気分転換と描写保管を兼ねて絵を描いてみました。ラフ画に色鉛筆で色を塗っただけの下手な絵ですが晒しておきます。
やっぱりカイトだけではZEXAL感を出すのが難しい(キャラ数の問題でGX感が強くなってしまう)ので、あるキャラを追加登場させました。まさかまたカタカナ変換を使うことになるとは・・・
――コンッ・・・コンッ・・・コンッ・・・
はぁ~全く、悪いことじゃないとはいえ、なんでハートタワーを調べに出かけるだけでエドやらカイトにエンカウントするのやら。
それにアカデミアがあそこまで直接的な武力行使に走るとは・・・
――コンッ・・・コンッ・・・コンッ・・・
既に意外と追い詰められている?
いや、副指令ってあの野呂だろうから手柄のためにエドの敗北を利用したか。カイトも手配されていたはずだし・・・
――コンッ・・・コンッ・・・コンッ・・・
「なぁ、黒咲、そっちはどうだ?」
「端末はすべて死んでいる。埃も被っているから誰かが最近触れた形跡もない。
本当にここに人がいるのか?」
「だと思うんだけどなぁ~?あそこに電気が行っているのも・・・」
――コオォォンッ・・・・
「おっ?」
壁から返ってくる僅かな反響音、その周囲を調べてみると壁の凸凹や模様に紛れるように両開きの扉があった。
黒咲と共にその扉をこじ開けると現れたのは下に長く続く空間とロープワイヤー
「隠しエレベーターか・・・ベタだねぇ~、っと!」
「おっ、おい!?」
ワイヤーを伝いカゴがある場所まで降りる。
カゴに潜入しその扉を開けると、そこには大量の計器と記憶に懐かしい、一台の白いロボットが這いずったような形で転がっていた。
「オービタル!?」
『オービタル7』カイトの作ったAIロボット、多機能に変形するマルチロボで遊戯王ZEXALにおいてはカイトの相棒として活躍していた。
この世界でも作られていたんだな・・・
「オービタル・・・こんなにボロボロになってまで・・・」
頭部は半分欠け、片腕、両足はもぎ取られ、別世界であるとはいえ彼を知る己としてはその破損が天城一家を守ってのことだろうと悟った。
その考えが間違いではないことは、普段は見せない悲しみの顔をしている黒咲を見れば瞭然だ。
【ヌワアアァァァァァ!!?侵入者デアリマズ!侵入者デアリマス!?】
「「あ?」」
なのに湿っぽい雰囲気を吹き飛ばすハイテンションな機械音声が響き渡った。
【グヌヌ、コレデオイラモ年貢ノ納メ時・・・カクナル上ハ、オ前達モ道連レデアリマスッ!!】
「オ、オービタルか!?俺だ、黒咲 隼だ!!わかるか!!」
【ウェッ?ヤヤッ!?本当デアリマス!!カイト様ノオ友達デアリマス!!
無事ダッタンデアリマスナー!!ン?ソチラノ方ハ?】
「あぁ、奴は榊 遊矢、俺たちの協力者だ。」
「お初、俺は榊 遊矢、しがないデュエリストだ。
俺が何者かについては、そのカイト様が師事を受けていた榊 遊勝の子供である。と言った方が分かりやすいか?」
【ナント!?アノ遊勝氏ノオ子サンデアリマスカ!?
コノオービタル7、ソノ事実ニ驚愕デアリマス。】
「まぁ、あの親父は子供がいるようには見えないだろうが・・・
そのことは置いといて、街に水とか供給してくれているのは君ということでいいのかな?」
【ム、ソウデアリマス。
アカデミアノ襲撃ノ際、コノ身ヲ張ッテカイト様達ヲオ守リシタモノノ、ソノ後フェイカー様ヤハルト様ガ・・・
ソレガ悔ヤンデモ悔ヤミキレズ、壊レタ躯体ヲ引キズリココマデヤッテ来テ、コノ管制コンピューターニオイラヲ移シ、少シデモカイト様ヲサポートシヨウト・・・】
ロボットとは思えない根性だ。
「外とは連絡取れなかったのか?」
【コノ管制コンピューターハロボットノ制御用デアリマス。
別ノネットワークトハ繋ガッテナイノデアリマス。】
「?じゃあ、なんで外の様子は知れたんだ?」
【マダ生キテイル監視カメラガアルノデアリマス。
表面上ハアカデミアノ管理下ニアリマスガ、大本ノネットワークハオイラガ掌握シテイルノデアリマス!
隠レテイル街ノ人タチモ、見ツカラナイヨウニ細工シテイルノデアリマス!】
なるほど、アカデミアの監視カメラは元からこの街にあったものを流用していたのか・・・俺壊してたんだけど
それにオービタルが細工をしているから人間狩りの役にはほとんど立ってないと・・・ん?
「なら、今お前はアカデミアに常にハッキングしている状態なのか?」
【失礼ナ!ハッキングシテイルノハ向コウデアリマス!
モットモ、オイラノ手ニカカレバ、バレナイヨウニ細工スルコトナド、オ茶ノ子サイサイナノデアリマス!
見ツカッタ住民ハドウシヨウモナカッタデアリマスガ・・・】
「そうか、オービタル、お前が街の人たちを守ってくれていたんだな・・・
カイトがお前のことを知ったら喜ぶことだろう・・・」
【イエ・・・カイト様ニハ顔向ケデキナイデアリマス・・・
ハルト様タチを護レズ、カイト様ガ悲シンデイル時ニ、何モデキナイオイラナンカ・・・】
「じゃあ、何かしてみる気はないか?」
【ハァ?何ヲデアリマスカ?】
「なぁに、少し聞きたいことと、やってもらいたいことがあるだけさ。」
【ナヌ?】
「ここで歯がゆい思いをしながら過ごすのも飽きただろう?
だったら、俺たちとひと暴れしようじゃないかって話、さぁ、お返事は?」
【カ、カシコマリッ?】
「・・・お前、何を考えている?」
「もちろん、アカデミアを潰すよからぬこと・・・
そうだな、『
ガトリングール『はははhxふあxはhひh!!』――ドルルルルルルルルルルルッ!
「うわあああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
脳裏に焼き付く遊勝の息子の言葉、そして放たれる連続した銃撃音
それにより僕は絶叫と共に目を覚ます。
「きゃ!?し、司令官さんっ!?目が覚めたんですねっ!」
「ハッ・・・はぁ、はぁ・・・・み、宮田君・・・」
「あっ・・・あの、大丈夫ですか・・・?」
「あぁ・・・大丈夫だ。
宮田君、現状を教えてくれ、僕は酷く混乱している・・・」
「は、はいっ。
司令官さんは気を失った状態で見つかって、かたき討ちだーって、副指令が悪魔さんに・・・」
「また部隊を差し向けたのか!?」
「はい、それに・・・手段は問わないって・・・」
「何だって!?」
くっ!?野呂の奴め勝手な真似を!
「野呂は指令室だな。すぐに向かう。」
「だ、ダメですよっ!?まだ安静にしてないと」
「大丈夫だと言っているだろう!」
「あうぅ・・・すい、ません・・・・」
あっ・・・くっ、何をしているんだ僕は、彼女は心配してくれたというのに・・・
「すまない。怒鳴ったりなんかして・・・
だが、あいつは、榊 遊矢は尋常ならざる力を持ったデュエリスト、部隊を無策で突っ込ませるわけにはいかない!分かってくれ。」
マントを羽織り医務室を出る。確かに体に鈍い痛みが残っているが気にしてなんかいられない。
“アレ”は僕たちの想像を超えた化け物だ。
神聖な融合を汚し、人を人と思わない。絶対なる“悪”だ
――全滅だとおおぉぉぉぉぉぉ!?
!!?
外にまで響き渡る野呂の絶叫、僕は急いで指令室に駆けこんだ。
「ぐううぅぅ・・・・なぜ君たちも行かなかったのかね!!」
「だから!貴方の命令に正当性を感じられないと言っているのです!!」
指令室に駆け込んだ僕の目に入ってきたのは、野呂と眼鏡の少女、原君が言い争っている光景だった。
「何の騒ぎだ、これは!!」
「エ、エド!?指令・・・・」
「エド総司令官!お目覚めになられたのですね・・・」
「あぁ、さて、野呂、説明してもらおうか?
何故、彼女達、戦闘部隊員と言い争いをしているのかを。」
「うっ・・・それは、その・・・」
野呂は目を泳がしてこちらを見ようともしない。
奴が言い訳を考えているうちに、原君が事のあらましを説明してくれる。
「僭越ながらご説明します。
総司令官が発見され運び込まれた後、野呂副指令が榊 遊矢討伐のため全部隊でもって総攻撃を掛けよと、『遠距離から砲撃を叩き込めば討伐できる!』と申されたのです!!」
!!?
「野呂!それはつまり・・・彼女たちに“殺し”を強要したということか!!」
「うぅ・・・だ、だってしょうがないではありませんか・・・
我々の中で一番強いあなたが、奴に、勝てなかったのですから・・・」
「っ!!?」
≪消えろ、雑魚が。≫
フラッシュバックする奴の言葉
「教えてください、総司令官!
私たちがやっていることは本当に“正しいこと”なのですか!?」
僕が弱かったから何もかも壊れていく。
「こ!?こら何を言って!?」
「誰かを悲しませることも、誰かの命がなくなることも、誰かを殺すことも、その先にある理想郷は本当に明るいものなのですか!?」
「そうだそうだ!委員長の言うとおりだ!」
「私・・・殺しなんてしたくないんです!指令!!」
多くの仲間が失われたのも、野呂が凶行に走ったのも、彼女たちに余計な罪を背負わせたのも、全ては僕の・・・
「もう、か弱い女の子をこんな時間に外に放りだすなんて、酷い男ねぇ。」
「ゆ、雪乃さん・・・」
「司令官に面と向かって、言ったの恰好よかったよ。委員長~」
「いえ、私としたことが熱くなり過ぎました・・・」
あの問答の後、彼女たちのアカデミアへの反抗意思ともとれる発言は不問にされたが、日が完全に落ちきるまで遊矢を探すことを命じられた。
「確かに、争いのない世界は理想だと思います。ですが・・・」
彼女は立ち止まり荒廃したハートランドを改めて目に焼き付ける。
これが彼女の、彼女たちの罪の証
「この争いの果ての理想郷など・・・」
「えぇ、本当につまらない・・・」
「こっちが夢だったらよかったのに・・・」
「皆さん・・・」
夕焼けに彩られた街はとても幻想的で、現実離れしていた。
そうだったらよかったのにと彼女たちに思い起こさせるほどには
『つまらないんだったら、俺と少し遊ばないか?』
「「「「!!?」」」」
振り返れば沈もうとする太陽を背に幻想の世界の水先案内人は佇んでいた。
『さぁ、愉しい楽しいショーを始めようか!』
彼女たちにもう逃げる術はない。舞台の幕は上がってしまったのだから
≪でも楽しかっただろ?≫
奴に、榊 遊勝に言われたことが頭によぎる。
違う!デュエルに楽しさなど不要、デュエルはただ敵を屠る力なのだから、それがアカデミアの“正しさ”なのだから
≪消えろ、雑魚が。≫
だから、僕は勝って証明しなくてはならない。その強さと正義を!
アカデミアは常に正しい。プロフェッサーの教えは絶対。
そうでなければ、今日まで流した血は一体何だったのか、無意味なものになってしまう・・・
【た!助けて下さああぁぁぁい!!】
「!!?どうした!?何があった!?」
「H39地区において第6班より緊急入電!」
「詳細不明!映像出ません!!」
榊 遊矢が現れるとき監視カメラは使えなくなっていた。これは奴の仕業か!?
「僕が向かう!オペレーターは第6班がいるであろう場所までのナビゲートをしろ!」
野呂が制止しようとするが僕はそれを無視して飛び出す。
今度は勝つ、勝たなければならない。榊 遊矢に、榊 遊勝の息子に!!
――ドオオォォン!!ドオオォォン!!ドオオォォン!!
複数の爆発音、そして倒壊する建造物、その粉塵から逃げてくる茶髪の少女
「きゃああああああああぁぁぁあああああああ!!」
「ッ!!宮田君っ!!」
「し、司令官さん!!あうぅぅ・・・」
「宮田君!一体何があった!?」
「ううぅ・・・司令官さん!みんなが!みんなが!!」
『あちゃ~逃げられちゃったか。』
「「!!」」
粉塵が晴れ現れたのは榊 遊矢ではなかった。
頭には4つに分かれた頭巾をし、上着はまるで軍服のように見える。
首には奇妙な模様の入ったマフラー、太い縦縞模様が入った膨らんだズボンにつま先が曲がった靴
その全身の色は白と黒だが、顔にした奇妙な仮面だけは青い装飾がされ鼻だけが赤い。
その怪人を一言で表すのなら“道化師”だった。
「何者だ!?」
『これはこれはお初、新たなるお客さん。
俺は『クラウン・ジョーカー』見ての通り、怪しぃ~い道化師だ。』
声も身長も違う。奴じゃないのか?
「ひぃ!!」
宮田君は奴に酷く怯えている。
第6班は彼女や原君を含め4人だったはず・・・
「彼女たちに何をした!!」
『ん~?あぁ、退屈そうにしてたんでね。ちょい~っと一緒に遊んだだけさ。』
ひらひらと3枚のカードが奴の手元で仰がれている。つまりはそういうことだ。
「遊びだと!?ふざけた真似を!!」
僕は激昂してデュエルディスクを起動させる。
『フハハ、いいねいいね。
新たなる挑戦者の登場だ。これはポイントが高いねぇ!』
『『
「先攻は僕が行く!
僕は
ドリルガイ「ハッ!」
ATK1600
「ドリルガイのエフェクト発動
ドリルガイが召喚、特殊召喚されたとき、手札のドリルガイの攻撃力以下の攻撃力を持つ
『その効果に対し、手札の増殖するGを捨てその効果を発動する。
このターン、相手が特殊召喚を行うたびに俺はデッキから1枚ドローする。』
「くっ!カモン!ドローガイ!」
ドローガイ「フンッ!」
ATK1600
運命を穿つ英雄に並び立つ、運命を打ち抜く英雄
だが、その登場に合わせ黒い道化の元に闇が蠢く
『特殊召喚により1枚ドロー。』
「ドローガイのエフェクト、このカードがHEROモンスターの効果により特殊召喚されたことにより、お互いに1枚ドローする。」
『おやおや、親切なお方だ。』
くっ、確かにセオリーから言えばよくないことだが、リスク以上のメリットは得られた。
「カードを2枚伏せ、ターンエンドだ。」
『なんだよ。それだけで終わりか?腰抜けめ。
俺のターン、ドロー。』
「減らず口もいい加減にしろ!トラップ発動!D-フュージョン!!
このカードのエフェクトは僕のフィールドの
運命の岩盤を穿つ英雄よ、運命を打ち抜く英雄よ。今一つとなりて暗黒の未来に君臨せよ!融合召喚!!
カモン!
ディストピアガイ「ハアアアァァァ!!」
ATK2800
マスクに描かれた『D』の文字が輝く、運命の英雄の力を合わせた暗黒の世界の英雄が降臨した。
そして、その手から審判の光が放たれる。
「ディストピアガイの特殊召喚に成功したとき、墓地のレベル4以下の
ドリルガイの攻撃力1600ポイントのダメージを受けろ!スクイズ・パーム!!」
『んうぅ・・・ふふ、やってくれるじゃないか。
だったらこちらも最大限に持てなそう。
LP4000→2400
ドクロバット・ジョーカー「ははっ!」
ATK1800
「
『さぁて、俺は誰でしょね?仮面の下を覗こうとするなんて野暮だよ。
ドクロバット・ジョーカーの効果でデッキから
光の柱に浮かぶ、トランプのスートの飾りがされたドレスを纏った少女
神聖な融合を汚す外道め!
「僕はそれに対しトラップカード、アームズ・コールを発動!
デッキから装備魔法を1枚手札に加え、その後、そのカードを装備可能な自分フィールド上のモンスターに装備できる。
僕は装備魔法、ドーピングを手札に加え、ディストピアガイに装備!攻撃力を700ポイントアップさせる。」
ディストピアガイ ATK2800→3500
「さらにディストピアガイのエフェクト発動!
攻撃力の変化しているこのカードの攻撃力を元に戻し、フィールド上のカード1枚を破壊する!
消えろ!トランプ・ウィッチ!ノーブルジャスティス!!」
ディストピア「デュア!!」
ATK3500→2800
ディストピアガイの手に現れた暗黒空間にトランプ・ウィッチが吸い込まれる。
『あぁ~あ、折角のかわいこちゃんが・・・ひどいなぁ~
なぁんて、手札を1枚捨てマジックカード、ペンデュラム・コールを発動
デッキから名称の異なる魔術師ペンデュラムモンスターを2体手札に加える。
俺は調弦の魔術師と竜脈の魔術師を手札に加える。
このカードの発動後、次の相手ターン終了時までペンデュラムゾーンの魔術師カードは効果で破壊されなくなる。
さらにマジックカード、グリモの魔導書を発動
1ターンに1度、デッキから魔導書と名の付くカードを1枚手札に加える。
セフェルの魔導書を加え、自分フィールド上に魔法使い族モンスターがいて、手札のアルマの魔導書を公開することで、セフェルの魔導書を発動
墓地のグリモの魔導書を除外し、その効果を得る。
この効果で新たにルドラの魔導書を手札に加え、手札のアルマの魔導書を墓地へ送り、これを発動
デッキから2枚のカードをドローする。
新たにスケール1の竜脈の魔術師とスケール5の
新たに現れた光の柱に浮かぶのは年若い青年の魔法使いと首に奇妙な輪を巻いたキリン
くっ、来るか!?
「これで2から4までのモンスターが同時召喚可能となった。
ペンデュラム召喚!来い!調弦の魔術師!」
調弦の魔術師「はいっ!」
DEF0
天から降る流星と共に現れたのは近未来的なローブに身を包んだ音叉の杖を持つ魔術師
攻守0のモンスター1体だけだと?
「調弦の魔術師の効果発動
手札からこのカードをペンデュラム召喚したことでデッキから調弦の魔術師以外の魔術師ペンデュラムモンスターを守備表示で特殊召喚する。
慧眼の魔術師を特殊召喚。」
慧眼の魔術師「ふん。」
DEF1500
「さらにレベル4の魔術師ペンデュラムモンスター、調弦の魔術師と慧眼の魔術師でオーバーレイネットワークを構築
星よ廻れ、時を刻め、エクシーズ召喚、現れろ、星刻の魔術師!」
星刻の魔術師「ふん!」
ATK2400 ORU2
混沌の光から夜空のようなマントを翻す魔術師が姿を現す。
エクシーズモンスター・・・だが、攻撃力はまだディストピアガイの方が上
それにこのターン、D―フュージョンで呼び出したモンスターは戦闘でも効果でも破壊されない。何をするつもりだ?
「星刻の魔術師の効果発動、オーバーレイユニットを1つ使いデッキから闇属性、魔法使い族モンスター1体を手札に加える。
調律の魔術師を手札に加える。
さらにマジックカード、奇跡のマジックゲートを発動
このカードは自分フィールドに魔法使い族モンスターが2体以上存在するとき、相手フィールド上のモンスター1体を守備表示にして、そのコントロールを得る!」
「何っ!?」
ディストピアガイが突如として現れた扉に取り込まれると、奴のフィールドに守備の体勢で現れる。
ディストピアガイ ATK2800→DEF2400
『Welcome!ディストピアガイ!!』
「あうっ!?司令官さんのモンスターが盗られちゃいましたっ!?」
「くううぅっ!また僕のヒーローを!!」
『ハハッ効果のタイミングは慎重になるべきだったなぁ?
これでお前はがら空き、俺の残りのモンスターでThe end!
バトルフェイズ!行け!ドクロバット・ジョーカー、星刻の魔術師!ダイレクトアタック!」
「あうううぅうっ!!司令官さん!?」
「大丈夫だ・・・運命はまだ決してはいない!
トラップ発動!D―フォーチュン!
相手のダイレクトアタック宣言時、僕のセメタリーの
頼むぞ!ドリルガイ!!」
ドリルガイ「ハアアァァァッ!グウゥゥ・・・・オアアァァ!!」
2体の攻撃からドリルガイが僕たちを守り散っていく
『ハハッ、そうだそうだヒーローはそうでなくっちゃ。
頑張ったご褒美にちょっとしたプレゼントをあげよう。
マジックカード、成金ゴブリンを発動、相手はライフを1000ポイント回復し自分は1枚ドローする。
さらにもう一枚、成金ゴブリンを発動、さらにマジックカード、一時休戦を発動してお互いは1枚ドローし、次の相手ターン終了時までお互いにダメージを与えられなくなる。』
「ライフ2000とドローまでさせてくれるなんて・・・」
「僕を馬鹿にしているのか!」
LP4000→5000→6000
『ふふん、どう受け取るかはご自由に・・・ターンエンドだ。』
「僕のターン!ドロー!!
このスタンバイフェイズ、セメタリーに眠る
このカードがセメタリーに置かれた次のターンのスタンバイフェイズにドローガイは復活する。
甦れ!ドローガイ!」
ドローガイ「はっ!」
ATK1600
「ドローガイの効果、互いに1枚ドローする!」
『おや?またカードをくれるのかい?嬉しいねぇ~
で、ドーピングの効果も発動して、ディストピアガイの攻撃力は200下がるっと。
あぁ言い忘れていた。奇跡のマジック・ゲートの効果でディストピアガイは戦闘で破壊されなくなっている。
不屈のヒーローってわけだ。頼もしいね。』
ディストピアガイ DEF2400
ATK2800→2600
これでディストピアガイのエフェクトが使用可能になってしまった。
くっ!戦闘で破壊されず、僕のターン毎にカードを破壊する能力を得る・・・
せめてエフェクトをどうにかしないと・・・
「僕は手札の
デッキから新たに2枚のカードをドローする。」
・・・よし、この手札なら!
「僕は速攻魔法、禁じられた聖杯を発動!
エンドフェイズまでフィールド上のモンスター1体の効果を無効にし、攻撃力を400ポイントアップさせる!
僕はディストピアガイを選択!」
『それにチェーンして、ディストピアガイの効果発動
ドローガイを破壊する。ノーブルジャスティス。』
ディストピアガイ DEF2400
ATK2600→2800→3200
ディストピアガイがドローガイを暗黒の世界へ追放する。
自身の効果で特殊召喚されたドローガイは除外されてしまうが、これでディストピアガイの効果はなくなった!
「これで僕を阻むものはない!
僕はフィールド魔法、ダーク・シティを発動!
さらに
廃墟の街が月の光が照らす黒い街に変わる。
そこに現れるのは巨大な刃を背負う英雄、その手にはさらに巨大な3枚の刃
ディバインガイ「フンッ!」――ジャキンッ!
ATK1800
「バトルだ!ディバインガイ!!星刻の魔術師を攻撃!
そして、この攻撃宣言時にディバインガイのエフェクトが発動!
ディバインガイは相手フィールドの表側表示のマジックカード1枚を破壊し、相手に500ポイントのダメージを与える!
僕はマジック扱いの
『星刻の魔術師の効果発動
1ターンに1度、自分モンスターゾーン及びペンデュラムゾーンのペンデュラムモンスターカードが破壊される場合、代わりにデッキから魔法使い族モンスターを墓地に送ることができる。
クリア・エフェクターを墓地に送る。
そしてこのターン、一時休戦の効果で俺へのダメージはない。』
「だが星刻の魔術師自身の破壊は免れない!
そして
僕は僕のフィールドのドーピングを破壊する!」
星刻の魔術師が切り裂かれ、戻ってきたディバインガイがディストピアガイの効果の起点となっているドーピングを破壊してくれる。
「やったー!これでジョーカーさんはディストピアガイの効果を使えませんっ。」
『ふふ、でもすべてが上手く行くわけじゃない。
自分のモンスター1体が戦闘で破壊されたとき、このカードを破壊し、その戦闘で破壊されたモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。』
星刻の魔術師「ふん。」
ATK2400
チェーンジラフの首の輪が伸びて墓地から星刻の魔術師を引っ張り上げてくる。
だが、デッキから魔法使い族を手札に加える効果はこれで使えない。
「カードを1枚セットし、ターンエンド!」
セメタリーに幽閉されし英雄よ。僕たちを守ってくれ・・・
『ふふ、面白くなってきたじゃないか。ドロー
ほう~マジックカード、救魔の標を発動
1ターンに1度、自分の墓地の魔法使い族効果モンスター1体を手札に加える。
慧眼の魔術師を手札に加え、スケール5のこのカードをペンデュラムゾーンにセッティング。』
新たな光の柱に浮かぶのは目を隠した魔法使い。
これで前のターンと同じように2から4のモンスターが同時召喚可能となったか・・・
『慧眼の魔術師のペンデュラム効果発動
このカードを破壊し、デッキから別の魔術師ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置く。』
くっ!さらにスケールを上げる気か!?
『その効果に対して、星刻の魔術師の効果を発動。』
「なっ!?」「えっ!?」
『デッキから闇・道化師のぺーテンを墓地へ送り、破壊を無効にする。
これにより慧眼の魔術師の効果は不発になるが、代わりに墓地へ送られたぺーテンの効果が発動する。
このカードが墓地へ送られたとき、墓地からこのカードを除外し、手札、デッキから新たな闇・道化師のぺーテンを特殊召喚する。』
ぺーテン「ウケケッ!」
DEF1200
現れたのは奴と同じように不気味な仮面をした道化師
帽子を脱いで恭しく礼をしているが、どうもこちらを馬鹿にしているような雰囲気をしている。
『グリモの魔導書を発動し、デッキからルドラの魔導書を手札に加え星刻の魔術師を墓地へ送ることで発動、デッキから2枚ドロー。
そして、マジックカード、手札抹殺を発動
お互いのプレイヤーは手札をすべて捨て、捨てた枚数分、新たにデッキから手札を補充する。
マジックカード、闇の誘惑を発動、さらにデッキから2枚のカードをドロー』
手札交換と補充を繰り返している。
昼間のデッキとはまるで違う。一体奴の狙いはなんだ?
『・・・・フフフ、ハハハハハ、アハハハハハハ!』
「ひっ!?」
『これはこれは、なんて運命の悪戯だぁ!!』
「なんだと?どういうことだ!!」
『これから俺のすることを止められなければ俺の勝ちってことだよ。
闇の誘惑の効果で手札から闇属性モンスターを1体除外する。処刑人マキュラを除外。
俺のペンデュラムゾーンに魔術師カードが2枚存在するとき、墓地の調律の魔術師の効果発動
このカードを墓地から特殊召喚する。』
調律の魔術師「はっ!」
DEF0
現れたのは調弦の魔術師によく似たモンスター
だがそのレベルは1、攻守も0、それに・・・
『このモンスターが召喚、特殊召喚に成功したとき
相手プレイヤーのライフは400回復し、その後俺は400ポイントのダメージを受ける。』
「えっ?なんで?」
「また僕のライフを・・・何のつもりだ!!」
LP6000→6400
『言ったはずだ。止められなければお前の負けだと・・・
レベル4のドクロバット・ジョーカーにレベル1の調律の魔術師をチューニング!
シンクロ召喚!現れろ、転生竜サンサーラ!』
LP2400→2000
転生竜サンサーラ「ギャアアァァァァァ!!」
DEF2600
現れたのは黒い竜、だが守備表示でその効果もこちらに害をなすものではない。
「僕の仲間に手を出させはしない!
トラップ発動!戦線復帰!セメタリーに眠るモンスターを守備表示で蘇らせる!
カモン!
ドレッドガイ「ウオオォォォォォォ!!フンッ!!」
DEF?→1800
ATK?→1800
地を割って飛びあがる鉄仮面をした大男、これこそが幽閉されし最凶の英雄
「ドレッドガイの攻撃力、守備力は僕のフィールドの
そして、ドレッドガイが特殊召喚に成功したターン、僕のフィールドの
「やったっ、これで司令官さんのモンスターはこのターン無敵ですっ!」
『ふふ、無敵か・・・さて、それはどうかな?
自身の効果で特殊召喚された調律の魔術師はフィールドを離れるとき除外される。
そして速攻魔法、次元誘爆発動。
自分フィールド上の表側表示の融合モンスターを持ち主のエクストラデッキに戻し、お互いは除外されているモンスターを2体まで特殊召喚する。
ディストピアガイを戻して、調律の魔術師と処刑人マキュラを特殊召喚。』
「何っ!?・・・僕はドリルガイとドローガイを特殊召喚する。
LP6400→6800
処刑人マキュラ ATK1600
調律の魔術師 DEF0
ドリルガイ DEF1200
ドローガイ DEF800
ドレッドガイ DEF1800→5000
ATK1800→5000
「すごいっ!攻撃力5000のモンスターですっ!それにライフもっ!
でも、なんで・・・?」
『お嬢さん、お楽しみはこれからだよぉ?
今からそのライフを、ぜ~んぶ、消し飛ばしてあげるからねぇ~!!
見てろよ、見てろよ。』
LP2000→1600
大仰なしぐさで宮田君に勝利宣言するクラウン・ジョーカー
何をする気だ!?
『速攻魔法、ディメンション・マジック
自分フィールドに魔法使い族モンスターがいるとき、自分フィールド上のモンスター1体をリリースし、手札の魔法使い族モンスターを特殊召喚する。
処刑人マキュラをリリースし、手札からマジキャットを特殊召喚。』
マジキャット「みゃ。」
DEF500
「わっ、ねこさんですっ。」
『永続魔法、魔術師の再演を発動
このカードの発動時、墓地からレベル3以下の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
クリア・エフェクターを特殊召喚する。』
クリア・エフェクター「はっ!」
DEF900
続き現れたのはヴェールを持った髪の長い女性。
なんだ?魔法使い族という点だけしか共通点が見えない・・・
『さぁ!Ladies and gentlemen!!
ここからビックリどっきり、愉しいショーが始まるよぉー!
レベル3のぺーテン、レベル2のマジキャットとクリア・エフェクターにレベル1の調律の魔術師をチューニング!
剛毅の光を放つ勇者の剣、今ここに閃光と共に目覚めよ!シンクロ召喚!
現れよ!
ATK2500
攻撃力2500のシンクロモンスター、効果は・・・戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージ与える、だと?
ドレッドガイの効果で僕の
魔法使い族が1体になったことで、奇跡のマジック・ゲートも使えない。
僕にはダメージを与えられない、はずだ・・・
『シンクロ素材にしたクリア・エフェクターの効果、チェーンしてマジキャットの効果を発動
逆順処理でマジキャットの効果から、こいつが魔法使い族シンクロモンスターのシンクロ素材として墓地へ送られた場合、自分の墓地のマジックカード1枚をデッキトップに戻す。
シンクロ・キャンセルをデッキに戻して、クリア・エフェクターの効果で1枚ドローする。
さらにこのターン、モンスターゾーンから処刑人マキュラが墓地へ送られていることにより、手札のトラップカード1枚をそのまま発動できる。
永続トラップ、シモッチによる副作用を発動。
そして、その後にマジックカード、シンクロ・キャンセルを発動
フィールド上に存在するシンクロモンスターを持ち主のエクストラデッキに戻し、その戻したシンクロモンスターのシンクロ素材一組が自分の墓地にそろっていれば自分フィールド上に特殊召喚できる。
戻ってこい!ぺーテン!マジキャット!クリア・エフェクター!そして調律の魔術師!」
ぺーテン「ウキョ!」
DEF1200
マジキャット「にゃー!」
DEF500
クリア・エフェクター「ふふふ」
DEF900
調律の魔術師「はいっ!」――キイィィィィ!
DEF0
『調律の魔術師の効果、相手のライフは400回復する。
が、現在シモッチによる副作用の効果が適用されているので、回復効果はすべてダメージに変わる。』
「なっ!?くっ!?この程度・・・」
LP6800→6400
音叉の音色が僕の頭に響く、うぅ・・・
「司令官さんっ!?でも、それならあなたのライフも・・・」
『それが、調律の魔術師が俺にダメージを与える効果は相手が“回復”しないと条件が満たされず、不発になるんだ。』
「えっ・・・じゃあっ!?」
『ぺーテン、クリア・エフェクター、マジキャットに調律の魔術師をチューニング
シンクロ召喚、
クリア・エフェクター、マジキャットの効果でシンクロ・キャンセルをデッキトップへ戻し1枚ドロー。』
「これは・・・!?」
『シンクロ・キャンセル発動
戻ってこい!ぺーテン、クリア・エフェクター、マジキャット、調律の魔術師!』
ぺーテン DEF1200
クリア・エフェクター DEF900
マジキャット DEF500
調律の魔術師「はいっ!えーいっ!」――キイィイィィィ!
DEF0
「くぅ・・・マジキャットとクリア・エフェクターの効果でシンクロ・キャンセルを手札に加えて」
LP6400→6000
「調律の魔術師が400ポイントのダメージを与え続ける・・・?」
『無限ループ完成・・・
さぁ、止められるものなら止めてみな!はははははははははははははっ!!』
調律の魔術師「あはははははははははははははっ!!」
――キイィィィィィィィィィイイイイィィィィィィィィ!!
頭に反響し響き渡る音叉の音色と奴の嗤い声
僕にこの敗北への運命から抜け出す術など
「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁ!!」
「うわあああぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁ!!」
LP6000→5600→5200→4800→4400→4000→3600
→3200→2800→2400→2000→1600→1200→800→400→0
在りもしなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「あううぅぅ・・・」
『ははっ、これでさらに9ポイントかぁ、一歩リードだなぁ~』
ポイント?一歩リード?何のことだ?
うぅ・・・頭がまだ響いていて声が・・・
『あっ、それとお嬢さん。』
「うぅ、わ、私です・・か?」
『俺から逃げ切ったということで1ポイントだ。』――シュ!
奴から宮田君のもとに1枚のカードが投げられる。それは・・・
「あっ・・あうぅぅ・・・うぅぅ・・・・れ、麗華さん・・・・・・」
あの委員長とみんなから信頼されていた、原君だった。
「!!?まさか、ポイントとは!?」
『じゃあ、また次のゲームでお会いしよう・・・Ciao~』
夜の帳と共に奴は姿を消した。
この日、僕らアカデミアは戦士ではなく、奴らにただ狩られるだけの獲物として狙われることになった。
何ぃ!?総司令がまた負けた!?
は、はい。第六班も宮田ゆまを残して全滅した模様です・・・
ぐうぅぅ・・・まさか一番の役立たずが残るとは・・・
ぬぅ~もう援軍を頼むしかあるまい・・・
次回 遊戯王ARC-V Rーe:birth
『新たなる
何だこいつらは!?敵は榊遊矢やレジスタンスだけではないのか!?
「CC」カード群の効果について
-
制作したものをそのまま使用
-
後付け効果を削除
-
メインに入るカードの後付け効果のみを削除
-
EXのカードのみをアニメ寄りにして使用
-
完全にアニメカードそのまま