執筆に必要な活力を読者の皆様から頂きつつ、これからも細々とやっていきますのでよろしくお願いします!
ー追記ー
誤字報告ありがとうございます。
今日も今日とて、お仕事だなとプライベートエリアから店内へのドアを開く。
「ふぁぁぁぁ。おはよ~」
「おはよう。店長」
「おはようございます!店長!」
挨拶に何時もの通りの返事を貰い自分の定位置に座ろうとしたら、リズに止められた。
「店長。今日はオフだよ?何してるの?」
「ゑ.....あ」
あぁ、そう言えばそうだったか。俺の反応で察したのかリズはあからさまに溜息を吐いた。
「店長はただでさえオフ少ないんだからさ、キチンと休みなよ」
「そうだね」
じゃあ、どっか散歩がてら行こうかな。...あそうだでかける前に
「二人とも、安全第一で頼むな?商品より自身の身第一にしてな」
「はいっ!行ってらっしゃい!」
「分かってるよ」
リズは悪巧みしそうな笑顔、クーは何時もの通りの笑顔で返事した。リズは良いとして、クーよ
「....その物騒な物を持ちながら言われると、流石に怖いな」
「??」
俺の呟きが完全に聞き取れなかったのか、クーは首をかしげる。そんな彼女に何でもないと伝え、俺は店を後にした。
「さてと、ただ散歩するだけなら特にいつもと変わらないな」
何かこういった時にしかできない事かぁ...整備はこの前やったばっかだし、特に趣味関係でやる事がないんだよな。そう思いつつ街の方に向かって行く。
「う~んジャンク屋でも行くか?」
でも仕事っぽい事しているとリズにバレた時大変だしな。どうするか?
そんな事を悶々と考えていると声を掛けられた。
「...あれ?店長さん?」
「ん?」
声がした方、進行方向を向くとカーキ色メインの改造学生服に紺のスカートを着た少女だった。
「ヒトヨじゃん。今日は稼業はお休みかい?」
「そうですよ~。店長さんこそ今日はオフですか?」
そう言って首をかしげるヒトヨ。ヒトヨとはこの街で良く会う野良の戦術人形の一人で、比較的仲がよい方かな?向こうがどう思っているかは分からないけど
「そうなんだよ。普段通りに店番やろうとしたらリズに追い出された」
「あははっ♪相変わらず仲がよろしいようで何よりです!」
そう言いながら、ご機嫌に俺の回りを歩くヒトヨ。一週位した後にあっと何かを思い付いたのか俺の正面に立った。
「そうだ!店長!付き合ってくれませんか?」
「……?別に良いけど?」
特にやることも無いしな。そう思い、返事をすると彼女は直ぐに俺に手を繋ぐと
「やった!じゃあ行きましょう!」
「おう…って引っ張るなよ!」
やっぱり、力強いな…!俺は抵抗をやめておとなしく引っ張られた。
ヒトヨに引っ張られること15分程。彼女は一つの店の前に止まった。
「ここです!」
「あー、ここか」
俺が知っている事を知り、ヒトヨは目を見開いていた。
「ここに入ったことあるんですか!?」
「おう、オフの時は良く来てココア飲んでるな」
ココア…?と訳のわからないと言った顔をしたヒトヨ。
「じゃあ、入るか!」
「なんで、人間の店長が?うーん……えっ、ちょっと置いてかないで!」
ブツブツ呟いていた彼女を置いて俺は店内へと入っていく。
カランカラン
「いらっしゃいませ~あら誰かと思えば坊やじゃない」
「ニーアさん、ココア」
「ふふっ。かしこまりました」
挨拶代わりに注文をする。そしていつも通りカウンターの椅子に座る。
「ニーアさん!こんにちは!」
「ええ、こんにちは!…ヒトヨちゃんも何時もの?」
「はいっ!」
カウンター席の一番奥に座ったと同時にヒトヨも来店。俺の右隣の席に座った。すると、ニーアさんが両手にグラスとマグカップをもってこちらの席の前に来た。
「はい、お待たせ~」
「どうも」
「ありがとうございます!んんっ、あぁ~♪」
ヒトヨはグラスを傾け一口飲んだ。こいつ日が出てるうちに酒を飲むとは……
「日が出てる内に飲むとはいいご身分だなーヒトヨ」
「今日はオフだもん♪」
そう言うヒトヨの機嫌は先程より更に良くなっていた。
ちらっとニーアさんの方を見ると、彼女は我関せずと言った形でのんびりグラスを拭いていた。
「むー!店長、なーにニーアさんの方を見てるのぉ~?」
「うわっ!ヒトヨ!?」
ヒトヨはそう言って俺の腕にへばりつく。こいつこんなに酒弱いのか!?困惑しつつ対処しようとすると
「坊や、女の子と一緒に居るときは他の女性に視線を向けちゃ駄目よ?」
「ちょっ!ニーアさん!」
あぁ俺としたことが失念していた。これは謝らんとな
「ヒトヨ。すまんな」
「…別に構いませんよ。私もオーバーリアクションでしたし」
なら、良いのだが…そう思いつつもココアを飲もうと中身を覗いたら無くなっていた。
「あ、ニーアさん。k」
「ニーアさん!おかわり!あと、店長がいつも飲む奴!」
ココアのおかわりを頼もうとしたら、ヒトヨが遮り注文した。俺の分のお酒も含めてだ。
「分かったわ~」
「ニーアさん!?分かったじゃないですよ!?」
俺は、そもそも酒を買う金持ってきてない!そう思っているとヒトヨが寂しそうな顔をした。
「おごりますから、一緒に飲みませんか?」
「っ!」
畜生、この顔は禁止してやりたい。
「分かったよ。少しだけだからな!」
「よしっ、やったぁ♪」
あぁ、この感じ久しぶりだなぁ
そんな事を思いつつも俺はいつの間にか置いてあった酒に手を伸ばした。
「んんっ…あぁ~久しぶりだなぁ」
「店長って普段飲まないですか?」
飲み始めて暫くたった時、ヒトヨが急にそんな事を聞いてきた。
「だなーそんな事より、整備に必要な物を買ってたりするかな」
そう答えると、ヒトヨとニーアさんは呆れた顔になった。
「店長って、ワーカーホリック?」
「坊や、それ以外に趣味はないの?」
「二人して何気に酷いな」
でも、それ以外の趣味ねぇ……
少し考えてみることした。
「んー、知人と話す事かな?」
「「………」」
ふと出てきた言葉を聞いた二人は固まっていた。
「どした?二人とも」
「な、何でもないよ!何でも!」
「坊やも、そんな趣味あったのね~」
ヒトヨは、相当思考の海に潜っていたのか見るからに慌てていた。ツインテールが俺にベシッとあたる。
それに、打って変わってニーアさんは微笑ましいといった感じで応じた。
「ヒトヨは少し落ち着け」
「う、うん」
ヒトヨは大袈裟に深呼吸をする。暫く待っていると、落ち着いたのか先程までの表情に戻っていた。
「…さて、何か覚めちゃったな」
「飲み直そう!」
雰囲気が覚めてしまった為そろそろお開きのつもりだったが、何故か飲み直すといった話に向かっている。
いや、俺は人間だから!雰囲気で覚めてもアルコールは蓄積されてるから!
「そうね~久々に、私も飲もうかしら?」
「ニーアさん!?お店の最中ですよ!?」
ニーアさんは、ふふっと笑ったあと一度扉の外に出た。
帰って来た彼女は一言
「今日は閉店すれば問題ないわ~」
「さっすが~ニーアさん♪話が早い!」
「ここからは、私の奢りで良いわ~」
良いのかそれで……?まぁこっちとしては嬉しい限りだが。ヒトヨは更にテンションを上げていた。
「やったー!今日は飲むぞ~!」
「その前に今までのお駄賃貰おうかしら?」
「ですね。…はい」
ヒトヨと共にお駄賃を出す。ニーアさんは数えた後に
「じゃあ、初めましょうか」
「おー!」
「だな」
この後かなり夜遅くまで飲んだくれた。ヒトヨは潰れるし、ニーアさんは終始笑ってるし、俺も久々に馬鹿笑いして楽しんだ。
家に帰った時にリズとクーからかなり怒られたがそれはまた別の話である。
…心配してくれるのは嬉しい事だな。
書き貯めをしたいと思う今日この頃
遅れて申し訳ございませんでした!
今回は新しい登場人物二人です!描写上手くいかなかったから分かるか不安です←
では、また次回お会いしましょう!
アンケート機能に気が付いたので、試しにやります← このままほのぼのが良いですか?
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そのままでok(ほのぼの続行)
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ちょっと暗い
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ちょっとした人物紹介いれて