この度白黒モンブラン様作の「Devils front line」とコラボします!面白い作品ですので是非読んで下さいっ!
では、まったりしていってね!
イワナさん来店から数日たったある日。俺はウェルと二人で、今現在鉄血との交戦が激しいS地区までやってきた。
仕事ではなく、単にとある噂を耳にしたからだ。
「本当にここいらに居るのか?」
「噂ではS-10地区なのでもう少々かかりますが、あるそうです」
まぁ、紅茶欠乏症ではなくなり元に戻ったウェルが言うならあるんだろうな。えーと何だったか?
「便利屋だったよな?」
「えぇ....ある意味同業者ですよ」
いや、向こう噂的には結構攻撃的じゃないか...そんな人達とうちが同業者?いやいや....
「まぁ、会ってみればわかるだろう」
「そうですよ」
そんな話をしつつ俺は装甲車を走らせた。
S-10地区に入ってまず俺達が向かった先は、近くの酒屋である。時間的にも夜だし、何より案外情報が手に入る。
「店長は普通にお酒でも飲んでいて下さい。私がそれとなく調べてきます」
「あいよ~」
俺はそう言って、マスターにエールとおつまみを頼むために適当なカウンターに座った。
「マスター。エールありますか?」
「ん?...あぁ。あるよ」
こういった酒屋のマスターは静かな人が多いな。そんな事を思いつつ、エールがあるなら後はつまみを適当に貰おうっと。
「じゃあエール一つとおつまみを適当に同じ値段位下さいな」
「....あいよ」
さてと、ウェルが近くにいる女性の客に紛れて情報を聞いてくる間まで、俺はこのマスターと世間話をしましょうかね。
そう思い話しかけようとしたら一人の男性が入店してきた。チラッと確認すると黒を基調とし所々に青で刺繡されているコートを羽織った銀髪長髪の男性だった。彼は一人の様なので、こちらのカウンターの席に座った。
「マスター。ウイスキーを頼む」
「あいよ」
ん?常連さんかな?マスターの人の反応が少し柔らかった為そう思っていると更にお客が入ってくる。ここは結構繁盛しているところみたいだ。
「エールと、おつまみだ」
「あ、ありがとうございます」
先ずはエールを一口飲んでっと....あぁ~この感じも偶には良いなぁ~。
おつまみとして出されたジャーキーも食べつつ飲み続けていると、直ぐ隣に先程の銀髪の男性が座ってきた。
「すまないな。詰めた方がよさそうだったから、詰めさせてもらった」
彼がウイスキーの入ったグラス持っていない手で自身の後ろに向かって指さした。そこには二人客がカウンターに仲良く話しつつ注文していた。
「....あぁ、別に構いませんよ~」
俺はそう言って、また飲みに戻る。チラッと見たけど、彼が飲んでるのはウイスキーのストレートですかい。
「酒強いんですね」
「まぁ、そうだな。今まで酔った事無いな」
そう言う男性。俺が今まであった人の中で一番強いんじゃなかろうか。そんな事を思っていると、今度は彼から質問が飛んできた。
「君は若そうだが、こんな前線まで何をしに来たんだ?」
「あはは、ちょっとした付き合いで来たんですよ」
少し誤魔化した感じになったけどそう答えると、彼はそうかと答えた。
にしても何となくだけどこの人はどうも人じゃなさそうだな。でも敵対しなければ特に問題なさそうだ。俺の車長としての感ではあるけど。
そんな事を思っていると、ウェルがこちらに合図してきた。じゃあそろそろ出ますかね。
俺は最後の一口を飲み込んで代金をマスターに聞いて渡した。
「では、お兄さん。お先に」
「あぁ....」
そう言って俺は酒屋を後にした。
スマナイ、また二話なんだ....本当にスマナイ.....
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