何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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スマナイ........殆んど書く時間がなかったんです。

またゆっくり上げてきます。エタらせはしないから...!待っててください!

今回は、店に戻ってからのお話になります。

では、まったりしていってね!


第五十話:野宿の先に

自身でつけていた目覚ましの音がイヤホンから流れてくる。ちなみに結構な音量だ。

 

「うるせぇ......ねみぃ」

 

目を擦りながら起きると、隣で布が擦れる音が流れてくる。そちらを見るとウェルが寝返りをしたところであった。

 

「良く寝てるなぁ...」

 

だが、そろそろ見張り交代の時間だから起こさないとな。そう思い彼女の肩を軽く揺さぶった。

 

「ウェル?起きろー」

「ん......ひゃい?」

 

珍しく寝惚けた感じのウェルは此方に顔を合わせて数回目をパチパチさせたのち、少々顔を赤くした。

 

「っ~~~!?!?........おはようございます」

「おう。おはよう」

 

まだ目を擦っているウェルを放置してそのままテントの外に出る。

 

「まだ暗いな、当たり前ではあるな」

 

そのまま焚き火をしている付近まで歩いていくと、とても良い匂いがした。これは、コーヒーの匂いかな?そう思って居ると焚き火近くで此方を見ているリズと目があった。

 

「ん。おはよ」

「あんがと。おはよ」

 

挨拶と共に渡されたコーヒーを一口飲む。うん目が覚めるな。というよりコーヒー持ってきてたのか。流石に豆からじゃないよな?そう思っているとリズは苦笑いをしつつ口を開いた。

 

「流石に豆からはやってないよ。インスタント」

「あぁ...成る程な」

 

最早いつもの様に心読んでくるな。いい加減ポーカーフェイス的なものを練習した方がいいかもしれないな。

 

「それをやっても、ばれる気がするな」

「なにが?」

 

何でもないと言ってはぐらかしていると、ウェルがテントから出てきた。うんさっきの雰囲気は一切ないな。

 

「ウェルも飲む?」

「ええ、いただきます」

 

ウェルはリズからコーヒーを受け取ると、そのまま彼女は歩き始める。

 

「では、クーの方に行ってます」

「ん。了解。じゃあ私は一旦仮眠入るね」

「おう。お休み」

 

リズにそう言うと彼女は流石に欠伸をしながらテントに入っていった。

 

「さてと....じゃあ警戒するかぁ」

《店長では少々世間話でもしましょう》

 

俺はそのまま誘われるままウェルとの世間話に花を咲かした。勿論警戒はしつつだ。

 

ーーーーーーー

 

《そろそろ時間ですね》

「だな。ん?」

 

全員の起床時間前に動き出したテントがあった。そこから出てきたのはイワナさんとニーアであった。

 

「まだ若干時間ありますよ?」

「ちょっと早く起きちゃっただけよ」

 

イワナさんはそう答えてテントの片付けを始めた。まぁ向こうが良いといってならいいけど。そう思っていると、ニーアがこちらを見て

 

「店長は気にしなくていいわ~イワナは単に朝早いだけのおばあちゃんだからね」

「ニーア...その体蜂の巣にするわよ?」

 

イワナさんは若干というか、眉をヒクヒクさせながらそう言った。怒気がこちらまで届いてくるが一番当てられているニーアは特に聞いていないようだ。

 

「さっさとテント片付けましょう?」

「....はぁ....」

 

イワナさんの怒気が収まった。収まったと言うより、どちらかというと諦めたって感じか。

そう思いつつ時計を見ると起床時間となっていた。

 

「ウェル時間だから、起こしにいってくる」

《了解です》

 

俺は残っているテントを開き、中に向かって大声とまではいかないものの、ハッキリとした声で二人に声をかける。

 

「ヒトヨ!テンコ!朝だぞ!」

「起きてますよ。おはようございます店長」

 

テンコは呼びかけ後にすぐに起き上がり寝袋を畳み始めた。ヒトヨの方はまだ寝袋から出てこない。俺はそんな彼女の寝袋のそばま寄る。

 

「起きろ~じゃないと寝袋のまま置いてくぞ~」

「っ!?おはようございますっ!店長!」

 

こいつやっぱり寝たふりだったのか、反応が良かった。まぁ人形だし当たり前か....?

 

「じゃあ、テントの片付けもよろしくな」

「「はい(了解ですっ)」」

 

二人の了承した声を聴きながらテントを後にした。

 

外に出てもう一つのテントを見ると、若干欠伸をしつつテントを畳み始めているクーとリズの姿があった。

 

「二人ともおはよう」

「ん、おはよ」

「おはようございます...」

 

うん。二人とも眠そうだな。まぁ仮眠だったし当たり前と言っちゃ当たり前か。

 

「じゃあ、俺は車の準備でもしてくるか....」

 

そう呟いて、装甲車の方へと歩みを進めた。

車の準備と言っても、そこまですることは無いんだけどね。タイヤの確認やら車体の損傷具合を見るだけで終わりだ。

 

「店長。テント全部積み終わったわ。車大丈夫そう?」

「大丈夫大丈夫。じゃあ乗り込んでいいよ」

 

俺は話しかけてきたニーアにそういうと、彼女はそのまま助手席へと乗り込んだ。じゃあ俺もー

 

「店長」

「イワナさん。何でしょう?」

 

いざ運転席に乗ろうとしたら、イワナさんに止められた。何ですかと聞くと、彼女は目を見開いたのちこういってきた。

 

「どっちが先行する?」

「あっ、じゃあ先行お願いします」

 

イワナさんは分かったわといった後、バイクに跨った。

 

「店までは一緒ですかね?」

「そうね。そこまでは一緒かしら」

 

俺は分かりましたと返して、運転席に乗り込んだ。イワナさんのバイクが出てからこちらも発進する。暫く走っていると、無線の方から俺を呼ぶ声がした。

 

《そう言えば店長》

「ヒトヨどうした?」

 

何かあったのだろうか?と思いつつ聞いてみると

 

《あの工場で止めたPCは何だったの?》

「あぁ、あれはね工場の自爆プログラムだよ」

 

俺が何でも無い風にそう返すと、息を呑む音が聞こえた。暫く経ったのち反応を示したのはリズであった。

 

《範囲は?》

「分からないけど、即爆発するっぽかったら止めただけ」

《成程...店長のファインプレイだったね》

 

リズの返答にそうだねと返したのちは特に何もなく無事に店まで着いた。




次回は漸く、店に帰ったのちの話になります。

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では、また次回お会いしましょう!
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