何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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では、いい加減に店長の過去がリズ達に明らかに....!!

これからどうなって行くのでしょうか?

ではまったりしていってね!




第三十二話:店長の過去

あれから、事後処理に二日かかった。と言っても、アルヴィンと椎名の二名が主体となってやってくれたそうだ。だがまぁやり過ぎたせいで、街の人々には俺が戦車に戦術人形を従えている事が完全にバレてしまった。なので店の来店人数が減る事も考えていたのだが、これが何故が増えた。理由を聞いてみたら以下の通りだ。

 

「あぁ?だから何だ?正直お前さんの雰囲気的に自身が人形だと言われても別に驚かなかったぞ?」byお隣のおっさん

 

「別にそんな一面があっても気にしないわよ」by良く電子機器を壊すおばあちゃん

 

正直安心した。まぁこの街自体が野良の戦術人形が多い街だから、ある意味慣れているんだろうな。あぁそうだ因みにリズ達に自身の過去を話す事なんだが、少し待ってもらっている。理由はいくつかあり、一つは説明しやすいようにまとめる事で後は

 

「変えますね」

「イデッ⁉」

 

えー先の戦闘で、無茶な機動をした為にその負荷が自身の身体に直接来まして、今絶賛全身打撲に数か所骨にひびが入ってます。キチンと処置はしてあるので治りはするのだけどすごく痛い。

今は痣が酷い箇所の湿布をウェルに変えてもらっているのだが、正直張るときに触れられて凄く痛い。

 

「はぁ..そこまで無茶をするなんて、馬鹿ですか?」

「いっ!?その言葉は耳にタコが出来る位聞いたよ。でも後悔はしていない」

 

俺のこの程度の負傷でリズが救えたなら良いよ。そう続けるとウェルは溜息を吐いた。

 

「これが店長の隠していた一面の一つですか....」

「ん?今までも出してたぞ?」

 

そこまで、昔はサバサバしてたか?そんな事を思っていると、ウェルは頷いた。

 

「えぇ、昔は自身の身の安全はキチンと考えてましたから」

「アハハ、ソウダッケ?」

 

俺は左腕で頭を掻く。すると俺の部屋のドアが突然開いた。そこから入ってきたのはリズと椎名だった。

 

「あれ?検診か?」

 

質問をすると椎名はニコッと笑った。その目は笑っていない。えっなんか不味い事やったか?

 

「若、いい加減に逃げるのはダメですよ?傷ももう話す程度なら大丈夫だと言ったはずですよ」

「.....」

 

約束したのに、それを曖昧にしているチキンがいるみたいですよ~、俺だよちくせう。

 

「じゃあ、皆をリビングに」

「そうね、じゃあ若は私が連れていくから、ウェルとリズは先に行って準備をよろしくね」

 

椎名の頼み事に若干悩んだようだが、頷きそのまま部屋を後にするウェルとリズを見送った。ドアが完全にしまると同時に椎名が近付いてきた。

 

「さてと、どうやって話す気かしら?」

「まぁ、何時もの通りかな?」

 

 

そう言うと、椎名はそうねと言って俺を支えてくれた。さて、向かうか。俺はそう思いリビングに向かって歩き出した。

 

 

「じゃあ、ここに座って」

「あいあい。うおぉ」

 

リビングが一望できる場所に置かれた椅子に誘導されたので座ると、店員の皆様がこちらをジトっと見てきた。

 

「んんっ。じゃあ始めようか。椎名資料を皆に見せて」

「分かったわ。じゃあ皆さんこちらが若の本来のプロフィールですよ」

 

レア物ですよ、と椎名は続ける。近くの壁に自分のプロファイルが表示された。

 

 

ー店長のプロフィールー

 

氏名:片倉 将雅(かたくら ゆうが)

経歴;日本少年兵団 第一工兵部隊所属 メンテナンス員→操縦士→車長→部隊長

   ○○○○所属:メンテナンス員

   アイテムショップアクロス店長

 

身長:180cm

体重:75kg

年齢:25歳(推定)

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

これを見て全員は目を見開いていた。まぁ、ある程度バレていると思っていたけどそこまでじゃなかったのかな?

そう思っていると、リズが口を開いた。

 

「店長。色々聞きたいけど、先ずは部隊長だったんだ?」

「まぁ、何でおれが部隊長に抜擢されたのかは、分からないけどな」

 

リズの質問にそう答えると、次はウェルが質問してきた。

 

「という事は、指揮が出来るのでは?」

「まぁ...出来なくは無い」

 

そう来るよね。俺はチラッと椎名を見た。それだけで椎名は溜息を吐いた後話始めた。

 

「指揮は確かに上手いのだけど、酷い欠点があるのよ」

「酷い欠点....?」

 

椎名の言葉にウェルは首を傾げる。

 

「若は、攻勢目的の作戦指揮はド下手なのよ」

「「「「「はいっ?」」」」」

 

被った言葉を聞いて椎名は俺に確認してきた。

 

「そうよね?」

「うん。俺は元々守りが得意だからね。攻勢目的である程度出来るのは、この前みたいな救出作戦くらいだよ」

 

俺が詳しく言うと、ヒトヨがニヤッと笑いつつ聞いてきた。

 

「では店長は、防衛作戦と撤退作戦に関しては得意なのですか?」

「そうねぇ、普通に得意よ」

「...撤退作戦の方が得意かな?まぁそれに関しては、旧日本領での作戦の殆どがそれだったっていうのもあるな」

 

あぁ、あの時の記憶は今でも思い出すと震えが止まらないな。すると俺の肩に誰かが手を乗っけた。

 

「...椎名」

「彼が今まで指揮してこなかったのは、その頃一度だけほぼ壊滅した事があったからよ」

 

そう言った彼女の顔は後悔の色がはっきりと出ていた。まぁあの時の生き残りは俺達だけだったからな。

 

「じゃあ、出来る様になったのは、それをある程度乗り越えたから?」

「そうかな。まだ震えは出るけど、思考に問題は出なくなったね」

 

リズの質問に頷き答える。しかし、ウェルは何かを思い出したのかこちらを見た。

にしてもここまで結構かかったな。やっぱりトラウマってのは付いて回ってくるなぁ。

 

「それだけでは無いですよね?」

 

これだけの情報で気付いてくるか。俺は内心凄いなと思った。ウェルはそのまま続ける。

 

「貴方の指揮は、そもそも人間向けのでは無かったのでは無いですか?」

「....その通りだけど、何処情報だよ?」

 

俺の質問に彼女は少し考える後にこう答えた。

 

「そうですね、とある場所で貴方の情報を知っている方に会っただけですよ」

「そいつ、俺の事『若鬼』とか言ってなかったか?」

 

ウェルは頷いた。

 

「そうか、あいついつか会ったら〆る」

「若...まぁ自業自得ですね」

 

他に何か話してないかな?こんなもんな気がする。そう思い彼女達を今一度見ると、何かを考えている様子だった。

 

「こんな物だな。俺が隠していた事は、こんな物なんだけど。何か質問はあるか?」

 

俺が声掛けをしてみると、テンコが口を開いた。

 

「貴方は、これから如何するつもりですか?」

「?このまま、店を続けるつもりだよ」

 

そう答えると皆して顔を見合わせた。何だ?するとリズが俺を見てきた。

 

「じゃあ、別に今まで通りじゃん。悩んだだけ損だったね」

「へっ?」

 

俺の口から出てきたのはそんな言葉にもならない物であった。

 

「ですね。今までと何も特に変わりませんね」

「ですが無茶することが分かったので、今まで以上に見守らなければ」

 

テンコの言葉にウェルはそう返した。するとその会話を聞いていたヒトヨが何時ものテンションで割って入っていく。

 

「そうでねぇ~でも、いざという時に指揮してくれる方が居るのはありがたいですねぇ~?」

「んん?そんなもんか...?」

 

何かこれで俺は指揮官っぽく皆に思われると思っていたのである意味覚悟していたのだけど、そんな事も起こらずそのまま彼女達はこれからの守りについて話始めていた。

 

「ふふっ、相変わらずなのね」

「?なんだよ?椎名」

 

何かに気が付いた椎名にそう聞くと、彼女は少し悩んだ後に秘密と言ってきた。

 

「若。これからもほのぼの出来そうじゃない」

「そうかね?」

 

すると、椎名はそのまま出口の方に歩みを進めていく。リズ達もそれに気が付き椎名の方を見る。すると彼女は少しだけ振り向き

 

「じゃあ、店長に最後に一言だけ。守り抜きなさいよ?こんないい娘達そうそう居ないわ」

「おう」

 

その言葉を聞いて安心したのか、彼女はこれからも仲良くねと言ってこの場所を後にした。

 

「じゃあ、これからもよろしく」

 

俺は頬を掻きながら、そう言うと皆よろしくと返してくれた。




何かこれじゃない感があるゾ←

伝えきれなかったかもしれませんが、特に問題ないはずなのでこのまま行きます。(基本ほのぼのなので)

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!
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