今回もサマシュ様の「傭兵日記」とのコラボとなります!
ほのぼのデスゾ!
では、まったりしていってね!
ニーアが店員になってからとは言うものの、偶然ではあれど俺は店番をするより、外から来た依頼をこなしていた。依頼といっても、なぜか街の方のエアコンの修理なのだが。
「ああ゛~熱いぃ」
よしっ、これで整備終了っと....俺は直ぐに依頼主に終了報告をする。
「終わりました!確認お願いします!」
「おぉ!付いたぞ!ありがとうな!」
中から出てきたのは、街で商売をしているおっさんである。彼は封筒を渡してきた。
「これ、料金な。少し多めにしといたから何かそれで涼んでくれな!」
「ありがとうございます。では私は次があるので」
そう彼に告げて俺は次の場所にバイクを走らせる。因みに乗り方をヒトヨとウェルに教えて貰ったので、もうあの爆走に怯えないで済む。
「えーと、依頼は次でラストかな?」
そう一人で呟きながらタブレットをチラッと確認していると通信が入った。
《店長。ながら運転は御法度ではなかったかしら?》
「うぇ!?ニーア?」
リズじゃなくて、ニーアが通信してくるなんて珍しい。というか、何故気が付いた?俺は徐行させていたバイクを一旦日陰で停める。
《はぁ、鎌をかけて正解だったみたいね?》
「んんっ!で、何か用?タブレットの方には追加の仕事は無さそうだけど?」
無理やり話題を変えて話しかけると、ニーアは溜め息を吐いた後
《仕事が終わった後道草食べずに帰ってきてくれるかしら?》
「分かった。じゃあ急いで帰るよ」
それから、面倒事の予感を感じつつエアコンの整備をとっとと終わらせて、帰宅するとニーアとクーが出迎えてくれた。
「あっ!店長、お帰りなさいっ!」
「店長。思ったより速かったわね」
「ただいま。そりゃ、少し急いだからね」
二人に返事をしつつ、本題にはいる。
「で?その面倒事とは?」
「これなんだけどね」
そう言って彼女が渡してきたのは、一つの封筒であった。差出人を見ると、そこにはマーカス社長の名前が書かれていた。
「何で?」
そんなに秘匿情報でも書かれているのか?なんて変な想像をしつつ封筒を開くとA4サイズの紙が一枚出てきた。
「ー息抜きに付き合ってくれ?」
何だこれ?これ一言しか書かれてないし。これどうやって返事すりゃええんだ?俺が首を傾げていると覗き込んでいたクーが
「もしかして、こちらに来るのでしょうか?」
「それならいいけど、あの人にそんな暇あんのかな?」
「えっ、ジョン・マーカス!?まさか....!」
あの人社長さんだろ?かなり忙しいだろ?
「ですよね?私達とは比べ物にならない位大きな組織の長ですものね」
「一応、『武器庫』に電話入れれば良いのかな?」
「『武器庫』?!間違いないッ!?ちょ、ちょっと!!」
クーと話していると、かなり顔色を変えたニーアが俺の両肩を掴んできた。
「ニーアも流石に知ってるか?」
「いやっ知ってるも何も、坊やは何でそんなに冷静なのよっ」
ん?あぁ~そう言えばこの前『武器庫』の方々と会った時にはまだニーア居なかったか。俺は何やら色々戸惑っている彼女に今までの事を話した。すると、彼女は頭を抱え始めた。
「....坊やがただの小さなお店の店長じゃないのは、知ってたけど、まさかあの人と知り合いとわね」
「知り合いって言っても、正直あの後は特に何もやり取りしている訳じゃないけどね」
ニーアの呟きに、俺はそう答える。するとメンテ室から丁度出てきたテンコがこちらを見て
「店長。あれ以降『武器庫』ガンスミスの人達と良く意見交換していませんでしたか?」
「あぁ~まぁね」
でも、それはそれだろ?そう続けるとテンコは、まぁそうですねと言って、そのままプライベートエリアに入っていった。じゃあ、『武器庫』に連絡とるかと、俺はそのまま電話を取った時店の入り口が開いた。俺は一旦受話器を置き、振り返りながら挨拶をする。
「「「いらっしゃいませ....!?」」」
「久方ぶりだな。店長」
そこには、ジョン・マーカス社長その人がこの前とは違い、コンバットスーツ姿で立っていた。丁度良かった。と思いつつも先ずは何をしに来たのか聞かないとな。
「ご用件は何でしょうか?マーカス社長」
「おや?封筒は届いていないか?」
封筒という事は、これの事か?俺は先程開けたばかりの紙を見せながら確認することにした。
「封筒とはこれですか?」
「そうだ。それだな」
「これは一体どういった意味ですか?」
俺の質問に彼はそのままの意味だと言ってきた。えぇ?
「『息抜き』と言っても、どちらかと言うと仕事の方面が強いな」
そう言いつつ、彼は背中に背負っていたバックパックから何かを出した。それは資料集の物だった。それを二部こちらに渡してきた。
「依頼ですか?」
「そうだな。だがどちらかと言うと、この付近の祭りがあるだろう?その資料なのだ」
祭り?あぁ~確かにここから二つくらい更に僻地に確かに荒くれものだらけの地域があって、そこで祭りが開かれているのは知っているのだが?破壊でもするのか?そう思っていると、彼はふふっと笑った後
「何やら、難しい顔をしているが別に破壊しに行くのでは無くてな?この祭りに一緒に行かないか?」
....は?
何を言っているのか?この筋肉は?俺みたいなモヤシが言ったら荒くれものに有り金全部取られるにきまってるだろ!?俺がそう思っていると、彼はクー達の質問に答えていた。
「その、祭りではそちらの護衛はあるのですか?」
「いや、無いな。丁度全員依頼中でな」
「何で、店長なのかしら?」
「実は色々と誘いはしたんだが、皆忙しくてな」
ふむふむ、そりゃそうだろ?あそこの祭りは基本、賭けだったはず。そんな事を思っていると彼がこちらに顔を向けてきた。
「戦闘シミュレーター競技の競技者が2名余っていた様でな。どうだ?共にやらないか?」
「報酬金は半々なら行きましょう」
「「店長!?」」
マーカス社長がやると何か一回で殿堂入りしそうだな。そんな事を思いつつ俺はそう答えた。何かクー達が五月蠅いが気にしない気にしない。
「護衛はこちらで出しましょう」
「それは有難いな。では、当日の待ち合わせ場所はこの地点で頼む」
マーカス社長は、嬉しそうに一つ待ち合わせ場所の書かれた紙を渡して店を後にした。じゃあ、俺は店員の説得かな?そう思いつつ振り返るとそこには、顔は笑っているが目が笑って居ないクーとニーアが居た。
「「店長?」」
「良いじゃん!?別に楽しそうだしあそこの祭りに集まる奴ら程度なら、ウェルとはテンコに勝てる奴居ないだろうしっ!」
この後、どうにか説得は出来たのものの、ある条件が出されてしまった。
はい、随分とお久しぶりです。私は生きてますよっ!
書く暇が無かったので、投稿出来ませんでした。申し訳ございませんっ
次回は今回の続きとなります(一話に収めると長くなりそうだったので)
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ではまた次回お会いしましょう!