何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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今回は店長メインではありません!

リズメインで書きます。

そしてほのぼのとはしません。苦手な方は次回までお待ち下さい。

ほのぼのじゃなくても良い方はゆっくりしていってね。


第七話:お守り 後編

店長を弄りまくってから無事に開店し、今はお昼休み。

店長は私に始めに休ませようとしたけど、そんなに疲れてないからと言って、予定通り店長が始めに休憩入れた。

 

「リズさんリズさん」

「どうしたの?」

 

レジ前の椅子に座って本を読んでいると、突然クーが話しかけてきた。

 

「今朝の戦い、ハンドガンの貴女じゃあ無傷は無理のはずです」

 

そう言ったクーの声音は何時もの聞くものに元気を渡すような物ではなく、鋭いナイフの様な声音であった。

 

「んー、そうかな?逃げに徹すれば行けただけよ?」

「誤魔化さないで下さい。あの時のあの基地の無線を聞いているので状況は理解してます」

 

あちゃー、店長と違って誤魔化せないか…まぁ店長も薄々気付いてそうだしね。私は時間を考えた。店長の前でこう言った話はご法度だからね。…うん。今からなら話し終わった頃に来るかな?

 

「分かったわ。じゃあ正直に話そうか」

「はい」

 

クーは背筋をピンと伸ばし私の方を真っ直ぐ見つめてくる。

 

「んー話すと言ってもそんなに難しいことじゃ無かったから、要点だけ話すね」

 

彼女が頷くのを確認する。じゃあ先ずは

 

「店長との通話するまでは本当に逃げ回ってたよ」

「はい、そこまでの詳しい話は私としていたので、知ってます」

 

うん、そうだよね。

 

「店長から指示を貰ったじゃん」

「ゑ?……あ」

 

ー開店迄に帰ってこいよー

 

「あのまま司令部のkarさん達が来るまで撒くことも出来たけど、それじゃあ日が昇っちゃうからー」

 

私を包囲してた鉄血を一つ残らず壊しただけだよ。

それを聞いていたクーは目を見開いた。まぁそうだよね。武器は持ってないと言ってたのも聞いていた筈だから

 

「武器は持ってないけど、『お守り』なら持ってるって言ったでしょ?」

 

私は右太腿に付けているガンホルダーから、一つのハンドガンを取り出す。そして右手の中で一回転させホルダーに戻す。

 

「……でも、ハンドガンですよ?」

「うん、そうだね。でも急所を撃ち抜けば、このハンドガンなら十分の威力があるよ」

 

グリズリーマグナム……45口径のマグナム弾をセミオートで撃つことの出来るハンドガン。

 

「それに、これは私専用だから」

 

それは、人形にとっては当たり前ではないのか?とクーは首をかしげる。まぁそうだよね。

 

「……1ヶ月」

「1ヶ月?」

「店長が1ヶ月メンテナンス部屋に込もって改良した物だから」

「!?!?」

 

まぁ、クーが驚くのも分かる。店長のメンテナンスは速くて最上級のメンテナンス技能を持ってるからね。

 

「……それって値段は…」

「まぁ無料だね。店長曰く好きでやったことらしいよ」

 

私はホルダーの中に収まった自身の髪色と同じカラーリングをした愛銃をさわる。現実的に考えたら…値段は

 

「多分、私達が貰ってる給料じゃあ払えないと思うよ」

「…ですよね」

 

クーは、カウンターに頭に付ける。

 

「私もして欲しいなぁ」

「頼んでみれば?」

 

クーの頼みならやってくれそうだけどね。と言うより今彼女が使ってるM99ってたしか

 

「でも、そもそもエッチングしてない銃をまだ使いこなせてない私がそんな良いメンテナンスが必要とは思いません」

 

クーはそう言い切ってまた突っ伏す。

 

「確か、基部からイカれてて直せなかったんだっけ?」

「……うぅ」

 

私の質問に対して突っ伏しながらも頷く。でもたかが基部がイカれていようが、店長なら直せると思うんだけどね。

 

「でも、リズさんは凄いですね。装甲兵も出ていたみたいじゃないですか」

 

銃のメンテナンスの話を端に置いておいて元の話に戻るクーが質問をした。

 

「装甲兵は確かに硬いね。今回私を包囲していた中には2体しかいなかったから、大丈夫だったよ」

「....えぇ」

 

あり得ないといった顔をする彼女。しかし、暫く私を見てそれから溜息をついた。

 

「リズさんだからと納得しておきます」

「それは、店長と同族になってない?」

 

私のその言葉にクーはニヤつき

 

「リズさん言葉ではそういった感じに店長を弄りますけど、本当は彼の事気に入ってますよね」

「そうだね」

 

私が慌てると思っていたのかクーは少し悔しそうに顔を歪めた。

 

「リズさん...」

 

クーが何か言おうとした時プライベートエリアのドアが開いた。うん、時間バッチリだね。

 

「店長お帰り」

「お~う。じゃあ次はリズが休みな」

 

そう言いながら、何やら長い物を持っている。あ~噂をすれば影...かな?

 

「じゃあクーお先に休み入るね」

「あっはいっ!どうぞ!」

 

そう言って、私はプライベートエリアに入り、ゆっくりと足を進めた。

 

「-----!!」

「----------」

 

私がキッチンに入る直前に、ドア越しでも聞こえるような歓喜の声が聞こえてきた。

 

「良かったね、クー」

 

私は一言呟きキッチンに入った。

 

 

ーーーーーーーーー

日も上がりきった頃。私達の部隊は異常な鉄血兵がやられているエリアにて探し物をしていますわ。理由は今朝の鉄血兵の進行時にG43が緊急出動した我々の部隊以外戦闘の痕跡を発見したそうで、その調査ですわ。

 

「ーー見つけましたわ」

「何これ?壊れ...てる?」

 

G43が近付いてそこに転がっていた装甲鉄血兵を突く。彼女がそう言うのは頷ける。何故ならこの鉄血兵だけではなくそこの付近に事切れて横たわっている鉄血兵は、全て

 

「急所を撃ち抜かれてるますわね」

「凄い....」

 

G43は感心しつつ、一体づつ確認をしている。これは

 

「ー指揮官に報告ですわね」

 

そう思い、指揮官に通信をします。

 

《こちら司令部》

「こちら迎撃部隊隊長のkarですわ。先程報告した痕跡の元を辿り主戦場となった場所に到達しましたわ」

 

私が報告すると、彼は早いなと感心していましたわ。

 

《今ドローンで確認しているのだが.....殲滅済みなのだな?》

「えぇ、全機破壊されています」

《その割には、損傷が少ない様に見えるぞ》

 

指揮官の反応が普通ですわね。

 

「そうです。ここの周辺には、急所に一撃で壊されていますわ」

《っ!?》

 

驚きのあまり息をのんだ指揮官をあえて放置して言葉を続けます。

 

「詳しい報告書は帰投後提出いたしますわ」

《あぁ、厳重警戒しつつ帰投してくれ》

「了解しましたわ」

 

通信終了。すると、G43他緊急出動組が揃っていましたわ。

 

「厳重警戒しつつ帰投せよ。とのことですわ」

「「「「了解!」」」」

 

その返事後我々は行動を開始しましたわ。

 

「願わくば、敵でないことを祈りますわ」

「?karさんどうかされましたか?」

 

独り言を言うと、G43が反応してしまったので独り言ですわと伝え、先に行かせました。

 

「『野良』ならば是非とも欲しいですわね」

 

ですので、会うまで壊されないで下さいね?名も分からぬ人形さん。




karさんに目を付けられるリズさん。

....どうしてこうなった?


店長は店員達の事をどう思っているのでしょうか?(次回)

では次回でお会いしましょう!

アンケート機能に気が付いたので、試しにやります← このままほのぼのが良いですか?

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  • ちょっと暗い
  • ちょっとした人物紹介いれて
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