OPにも登場していたけど、ほんとこいつ何だったんだろ?地下の説明なら徳松さんで十分だったような気がしないでもない
フレンドシップカップ最終日
シティ最高のキングとして君臨しているジャック・アトラスと、颯爽と現れた流れのデュエリスト、ゴーストライダーことロゼ・ジェスターのデュエルを一目見ようとコモンズもトップスも関係なく多くの街の住人がスタジアムに詰めかけ、スタジアムに入れなかったものは、そのデュエル模様を一目見ようとデュエルレーンに目を向けている。
そんな中、治安維持局本局に2人の評議会堂職員の制服を着た男が訪れていた。
「わ、我々はホワイト・タキ評議会議長の命により、治安維持局の内部調査に来たものだ。」
「はい、これ令状ね。
何か隠しても無駄だから、すぐに通してくれると嬉しいなぁ?」
「わ、わかりました・・・
あ・・・え、と・・・・どうぞ、お通りください・・・」
対応した受付職員は面を食らった。
一人はこういうことに慣れていないのか、少し緊張気味で
もう一人は軽く、だが有無を言わせない態度で熟練を思わせる。
ただ、背丈からの印象は真反対だったので、そのちぐはぐさに受付職員は若干の混乱を起こしつつ令状を確認すると、言われるがままに2人を通した。
「OK、じゃあ、行こっか。」
「あ、あぁ・・・」
いぶかしげな目線を受けながら2人は一般立ち入り禁止の局内へと足を進ませる。
「ふぅ~ねぇ、ちょっと緊張しすぎじゃない?」
「五月蠅い!そういうお前は、随分となれている様子だったな?」
「まぁ、これでもあっちこっちに行ってきたからね♪
変に硬くならないで、自然体であった方がいいのさ。」
「・・・・・・」
怪しげな評議会堂職員、正体はデニスと黒咲である。
こういうことに一番向いている遊矢はジャックと決勝戦をやる為抜け、零児も評議会でロジェについての資料集めと情報整理に追われている。
よって、白羽の矢が立ったのがデニスだったわけだが、彼はその出自から信用という面では欠けている。
その為、お目付け役として手の空いていた黒咲が彼とコンビを組むことになったのだが、生真面目な彼は半分人を騙すこの変装調査という任務において若干不向きだった。
「もう、怖い顔しないで、って、ここだと怖い顔の方がいいっか♪」
「・・・怪しい真似をしたら、容赦しないからな。」
「分かってるよ。
じゃあ、お目付け役しっかり頼むよ。ワッさん。」
「ワッさんいうな!!」
不安になる凸凹コンビであるが、彼らとて表側である治安維持局内部に人体実験場のような人目に憚る様なものがあるとは思っていない。
もちろん調査はしっかりやるつもりだが、彼らはロジェの目を少しでも逸らすためのいわば、囮である。
――ワアアアァァァァァァァァァァァァァ・・・
響く歓声が青空に響き渡り消えていく
フレンドシップカップはいわば処刑場だった。中世や古代において処刑や殺し合いは娯楽であり、それ以外のモノを知らぬ者にとっては最高のエンターテインメントだった。
未来的な街であるはずのシティ
だが実態は惰性で生きるコモンズと蹴落とされないようにビクつくトップスで互いに停滞してフラストレーションが溜まるだけの止まった街
このフレンドシップカップはそんなシティ住人のガス抜きの場、そういう場所だった。
「ロゼ、お前はこの大会が終わった後どうする?」
「どうするって?」
「お前はこの街に残るのか?」
「冗談、俺は依頼以上にこの街に残るつもりはないよ。
探し物も見つけたし、大会が終わったら次の仕事だ。
このDホイールとカードもクロウ達に返すよ。」
「・・・そうか
俺もこの戦いが終わったら、街を出る。
日本の、いや世界のキングに俺はなる!その為に俺はこの街を出る!!」
キングという存在は絶対
シティのヒーローであり象徴的な存在であり広告塔
そんな絶対孤高の存在が隣に目を向け、前を向いて走り出そうとしている。
「そうか・・・うん、それでこそ、ジャックらしい。」
絶対王者の隣、それはひょっとすれば抜くことができる場所だ
新たなる王者が誕生するかもしれない場所だ。
ゆえにこの場に、いやこの街にいる人間たちはコモンズもトップスも無くある思いに駆られていた。
“見たい”
新たな王者の誕生が、王座を守り抜くキングの姿が
それにより生まれる壮絶なる
『さぁ!!歴史的な瞬間です!
留まることを知らない進化を見せるゴーストライダーが、キングを下し新たなる王者の栄冠を勝ち取るのか!
はたまた絶対王者ジャック・アトラスがその強さを見せつけるのか!』
2人はスタートラインに立つ、もはや言葉は不要
遊矢はジャックとの約束の通り、持てる力の全てを入れたデッキで、憧れに挑む
『アクションフィールド・オン!クロス・オーバー・アクセル』
【【デュエルモード・オン オートパイロット スタンバイ】】
ジャックは前に踏み出すために己の全力をかけて、未知に挑む
『ライディングデュエル!!』
そして戦いの火蓋が落とされる瞬間、心は交差する。
――アクセラレーション!!
――ゴウン、ゴウン
大量のベルトコンベアが稼働しゴミを運んでくる。
「おら!働け!働け!終わんねぇぞ!!」
ここはごみ捨て場、コモンズよりもさらに下、犯罪者や表ではどうしようもなくなった者たちの吹き溜まり
ここはごみ捨て場、時間をかけて努力を学ぶリサイクル場
「まぁ、終わることなんてないんだがな。ヘッヘッヘッww」
だが、今やここは浅ましい欲望が渦巻く地獄である。
そんな地獄の奥の調査に抜擢された日影、月影の風魔忍者兄弟は同じことを思っていた。
((これはこれでタキ殿に報告案件なのでは?))
風魔兄弟は囚人たちへの過度な虐待行為、看守の域を超えた折檻やいじめなどを密かに撮影し進んでいく。
「ふむ、これで地図に書かれた区画はすべてでござるか・・・」
「まぁ、やましいものを隠すのに情報の出ている場所に作るわけがないでござるからな。」
「ならば。」
「後は。」
「「あのダクトの奥でござるな。」」
地下施設のダクトや配管等は岩壁にむき出しで作られ張り巡らされている。
それらは一般人には無軌道で乱雑なものにしか見えないだろう、そして学がある者であってもその配管配置は無駄が多いと言わせるものになっている。
なぜなら、本来の設計にはない場所にも繋がっているのだから
風魔の忍は、そのことを見逃さなかった。
隠された壁の奥、そこに正面から入るほど2人は馬鹿じゃない。
2人は換気ダクトの中に入り込み進む。
「ふむ、換気ダクトに侵入者を想定しての赤外線。」
その内部に張り巡らされた赤外線を月影がデュエルディスクのハッキング機能を使って無力化させ
「換気扇のネジにセンサー・・・
用心深すぎて逆に怪しいと言っているものでござるな。」
途中にあった換気扇を日影が解体する。
――ガコンッ
最後のダクトの蓋が外れる。
「ここは・・・?」
「なんでござるか?」
2人が下りた場所は一言でいえば坑道の竪穴、そこに橋が蜘蛛の巣状に張り巡らされている
さらにはその下から不気味な虹色の光が立ち上っていた。
「むっ!?兄者!あれを!!」
「んっ?なっ!?」
月影が指さす方向を見た日影は驚愕した。
――うぅ・・・あぁ・・・・・
――ま・・まけ・・・・・
――か、かった・・・また・・か?・・・
――もう・・・終わらせて・・・・くれ・・・・
無数の人間が何かの機械の付いた椅子に座らされうめき声をあげていた。
その中心には虹色の光を生み出す塔のようなもの
そう、そこは表が天国に見えるほどの
『ようこそ!地獄の一丁目へ!!』
「「!!?」」
突如響く、芝居ぶった濁声
臨戦態勢を取る2人の目に入ってきたのは、一言でいうなら趣味の悪い男
金で作られたサングラス、大きな宝石や凝った細工の入ったリングを指に着け、首には薔薇を模したネックレス、着ているシャツも薔薇がプリントされており、その全体は煌びやかで金がつぎ込まれていることが分かるが、絶望的に品がなかった。
「お主・・・」
「何者でござるか?」
「おいおい、それはこっちのセリフだぜ?
まぁ、いいか、まずは自己紹介だ!俺の名はギャラガー!敏腕プロモーター、ギャラガー様だ!」
「敏腕?」
「プロモーター?」
あまりにも怪しげな男『ギャラガー』
だが、ただの成金の小物にしか見えないこの男がこの異常な場にいるのはあまりにも不似合いだった。
さらに言えば、自称する敏腕プロモーターという肩書も
「っと、言っても、今はここの、まぁ、支配人ってところだがな。
で、おメェさんたちは一体何だい?
生憎ここはコスプレ会場でも、オーディション会場でもねぇんだがね?」
「支配人・・・だったら話が早い。
拙者らは評議会の命によりこの地下施設の調査をしているものでござる。」
「令状もある。支配人というならばこの施設が何なのか教えてもらえるか?」
「へぇ~なんだ、あのジジババどもようやく重い腰を上げたっていうのかい?
OK、そういうことなら教えてやろうじゃねぇか!」
「「!!」」
あまりにもあっさりと要求に応じるギャラガーに2人は警戒レベルを上げる。
「お~おっかねぇ~
ここはなぁ~いわばリサイクル施設ってとこだな。」
「リサイクル?」
「だと?」
「おうよ、表側の施設も見てきただろ?あれとおんなじさ。
使えなくなったもの、負けたもの、飽きられたもの、壊れたもの、役に立たねぇと捨てられたもの
そういうどうしようもねぇゴミを、何とかして使えるようにするてぇのが、ここだ。
ただ、表と違うのは対象が“物”じゃなくて“人”だってところだがなぁ。」
「「!!」」
さらっとギャラガーが言った人を人とも思わない一言に2人の顔が怒りでゆがむ
ここで行われていることがリサイクルならば『更生』などという人道的なものではないことは明白だからだ。
「人のリサイクルとはどういうことでござるか!」
「なぁに、下にいる連中も地上では役立たずやはみ出し者として、地下に送られた連中ってのは表と変わらねぇが、たまにそのゴミの山の中にもキラリと光る奴が紛れ混んでいる場合があってね。
下にいる奴らがそれさ。」
下から漏れ聞こえる声からして、何が光るのかと言えばデュエルの腕だろう。
だが、それとこの状況が何をリサイクルしているのか繋がらない。
「ただ、だ。
ゴミの中にあっただけあって、奴らはロクでもねぇ精神をしてやがってな?
こっちの言うことなんか聞きやしねぇ。
だから、商品造りのための“部品”として使ってやってるつぅわけだ。」
「商品だと!?」
「そう、地上から来たってことはおメェらも見ただろ?ライディングロイド!」
ライディングロイド、その言葉で2人の脳裏に浮かび上がるのは、遊矢と戦った
(あの御仁は、ロボットではなくサイボーグ)
(部品というならば、彼らを機械化するつもりか?
いや、それならあの状況と合致しない、商品というにはあまりにも非人道的過ぎて一般には出せない・・・まさか!!?)
「彼らにライディングデュエルにインストールするAIを育てさせているのでござるか!?」
「おっ!いい勘しているぜ。青い忍者君!
その通り!奴らはライディングデュエルに搭載するデュエル戦術AIのために電子空間上でデュエルをさせている!
それなりの数のそれなりのデュエリストどもが鍛え上げたAIを乗っけたデュエルロイドはセキュリティだけじゃねぇ、あっちこっちの企業やシティの外にだって需要がある!
大会に出せば賞金をスパッととってきてくれるだろうよ!
それになんたって、逆らわねぇし、情をかけることもねぇし油断もすることもねぇ!完璧なデュエリストだ!!
サイコーだろ!強くて逆らわねぇデュエリストが金で手に入る時代になんだぜw!」
彼の語る商用デュエルロイド計画
それは彼ら
「「・・・そんなもの」」
「あ?」
「「そんなもの!!
「我らの魂を」
「我らの思いを」
「「要らぬと否定されてなるものか!!」」
ゆえに、風魔兄弟はゆるさない。
「ハッ!なるほど、ずいぶんと青い考えしているみてぇだな?
まぁ、ここを見られちまったんだ。ただで帰すわけにはいかねぇ
おめぇらがデュエリストだってなら、ここはひとつカッコよく決闘と行こうじゃねぇか!」
「「望むところ!!」」
「といっても俺も忙しい身でね。
とっとと終わらせるためにてめぇら2人まとめて相手して、おまえらもアイツらの仲間にしてやるよ!!」
『『『
「2人相手なんだ。
俺のライフはお前らの倍の8000スタート、先攻は貰うぜ!
俺のターン、俺はマジックカード、天使の施しを発動!」
「「なっ!?天使の施しだと!?」」
ギャラガーの前に浮かび上がる1枚のカード[天使の施し]
それは長いデュエルモンスターズの歴史の中で禁止カードとして長年収容され続けているカードである。
それはここシンクロ次元でもスタンダード次元でも変わりはない。
「そのカードは禁止カード!」
「レギュレーション違反でござる!!」
「何言ってやがる、ここの“支配人”はオレだぜ?
つまり、ここのルールも法もオレってことだぜ!ハッハッハッハッ!!
天使の施しの効果でデッキから3枚のカードをドローして2枚のカードを捨てる。
墓地に送られたエクリプス・ワイバーンの効果でデッキから光か闇属性のドラゴン族レベル7以上のモンスターを除外する。
俺が除外するのは闇属性、ドラゴン族レベル8の破滅竜ガンドラX
さらに墓地に行ったダンディライオンの効果で俺のフィールドに綿毛トークンを2体、守備表示で特殊召喚する。」
綿毛トークン DEF0
綿毛トークン DEF0
フィールドに現れる目の付いたタンポポの綿帽子
もちろんこれも禁止カードの産物である。
「さらにぃマジックカード、苦渋の選択を発動
これでてめぇらは俺がデッキから選び出した5枚のカードの中から1枚を選ばなくちゃならねぇ
てめぇらが選んだ1枚は俺の手札に、それ以外は墓地に送られる。
俺が選ぶのはグローアップ・バルブ、焔征竜―ブラスター、瀑征竜―タイダル、嵐征竜―テンペスト、巌征竜―レドックス、さぁ、どいつを選ぶ?」
「ほとんど禁止カードではござらぬか!!」
「ここまでくるとどれでも同じのような気もするが・・・
グローアップ・バルブを選ぼう。」
「そうかい。でも、まぁ~どれを選んでも同じだったけどな。
2枚目の天使の施し発動、デッキから3枚ドローしグローアップ・バルブ、レベル・スティーラーを捨てる。
さらに永続魔法、生還の宝札を発動。
こいつがある限り、俺の墓地からモンスターが特殊召喚されるたびに俺は1枚ドローする。
俺は墓地のグローアップ・バルブの効果を発動、デッキトップを1枚墓地に送り、チッ、こいつを特殊召喚だぁ。」
グローアップ・バルブ DEF100
現れたのは球根のような部分に目がついている花
「生還の宝札で1枚ドロー
さらに墓地の巌征竜―レドックスの効果発動、俺の墓地の地属性モンスター、ダンディライオンとドラゴン族モンスター、エクリプス・ワイバーンの2体を除外してこいつを特殊召喚する!」
レドックス「グワアアァァァァァァ!!」
DEF3000
壁を突き破り現れたのは岩のような体を持つドラゴン
「生還の宝札で1枚ドロー
さらに除外されたエクリプス・ワイバーンの効果発動、エクリプス・ワイバーンの効果で除外されていたガンドラXを手札に加える。」
(ガンドラX
フィールドのモンスターをすべて破壊し、破壊したモンスターの内、最も攻撃力の高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与えるカード)
(舌打ちしたときに墓地へ送られたカードはマスドライバー
フィールド上のモンスターをリリースして相手に400ポイントのダメージを与えるカード
あのデッキは先攻ダメージタイプか。)
((ならば!))
「俺はレベル7の巌征竜―レドックスとレベル1の綿毛トークンにレベル1のグローアップ・バルブをチューニング!
シンクロ召喚!出てこいレベル9!氷結界の龍 トリシューラ!」
トリシューラ「「「ギュオオォォォォォォ!!」」」
ATK2700
現れたのは三界を凍てつかせる破滅の氷龍
3つ首のうち一本が月影の手札を見つめている。
「トリシューラの効果発動
こいつをシンクロ召喚したとき、相手の墓地、フィールド、手札のカードをそれぞれ1枚除外する。
青い方のにいちゃん、左端のカードを除外しな。」
「むぅ・・・」
「さて、もう1枚、苦渋の選択を発動だ
選ぶのは地征竜―リアクタン、風征竜―ライトニング、レベル・スティーラー2枚、スポーアだ。」
「スポーアを手札に加えてもらおう。」
「オケェー!オケェー!でも、無意味だがな
天使の施し発動、3枚ドローし、手札のスポーアとレドックスを捨てる。
墓地の嵐征竜―テンペストの効果!ドラゴン族のリアクタンとレドックスを除外して墓地からこいつを特殊召喚!
生還の宝札で1枚ドロー。」
嵐征竜―テンペスト「グワアアァァァァァ!」
ATK2400
竜巻を纏って現れるのは嵐の力を宿した緑色のドラゴン
さらにその竜の星を喰らい、1匹のテントウムシが現れる。
「テンペストのレベルを1つ下げて、墓地のレベル・スティーラーの効果、こいつを特殊召喚!」
嵐征竜―テンペスト LV7→6
レベル・スティーラー DEF0
「1枚ドローして、さらに墓地のスポーアの効果
墓地の植物族モンスター、グローアップ・バルブを除外して、そのレベルをこいつに加えて特殊召喚!」
スポーア DEF800 LV1→2
「またこれで」「レベル9」
「1枚ドロー!そして、レベル6のテンペストとレベル1のレベル・スティーラーにレベル2のスポーアをチューニング
シンクロ召喚!氷結界の龍 トリシューラ!」
トリシューラ「「「グオオォォォォ!」」」
ATK2700
「やはり制限カードも枚数無視して入れているか・・・
ならば!拙者は手札のエクストラ・ヴェーラーの効果を発動!
相手が特殊召喚したとき、手札からこのモンスターを特殊召喚する!
このモンスターがこの効果で特殊召喚されターン、拙者が受ける効果ダメージは貴様が受ける!」
「何ぃ!?」
エクストラ・ヴェーラー「ハッ!」
DEF200
トリシューラのシンクロ召喚に合わせて日影が特殊召喚したのは金の刺繡がされた赤い布をひらつかせる闘牛士
ギャラガーはこのターンで決めるつもりだったのを邪魔をされてイラ立つ。
「チッ、トリシューラ!似合わねぇモンスター使っている忍者サマのカードを凍らせてやれぇ!」
颯爽と現れたエクストラ・ヴェーラーと日影の手札がトリシューラによって凍らされ砕け散る。
「一匹逃がしたが、まぁいいか
トリシューラのレベルを1つ下げレベル・スティーラーを特殊召喚。」
レベル・スティーラー DEF0
「1枚ドローだ。
レベル・スティーラーとトリシューラ1体をリリースして破滅竜ガンドラXをアドバンス召喚!」
ガンドラX「ギャオオオォォォォォォォ!!」
ATK0
破滅を呼ぶ神の氷槍が漆黒の体に無数の赤い宝玉を輝かせる新たな破滅を呼ぶ
それが放つ紅い滅光は味方であるはずのもう1体のトリシューラを崩壊させる。
「ガンドラXの効果!
こいつが手札から召喚、特殊召喚されたとき、こいつ以外のフィールドの全てのモンスターを破壊して、相手に破壊したモンスターの内で最も攻撃力の高ぇモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
赤い方には無理だが、青い方のお前!喰らえぇやぁ!!」
「ぐわああぁぁぁぁぁぁ!!ぐぅ・・・
だが、拙者が効果ダメージを受けたことで手札の森の精霊 エーコの効果が発動する!」
LP4000→1300
「なんだと!?」
ガンドラX ATK0→2700
「このモンスターを特殊召喚し、貴様に拙者が受けたダメージと同じ分だけダメージを与え、その後、互いが受ける効果ダメージをこのターン0にする!」
森の精霊 エーコ DEF1000
木に宿った精霊が戦いのためのカタチを得る葉っぱと枝で作られた植物人間となったエーコは本体である赤い玉を輝かせ、主に仇なした敵に主と同じ痛みを与える。
「ぐへぇぇぇぇ!!?
て、てめぇら!!2人してダメージ対策なんて、どういうことだ!?」
LP8000→5300
「どういうことと言われても・・・」
「ワンキル対策は必須でござる。」
「うむ。」
――ギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!
――キィィィィィィィィィィィィン!!
昨日からDホイールのエンジンの調子がいい
以前よりも加速の伸びが段違いだ。アクセルシンクロの影響だろうか?
まぁ、それでも
「抜けないか・・・」
前を走るジャックは絶妙な位置取りで前への道を開かない。
多少無理を通して突っ込もうとしても、それに合わせてくる。
それを利用して、付き合えばガードに衝突コースになるように誘導しても、1輪という特殊な形状を利用して壁を走る。
そして、先攻は取られ、アクションカードも先取された。
「先攻は俺だ!
俺は速攻魔法、手札断殺を発動
互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送り、2枚ドローする。
俺は手に入れたアクションカードとバックグランド・ドラゴンを墓地へ送り2枚ドロー!」
「俺も手札のウィッチクラフト・マスターピースと
完全にアクションカードを戦術に取り入れるようになってきたか
「墓地のバックグランド・ドラゴンの効果発動!
このカードが墓地にある時、俺のフィールドに何もカードがない場合、墓地のこのカードと手札のレベル4以下のドラゴン族モンスターを守備表示で特殊召喚する!
出でよ!バックグランド・ドラゴン!霊廟の守護者!」
バックグランド・ドラゴン「グワアァオオォォ!」
DEF1800
霊廟の守護者 DEF2100
オレンジ色のメカメカしい鋼殻を持つドラゴンと霊廟を守護する竜人が姿を現す。
だがジャックの展開はこれで終わらない
「さらにレッド・リゾネーターを通常召喚!
その効果により手札のレベル4以下のモンスター、変容王ヘル・ゲルを特殊召喚!」
レッド・リゾネーター「ヘッ!」
ATK600
ヘル・ゲル DEF100
ジャックの副代名詞的な赤い小悪魔、レッド・リゾネーターとそれに呼び出されたカエルの上半身が2つくっ付いたようなゲル状のモンスター、変容王ヘル・ゲル
あぁこりゃ、たぶん並ぶな。
「変容王ヘル・ゲルの特殊召喚に成功したことにより効果発動!
このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、ヘル・ゲルのレベルをそのモンスターと同じにし、その後、そのモンスターのレベル×200、俺のライフを回復する!
俺はバックグランド・ドラゴンを対象にし、ヘル・ゲルのレベルをバックグランド・ドラゴンと同じ5にし、俺は1000ポイントライフを回復する!」
LP4000→5000
ヘル・ゲル LV1→5
「さらにヘル・ゲルの効果でヘル・ゲルのレベル以下のレベルを持つ悪魔族モンスターを1体手札から特殊召喚する!
出でよレベル1!シンクローン・リゾネーター!!」
シンクローン・リゾネーター「ヘッ!」
ATK100
『何とジャックいきなり5体のモンスターを召喚です!!』
「これで終わりではない!
俺はレベル1のシンクローン・リゾネーターにレベル5のバックグランド・ドラゴンをチューニング!
漆黒の闇を裂き、その熱き魂を燃え滾らせよ!シンクロ召喚!
いでよ!レッド・ライジング・ドラゴン!!」
レッド・ライジング「グオォォォォォ!!」
ATK2100
「レッド・ライジング・ドラゴンの効果発動!
このカードがシンクロ召喚に成功したとき、墓地のリゾネーターを1体特殊召喚する!
舞い戻れ!シンクローン・リゾネーター!」
シンクローン・リゾネーター「へヘッ!」
ATK100
「俺はレベル6のレッド・ライジング・ドラゴンにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!
王者の咆哮、今天地を揺るがす!唯一無二なる覇者の力をその身に刻むがいい!シンクロ召喚!!
荒ぶる魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」
レッド・デーモンズS「グオオオオォォォォォォォォ!!」
烈火を引き裂いて現れるジャックの魂たる傷だらけの悪魔竜
だが、フィールドにはまだチューナー2体とモンスター1体が残っている、その合計レベルは10
「さらにレベル4の霊廟の守護者にレベル5となった変容王ヘル・ゲルとレベル1のシンクローン・リゾネーターをダブルチューニング!!」
『えぇ!?これって!!?』
「王者と悪魔!今ここに交わる!!赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびを上げよ!シンクロ召喚!
現れろ!レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントォォォ!!」
レッド・デーモンズT「グオオオオォォォォォォォォ!!」
ATK3500
鬣のような角を誇らしく輝かせ、強靭になった肉体をその暴君は惜しげもなく見せつける。
スカーライトとタイラント、2体のレッド・デーモンズがここに並んだ。
『中継を見ている皆様、この感動伝わっていますでしょうか!?
何とレッド・デーモンズが2体それも1ターン目から並びました!!
それに対しゴーストライダーどうす、ん?おぉぉ!!ここでアクションカードだ!!』
俺たちの進路上に姿を見せたのはアクションカード、それも2枚、まぁ1枚は
――ギュウゥゥゥゥゥン!!
!!?
――ギュゥギュゥギュ、ギュイイィィィィンン!!
加速しいち早くアクションカードのもとまで行ったジャックに何をやられたかというとスピンターンだ。
その回転の中でジャックは先に手に入れたアクションカードを流れるようにセットして、もう1枚を手札に掻っ攫っていった。
実質2枚取りである。
『何とジャック!アクションカードを実質2枚取り!
ゴーストライダーの手に渡す気が全くありません!!』
アクションカードは描かれてはいないが扱いは速攻魔法だ。
よって、セットされたターンには発動できなくなる。
それでいて発動タイミングの無いカードならば魔法・罠ゾーンを圧迫するだけのカードとなる。
「・・・そこまでするか?」
「フンッ、俺はこの一戦、俺の全ての力、そして技術、そのすべてを持ってお前を倒しにかかる!
だからお前も、持てる全てを、いやそれすら超えて俺と戦え!!
シンクローン・リゾネーターの効果で墓地のレッド・リゾネーターを手札に加え、カードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」
ライディングの腕でもってことか・・・なるほど
「ふっ・・・そこまでしてくれるか。」
面白くなってきた!
「クソが!!早すぎた埋葬発動!
ライフを800払い、墓地のモンスターを特殊召喚する!
墓地のチューナーモンスター、スポーアを特殊召喚!
さらにガンドラXのレベルを1つ下げてレベル・スティ―ラーを特殊召喚!
合計2枚のカードをドロー!」
LP5300→4500
スポーア DEF800
レベル・スティーラー DEF0
「レベル7のガンドラXとレベル1のレベル・スティーラーにレベル1のスポーアをチューニング!
シンクロ召喚!氷結界の龍 トリシューラ!青いやつのカードを除外してやれぇ!!」
トリシューラ ATK2700
3度現れるトリシューラ、今度は拙者の手札とエーコを氷結粉砕する。
このギャラガーと名乗ったルール無視の怪しい男、先攻ワンキルの失敗程度で随分品のない。
「墓地のドラゴン族、トリシューラ2体とテンペスト、ライトニングの4体を除外して墓地から瀑征竜―タイダル、焔征竜―ブラスターを特殊召喚!
生還の宝札で2枚ドロー!」
瀑征竜―タイダル「ギュアアァァァァァァ!!」
ATK2600
焔征竜―ブラスター「グオオォォォォォ!!」
ATYK2800
ギャラガーのフィールドに流れ落ちる瀑流のごとき青白い体を持つ竜とマグマのごとき赤く燃える体を持つ竜
タイダル、ブラスター、トリシューラ、大型ドラゴン、それも禁止、制限を受けてたモンスターの並ぶ姿は圧巻ではある。
「手札を4枚伏せ!ターンエンド!手札制限で3枚捨てる。」
がそれで怖じ気づくような風魔の忍ではござらん。
「ならば、拙者のターン、ドローでござる。
マジックカード、強欲で金満な壺を発動!
このカードは拙者のメインフェイズ1の開始時に発動できる。
エクストラデッキから3枚か6枚のカードをランダムに裏側で除外し、除外したカード3枚に付き1枚ドローする。これ以後、拙者はこのターン、カードを効果でドローできない。
さらにマジックカード、アームズ・ホールを発動
デッキトップを1枚墓地へ送り、デッキ、墓地より装備魔法を手札に加える。
ただしこのターン、通常召喚ができないでござる。
拙者が手札に加えるのは
さらに速攻魔法、盆回しを発動!
自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法を2枚選び、1枚を拙者のフィールドにもう1枚を相手フィールド上にセットするでござる。
拙者のフィールドに隠れ里―忍法修練の地を兄者のフィールドにチキンレースをセットする!
兄者!これを!」
「うむ!!」
「盆回しの効果でセットされたカードがいずれか、フィールドゾーンにセット状態である限り、お互いに新たなフィールド魔法をセット、発動出来ないでござる。」
「チッ、仲良しこよしのくせに何言ってやがる!」
拙者らは共に修業をした忍であり、兄弟
その絆は堅く繋がっている。
「ふんっ、セットされている隠れ里―忍法修練の地を発動!」
不気味な地下空間が静寂なる夜の中に佇む隠れ里へと変貌する。
「手札を1枚捨て装備魔法
除外されている拙者のモンスターを1体特殊召喚するでござる。
現れよ!黄昏の忍者将軍―ゲツガ!!」
ゲツガ「フンッ!いざ!!」
ATK2000
「ゲツガの効果発動!
攻撃表示のこのカードを守備表示にして墓地のゲツガ以外の忍者モンスターを2体特殊召喚する!
ゲツガの元へ集え!我が同胞たちよ!
成金忍者「へっへっへっ!」
DEF1800
HANZO「はっ!」
ATK1800
旗印をたなびかせる忍の長が陣を敷き、その下に煌びやかな服装の忍者と銀と黒の軽鎧を纏う忍者マスターが参上する。
「特殊召喚されたHANZOの効果でデッキより忍者モンスター、黄昏の忍者―シンゲツを手札に加える。
続いて
参上せよ!覆面忍者ヱビス!」
ヱビス「なっ!ははは!!」
DEF1800
緑色の忍び装束を纏うでっぷりと太った忍者が笑い声をあげながら現れる。
その手には4つの爆弾
「忍者モンスターの特殊召喚により修練の地の効果で墓地の忍法カード、分身の術を手札に戻す。
さらにヱビスの効果発動!このカード以外の忍者モンスターが拙者のフィールドにいるとき、拙者のフィールドの忍者モンスターの数まで相手フィールドのマジック、トラップカードを手札に戻す!
貴様のフィールドにセットされた4枚のカード全てを戻させてもらうぞ!」
「何ィ!!?」
ヱビスはギャラガーの驚きなどお構いなしに爆弾を投げつける。
「チィ!チェーンしてトラップカード、針虫の巣窟!局地的大ハリケーン!シンクロコールを発動!
まずはシンクロコールの効果で墓地のモンスター、チューナーモンスター、スポーアを特殊召喚して、その後シンクロ召喚を行う!
レベル7の瀑征竜―タイダルにレベル1のスポーアをチューニング!
出てこい!混沌魔竜 カオス・ルーラー!!」
カオス・ルーラー ATK3000
水を司る竜が消え、人のようにも見える黒にも白にも見える甲殻をした魔竜が翼を広げる。
「そして、局地的大ハリケーンの効果で俺の手札と墓地のカードをすべてデッキに戻してシャッフル。
その後、針虫の巣窟の効果で俺のデッキの上から5枚のカードが墓地へ送られる。
そんでもって最後に残ったセットカードは俺の手札に加わる。
そして新たなチェーンだ!
シンクロ召喚に成功したカオス・ルーラーがチェーン1、墓地へ送られたエクリプス・ワイバーンがチェーン2で効果処理
デッキから破滅竜ガンドラXを除外し、カオス・ルーラーの効果でデッキの上から5枚をめくりその中から光か闇属性のモンスターを手札に加える。
チッ、湿気てやがんな・・・レベル・スティーラーを手札に加え、その他は全て墓地送りだ。」
5枚まで削れたデッキが一気に回復した。
そしてなくなった墓地アドバンテージの回復をこなしたか。
ただ、禁止カードを使って適当に組んだデッキというわけではなさそうでござるな。
「ならば拙者はレベル4の覆面忍者ヱビスと忍者マスターHANZOでオーバーレイネットワークを構築!
エクシーズ召喚!参上せよ!クロノダイバー・リダン!!」
クロノダイバー・リダン「ははははっ!」
DEF2000
赤い裏地の黒いマントをたなびかせ白髪美麗の時を攫う怪盗が参上する。
「エクシーズ召喚?聞いたこともねぇ召喚法だな?
へへへっ、おい、坊主、どうせなら俺のプロデュースでも受けてみるかい?
その召喚法だけで、がっぽり儲けられそうだぁ!」
エクシーズは知らぬか・・・
ジャン・ミシェル・ロジェと関係はあっても、別世界の住人という訳ではなさそうでござるな。
「冗談、そのようなことに巻き込まれては碌なことにはござらん。」
遊矢殿もペンデュラムの際に苦労したという話でござるからな。
「カードを1枚伏せ、ターンを終了するでござる。」
「拙者のターン、ドロー!
そして、スタンバイフェイズ、月影のクロノダイバー・リダンの効果が発動する!」
「あっ?」
「クロノダイバー・リダンはスタンバイフェイズに相手のデッキの一番上のカード1枚をオーバーレイユニットとしてこのカードに重ねる。」
「月影!このカードを受け取れ!」
「かたじけない兄者、そして、むっ?」
拙者がフィールドに目を向けたときクロノダイバー・リダンはその姿を消していた。
なぜなら
「あっ!?こらドロボー!!」
ギャラガーのデッキの上から1枚失敬していた。
この状況だと、『全ての』相手のデッキの一番上を奪うのでござるか・・・
まぁ、嬉しい誤算というやつでござるな。
「そして、クロノダイバー・リダンの効果を発動。
このカードに重ねられたモンスター、マジック、トラップのオーバーレイユニットを3種類まで取り除くことで効果を発動する。
拙者は覆面忍者ヱビス、貴様の死者蘇生、兄者の忍法―妖変化の術の3種類を取り除く。
これにより、このターンのエンドフェイズまでリダンを除外し、拙者はカードを1枚ドロー
さらに貴様のフィールドの表側表示カードを1枚、持ち主のデッキトップに置く
貴様のフィールドの生還の宝札をデッキの上においてもらおうか。」
時の怪盗がその力を最大限に発揮し動き回る。
拙者の時を速めドローを加速させ、ギャラガーのカードの時を戻してデッキの上に移動させ、そして自分は時の狭間に雲隠れする。
「ちっ!」
「では拙者のターンを続行させてもらおう。
セットされたフィールド魔法、チキンレースを発動させ、その効果により拙者のライフを1000払い、デッキから1枚ドローする。
さらにチキンレースが発動されている限り、ライフポイントが一番低いプレイヤーはあらゆるダメージが0となる。」
LP4000→3000
「何だと!?」
「月影にこれで手出しはできんよ
さらに拙者はマジックカード、精神操作を発動、相手フィールド上のモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
月影、お主の
「承知。」
拙者の
「
手札のトラップカード、迷い風を捨てデッキより忍者マスターHANZOを特殊召喚。」
忍者マスターHANZO「ふんっ!」
ATK1800
「特殊召喚したHANZOの効果により、デッキから忍者カードとして扱う黄昏の中忍―ニチリンを手札に加える。
さらに永続魔法、隠密忍法帖を発動し効果を起動
手札の忍者カード、黄昏の中忍―ニチリンを捨てデッキから忍法カード、機甲忍法ゴールド・コンバージョンをセットし発動!
拙者のフィールドの忍法カードをすべて破壊し2枚ドローする。
カードを3枚伏せ、エンドフェイズ、
兄者は短いターンを終えて、役目を果たした
あの感じだと、準備は済んだようでござるな。
だが拙者も念押しをするでござる。
「エンドフェイズになったことでクロノダイバー・リダンが帰ってくるでござる。
さらに永続トラップ、忍法―分身の術をゲツガをリリースし発動!
デッキより、レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下になるように忍者モンスターを任意の数だけ表側攻撃表示、または裏側守備表示で特殊召喚する。
ゲツガのレベルは8、現れよ!レベル4!機甲忍者アクア!忍者マスターHANZO!」
機甲忍者アクア「ふんっ!」
ATK800
忍者マスターHANZO「タァ!!」
ATK1800
「クソが!やりたい放題やりやがって!!」
どの口が言うのでござろうか?
にしても、こちらがタッグで戦うことを指定しておいて文句、自身の手札に加わったカードに文句、こちらの妨害策に文句
「・・・HANZOの効果でデッキから新たな黄昏の忍者将軍―ゲツガを手札に加える。」
つまらぬ男よ。
「俺のターン、ドロー!
早速行こうか、俺は手札のスケール6の
奴を挟むように天から光の柱が降臨する。
その中に浮かぶのはギターのような亀と黄金のベルを被ったモンスター
あれがペンデュラムか。
『えっ!?モンスターを直接魔法・罠ゾーンに!?』
「ペンデュラムモンスターは魔法・罠ゾーンの両端をペンデュラムゾーンとすることでそこに魔法扱いで置くことができる。
さらに2枚揃えることでペンデュラムスケールという場所に書かれた数字の間のレベルを持つモンスターを1ターンに1度、手札、またはエクストラデッキに表側表示で加わったペンデュラムモンスターの中から可能な限り特殊召喚することができる。
それがペンデュラム召喚だ。」
ほう、モンスターの複数同時召喚、融合とも違う新たな召喚法ということか
だがその程度なら何ら珍しいことはない。
「エクストラに表で加わるとは?」
「ペンデュラムモンスターはフィールドから墓地へ送られる場合、墓地へは送られずエクストラデッキに表側表示で加わる。
そんでもって、ペンデュラムゾーンで魔法扱いであるということはモンスター効果とは別の魔法としての効果、ペンデュラム効果を持っているってことだ。
ギタートルのペンデュラム効果、1ターンに1度、
2枚で特殊召喚効果を発揮する永続魔法のようなものか
だが、その真価は恐らく・・・
「魔法カード、
手札を3枚まで捨て、捨てた枚数分ドローする。その後、ドローした枚数までペンデュラム召喚可能な魔術師ペンデュラム、EM、オッドアイズモンスターを手札から特殊召喚する。
それができない場合はドローした枚数×1000ポイントのダメージを俺は受ける。
俺は最大枚数の3枚を捨て、3枚ドロー、セットされているスケールは1と6なのでレベル5のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン、レベル4の
オッドアイズ・ペルソナ「グオォォ!」
ATK1200
ペンデュラム・マジシャン「ハッ!」
ATK1500
トランプ・ガール「あはは」
DEF200
仮面をかぶった竜、振り子を持ったマジシャン、トランプの柄が描かれた服を着た少女が現れる。
なるほど、これはマジックカードの効果だがこういう風に出てくるのか。
「ペンデュラム・マジシャンの効果発動
こいつが特殊召喚されたとき、俺のフィールドのカードを2枚まで破壊して、デッキから破壊した枚数分、デッキからペンデュラム・マジシャン以外の
手札に加える。ただし同名は1枚
俺はペンデュラム・マジシャン自身とペンデュラムゾーンのギタートルを破壊しデッキから
さらに空いたペンデュラムゾーンにスケール6の
もう片方のペンデュラムゾーンに
燕尾服を着たトカゲが光の柱の中に現れるがすぐさまそこからいなくなる。
奴はフィールドを経由して破壊しアドバンテージを取っているが、同時にエクストラデッキにモンスターを貯めている。
やはりそういうことか
「トランプ・ガールの効果発動
1ターンに1度、このカードを含む自分フィールドのモンスターを使い融合召喚を行う。」
「何、融合だと!?」
「ペンデュラムモンスターであるトランプガールとオッドアイズモンスター、ペルソナ・ドラゴンを融合
疾風迅雷、その二色の眼に写る歯向かう者を平伏させよ!
融合召喚!雷の力帯し竜、オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン!!」
オッドアイズV「グオオォォォォォ!!」
ATK2500
雷の力を帯びた緑色の竜がレーンを滑るようにして走る。
そして、その二色の眼はレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトに向けられる。
「ボルテックス・ドラゴンが特殊召喚に成功したとき1ターンに1度、相手フィールド上の表側攻撃表示モンスター1体を対象に、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
スカーライトには一旦、檀上を去ってもらおうか?」
オッドアイズV「ギャオオォォォォ!!」
レッド・デーモンズS「グワアアァァァァァ!?」
「くっ!?」
『そんな!?レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトがあんなにあっさり!?』
雷でできた竜の影がスカーライトを俺の下に弾き飛ばす
「スケール6の
これでスケールは1と6、よって2から5のレベルのモンスターをペンデュラム召喚可能
揺れろペンデュラム、異界へつながる扉を開け!」
天に描かれる光の魔法陣、そしてそこから落ちてくる流星のごとき虹の輝き
「ペンデュラム召喚!
レベル2、
トランプガール「あはっ!」
DEF100
ペンデュラム・マジシャン「はっ!」
DEF800
オッドアイズ・ペルソナ「ギャオオォォォォ!」
DEF2400
『えぇ!?全部戻ってきた!?なにあの召喚方法!?』
「やはりそうか!ペンデュラム召喚とは破壊と再生を繰り返す無限再生の召喚法!」
さっき素材やコストへと消えたモンスターたちが全く同じ顔ぶれで立ち並ぶ
ペンデュラムスケールがある限り、あれが毎ターン復活する!
「さすがジャック物分かりがいい。
まぁその分、手札管理が大変で、スケールを除去されると、どうしようもなくなるけど
さて、ここでレ・ベルマンのペンデュラム効果を発動だ。
1ターンに1度、メインフェイズにペンデュラム召喚された自分フィールド上の全てのモンスターのレベルを1つ上げる。」
トランプガール LV2→3
ペンデュラム・マジシャン LV4→5
オッドアイズ・ペルソナ LV5→6
「さらにオッドアイズ・シンクロンのペンデュラム効果で
トランプガール LV3→1(チューナー)
「レベル6のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンにレベル1の
2色の眼に写る星よ、流星となって降り注げ!シンクロ召喚!!
星紡ぐ戦竜、オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン!!」
オッドアイズM「ギャアアァァァァァァァァ!!」
ATK2500
奴のデュエルで何度か見る2色の眼を持つ星炎の竜
バトルフェイズ中のモンスター効果を使用不能にする効果は強力だが、あれの隠された力が解放される。
「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンの効果発動!
このカードが特殊召喚されたとき、自分のペンデュラムゾーンのカードを1体、特殊召喚する。
来い!チューナーモンスター、
オッドアイズ・シンクロン「んっ!」
DEF600
光の柱から解放されるシルクハットをかぶった金属のボールのようなモンスター
赤と緑の2色の目は信号機を彷彿とさせる。
「レベル5の
――カンカンカンッ!
遮断機のような音が鳴り響き、オッドアイズ・シンクロンが2つの光の輪に変わる。
その輪がペンデュラム・マジシャンを取り囲みその中の5つの星を輝かせ新たな光を生み出す。
「集いし奇跡が道を照らす灯火となる!光さす道となれ!!シンクロ召喚!!
未来へと飛び立て!シンクロチューナー、シューティング・ライザー・ドラゴン!!」
シューティング・ライザー「ギュオォォォォォォォォ!!」
ATK2100
こいつが奴の遺した星の光、闇すら飲み込み進化を導く、希望の竜!
「シューティング・ライザー・ドラゴンがシンクロ召喚に成功したことで、デッキからこのカードのレベルより低いモンスター、曲芸の魔術師を墓地へ送り、そのレベル分シューティング・ライザーのレベルを下げる。
曲芸の魔術師のレベルは5よって、シューティング・ライザーのレベルは7から2になる。」
シューティング・ライザー LV7→2
「さらに魔法カード、ペンデュラム・ホルトを発動
俺のエクストラデッキにペンデュラムモンスターが3種類以上表でいるとき、さらに2枚ドローする。
そして、死者蘇生を発動
墓地から蘇れ!オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン!!」
オッドアイズ・ファンタズマ「ギャオオォォォォォォォォ!!」
ATK3000
現れたのは虹の炎の翼を広げる骸のように白い2色の眼の竜
効果を見れば、タイラントを容易く屠ることができる能力を持つ、だが
「俺のフィールドのレベル7以上のオッドアイズモンスターのレベルを3つ下げ、墓地の貴竜の魔術師を墓地から特殊召喚!」
オッドアイズ・ファンタズマ LV8→5
貴竜の魔術師「ふん。」
DEF1400
「俺はレベル5となったオッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴンにレベル3の貴竜の魔術師をチューニング!」
奴はそれを容易く捨てた。
「闇が滲み、終焉へと導く、光なき世界へ!シンクロ召喚!!
現れろ!ダークエンド・ドラゴン」
ダークエンド「グオォォォ・・・・」
ATK2600
幻想が漆黒の闇へと変わる。このモンスターは
「ダークエンドの効果発動、1ターンに1度、このモンスターの攻撃力を500ポイント下げることで相手フィールド上のモンスター1体を墓地送りにする。
タイラントにもご退場願おうか!」
ダークエンド「グオォォォ・・・」
レッド・デーモンズT「グウゥウゥゥ・・・・・」
ダークエンド・ドラゴンの吐いた闇がタイラントを消し去っていく
「くっ!?レッド・デーモンズ達をこうも容易く!?
だが、その魂は守護者に受け継がれる!
俺のフィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られたことで墓地の霊廟の守護者の効果発動!
このカードを特殊召喚する!」
霊廟の守護者 DEF2100
「さて・・・やるか!
俺はレベル8のシンクロモンスター、ダークエンド・ドラゴンにレベル2となったシューティング・ライザー・ドラゴンをチューニング!」
――ギュオォォォォォォォォォォ!!
異常とも思える加速、風の抵抗を全く感じさせない走り
だが、奴はもはやそんな次元にはいない。
「集いし力が拳に宿り、鋼を砕く意思と化す!光さす道となれ!アクセルシンクロォォ!!」
――ブォン!!
『えっ!?また!?』「消えた・・・?」
あまりにも早すぎて俺の目が追い付かなかったのではない、奴は数瞬この世界から確かに消えていた。
――ブゥオォォォォォォォォ!!
「現れろ!スターダスト・ウォリアー!!」
スターダスト・ウォリアー「ハッ!!」
ATK3000
奴が次の瞬間に現れたとき俺の前を新たなモンスターを従えて走っていた。
星屑の鎧を纏う巨神、その在り方は奴、遊星を思い起こさせる。
「これがお前の目指した境地、そして、お前のたどり着いた境地か・・・」
「それはちょっと違うな。」
「む?」
「俺はカードとDホイールを借りて真似ているだけだ。
あの人が至った、至ったであろう場所には全然足りないし、どうやっても同じにならない。
ぶっちゃけ俺だけじゃ、ジャック、あなたの背中すら見えなかったと思っている。」
「・・・そうか、ならばお前はどうする?」
「今は借りてでも、あなたに挑むだけさ。ジャック・アトラス!!
アクションマジック!イリュージョン・ファイヤーをスターダスト・ウォリアーを対象にして発動!
このターン、対象モンスター以外は攻撃出来ない代わりに、それ以外のモンスターの数まで攻撃できる!
行け!スターダスト・ウォリアー!霊廟の守護者を攻撃!スターダスト・ラッシュ!!」
スターダスト・ウォリアー「オォォォォォ!!」
「ぐっ!!セットしていたアクションマジック、奇跡の選択を発動!
このカードの効果により霊廟の守護者はこの戦闘では破壊されない!」」
「なら2回目の攻撃!」
スターダスト・ウォリアー「ハッ!!」
「くっ!」
「そして墓地のトラップカード、ウィッチクラフト・マスターピースの効果を発動!
墓地のこのカードと魔法カードを任意の枚数除外することで、除外した魔法カードと同じレベルを持つウィッチクラフトモンスターを特殊召喚する。
俺は
ジェニー「ふふふっ」
ATK300
現れたのは長くウェーブのかかった髪と眼鏡が特徴的な女魔法使い
新たなモンスターが出現したということは・・・
「これでスターダスト・ウォリアーはもう1度攻撃できる!
行け!ジャックにダイレクトアタック!スターダスト・ラッシュ!!」
「させぬ!
トラップ発動!リジェクト・リボーン!
相手の直接攻撃宣言時、バトルフェイズを終了させる!!」
「それくらいはしてくるよな!
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンの効果!
1ターンに1度、エクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターをデッキに戻すことで、相手のカード効果を無効にして破壊する!
オッドアイズV「ギャオォォォォ!!」――バリバリ!!
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンの雷がリジェクト・リボーンを焼く
そして、スターダスト・ウォリアーの連拳の衝撃が俺に襲い掛かる
「ぐぅおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
だが、俺は手札のアクションカード、アンコールを発動する。
このカードは発動条件の整ったアクションカード1枚を墓地から発動する!
俺が発動するのは俺が2000以上のダメージを受けたとき発動できる。アクションマジック、ダメージ・ドロー!
その効果により、デッキから2枚のカードをドローする!」
LP5000→2000
「手札断殺で墓地に送ったカードか。
奇跡の選択を発動して、ダメージを0にすることもできただろうに。」
「ふんっ、分かっていて何を言う!」
お前が用意した二重の妨害策
レッド・リゾネーターしか持たぬ状態で次のターンを迎えてはどうしようもない。
ふっ、この俺を1ターンで、そういう思考に陥らせるとはな。
「カードを1枚伏せて、エンドフェイズ、墓地のウィッチクラフト・クリエイションの効果を発動
エンドフェイズ時に自分フィールド上にウィッチクラフトモンスターがいるとき、墓地のこのカードを手札に戻すことができる。これでターンエンドだ。」
『レッド・デーモンズ2体を除去して、ジャックにここまでダメージを・・・
その召喚法と言い、ゴーストライダー、あなた一体何者なの?』
「ふんっ!貴様が何者なのかなど、どうでもいいわ!!」
俺は今、貴様にどうしようもなく、勝ちたい!!
「俺のターン、ドロー!
俺はマジックカード、ブラック・ホールを発動!
フィールド上のモンスターをすべて破壊する!!」
「それは・・・止めなきゃどうしようもないな!
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンの効果発動
エクストラデッキの
「だが、これでもうこのターンその効果は使えまい!
レッド・リゾネーターを通常召喚!さらに効果で手札からレベル1モンスター、ハイ・キューピッドを特殊召喚!」
レッド・リゾネーター「へアッ!」
ATK600
ハイ・キューピッド「ハッ!」
ATK600
レッド・リゾネーターとともに現れたのは黄金の矢を構える緑色の髪の少女
運命というやつがあるのなら、ここで終わらせてくれるなよ。
「ハイ・キューピッドの効果発動!
1ターンに1度、自分のデッキの上から3枚までカードを墓地へ送り、墓地へ送ったカードの枚数分、このカードのレベルをアップする。
俺はデッキの上から3枚送り、ハイ・キューピッドのレベルを3つ上昇させる!」
ハイ・キューピッド LV1→4
「墓地へ送られた絶対王 バック・ジャックの効果でデッキの上から3枚を確認し、好きな順番でデッキの上へ戻す。
レベル4となったハイ・キューピッドにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!
赤き魂、ここに1つとなる。王者の雄叫びに震撼せよ!シンクロ召喚!
現れよ!レッド・ワイバーン!」
レッド・ワイバーン「ギャオォォォォ!」
2400
「面倒なものを・・・止めるしかないな。
スターダスト・ウォリアーの効果発動!
相手が特殊召喚をした際、このカードをリリースして、その特殊召喚を無効にして破壊する。
ヴィクティム・ミラージュ!」
スターダスト・ウォリアー「オォォォ!!」
スターダスト・ウォリアーがレッド・ワイバーンに組みつき、2体とも星屑のような光を放ちながら、その存在を幻想の様に消していく。
だが、これで目に見える妨害策はつぶした!
「墓地のレッド・ライジング・ドラゴンの効果発動!
墓地のこのカードを除外することで、俺の墓地よりレベル1のリゾネーターを2体特殊召喚する!
さぁ!王を迎え入れる準備をするがいい、バリア・リゾネーター!シンクローン・リゾネーター!」
バリア・リゾネーター「へヘッ!」
ATK300
シンクローン・リゾネーター「ヘッ!」
ATK100
「さらに俺のフィールドにチューナーがいることにより、手札の奇術王 ムーン・スターを特殊召喚
このモンスターは特殊召喚に成功したとき、自分のフィールドか墓地のモンスターと同じレベルになることができる。
この効果の発動以降、このターン俺はシンクロ召喚以外の特殊召喚が出来なくなる。
俺はムーン・スターのレベルを墓地のレッド・ワイバーンと同じ6にする。」
ムーン・スター ATK900 LV3→6
2体のリゾネーターと共に並ぶ星と月の仮面と杖を持つ道化
さぁ!お前が何をしようと我が魂の炎を止められぬことを知るがいい!!
「俺はレベル6になったムーン・スターにレベル1のバリア・リゾネーターをチューニング!
新たなる王者の脈動、混沌の内より出でよ!シンクロ召喚!
誇り高き、デーモン・カオス・キング!」
デーモン・カオス・キング「ハッ!」
ATK2600
「さらにレベル7のデーモン・カオス・キングにレベル1のシンクローン・リゾネーターをチューニング!」
炎の悪魔王が昇華し、我が魂を新生させる。
「再び出でよ!我が魂!!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」
レッド・デーモンズS「グオオォォォォォ!!」
ATK3000
『キター!レッド・デーモンズ復活です!
そして、ゴーストライダーのモンスターは全て特殊召喚されたモンスター、ということは!』
「ふんっ、シンクローン・リゾネーターの効果で墓地のレッド・リゾネーターを手札に戻す。
そして、レッド・デーモンズの効果を発動!
1ターンに1度、フィールド上のこのカード以外のこのカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚されたモンスターをすべて破壊し、破壊したモンスター1体に付き相手に500ポイントのダメージを与える!」
「それにチェーンして手札の魔法カード、ウィッチクラフト・クリエイションを墓地に送って、自身をリリースしてウィッチクラフト・ジェニーの効果発動。
さらにチェーンして、トラップカード、ワンダー・エクシーズを発動!
このカードは自分フィールド上のモンスターを素材として、エクシーズ召喚を行う!」
「エクシーズ召喚だと!?」
また新たな召喚法か!
「レベル7のオッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンとオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンでオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築
六道八獄踏み越えて、絶対なる力、2色の眼に宿れ!エクシーズ召喚!!
全てを凍てつかせる永獄の竜、オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン!!」
オッドアイズA「ギャオオォォォォォォ!!」
ATK2800
『モンスターが重なって、新たなモンスターに!?』
「さらにウィッチラフト・ジェニーの効果でデッキのジェニー以外のウィッチクラフト・モンスター、ウィッチクラフト・ピットレを特殊召喚!」
ピットレ「ふふ。」
DEF1500
現れたのは2色の眼を持つ氷の竜と様々な色の入った瓶を周りに浮かせた少女
だが、2体にレッド・デーモンズの効果を防ぐ能力はない。
「何が出てこようとも!諸共砕け散るがいい!!アブソリュート・パワー・フレイム!!」
レッド・デーモンズS「グオオオオォォォォオオ!!」
「ぐぅぅぅ!!」
LP4000→3000
奴の2体のモンスターが灰塵へと消え、あのモンスターの欠片なのか、氷の結晶が舞う。
――グルル・・・
だが、それはいつの間にか炎へと変わり
――オオオオォォォォォォォォォォォォ!!
――ブオオォォォ!!
、灰塵を吹き飛ばし、太陽のごとく燃え立つ翼を広げた新たな2色の眼の竜が叫びをあげた。
オッドアイズ・レイジング「ギャオオォォォォォォォォ!!」
ATK3000
「エクシーズ召喚されたアブソリュート・ドラゴンが墓地へ送られた場合、エクストラデッキからアブソリュート・ドラゴン以外のオッドアイズモンスターを特殊召喚できる!
俺はこの効果で、オッドアイズ・レイジング・ドラゴンを特殊召喚した。」
オッドアイズ・レイジング「オオォォォォォォォオオオォォォ!!」
レッド・デーモンズS「グオオオオオォォォォォォォ!!」
そのモンスターは凄まじい威圧を放ち、レッド・デーモンズを威嚇する。
攻撃力3000、あのエクシーズ召喚とやらはダメージを減らすだけのものではなく、こいつを呼び出すための布石か・・・
「ふ、ふふふ・・・」
俺の知らぬモンスター、俺の知らぬ召喚法、俺の知らぬ戦術・・・まさにこいつは‟未知”そのもの!!
それに立ち向かうことがこれほど胸躍ることとは・・・
「あぁ・・・楽しいぞ!!」
ふはははははっ!素晴らしい!素晴らしいデュエルだ!
回転率、収集率ともに最上!
さぁ、私のために走り続けなさい!
おや?あそこに侵入者ですか?
まぁ、あの男もこの試合が終わるまでは持たしてくれるでしょう。
次回 遊戯王ARC-V Rーe:birth
『繋いだ力 フレンドシップカップ決着』
念のため、あれの用意もしておくとしましょうか。
「CC」カード群の効果について
-
制作したものをそのまま使用
-
後付け効果を削除
-
メインに入るカードの後付け効果のみを削除
-
EXのカードのみをアニメ寄りにして使用
-
完全にアニメカードそのまま