放送話数で考えたらここで約1年分くらいですね。(1年半以上かかりましたが)大抵卓球とかあって1年48話くらいになりますけど
テロリスト本格登場、決闘竜どうしようかと思ったけど、デッキが蟻と蜂で微妙に関連あるのであいつになりました。
行政評議会の評議室、そこに今一人の男が呼び出されていた。
上質な紫の服、整えられた髪、何を考えているのかわからない笑みを浮かべた貴族然とした男、ジャン・ミシェル・ロジェ
「ロジェ、おぬしはここに呼ばれたわけが分かるか?」
ホワイト・タキが内に秘めた怒りを押し殺してロジェに問いかける。
問いかけられたロジェは一切表情を変えず口を開く
「はて?なぜでしょうか?」
「フレンドシップカップはシティの商業と観光事業を発展させるための大事なイベント。」
「シティ外からも大勢の人々が見に来ていることはわかっているな?」
この場の唯一の女性「アスール」と黄色を基調とした法衣のような服を着た男性「ゲール」がフレンドシップカップの重要性を問い。
「そして、狭き門とはいえコモンズでもデュエルで成功できる開かれた門であると同時に、罪を犯したものであっても救済の余地を与えるチャンスの場でもある。」
「だが、蜘蛛の糸を掴めるのは再犯性のない、軽犯罪者のみ。
ですな?議長。」
小柄なギョロ目の男性「グレイ」が街の弱者や落ちこぼれ達への配慮の場でもあるといい。
オレンジ色の服の男性「ボルドー」が落ちこぼれ達の中の本当の害虫にはその資格はないとホワイトに確認する。
「そう・・・だが今回おぬしが出場させたシンジ・ウェーバー
彼には強いトップスへの憎しみとでもいうべき不満を抱いており、捕まった際の事件もテロ紛いのことをしようとした疑いがあると覚えがあるが・・・
そんな危険人物をなぜ出場させた?」
ホワイトがロジェを睨む
ホワイトはユーゴからシンジの起こした事件の顛末を聞いている。
そして、その事件で唯一命を落とした者がコモンズの、いや、シティを変える風になれたかもしれない男だったことも
「ははは、そうですねぇ
ですが我々セキュリティは犯罪者を取り締まるのもそうですが、それを更生させるのも仕事。」
「君はシンジ・ウェーバーが更生し、2度と罪を犯さないと言えると?」
「えぇ、私共が築き上げた更生プログラムの真価をお見せしましょう。
フレンドシップカップは我々、セキュリティが開発した防犯機構をお見せする場でもある。そうでしょう?ホワイト議長。」
「・・・・・・」
ホワイトは苦々しい思いをしながらも、それ以上のことを追及できなかった。
トップスに対して反抗的な姿勢を見せる男が、セキュリティの命令を聞き入れて大会に出場している。
試合風景を見ても問題発言も行動もない。
これが更生プログラムの結果なのだとするならば褒められこそすれ、問題として取り上げることはできない。
「・・・分かった。
じゃが、そのようなものを出すならば事前に通達せよ。
最後の一人の情報もまだ入ってきて無いではないか。」
「おや、評議会の皆様にもお楽しみいただけるように我々からのほんのささやかなサプライズをと思ったのですが、これは申し訳ない。
すぐに手配しますので、しばしお待ちを。」
評議室からロジェが悠然と立ち去ってゆく。
その背を見るホワイトは言い知れぬ不安を覚えていた。
「あった、これか・・・」
その露天商に接触したところ、たまに来る大学教授の爺さんの研究テーマが南米神話だと聞かされたのだが、どうもその教授は数か月前から調査に出かけておりシティにはいないそうだ。
だが、その教授の書いた論文が図書館で閲覧可能だというので早速、図書館に来た。もともと来る予定だったが灯台下暗しにならなくてよかった。
(さすがに究極神について書かれた記述じゃないか・・・)
「古代南米アンデス地方において行われた祝祭についての論文・・・」
要約すると約5000年前以前から行われていた平和を願うための儀式であり、ナスカ周辺の山々を騎獣で駆け抜けるいわゆるレースが行われていたそうだ。
悪しき神を封じ込めるため、聖なる神の力を高める儀式だったとされるが現在その文化は受け継がれておらず詳細は調査中だという。
「悪しき神って・・・地縛神じゃないだろうな・・・?」
究極神に加えて地縛神もいる世界とかハードモードすぎる!
「う~ん、あっ!これじゃない、ケツァルコアトル!」
「レイ、それはただの似た名前の翼竜だ。」
「えぇ・・・」
俺の調べ物にくっついてきた柚子
ただ、柚子は計算は得意だがこういう調べ物には向いていない。
というか、なんで恐竜図鑑を読んでいるんだ?
まぁ、俺が一緒にいるからユーリの心配はいらないし、ユーゴとユートは黒咲と零羅が一緒に行動しているから、もしあの2人の前に現れても2VS1のデュエルで勝利できるだろうし、時間を稼いで柚子を連れて行けばユーリはどっかに飛ばせるからいいんだけどさ。
調べ物助手としては役に立たないが
さて、南米について、というよりケツァルコアトルについての記述だ。
ぶっちゃけアンデス地方とのかかわりはこの神様自体にはないのだが、一番古いこの神様の描かれた出土物が見つかったテオティワカンは紀元前後くらいから始まった文明らしいので、それより遥かに古い歴史を持つアンデス文明から伝わった可能性はなきにしもあらずといったところか・・・
「やっぱり、そこまで詳しい記述はないな・・・」
「天空城セイバル」「
この論文をそのまま信用するのならば聖なる神は邪神を封じる善性の神「赤き龍」ということになるが・・・
「矢薙の爺さん、どういう神かぐらい調べててくれよ・・・ん?」
通信か、緊急線じゃないから、襲撃じゃなさそうだが・・・相手はデニス?図書館だしチャットモードでいいな。
【どうした、デニス?】
【あっ遊矢、今日の2戦目の出場者のアベンジャーΣって人なんだけどさ。
君から預かった子供たちとクロウっていう人の知り合いみたいなんだ。】
【クロウの知り合い?】
【うん、それにさ、みんなすっごく動揺しているみたい。】
クロウの知り合いで動揺する相手、問題の人の名前から察するとセキュリティの出場者、で、今現在俺が直接見たことないシンクロ次元編の人物・・・
【なぁ、そのアベンジャーΣって人をクロウ達はシンジって呼んでなかったか?】
【あぁうんそうだよ!知ってたの?】
また厄介ごとか・・・
『シティは一つ!みんな友達ぃー!!
さぁ!波乱万丈なフレンドシップカップも、もう3日目!今日も張り切っていくわよー!
まずは昨日、帝の猛攻を潜り抜けて見事勝利を掻っ攫ったクロウ・ホーガンと毎年恒例の名物人物を1ターンキルで葬ったアベンジャーΣの対決よぉ!』
――ワアアァァァァァァァァ!!
メリッサの紹介で観客たちから歓声が上がる。
激戦を制したクロウと、この大会の名物男を1ターンで葬ったアベンジャーΣ
2人の実力をすでに知っている観客だからこそ、今日はどんな戦いが見れるのかと沸いているのだ。
本人たちは別にして
(シンジ、おめぇが取っ捕まってから3年、いろんなことがあったぜ・・・
ガキどもの面倒見たり、変な奴と会ったり、あいつの、いや俺たちの夢が帰ってきたり・・・)
スタートの合図を待つ青と黒の2台のDホイール
青に乗るアベンジャーΣことシンジ・ウェーバーをちらりと見てクロウは思う。
「トップスが嫌いだ!」それはコモンズのほとんどが抱えている不満
勝ち組は勝ちっぱなしで負け組は負けっぱなし、それがシティという街の社会構図
敗者たちは自身に降りかかるすべての不幸を勝者の所為にして地を這っている。
(這い蹲っているだけじゃ何も変わらねぇ
変わろうと思えばいつでも変われるのに俺は長いこと変わろうとしなかった。
アイツがいなくなってから・・・お前はどうなんだ?シンジ・・・)
クロウがシンジを一瞥するものの彼はクロウを意に介さず黙ったままだ。
3年もの間、獄中で会えなかった友
その別れ方からして気軽に挨拶など交わせない2人であるが、クロウはシンジが前に歩き出すようになっていることを切に願っている。
(それを・・・今から確かめてやるぜ、シンジ!)
『さぁ、準決勝に駒を進めるのはどちらか!
それでは皆さんご一緒に!ライディングデュエル!アクセラレーション!!』
『『
――ブオオオオオォォォォオオオン!!
2台のDホイールのエンジンが唸りを上げスタートラインを飛び越える。
かつてDホイールの基礎を作り上げた男から薫陶を受けたクロウと仲間たちが作り上げた『ブラック・バード』とセキュリティが開発した対Dホイーラー装備『ティンダロス』
惜しげもなく最新最高のパーツたちで組みあがったそれは、クロウを大きく引き離す。
(くっ!?なんだあのスピードは!?
まさか、リミッターも何もついてないんじゃないだろうな!?)
Dホイールの動力であるモーメントエンジンは無限のエネルギーを作り出すまさしく夢の機械だ。
コモンズの中にはDホイールに搭載されたこれを発電機代わりに使っている者もいるくらいだ。
ゆえに試作品のDホイールはその制御が難しく、テスト段階ではとても人が乗る乗り物が出してはいけないスピードが出たこともあった。
『アベンジャーΣ、とてつもないスピードでクロウ選手を引き離す!
そして今~ファーストコーナーを・・・曲がった!
先攻はアベンジャーΣ!』
「俺のターン、俺はマジックカード、手札抹殺を発動
互いのプレイヤーは手札をすべて捨てて、デッキから捨てた枚数分ドローする。
俺はアクションカードを含め5枚のカードを捨て、5枚のカードをドロー。」
「?俺も5枚のカードを捨てて5枚ドローする!」
ファーストコーナー勝負の最中にアクションカードを拾ったことをクロウは見ていた。
アド損なしで墓地肥やしとドローができる、デュエリストとしてそれは嬉しいことだ。
それなのにシンジは何の感情の揺らぎも見せずに淡々と効果処理を行う。
(なんだ?この静かさは?
シンジだったら大喜びするか、こっちを煽ってきそうなもんだが・・・)
「墓地へ送られたゴキポールの効果
このカードが墓地へ送られたとき、デッキからレベル4の昆虫族モンスターを手札に加える。
マジックカード、蘇生の鋒玉を発動
自分の墓地のB・Fモンスター1体を対象にして特殊召喚する。
毒針のニードル――ブウウウゥゥゥゥゥゥゥ!
ATK400
無数の光輝く蜂たちがどこからともなく現れ集結し1匹の機械的な蜂へに変わる。
その頭に付いた単眼はスコープのようになっており、腹にはピンク色の不気味な液体が入って揺れている。
「毒針のニードルが召喚、特殊召喚されたことにより、デッキから
早撃ちのアルバレスト――ブウウゥゥゥゥゥゥゥゥン!!
ATK1800
「このモンスターが召喚されたとき、墓地からレベル3以下の昆虫族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。
レベル3のゴキポールを特殊召喚。」
ゴキポール DEF1200
羽音が響き現れるのは人と同じくらいの大きさの黄色と紫の体を持った巨大なスズメバチ
その肢にはボールのように丸いゴキブリが4匹抱えられている。
「レベル3のゴキポールにレベル2の
シンクロ召喚、
霊弓のアズサ「ハッ!」
ATK2200
早撃ちのアルバレストが抱えていたゴキポールを毒針のニードルが串刺しにして、新たなモンスターが生まれる。
赤いドレスのような鎧を着て弓を構えた女性のモンスター、ただその頭はまるっきり蜂である蜂人間だった。
「手札の
必中のピン ATK200
霊弓のアズサの横に現れる早撃ちのアルバレストに比べると小さく弱弱しく見える蜂のモンスター
実際このモンスターは攻撃力もレベルも低いが、その真価は別のところにある。
「永続魔法、悪夢の拷問部屋を発動
このカードが存在する限り、自分が相手プレイヤーに戦闘ダメージ以外のダメージを与えた場合、追加で300ポイントのダメージを与える。」
「げっ!?」
「必中のピンのモンスター効果
1ターンに1度、自分フィールド上の必中のピンの数×200ポイントのダメージを与える。」
必中のピンは1体、よってそのダメージは200
本来なら大したことないダメージだが、今のシンジのフィールドにあるカードはこのダメージを致命的なものにする。
「くっ!墓地のダメージ・ダイエットを除外して効果発動!
このターン、俺が受ける効果ダメージはすべて半分になる!!」
LP4000→3900
「悪夢の拷問部屋の効果で300ポイントの追加ダメージ。
そのダメージ発生に対しても、悪夢の拷問部屋の効果が発生する。」
「うわああぁぁぁぁぁ!」
LP3900→3800→3650→3500
画鋲で指先をチクリと刺されたようなダメージがきっかけで矢や杭が飛び、ブラックバードの車体やクロウの被っているヘルメットを傷つける。
「くっ!?これは!?」
(いくらリアルソリッドビジョンだからって、今の衝撃と痛みは・・・本物だ!?)
「墓地の蘇生の鋒玉を除外し効果発動
霊弓のアズサは次のターンの終了時まで戦闘、効果で破壊されない。
カードを1枚伏せ、ターンエンド。」
(シンジのデッキは連続ダメージを与えるのを得意とするデッキ
どういう訳かは知らねぇが、痛みで頭が回らなくなる前に方を付けるぜ。)
「俺のターン!ドロー!
俺は
極北のブリザード「クワッ!」
ATK1300
「それに対して手札の増殖するGの効果発動
このカードを手札から墓地へ送り、このターン相手が特殊召喚する度に、自分はカードを1枚ドローする。」
「ちっ、だがここで臆するわけにはいかねぇ!
極北のブリザードが召喚に成功したことにより墓地のレベル4以下の
逆巻のトルネード「カァー!」
DEF1200
氷の色をしたBFが刃の翼を持つ仲間を呼び、そして逆巻く北風は新たな風を呼ぶ
「特殊召喚により1枚ドロー。」
「レベル4の逆巻のトルネードにレベル2の極北のブリザードをチューニング!
星流れて闇を切り裂け!白銀の綺羅星!シンクロ召喚!
現れろ!
星影のノートゥング「ハッ!!」
ATK2400
「特殊召喚により1枚ドロー。」
「星影のノートゥングの効果発動!
特殊召喚に成功したとき、相手に800ポイントのダメージを与え、その後、相手モンスター1体の攻撃力を800ポイントダウンさせる。
くらえ!
「ぐっ・・・・この程度の、痛み・・・・」
LP4000→3200
霊弓のアズサ ATK2200→1400
(アイツもこのダメージを受けているのか?セキュリティめ!!)
「趣味の悪ぃことしやがって!手札のマジックカード、ダーク・バーストを発動!
このカードの効果で墓地に存在する攻撃力1500以下の闇属性モンスター、
そして、星影のノートゥングがいることによって俺は
もう一度来い!
逆巻のトルネード「カァー!!」
ATK1000
「逆巻のトルネードの効果発動!
こいつが召喚されたとき、相手フィールド上に特殊召喚されたモンスターがいれば、自分の墓地から
来い、
上弦のピナーカ「ハッ!」
ATK1200
弓を持った小柄な鳥人が竜巻の中から現れる。
「特殊召喚により1枚ドロー。」
「レベル4の逆巻のトルネードにレベル3の上弦のピナーカをチューニング!
漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃!シンクロ召喚!
降り注げ、
驟雨のライキリ「はぁぁぁ!!フン!!」
ATK2600
「特殊召喚により1枚ドロー。」
(どうせセットしているのは、あのカードなんだろう?)
「驟雨のライキリの効果発動!
1ターンに1度、ライキリ以外の
俺のフィールドには星影のノートゥングが1体!てめぇのセットカードを破壊するぜ!」
「トラップ発動、ブービートラップE
手札を1枚捨て、自分の手札、墓地の永続トラップカード1枚を選び、自分フィールド上にセットする。
このセットした永続トラップはこのターンでも発動できる。
墓地の永続トラップ、
「何っ!?」
クロウのエースモンスターである鳥人が雷が迸る刀でシンジのセットカードを狙うが、それはクロウの狙いの物ではなく、狙っていたはずのカードが墓地からセットされてしまう。
「捨てられた未界域のモスマンの効果発動
このカードが手札から捨てられた場合、互いのプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローし、その後手札1枚を捨てる。
俺は超進化の繭を捨てる。」
「チッ、俺も1枚ドローしてBF―天狗風のヒレンを捨てる。」
(
攻撃しても無駄だな。)
「手札を1枚伏せ、エンドフェイズ
フィールドで効果が無効になっても墓地で発動する効果は無効にされるわけじゃねぇ
フィールドから墓地へ送られた上弦のピナーカの効果で、デッキから
これでターンエンドだ!」
『おぉっと、ここでクロウ選手、バトルフェイズを放棄!
まぁ、あの伏せられた永続トラップはバトルフェイズを強制終了させるみたいだから、攻撃するだけ無駄だもんねぇ~』
クロウが攻撃しなかったことに疑問を抱く観客もいたが、メリッサの実況により納得しヤジを飛ばすことはなかった。
「俺のターン、ドロー。
俺は墓地の超進化の繭の効果を発動
このカードを除外し墓地の昆虫族モンスター、ゴキポールをデッキへ戻して新たにデッキから1枚ドローする。
その効果で墓地から
早撃ちのアルバレスト ATK1800
毒針のニードル ATK400
「毒針のニードルの効果でデッキから
必中のピンの効果発動、悪夢の拷問部屋と霊弓のアズサの効果も連動して発動する。」
ピンの針、アズサの弓、そして悪夢の拷問部屋から杭が放たれクロウに襲い掛かる。
「うっ!!がっ!!うわあああぁぁぁぁぁぁ!!」
LP3500→3300→3100→2800→2500
クロウの悲鳴を聞いてもシンジは動じずに淡々とデュエルを続ける。
「レベル1の必中のピンにレベル2の毒針のニードルをチューニング
シンクロ召喚、レベル3、霞鳥クラウソラス。」
霞鳥クラウソラス「クエェェ!」
DEF2300
「ぐうぅぅ・・・そ、そいつは!?」
シンジが呼び出したのはゴーストライダーがジャックと対峙したときに使用した翠緑の巨鳥
その風が黒い旋風を消し去るために力を振るう。
「クラウソラスの効果
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力を0にして、効果を無効にする。
驟雨のライキリ「うおぉぉぉぉぉ!?」
ATK2600→0
「レベル3の霞鳥クラウソラスにレベル5の
呼応せよ力・・集えよ同胞!怨毒の炎を携え、反抗の矢を放て!シンクロ召喚!
レベル8、
降魔弓のハマ「ハァ!!」
ATK2800
新緑の蜂を模した鎧を身に纏う昆虫魔人、降魔弓のハマ
そのモンスターが現れたことによって今まで淡々と機械の様にデュエルを行っていたシンジが感情を見せる。
「これで終わりだ!
降魔弓のハマで驟雨のライキリを攻撃ぃ!!」
降魔弓のハマ「ハアアァァァァァ・・・ハッ!!」
驟雨のライキリ「ウッ!・・・ガァァァァ!!」――バンッ
風に捕らわれた鳥人の剣士を魔人の矢が貫き、なおも止まらぬ矢はクロウへと迫る。
「ここで終わるわけにはいかねぇ!!
トラップ発動!体力増強剤スーパーZ!
自分が2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けるとき、ダメージ計算時にライフを4000ポイント回復させる!ぐあああぁぁぁぁぁぁ!!
うぅ・・・そして、俺が2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けたことにより墓地の
墓地からこいつとレベル3以下の
「だが、俺も
手札のこのカードを墓地に送ることで、戦闘で相手モンスターを破壊した
悪夢の拷問部屋の効果も受けやがれぇ!!」
「グッ!ぐわああァァァァァァ!!
ぐぅ・・・来い!
LP3700→900→600
天狗風のヒレン「ハッ!」
DEF2300
上弦のピナーカ「カァ!」
DEF1000
2体のカラス天狗がクロウのもとに駆け付けるが、降魔弓のハマが放った二の矢はクロウのモンスターの間をすり抜けて、クロウへと直撃した。
そして、降魔弓のハマの新たな鏃はクロウのモンスターたちへと向く
「そして、降魔弓のハマが相手に戦闘ダメージを与えたことにより、お前のモンスターの攻撃力はすべて1000下がる。」
星影のノートゥング ATK2400→1400
上弦のピナーカ DEF1000
ATK1200→200
「今度こそ本当に終わりだ!シンクロモンスターを素材に呼び出された降魔弓のハマは2回攻撃できる!
行け!降魔弓のハマで星影のノートゥングに攻撃!!」
「へっ!ッ残念だが終わるのは今じゃねぇ!手札からトラップカード、ブラック・ソニックを発動!!」
『「手札からトラップ!!?」』
体を襲う痛みを気合で跳ねのけ発動したカードにメリッサとシンジの驚愕の声が重なる。
「こいつは自分フィールド上のモンスターが
相手モンスターが自分フィールド上の
星影のノートゥング 天狗風のヒレン 上弦のピナーカ「「「ハァ!!」」」
3体の
シンジはその光景を見て呆然としている。
「馬鹿・・・な・・・俺のモンスターが・・・・・仲間が・・・」
「忘れたのかよシンジ!
この鉄砲玉のクロウ様がただやられているだけの男じゃねぇことをよ!
3年で随分、腕が落ちたんじゃねぇのか?」
『えっ?シンジ?
もしかしてアベンジャーΣって、クロウの知り合いなの?』
親しげに話しかけるクロウに対してメリッサが困惑しているが、シンジは俯きぶつぶつと何かをつぶやいてクロウの挑発にもメリッサの困惑にも応えようとしない。
「・・・・なんでだ・・・・・・クロウ?・・・・・・なぜ・・・邪魔をする・・・
俺は・・・手札から
連撃のツインボウ――ブゥゥゥゥゥゥ!
ATK1000
「こいつは1ターンに1度、自分のメインフェイズに手札から特殊召喚できるが、この効果を使った後、このターン俺はエクストラデッキから昆虫族モンスター以外を特殊召喚できなくなる。
さらにマジックカード、アリの増殖を発動
自分フィールド上の昆虫族モンスター、連撃のツインボウをリリースし兵隊アリトークンを2体特殊召喚する。」
兵隊アリトークン DEF1200
兵隊アリトークン DEF1200
2対の肢が逆向きに生えた足長バチを食い破り2体の巨大なアリが現れる。
(地属性、レベル4、攻撃力500、守備力1200の昆虫族トークン
保険を持っていやがったか。)
「さらにマジックカード、死者蘇生を使い墓地からチューナーモンスター、
霊弓のアズサ ATK2200
「さらに墓地の妖怪のいたずらの効果発動!
フィールド上のモンスター1体を対象にしてそいつのレベルを1つ下げる。
俺は霊弓のアズサのレベルを1つ下げる。」
『レベル4のモンスター2体にレベル4のチューナーってこれはっ!』
「俺はレベル4の兵隊アリトークン2体にレベル4となった霊弓のアズサをチューニング!
結集せし絆の力にて逆境に反旗する一矢となれ!シンクロ召喚!!
現れろ!レベル12!
決戦のビッグバリスタ――ブオオオオォォォォォォンン!!
ATK3000
低音の羽音を響かせて現れる要塞のように巨大な蜂
その背は翅を含め巨大な弩砲であるバリスタのようになっておりそれに見合うだけの巨大な矢が備えられている。
『出たぁー!!最高レベル12のシンクロモンスター!
炎城ムクロ選手を1ターンキルで葬ったフィニッシャー、決戦のビッグ・バリスタがアベンジャーΣ選手のピンチに堂々登場です!』
「決戦のビッグ・バリスタが特殊召喚に成功したとき、自分の墓地の昆虫族モンスターすべてを除外することで、相手フィールド上のモンスターすべての攻撃力、守備力を除外されている昆虫族1体につき、500ポイントダウンさせる!
俺の除外された昆虫族モンスターは全部で8体、クロウ!お前のモンスターはすべて4000ポイント攻守がダウンする!」
星影のノートゥング「グウゥゥゥ!?」
ATK1400→0
DEF1600→0
上弦のピナーカ「ガアアァァァ!」
DEF1000→0
ATK200→0
天狗風のヒレン「ウゥ・・・」
DEF2000→0
決戦のビッグ・バリスタの後方から生えている2本の針から無数の毒針が発射されクロウのモンスターたちを蝕む
(ノートゥングの攻撃力も0になっちまったか
だが、メインフェイズ2でこの効果を使ったところで意味はない、あいつの狙いは次のターンのために自分のモンスターを除外すること。)
「やっと、俺の名前を呼んだなシンジ、忘れているかと思ったぜ?」
シンジの狙いを看破し、同時に初めて名前を呼んだシンジにクロウは問いかける。
「あぁ・・・忘れるものかよ。
カードを1枚セットし、ターンエンド。」
「俺のターン、ドロー!
シンジ!おめぇがなんでフレンドシップカップに出ているのかは知らねぇ。
だがな、俺様にはガキどもに夢を見せるっつぅ目的がある!だから、本気で勝ちに行かせてもらうぜ!
俺のフィールド上に
砂塵のハルマッタン「クワァ!」
ATK800
「俺はレベル2の砂塵のハルマッタンにレベル3の上弦のピナーカをチューニング!
黒き烈風よ、絆を紡ぐ追い風となれ!シンクロ召喚!
飛び立て!
五月雨のソハヤ「ハッ!!」
ATK1500
真ん丸な胴体をした南国風の足の長い黒い鳥が力を失った上弦のピナーカを新たな存在、蒼き鳥人、五月雨のソハヤへと押し上げる。
「五月雨のソハヤの効果発動!
シンクロ召喚に成功したとき、自分の墓地のA BFモンスターを1体特殊召喚できる。
戻ってこい!
驟雨のライキリ「ハッ!!」
ATK2600
「さらに俺は
竜巻のハリケーン「フンッ!」
ATK0
鶏のように赤い鶏冠を持つ筋肉質な鳥人がその肉体美を見せつける。
これでクロウのモンスターは5体となり、ライキリの刀にその力が雷となって結集する。
「ここで驟雨のライキリの効果発動!
1ターンに1度、ライキリ以外の
俺のフィールドには4体、よってお前の決戦のビッグ・バリスタ、悪夢の拷問部屋、セットカード2枚をすべて破壊するぜ!!
やれ!ライキリ!!」
驟雨のライキリ「はあああぁぁぁぁぁぁぁ!!チェストオオォォォォ!!」
「手札を1枚捨てトラップ発動!レインボー・ライフ!
このターン俺が受けるすべてのダメージは回復となる!
そして墓地へ送られたゴキポールの効果でデッキからジャイアント・ワームを手札に加える。」
ライキリが振るう稲妻の太刀がシンジのフィールドのすべてのカードを切り裂く
だが、崩壊する決戦のビッグ・バリスタの中から3体のモンスターが飛び立つ
降魔弓のハマ ATK2800
早撃ちのアルバレスト ATK1800
早撃ちのアルバレスト ATK1800
「シンクロ召喚された決戦のビック・バリスタが破壊されたことにより、除外されていたレベル11以下の昆虫族モンスターを3体選んで特殊召喚させてもらった!」
(ちっ、レインボーライフの所為で攻撃してもライフ差が開いちまうか・・・だったら)
「俺はマジックカード、おろかな埋葬を発動しデッキから
俺はレベル7の
漆黒の翼よ!雷の力宿して戦列に轟け!シンクロ召喚!
切り裂け!
神立のオニマル「タアッ!!」
DEF2000
「まだまだ!レベル6の
漆黒の力束ね、さらなる力を現出せよ!!シンクロ召喚!
現れろ
漆黒のホーク・ジョー「ハッ!!」
DEF2000
「漆黒のホーク・ジョーの効果発動!
1ターンに1度、自分の墓地のレベル5以上の
戻ってこい!
五月雨のソハヤ ATK1000
「さらに俺はレベル5の
黒き旋風よ、嵐となって天空を突き抜けろ!シンクロ召喚!!
荒ぶれ!
フルアーマード・ウィング「ハアァァァァ!!タアッ!!」
ATK3000
神鳴りの剣士、漆黒の鳥人使い、そして大剣と大砲を両腕に装備した完全武装の鳥人が立ち並ぶ。
攻撃できないからこその全力の布陣。
そして、最悪の形で別れてしまった友への自分の思いを届けるための布陣
「墓地の南風のアウステルの効果発動!
このカードを除外して、相手フィールド上の表側表示モンスターすべてに楔カウンターを打ち込む!」
降魔弓のハマ 楔C0→1
早撃ちのアルバレスト 楔C0→1
早撃ちのアルバレスト 楔C0→1
「
1ターンに1度、相手フィールド上の楔カウンターの乗ったモンスター1体を対象にして、そのモンスターのコントロールを得る!
俺は
降魔弓のハマがシンジのフィールドからクロウのフィールドへと移動する。
その様をシンジは苦々しい顔で見つめる。
「シンジ、3年前、お前は馬鹿なことをしてとんでもねぇことを起こしちまった・・・
長いこと俺もそれで夢は終わっちまったと思っていた。
だがな、終わっちまった後にもいくらでも夢なんてもんは作れるってことに気付かされた。
お前がこの大会に出てるってことはもうすぐ務所から出てくるんだろ?
だからよ、もう一度始めないか?俺たちの夢を、俺たちと、一緒に・・・」
同じ友を失ったもの、だがシンジの立場は加害者であり、クロウは遺族の立場だ。
普通ならクロウはシンジに怒りの言葉をぶつける立場だろうが、彼はそれをしなかった。
そんなことしても彼らの友は戻らない。
そして、その友ならシンジをきっと許すだろうと思った。仲間として、友はシンジを命を懸けて守ったのだから
「俺は、お前を許す!
他の奴もとやかく言うと思うし、ボルガーの奴なんかは頑固だから骨が折れそうだが、きっと何とかする!だから「無理を言うなよ・・・」
だが、その許しはシンジには届かない。
「お前が、お前たちが許そうが許すまいが、あいつは帰ってこないだろうが・・・」
クロウは未来を見ているが、シンジは過去しか見ていないのだから
「シンジ・・・俺はカードを1枚伏せ、エンドフェイズ、墓地に送られた上弦のピナーカの効果でデッキから
「なんだよ、フルアーマード・ウィングは楔カウンターが乗ったモンスターを全滅させる効果がある。
使わないのかよ?」
「あぁ。」
「はっ、甘ちゃんだなお前は・・・許すだとか、俺のモンスターを破壊しないとか・・・
俺のターン、ドロー
なぁ、クロウ?アイツがさ、戻ってこれる方法があるって言ったらどうする?」
「Σ、バイタル不安定、ですが召喚エネルギーが増大しています。」
「ふむ、頃合いですね。
まぁ、余計なことを口走って街を混乱させられても面倒ですし・・・
実況ヘリに連絡、燃料が切れたとでも理由を付けて下がらせなさい。
それと、これよりΣの音声はこちらが吹き替えたものを使うように。」
「はっ!了解いたしました!」
セキュリティ本部の指令所にてロジェはオペレーターたちに指示を出す。
彼は張りの良い椅子に深く腰かけ、画面の向こうでデュエルを行う自身の計画のピースたちを見てほくそ笑む
「やはり、人形より、使い手としての方が濃く現れますか・・・
では、次の試合のアレはもしかしたら余計な処置だったかもしれませね?
まぁ、再利用できるだけ、いや、彼ならばアレからすら引き出してくれるやもしれませんね。」
期待に胸を膨らまし、ロジェは鼻をこする。
その後ろでは不気味な光を発するポッドが乱立していた。
――ゴポォ・・・
アイツが戻ってくるだと・・・!?
「アイツが・・・?」
「あぁ、お前、俺が何のためにこの大会に出てるのかって聞いたよな?
それさ、俺がお前らの仲間として戻るには、俺がアイツを呼び戻すしかないって思ってな?だからこの大会に出た。」
そんな馬鹿な話あるか、あいつは死んだんだ。
どんな方法であれデュエルモンスターじゃねぇんだから呼び戻すなんてことできるはずがない。
この大会で優勝できても、もういないものを呼び戻すなんて・・・
「俺は墓地の昆虫族モンスター、ゴキポールを除外してジャイアントワームを特殊召喚。
さらにチューナーモンスター、インフェルニティ・ビートルを召喚・・・」
ジャイアントワーム「シャアァァァァァァ!!」
ATK1900
インフェルニティ・ビートル「ズビイィィィィィ!」
ATK1200
現れたのは見たまんまの巨大なムカデとカブトムシのモンスター、ここでチューナーを引かれたか
「インフェルニティ・ビートルの効果発動
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースすることでデッキからインフェルニティ・ビートルを2体まで特殊召喚できる。」
インフェルニティ・ビートル「ズビイィィィィィ!」
ATK1200
インフェルニティ・ビートル「ズビイィィィィィ!」
ATK1200
増殖能力を持ったチューナーだとぉ!?
「俺はレベル4のジャイアントワームにレベル2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!
その翅で爆風を巻き起こし、その一刺しで冥府の道を切り開け、シンクロ召喚
来い、レベル6、
赤い翅に青い鋼殻を持った蜂人間が槍のような斧のような武器を振り上げる。
突撃のヴォウジェ、自分の攻撃力以上のモンスターと戦うとき、相手モンスターの攻撃力をダメージ計算時のみ半分にするモンスターだ。
こいつで降魔弓のハマの攻撃力を半分にしようってハラなんだろうが、そうはいかねぇぜ。
「トラップ発動!
自分フィールド上の
俺は
降魔弓のハマ ATK2800→5400
これで突撃のヴォウジェの効果で半減させられても降魔弓のハマの攻撃力は2700
フルアーマード・ウイングに効果は効かねぇから、これで突撃のヴォウジェで突破できるモンスターはいなくなった!
「ヴォウジェじゃ突破できなくなったか、だがクロウ、これで終わりだと思うなよ!
俺はレベル6の
――ブチッ!グチュ、ブウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
インフェルニティ・ビートルと突撃のヴォウジェの体を喰い破り、無数の蛆が這いだし次々に羽化して蠅となって立ち上る。
なんだっ!?普通のシンクロ召喚じゃねぇ!?
「魔神を束ねし蠅の王よ!!虫唾の走る世界に陰りを!!シンクロ召喚!!」
無数の蠅はだんだんとその密度を増して巨大な蠅となる、さらにその尾は蛇のごとく伸び、その頭にはさらに2対の竜の首が、その中心には女の上半身が生えたその様は、まさに
「魔王龍ベエルゼ!!」
魔王だ。
魔王龍ベエルゼ「「「「グオオォォォォォォォォォォォォ!!」」」」
ATK3000
2つの竜の首が、人の口が、蠅の頭が、それぞれ底冷えのする唸り声をあげる。
「クロウ、お前、どうせアイツを呼び戻す方法なんかないとか思ってるんだろ?」
「あ、当たり前だろ!あいつは死んじまったんだ!
死んだ奴を呼び戻すなんて・・・生き返らせるなんて!神様の奇跡でもなきゃ無理な話だろうが!!」
「あるんだよ。神様も、奇跡ってやつも・・・」
何っ!?
「だから、俺の邪魔をするんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!クロウ!!
アクションカード、イリュージョン・ファイヤー!
このターン、俺はベエルゼ以外のモンスターの攻撃を放棄し、ベエルゼは俺のフィールド上の他のモンスターの数まで攻撃することができる!
魔王龍ベエルゼで
「なっ!!なんだと!?」
シンジは拾ったアクションカードを即座に発動させ、魔王龍ベエルゼに、強化された降魔弓のハマに向かって攻撃の命令を出す。
攻撃された降魔弓のハマは近づいてくる化け物に向かって矢を放つ
だが、矢が当たった場所は無数の蠅へと再び変わり、その矢はシンジへと突き刺さる。
「うぐっ!!」
LP3200→800
「シンジ!?」
このデュエルはなぜだかダメージが本物の衝撃となって襲ってくる。
2400ものライフを一気に削られた衝撃は身に染みてわかる。
俺も降魔弓のハマの攻撃で、肋に罅が入りそうな衝撃を受けた。
「はぁはぁ・・・痛てぇ・・・・痛てぇぞ!クロウ!!」
魔王龍べエルゼ「「「「オオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!」」」」
ATK3000→5400
「何っ!?攻撃力が上がった!?」
「魔王龍ベエルゼは自身の戦闘によるダメージが発生したとき、俺が負ったダメージの数値分自身の攻撃力をアップさせる!!」
「くっ!フルアーマード・ウィングの効果発動!
相手モンスターの効果が発生したときそのモンスターに楔カウンターを乗せる!」
魔王龍ベエルゼ 楔C0→1
「はははははっ!!そんなことをしてももう遅い!行け!喰らえ!魔王龍ベエルゼ!!
そう、もう遅い。
俺の手札は二の太刀のエテジアと月影のカルート、フルアーマード・ウィングにはカルートの効果を使えねぇし、エテジアの効果を使えるのはダメージステップ終了時だ。
「喰らい尽くせ!
――バキャ!バキ!ボキ!オオォォォォォォォォォォ!!
ベエルゼがフルアーマード・ウィングを巨大な蠅の頭の口で噛み砕き、2本の竜の首から漆黒のブレスのように見える蠅が不快な羽音を伴って放たれる。
ごめんな、フランク、アマンダ、タナー・・・お前らの夢になるって言ったのにこんな所で終わりでよ・・・
ロゼ、すまねぇ、後は頼んだ・・・
「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
LP600→0
シンジ、ウェーバー!!
キサマはあいつを死なせただけではなく、自らの友すら手に掛けようというのか!!
この街の恥を煮詰めた様な男め!
この俺、ジャック・アトラス直々に葬ってやりたいが、ロゼの奴が軽くつぶすだろう!
次回 遊戯王ARC-V Rーe:birth
『蘇る悪夢』
この俺との約束を違えることなど許さぬからな!
前座どもなど早く倒して、この俺にたどり着け!ロゼ!!
「CC」カード群の効果について
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制作したものをそのまま使用
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後付け効果を削除
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メインに入るカードの後付け効果のみを削除
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EXのカードのみをアニメ寄りにして使用
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完全にアニメカードそのまま