何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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今回は比較的早く書き上げれた...?

新たにキャラが出ますっ!
そして、若干短いです。

では、まったりして行ってね!

誤字修正しました。


第四十三話:通りすがり

ウェルが紅茶不足状態になってから早3日。俺とリズ、それにテンコ以外は知らないウェルを、ヒトヨ達は特に何も気にせず普段通りに接してくれていた。俺とリズは今日も今日とて店番である。今日はそれに加えてニーアも店番である。何気にこの三人で店番するのは初めてだな。

 

「リズとニーアが居ると、俺の仕事ほぼなくね?」

「そうねぇ」

 

俺の呟きに肯定したニーアは売れた商品を並べている。今日は防雨グッズが売れに売れていた。在庫はまだ少しあるけどそろそろ売り切れの商品が出始めてくるな。そんなことを思っていると、レジの処理が終わったリズが会話に加わった。

 

「まぁ、良いんじゃない?別に仕事をサボっている訳じゃないし」

「そうだけど、何時もに比べて圧倒的に暇なんだよなぁ」

 

俺はそう言って、タブレット端末をカウンターに置く。俺が今日やっている仕事は、困っているお客様の話を伺ったりすることと、タブレット端末を使って質屋とのやり取りをしている位なものだ。

 

「これにウェルが店番に入ったら、店長の仕事無くなるわね」

「うっ」

 

確かにそうなのだ。普段はウェルに任せているからね。因みに明朝には紅茶の茶葉が着く。ウェルもこれで店番に出ても大丈夫になる。結局休まず、在庫の確認等の仕事はやっているからね、彼女。

 

 

団欒とまではいかないが、三人で話をしていると外にバイクの止まる音がした。暫くした後にドアが開く。

 

「「「いらっしゃいませ」」」

「ここで、武器の整備が出来ると聞いたのだけれど....あっ」

 

入ってきたのは、結構前に隣町で出張所したときに来てくれた茶髪に赤のメッシュが入った女性だった。しかし彼女はどうやらニーアの方を向いて目を見開いていた。対してニーアは何時もの通りの凛々しい顔...

 

「ニーアと知り合い?」

「そうねぇ~、私が店を辞めるときに来るか聞いた娘よ」

 

あぁ、そう言えばそんな事言っていたな。そんな事を思っていると彼女はそのままニーアの方に近付いて

 

「ニーア...」

「ねっ?直ぐ見つかるでしょ?イワナ」

「素直に直ぐにこれば良かったわ」

 

ニーアの言葉に溜息を一つ吐く彼女..イワナさん。何の話をしているのかが見えないのだが?あとこの人は苦労人な気がした。

 

「店長君。始めまして...は変ね。隣町ぶり」

「どうも、いらっしゃいませ。御用件を先に聞きましょうか」

 

俺がそう言うと、彼女は少し笑った。

 

「ニーアが言った通り、趣味一筋なのね」

「何か?」

 

まぁ確かに機械弄りが生き甲斐だけども、それに何か問題があるのだろうか?そう思い聞いてみるとイワナさんはいいえ何でもないわと言って自身の銃を取り出してカウンターに置いた。

 

「じゃあ、私の銃のメンテナンスをお願いするわ」

「了解しました。では少々お待ち下さい」

 

さてと、散弾銃は久々だな。そんな事を思いつつ俺はメンテ室に向かって歩いて行った。

流石は戦術人形が使っている銃、磨耗が少ないな。

 

「これなら内部清掃のみで良さそうだな」

 

じゃあ、パパっと終わらせようっと。

 

 

それから約二十分でメンテが終わったのでメンテ室を後にした。

 

「お待たせしました。終わりましたよ」

 

店内に戻ると、そこにはニーアのコーヒーを飲んでいるイワナさんが目を見開いてこちらを見ていた。あっまた何時ものかな?

 

「ここまでとは、予想以上ね」

 

イワナさんはそのまま自身の銃を持って確認を始める。暫く弄ると少し微笑んだ。

 

「まぁ上出来じゃない」

「ありがとうございます。では料金は9000クレジットです」

 

カードでと言われたので、カードで支払いをする。カードを返すと受け取ったイワナさんは少し悩んでから声を出した。

 

「本当に可笑しな人」

「はい?それはどういうー」

 

事ですかと言おうとする前に、また来るわと言って店を出ていった。

 

「イワナさんって変な人だな?」

 

俺は少しムスッとしつつニーアの方を向くと、彼女は直ぐに言い返してきた。

 

「ふふっ、店長も十分に変な人です」

「えぇ」

 

結構近いうちにまた会いそうだな。何となくそう思いつつも店番を再開する。

 




はぁ...結局結構時間がかかってしまった。

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