼女はそう言うと、私達を引っ張ってガレージに向かおうとする。って力強いですね!?
「ー店長に質問攻めするのは、後にしましょうよ」
「「っ!?」」
そう言ったクーは何時もの元気な声音ではなく鋭く冷たかった。クーもどうやら先程のシオの言葉を聞いていた様だ。
「確かに必要な事をどんな過去があったか知りませんが、教えてくれなかったのは裏切られたとも思いますよ」
でもとクーは続ける。
「今店長はリズさんを全力で助けようとしているのは事実です。ならどちらを優先するか、決まってますよね?」
「ですね。とっとと店長を質問攻めしましょう」
テンコはそう返した。確かにそれの方が早そうですね。私も頷くと彼女はニコッと笑った。
「では、行きましょう!」
ーーーーーーーーーーーーーー
俺は、ガレージの戦車の中に入って、先ずは椎名から返してもらった部品類を組み立て設置し、その後色々と機器を弄りながら、敵の所在地を探していた。そんなことをしていると、上からキャノピーをコンコンと鳴らす音が聞こえた。俺はキャノピーを開けるとそこには椎名本人が居た。
「どう?場所は掴めそう?」
「おう。もう粗方掴んだ。これから動きたいんだが...な?」
俺が動くのは今回は出来ない。戦車で人質の救出なんざ出来ないからだ。
「椎名。ちょっとそのバイクでG-38-5の方を爆走してくれないか?ヒトヨは椎名の護衛を頼む」
「分かりました!」
ヒトヨはそう言って、ダミーも連れていった。しかし椎名の方から返事が無かったので、そちらを見ると彼女はバイクを見て悩んでした。
「若。これ最悪壊しても良いのよね?」
「出来れば壊さんで、まぁ命大事にだ!」
そう言うと、彼女はニコッと笑った。その笑顔は普段の医者の顔では無かった。
「仕方がないね。『後輩』にどうやって彼と戦うか教えてあげるわね」
椎名はそうテンションを上げると、バイクを吹かしてそのままガレージを後にした。俺は直ぐに車内に戻り探りを始める。
「全周波数体の電波を検索」
正規軍等の周波数帯には問題なし、グリフィンの通信帯にも異常は無いな....ん?この周波数帯が何で確認出来るんだ?
「....見つけたぞ」
《おっいい所に、野良の戦術人形だぜ?》
《じゃあ、このジャミングツールで攻撃関係の...》
俺が聞いていたのはそこまでであった。直ぐに、ヒトヨに通信をする。
「ヒトヨ!椎名を連れて、直ぐに防衛体制を取れ!そこからは、椎名の指示を聞け!」
《っ!?了解!!》
「クー!対電波装備をして来い!」
《りょ、了解しました!》
やっぱり、戦術人形対策のジャマーを持ってやがったか!!俺は直ぐに戦車を起動させる。通常起動じゃ間に合わないか!?
「.....どうせ隠さないと決めましたからね。行きますよ『10式』」
あのクソ野郎共にこれ以上好き勝手やらせる訳にはいかない。私はAIを起動する。戦車をガレージから出して、直ぐに敵の上空の方に向ける。それと同時に今回付けていた小型のヘッドマウントディスプレイが起動する。
ーシステム緊急起動ー
ーモード選択....戦闘ー
ーおはようございます、車長。ご武運をー
「ええ。では、行きますよ。EMP弾装填!fire!!」
上空で爆発する。それと同時にここ一体の電子機器が起動停止する。効果時間は約数分。丁度いい所に、対電波装備をしてきたウェル達が何事かと言った感じに、ガレージから出てきた。
「さぁ、皆様?楽しいpartyの時間ですよ?」
「指揮官。命令を」
そう言ってきたのは、ウェルであった。私は指揮官にはなれないのだけれど、まぁ今回は良いですか。
「テンコとクーは、ヒトヨの対電波装備を持ってヒトヨ達の方へ、ウェルと私は本拠地に向かいます」
「「「了解!!」」」
ウェルに全力でそのまま対象の場所に向かってもらう。俺は少し違う方に向かっていた。理由は俺を狙う人間の部隊がいると、傍受した通信から聞こえたからである。
《よしっ、相手は気が付いて無いぞ!!歓迎してやれ!》
《たかが戦車如き、これで終わりだ!》
その言葉と同時に飛んでくるのは、無数の対戦車ミサイル。まぁ食らったら一溜りもないね。
「でも、そもそも来る物が分かっていたらどうかな?」
本当にこの頃のこういった輩は馬鹿ね。そもそも、私相手でこんなに無防備に進んでいるのだか警戒しないと♪
「あっ、そもそも私って有名人じゃ無いか」
そう思いつつ、私は特殊弾であるフレア弾を撃った。それによって、辺りに落っこち爆発するミサイル達、結構ゆれるな。
「まぁ、今の奴のおかげで、居場所は分かったら、反撃ね」
私は、HESHを撃たれた方の建物の下に数発ずつ撃つ。砲身が若干オーバーヒートするぐらいの速度だ。その建物は崩れ落ちた。
《グギャァ!?あ、足がぁ!》
悲鳴はさておき、リーターは何処かな?まぁ逆探知出来てますから場所は丸分かりである。先回りした。
《なぁっ!?》
「じゃあ、バイバイ」
俺は通常弾を彼らの胴体に打ち込んだ。それと同時にはじけ飛ぶ彼らの体。私は何も思わず次の目的地へと、戦車を走らせた。
「ウェルの動きは、うん上手く入れているみたい....っ!?」
ヤバいな、ジャミングか!?ここまで強力だと不味いっ!!椎名の方は殲滅が終わったみたいだな。
「椎名!本拠地は任せた!ヒトヨ達は周辺の敵の排除を頼む!」
《はぁ、若は相変わらずね!了解!》
俺も本拠地へと向かう。
ー警告、制限時間。
何か聞こえた気がしたが、それよりもあの二人だよ!俺は敵の周波数の逆探知を始めた。その結果を、椎名に伝えつつ俺は向かう。
《若!そこから砲撃出来る!?》
「出来ますよ!」
正面玄関で騒ぎを起こせば、椎名が侵入できる!私はそこに向かってHE弾を数発ぶち込んだ。すると先程より酷い声が聞こえてくるが、そんな事より、奴らの本体の奴らは何処だ!?そう言って全てのチャンネルと聞いていくと一つ聞き覚えのある声が聞こえてきた
《....て!》
「っ!?」
それと同時に何かを破く音が聞こえる。コイツラナニヲヤッテヤルノ?
プツン
その瞬間私の中で切れてはいけない何かが音を立てて崩れ落ちた。
「椎名。往クヨ」
《っ!?若!?ちょっと!?》
私は椎名の静止の言葉を無視して10式に伝える。
「モード変更、destroyer」
[ok master. mode change destroyer]
それと同時に左下に表示された。
ー射撃安全距離制限解除ー
ー機動力安全装置解除ー
ー貴殿の幸運を祈るー
「始めましょう?」
[ok! Let's party!]
私は隣の建物を瓦礫の山にした。そして一度バックして目標位置を確認した。そして何かを始めようとしたクソ野郎の通信帯に通話した。
「私の仲間を返してもらいますね?」
《!?何処だ!?》
そう反応した物は無視して、俺は全速力で本拠地へと突っ込んだ。目的地の目の前にどうにか止まるそれと同時に空包を彼の上半身に撃った。
《戦車で何が出来ぃ!?グボハァ!?》
「空砲は至近距離で撃てば人殺すぐらい簡単ですよ。ってもう聞こえてませんよね?」
空包は確かに演習弾ではあるが、そもそも人に撃つ物ではない。そんな物を人にしかもほぼ至近距離で撃ったら、普通の演習弾なら死に至る。まぁそこら辺は魔改造してあるから吹き飛ばされる程度だろう。リズから離れたので、吹っ飛んだ男の前に戦車を走らせる。彼はピストルを撃つが、そんな物戦車には効かないよ?
「ねぇ、クソ野郎。勝負としましょうか?この戦車の体重を貴方が耐えれるか?」
そう言うと、何か叫んでいるが、もうどうやら通信機が壊れている様だ。どんどん近付いて行くと、違う方向から銃声が聞こえて、彼の頭に当たった。血しぶきは出ていない。
《車長、ストップです。目標は確保。それを殺す必要性無いわ》
だから、いい加減に帰ってきなさいと言葉が私の鼓膜を揺らすが、今ここでやっとかないとまた起きる可能性が
《店長。もう十分だよ。まだ服破られただけだから》
「......リズ?」
その言葉を聞いたと同時に、周りが良く見えるようになってきた。それと同時に様々な声が聞こえてきた。
《指揮官。こちらは終わりました。聞こえているか分かりませんが》
「ウェル?あ、あぁ...」
《おい、店長。戻ったか!?敵のリーダー格やっちまってないだろうな!?》
「アルヴィン?まだやってないよ」
じゃあ、武装解除をした状態で捕まえておけと言われた。俺はそこまで聞いて漸く頭が動き始めた。
「椎名、戦車の後ろにあるロープできつく捕まえろ!」
《もうやっているわ。って結構重症ね》
そう言って、応急処置もする。まぁ直当たりしてないから死んではいなかったようだ。
「また、やっちまったか」
《指揮官....いえ、もう店長ですかね?落ち着きましたか?》
その声がウェルであった、あれ?彼女の仕事は確か...と思い後ろを見るとそこにはこちらの戦車に向かって、手を振っているウェルとリズの姿があった。
《後で、説明よろしくね?》
《言い逃れはさせませんよ?》
「説明するさ。テンコ、こちらに警戒しつつ合流してくれ」
そう言って笑う彼女達の目は笑って居なかった。よし、椎名にも手伝ってもらおうかな?俺はそう思いつつそのまま10式に伝える。
「mode release」
[OK master. mode normal.]
さてと、これで後はアルヴィンの合流を待つとしますかね。俺はそう思い、肩の力を抜いた。
なんか店長が切れてしまった←まぁ大切に思っているから仕方がないかな?
突っ込みどころが多いと思いますが、どうか生暖かい目で見て下さい!
次回は説明回になります。ほのぼのにするつもりです。
誤字脱字の方ありましたらご一報お願いいたします。
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では、また次回お会いしましょう!
p.s
次回から更新スピードが更に遅くなりますが、よろしくお願いいたします!