そしてマスターデュエルが意外といいゲーム過ぎて驚き
エクシーズフェスをナンバーズデッキで乗り切り、ランク戦をヌメロンで駆け
トマトを除外してダイスポットとカオスポッドで勝つまで無限にダイスを振るネタデッキで遊んでます。
こういう変なデッキを使っていると、思わぬカードの組み合わせや使い方があるものですね。
「これがアカデミアへ向かう定期船の全てか。」
「うむ、スケジュールや何を運んでいるのかも纏めてあるでござる。」
「早速一隻細工をしてきた。
今頃、海上でエンジントラブルに見舞われていることだろう。」
融合次元に来て一週間ほど、偵察に出ていた月影さんと日影さんが帰ってきた。
「ちっ、チマチマしてんなぁ。
もういっそその船に忍び込んで、とっととアカデミア潰しちまおうぜ?」
「そうだそうだ!とっととあいつらをぶちのめしてリンを!!」
「お、おちついて・・・」
あぁ、沢渡もユーゴも零羅君に諫められてどうするのよ・・・
「はぁ・・・沢渡、ユーゴ、君たちもわかっているとは思うが、それは無謀が過ぎるぞ。」
「だってよぉ!!もうずっと、魚釣って缶詰作っているだけなんだぜ!?」
「ちょっと手を伸ばせば、リンに手が届くってのによぉ・・・」
「焦っては事を仕損じるというものでござるよ、ユーゴ殿?」
「そのための秘密兵器が、アレとは思いたくないものだがな・・・」
「それはねぇ・・・」
私もあの謎の宿題がこれに繋がるなんて思いたくないけど、いろいろと汚いし
「いやはや、遊矢殿の辞書にはいったい何が載っているのでしょうなぁ?
その遊矢殿でござるが、すでに街の噂になっておられた、悪魔のデュエリストがエクシーズで暴れているとな。」
よかった、遊矢は無事みたいね。
それにしても別次元のことなのに噂になるって、アカデミアの情報の扱いはどうなっているのかしら?
「ネットの匿名掲示板情報レベルのことでござるが、尾鰭胸鰭は付いておった。
それともう一つ、これまた噂レベルの話で、アカデミアから脱走した兵が集まってできた集団があるらしいのでござるが・・・」
「その脱走兵がこう言っていたそうでござる。」
『『デュエルは人を笑顔にするものだ、と。』』
「「!!?」」
それって!?
「ねぇ~もう帰りましょうよ~」
「グレース・・・いや、私も同じ意見だ。
悔しいが、これ以上ここに居ても無駄に兵を減らすだけ・・・部隊の士気もよくない。
これでは倫理委員会も手出しができない化け物どもの相手は無理だ。
一旦、帰還し、体制を整えるべきだ。」
アカデミアでも好戦的なタイラー姉妹、その二人にここまで言わせるか。
僕もそれには同意見だが・・・
「進言はした・・・だが帰還許可は下りなかった。」
「はぁ!?何よそれ!?」
グレースの文句も当然だ。
僕たちにこのままここにとどまっていて何をしろと言うのか・・・
そもそも、リアルソリッドビジョンのことを伝えても、そのまま続行させたことも・・・
「そういえば、野呂は何処へ行った?」
「そうねぇ?のろまちゃん、いつもならここで私の計算ではー!って、騒ぎ出すところなのにねぇ?」
野呂め、また勝手なことをしているのではあるまいな『よぉ。』
――!!?
『さぁさぁ、今日も楽しいゲームの時間だ。』
「ちょっと!?またなの!?」
「毎日毎日!!何が楽しいゲームだ!」
困惑と怒りの言葉を口にするタイラー姉妹、この指令室にいる面々も混乱し、怯え、恐怖し、次は自分だと絶望する。
『いやぁ~実は今、君たちの基地の真ん前にいるんだけどさぁ~』
映し出される背景は確かに僕らの母艦が着陸したクレーターのものと思われる壁だ。
やつら、直接乗り込む気か!?
『うちの団長がいい加減君たちと戦いたいっていうもんだからねぇ~
で、今日はサービスデイ!うちの団長に一回でも勝ったら俺たちからは一切手を出さない特別チケットをプレゼント!』
――!!?
デフォルメされた奴が舌を出しているムカつく柄のカードが映し出され、それが持つ効力を知りこの場にいる者全てがざわつく
『これを持っていれば我々が主催するゲームにおいて絶対にカードにならないし、景品とすることもない。
そちらから挑んできて負けてもカードになんかしないさ。
あぁ、今回は負けても終了時刻までは連続で何度でも挑戦可能だよ。』
――お・・・うぉおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?
「なっ!?待て!?君たち!!」
我先にと仲間たちが駆けだす。
いや、今この場で駆けだしたのは仲間でも戦士でもなく、ただ希望と言う誘蛾灯に群がる羽虫だったのだろう。
このゲームのルールは明らかに今までの奴らの手口からすれば生ぬるかった。
しかし僕らは知らなかった、与えられた希望など
『心折れるまではね。』
絶望への試金石でしかないのだと。
「
「うわああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ふむ、さすがはセレナ、危なげもなく勝てるな。
今日の目的はセレナがエクシーズ次元にいることの宣伝だが・・・
「ま、まだ・・・」
――さっさと替われよ!!
――お前の腕じゃ絶対に勝てるかよ!!
――連続でワンキルされてんじゃねぇか!!
――時間の無駄なのよ!!
船内からわらわら出てきたアカデミア兵、戦闘員だけじゃなくて炊事係や通信士をやっていたのまで出てきている。
船内にいたほぼ全員いるんじゃないのか?
それが今、2回連続で負けた1人に対して罵声を飛ばしている。
「ぅ・・・・あぁ・・・・・も、もう1か、い。」
もう一押しと行くか
――ポンポン
「うぇ?」
「ごめんねぇ?勝つ気がない奴に挑戦権はないんだ。」
「そ、そんな!?まだ!!やれます!!勝つ気はあります!!頼むよ!!」
「あぁ~うん~じゃあ、そこの君。」
「えぇ!?俺?」
「こいつが整理券だ。どうするかわかるね?」
デュエルディスクをハッキングし、例のシステムを泣きじゃくりながら懇願する挑戦者だったものを対象に起動させる。
「あっ・・・あぁ!」
「俺はま――パタンッ
僅かな葛藤のあと、指名された彼は容赦なく仲間をカードにした。
それを見てセレナは明らかに気を悪くしているが、まぁ我慢してくれ
「じゃあ、一名様ご案なぁ~い。」
「っしゃ!!」
「・・・・・・いくぞ。」
追い詰められたら他人を蹴落としてでも自分が助かろうとする。
理想郷のためにとか言っていた連中も、皮を剝けばこんなものだよな。ガキだし
「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!」
なんて考えたらもうやられているし、本当にアカデミアは1人だと勝負にもならないな。
「な、なぁ?」
『あぁ?』
「あいつをカードにしたら次は俺に挑戦権くれよ。」
うわぁ・・・
『それは出来ない。やる気があるうちは挑戦権はある。』
「そうか・・・だったら!!」
――バキッ!
「何しやがる!?」
「次やんのは俺だ!!お前らは邪魔なんだよ!!」
「なんだと!!この!!」
わーわーぎゃーぎゃー、一人の不和が段々と全体に広がっていく。デュエルディスクには制限を掛けているから殴って蹴っての乱闘になっているが・・・
ちょっとうまくいきすぎだな。軍事訓練受けているのならもう少し連帯感持とうぜ?
仕向けたの俺だけど。
「やめろ!!何をしている!!」
おっ!来た来た。
『おぉ遅かったなヒーロー君、もう4戦、あっ5戦目になったわ。』
「お前!!部下たちに何をした!?」
『おいおい、この乱闘騒ぎはあいつらが勝手に始めたことだぜ?
我らが団長、『クイーン・ダイヤ』とデュエルをする権利を得るためにな。』
「なに!?」
『人間って愚かだよなぁ?
自分のために他人を蹴落とし争い合う。
たったの数十人でこんなになるんだから、統一された世界にこんなのいたら邪魔だよな?
どうせなら、君たちも世界のためにゴミ掃除しないかい?』
「っ!!ふざけ「その心配はご無用です。」
――!!
煽りに煽って、エドを爆発させようとしたがそれに待ったをかける奴がいた。
そいつは俺の覚えてる限り、こんな場に割り込んでくるキャラではないし、実際部下を使って自分は安全圏にいる、そんな奴だった。
『お前は・・・』
「野呂!今までどこに!」
「くく、貴方と違って私はちゃんと仕事していましたよ。
そう、全にして一なる統一世界の為にね!」
全にして一なる統一世界?
というか、あいつの後ろにいる2人って火傷塗れにした倫理委員会!?
馬鹿な・・・常人なら痛みで動けるはずがない!
『これは珍しいプレイヤーが来たな。
君がデュエルするのかい?それともそちらのお二人さんかな?』
「くくく、そんなわけないでしょう。私は実戦経験皆無なのですよ?
で・す・の・で、あなた方のお相手は実戦経験豊富な、この個体にやらせましょう。」
3人の後ろから1人の人物が現れる。
それは絶対にアカデミアに付くはずのない人物、黒い服を纏った光の狩人
「・・・・・・」
『なんだと!?』
「君は!?」
カイト!?
お前は俺の光だった・・・
「・・・返せ・・・・・・」
だが俺はお前を護れなかった・・・託されたのに、俺は・・・
「返せ!」
だから!
「返せ!!」
お前を取り戻すために!!
「返せ!!!」
俺は戦う!!
怒りと悲しみに暮れた狩人の咆哮が響き渡る。
その声は居場所を失った竜のごとく、気迫を持ってこの場にいたすべての人間を縛り付ける。
その中で一番早くに動いたのが
「おい、赤いの」
戯遊師団スートの団長、クイーン・ダイヤだった。
「あいつは、私が相手をする。」
『なっ!?だが、あいつは普通じゃないぞ!?』
「わかっている。わかっているさ。気持ち悪い気配が漂っているしな。
だが、あんなやつ見てられん。」
赤の女王は歩を進める。
彼女とデュエルをするために殴り合い、争い合っていたアカデミア兵もそれを止めることはない。
白の狩人に逆らう気力など彼らにはないのだ。
「返せ、返せ!かえせ!カエセ!!カエセセェェェエェェェェ!!」
カイトの片目が赤く光る。
その腕につけられたデュエルディスクが翼のごとく広がる。
「お前の相手は・・・私だ!!」
『『
「先攻は私から行く!
私は
ATK1200
「
このカードが召喚、特殊召喚に成功した場合、手札からムーンライトカード1枚を墓地へ送りデッキから1枚ドローする。
手札の
さらにマジックカード、闇の誘惑を発動
デッキからカードを2枚ドローし、その後、闇属性モンスター、
スケール5の
墓地のムーンライトモンスター、
よし、これでレベル4が2体だな。
私はレベル4の獣戦士族、
エクシーズ召喚!武神帝―カグツチ!」
武神帝―カグツチ「フンッ!」
ATK2500 ORU2
エメラルドに似た色彩の鳥の意匠を持つ獣人と黄色の貂の獣人が蒼く燃え盛る武神を混沌より呼び出す。
「カグツチがエクシーズ召喚に成功したときデッキの上から5枚のカードを墓地に送る。
よし、カード効果で墓地へ送られた
墓地か除外されているモンスターの中から
戻ってこい!
DEF800
「
よってコストでデッキのムーンライトモンスター、
さらに墓地の2体目の
「これでまたレベル4が2体揃った。
エクシーズ召喚!魁炎星王―ソウコ!!」
ソウコ「オオォォ!!フンッ!!」
ATK2200
オーロラのような翼を広げる雛と舞い戻りし貂が炎の虎をその身に宿す壮年の武人を呼び出す。
「ソウコがエクシーズ召喚されたとき、デッキから炎舞マジック、トラップカードをセットする。
私は炎舞―天璣をセットして発動!
このカードは発動時、デッキから獣戦士族モンスターを手札に加える。
この効果で2体目の
そして、永続効果として私の獣戦士族モンスターの攻撃力が100ポイントアップする。」
ソウコ ATK2200→2300
武神帝―カグツチ ATK2500→2600
早々に≪炎星≫と≪武神≫2つのテーマのエースの一角ともいえるモンスターたちが立ち並ぶ
だがカイトはデュエル前の荒れ様からは考えられぬほどに無口で無反応であり、不気味に沈黙していた。
「・・・・・・」
「つまらんやつだな。さっきまでの覇気はどうした?
この程度で気落ちしたわけでもあるまい。」
「・・・・・・」
(これが黒いのがこの街最強のデュエリストと言い。
赤いのが決着を付けたいとグチグチいっている奴か?
いや、だが目は死んでいるわけではない。)
「墓地の
手札の
ATK600→900
「効果で墓地へ送られた
フィールドの魁炎星王―ソウコと武神帝―カグツチを融合!
赤き炎虎よ、青き炎剣よ、一つとなりて白き轟炎となれ!融合召喚!
現れろ!レベル8、富炎星―ハクテンオウ!」
2つの炎が交じり合い加熱し白い炎が生まれる。
その炎は白鳥のごとく翼を広げ、槍を持った1人の武人が現れた。
ハクテンオウ「はあぁぁぁぁぁ!!フンッ!!」
ATK2600→2700
「ハクテンオウの効果発動!
こいつが特殊召喚した場合、自分のフィールドの炎舞マジック、トラップカードの数×200ポイントのダメージをお前に与える!」
ハクテンオウの槍から白い炎がカイトに撃たれる。
ただのソリッドビジョンのはずだが、カイトはこれに異様に反応した。
まるで本当に炎であぶられたかのように
「っ!おのれぇ・・・」
LP4000→3800
「むぅ・・・?
私は
DEF1200
「そして手札を3枚伏せエンドフェイズに入り、
だが、
私は2体目の
(奴もエクシーズと融合を。)
「奴らの首領と言うだけはあるな。」
「えぇ、1ターンでモンスター3体、伏せ3枚。
ねぇのろまちゃん?アイツ大丈夫なの?」
「くくく、まぁ見てれば解りますよ。」
「「「?」」」
野呂 守と言う男は真面目であると言えば聞こえはいいのだが、せっかちで上から目線、臆病な割に出世欲に正直と言うのが周知されていた。
なので、グレースは反応が返ってこなかったことに
グロリアは自分の用意したデュエリストに、それもエクシーズの人間の勝ちを確信しているような自信に
エドは感情の波がほとんどないような不気味さに、それぞれ彼に違和感を覚えた
「俺の・・・ターン、ドロー
俺は手札からマジックカード、儀式の下準備を発動
デッキから儀式魔法カード1枚とその儀式魔法カードに記された儀式モンスター1体をデッキ、墓地から選び、その2枚を手札に加える。
俺が手札に加えるのは
『ドラグマだと!?』
(まずいな、あのカードが中心の構成だとすると、セレナと相性が悪い!)
カイトのデッキが変わっていることに驚き、思わず声を上げるクラウン・ジョーカーこと遊矢
さらにそのカードが秘めた危険性にセレナの勝率が低いことを計算する。
「マジックカード、トレード・インを発動。
手札のレベル8モンスター、
さらに手札より、黒衣竜アルビオンの効果を発動する。
デッキからアルバスの落胤を1体墓地に送り、このカードをデッキの一番下に戻しデッキから1枚ドローする。
手札を1枚伏せ、マジックカード、手札抹殺を発動。
お互いのプレイヤーは手札をすべて捨て、捨てた枚数分デッキから手札を補充する。」
「くっ!私の手札は0、5枚ものカードを引かれたか。」
「俺は・・・俺は全てを取り戻す。
奪われた弟を!奪われた家族を!!奪われた仲間を!!
その邪魔をする者はすべて蹴散らす!!マジックカード発動!!白の烙印!!
このカードは自分の手札、フィールドからドラゴン族を含む素材を墓地へ送り融合召喚を行う!!」
「なっ!?エクシーズのデュエリストが融合だと!?」
淡々としていたソレまでと違い、彼は感情の関が崩壊したかのように声を上げ、それに呼応し赫い炎が湧き上がる。
「さらにアルバスの落胤を素材とする場合、自分の墓地のモンスターも素材にできる!
俺は墓地のアルバスの落胤と光属性モンスター、混沌のヴァルキリアを除外し融合!!
刻まれし業に身をやつし、光り輝く姿を現すがいい!!融合召喚!!
顕現せよ!レベル8!烙印竜アルビオン!!」
烙印竜アルビオン「ギャオオオオォォォォォォォ!!」
ATK2500
現れたのはカイトの怒りを具現化したような赫い竜
その輝きが新たな竜を目覚めさせる。
「混沌のヴァルキリアが除外されたことによりデッキから闇属性モンスター、アルバスの落胤を墓地へ送る!
さらに烙印竜アルビオンの効果!
自分の手札、フィールド、墓地から烙印竜アルビオンを除くレベル8以下の融合モンスターカードに記された融合素材を除外し融合召喚を行う!
墓地のアルバスの落胤として扱う黒衣竜アルビオンと
刻まれし業に身をやつし、堕ちたる姿をさらすがいい!融合召喚!
顕現せよ!レベル8!灰燼竜バスタード!!」
灰燼竜バスタード「ォォォオオオオォォォォォオオオオ!!」
ATK2500
続き現れたのは燃え尽きた灰のような白い竜
地に這い呻くその姿は絶望に打ちひしがれた罪人の様でもある。
「連続融合だと!?」
「あっという間にレベル8が2体並んじゃった!?」
「俺はレベル8の灰燼竜バスタードと烙印竜アルビオンの2体でオーバーレイ!
闇に輝く銀河よ、復讐の鬼神に宿りて、我が僕となれ!
降臨せよ!ランク8!
ATK3000 ORU2
2体のドラゴンが青白く輝く銀河の光を呼び覚ます。
だがその咆哮は嘆き、その輝きは過去に置き去りにされた誇り、彼に遺されたのはその力のみ。
「
1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールド上のモンスター1体を対象にその効果を無効にしコントロールを得、
サイファープロテクション!!」
RUM2→1
その力が光の翼を広げ白き炎の武人を飲み込まんとす
「馬鹿正直にハクテンオウを狙ってきたな。
だが甘い!リバースカードオープン!速攻魔法、烏合無象!
このカードは自分フィールドの元々の種族が獣、鳥獣、獣戦士族の表側表示モンスター1体を墓地に送り、その種族と同じモンスターをエクストラデッキから効果を無効にし特殊召喚する!
私はハクテンオウを墓地に送り、同じ獣戦士族の
ATK2400→2500
「くっ!逃げたか!!
だがまだこれで終わりではない!伏せていた儀式魔法、
手札のレベル8モンスター、星雲龍ネビュラをリリースし手札、墓地よりドラグマ儀式モンスターを儀式召喚する!
呪われし異界の力よ!我が身に宿り、敵を切り裂け!!儀式召喚!
現れろ、レベル8!
カイトの体から湧き出る様に出現するその名にふさわしい白銀の鎧
だが全身に不気味な紫の菱形が浮き出ており、神聖さよりも邪悪な気配が漂っている。
ATK500
「攻撃力500だと?」
「バトルだ!!
「させるか!
速攻魔法発動!ラピッド・トリガー!!」
自分フィールド上の融合素材モンスターを破壊し、融合召喚を行う!
私は
3体の月光の舞姫たちは破滅の光をひらりと躱し、呪いを打ち払う新たな舞姫を呼び寄せる。
「現れ出でよ!月光に輝く剣持て舞う気高き野獣!
ATK3000→6300
「攻撃力6300!?」
「ちょっとめちゃくちゃじゃない!?」
「わはははっ!見たか!この
だがこれだけではない。
破壊された
こいつは自分のフィールドのモンスターが破壊された場合発動できる。
デッキからムーンライトモンスターを2体手札に加える。
DEF1200
ATK1600→1700
「だがお前がカード効果を使ったことで、
自分と相手のエクストラデッキそれぞれからモンスターを墓地に送り、その墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計値の半分の数値このカードの攻撃力を上げる!
俺の攻撃力4500の
主であるはずのカイトにすらその呪いは手を伸ばし、異界の力を高めていく
ATK500→4500
「攻撃力4500か、それに私のエクストラデッキを狙ってくるとは小賢しい真似を。
だが!
「バトルフェイズは終了。
メインフェイズ2で墓地の烙印断罪の効果を発動する。
墓地のこのカードを除外し烙印マジック、トラップカード、白の烙印を手札に戻す。
さらに星雲龍ネビュラを除外し効果発動、墓地の闇か光のドラゴン族レベル4モンスター、アルバスの落胤を手札に戻す。
カードを3枚伏せ、エンドフェイズ
墓地へ送られた灰燼竜バスタードの効果でデッキのドラグマモンスター、
「私のターン、ドロー!
何を伏せたか分からんが、このカードで全て消し去ってやる!
『あっ、ヤバ。』
「その効果で「その効果にチェーンし手札のフルルドリスの効果発動!
自分、相手のメインフェイズにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。」
フルルドリス「ふん!ハッ!!」
ATK2500
「モンスターを増やしたか、だが「さらに自分フィールド上に他のドラグマモンスターが存在する場合、フィールドの表側表示モンスターを選んでその効果をターン終了時まで無効にする。月光白兎の効果は無効だ!!」なんだと!!?」
『あっちゃ~・・・攻撃力900が棒立ち・・・』
「ふ、ふん!だが私にはこのカードがある!」
セレナが新たなカードを切ろうとしたが、カイトはその前に呪われし騎士の力を発動させる。
「
さらにチェーンし永続トラップ発動!ヘッド・ジャッジング!!
このカードは1ターンに1度、モンスター効果が発動したときに発動でき、そのモンスターのコントローラーはコイントスを1回行い、表裏を当てる。
外れた場合、その発動は無効になりコントロールが相手に移る!俺が選ぶのは表だ!」
「何!?自分のモンスター効果を止める気か!?」
「出たのは裏、よって
声にならない叫びをあげながら
その足跡は彼女の鎧にある不気味な穴と同じものとなり、セレナのフィールドが異界の穴、ある世界で“ホール”と呼ばれているものに侵食される。
「自分のモンスターを私に?
だが関係ない手札よりマジックカード、
「なっ!何!?なぜ
『
特殊召喚できるモンスターがいなければ、カードは発動できない。』
「なっ!?知ってたのか!?」
『あぁ・・・だが、奴がこんな運任せの戦術をしてくるとは・・・』
「ぬぅ~ならば!
墓地の
さらに手札よりマジックカード、月光香を発動!
墓地のムーンライトモンスター、
ATK800→900
ATK1200→1300
「
さらに墓地の月光香を除外し、手札の
デッキからムーンライトモンスター、
手札からこのカードを捨てることで
これで私の墓地の獣戦士族モンスターが増えたことによりさらに600ポイントアップだ!」
――攻撃力7500!?
「後がないのなら、このターンで決めればいいのだ!」
『強引で脳筋な解決法だな。』
「うるさい!誰が何と言おうとこれが私だ!
私のデュエルだ!!」
「っ!!自分の・・・デュエル・・・」
セレナの啖呵がエドを含めたアカデミア生たちに突き刺さる。
彼らにとってのデュエルはアカデミアのデュエルだ。
理想郷のため、組織のため、プロフェッサーのためのモノだ。
だが、あぁ、赤い女王のデュエルのなんと美しいことだろう。
全力全開、全身全霊、その様な言葉の似合うハイビート
自分をさらけ出す彼女のデュエルはとても楽しそうだ。
「バトルだ!
「ならばエンドフェイズに永続トラップ、リビングデッドの呼び声を発動!
自分の墓地からモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
俺が特殊召喚するのはパラサイト・フュージョナーだ!」
「なっ!?」『っ・・・・・・』
「パラサイト・フュージョナーが特殊召喚されたとき、自分フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを墓地へ送り融合召喚を行う。
その際このモンスターは融合素材モンスター1体の代わりにできる。
俺はパラサイト・フュージョナーをアルバスの落胤として、光属性の
尻尾の生えたダニのような、蜘蛛のようなモンスターが
「内なる声にて現れよ!融合召喚!レベル8、烙印竜アルビオン!!」
烙印竜アルビオン「グアアアァァァァァァァ!!」
ATK2500
「烙印竜アルビオンの効果!
墓地のパラサイト・フュージョナーをアルバスの落胤として扱い闇属性、灰燼竜バスタードを除外し融合!
刻まれし業に身をやつし、荒ぶる姿を現すがいい!融合召喚!
顕現せよ!レベル8、神炎竜ルべリオン!」
神炎竜ルべリオン「ギャオオオオォォォォォォォォ!!」
ATK2500
銀河のエネルギーを吸収したホールはひび割れのように広がり続け、赫、白、黒、炎の脅威を象徴する3色に彩られた竜を呼び寄せる。
だがこれで終わりではない、闘争を求める竜はその纏う炎でさらにホールを広げる。
「ルベリオンの効果!
このカードが融合召喚に成功したとき、手札を1枚捨て自分のフィールド、墓地及び除外された自分のカードの中から融合素材を選び持ち主のデッキに戻すことで融合召喚を行う!」
「何ッ!?私のターンで3回目の融合だと!?」
「俺は墓地の
これら6体をデッキに戻し融合!刻まれし業に身をやつし、葬られしドラゴンたちよ、その怨念を結集させ、敵を殲滅せよ!!融合召喚!
顕現せよ!レベル8!深淵竜アルバ・レナトゥス!!」
深淵竜アルバ・レナトゥス「オオオオォォォアアアアアアアアア!!」
ATK2500
憎悪の叫びが木霊する。
ホールより現れた最後の一体は理性なき暴走竜
炎で全てを消し炭に変える。それを体現したかのような黒赫のドラゴン
「最後にこのターン墓地に送られた烙印竜アルビオンの効果でデッキから烙印マジック、トラップカードを1枚セットか手札に加える。
俺は烙印の裁きをセットする。」
「私のターンでさんざんやってくれるな・・・
エンドフェイズに
「・・・すぐに終わる。全てが!
俺のターン!ドロー!!
俺はマジックカード、マジック・プランターを発動!
自分フィールド上の永続トラップカード1枚を墓地へ送り2枚ドローする!」
「ならば私もお前のモンスターの効果を使わせてもらう!
「無駄な足掻きを!
俺はレベル8の烙印竜アルビオンと神炎竜ルべリオンの2体でオーバーレイネットワークを構築!
闇に輝く銀河よ、再び復讐の鬼神に宿りて、我が僕となれ!
再臨せよ!ランク8!
ATK3000 ORU2
「さらに俺は速攻魔法、
自分、相手のメインフェイズに自分フィールドのサイファーエクシーズモンスター1体を1つ高いランクのサイファーエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
「
「俺はランク8の
闇に輝く銀河よ!とこしえに変わらぬ闇を消し去り、光ある未来を掴め!!
降臨せよ!ランク9!
ATK4500 ORU3
鮮烈なる光が銀河を変える。より強大に、より眩しく
肩には顔のようなアーマーが装着され、伝説の白竜に連なる者として3頭に見える銀河の超越龍
その力は、その暴走はもはや止められる者などない。光がフィールドを覆い尽くす
「ネオ・ギャラクシーアイズの効果!
サイファーカードを素材として持つこのカードは1ターンに1度、オーバーレイユニットを3つまで取り除き、取り除いた数だけ相手の表側表示モンスターを選んで、そのコントロールを得る!
俺は2つ取り除き効果発動!サイファースーパープロジェクション!!」
「くっ!?だが、
「この効果は発動後、“選ぶ”効果!対象を取るわけではない!
お前のフィールドの
さらにこの効果でコントロールを得たモンスターは効果が無効になり、
「なんだと!?」
(これでは
「そして、
俺のフィールドのモンスターはネオ・ギャラクシーアイズを除いてすべてレベル4以上のモンスター!よって攻撃力は!」
ATK4500→6500
「6500・・・だがまだ!」
「モンスターがいるから耐えられると?だがその希望も打ち砕く!!
深淵竜アルバ・レナトゥスは1度のバトルフェイズ中にモンスターに対し、融合素材としたモンスターの数まで攻撃できる!」
「なっ!?」
「バトル!深淵竜アルバ・レナトゥスで
赫焉のヘイトレッド・フレア!3連打ァ!!」
深淵竜アルバ・レナトゥス「ギャオオオォォォォォォォオ!!」
――ゴオオオオォォォォォォォォォオオオオオオオ!!
赫い炎が月夜に舞う獣たちを消し炭にする。
だがその主たる少女はその状況においても諦めることはない。
「
DEF800
ATK1200→1300
「アルバ・レナトゥスで
赫焉のヘイトレッド・フレア!第4射!!」
「
DEF1000
ATK1600→1700
「第5射!!」
「
手札の置換融合を墓地に送り、1枚ドロー!」
DEF1000
「第6射ァ!!」
――ドオオォォン!
「
だがそれで十分だ!ネオ・ギャラクシーアイズでダイレクトアタック!!」
爆炎と共にキャストが入れ代わり攻撃を回避し続けるクイーン・ダイヤ
それを連続攻撃能力を持つ融合モンスターで攻め立てるカイト
最後の壁すら焼き払われ銀河の光が放たれようとしたその時
「その言葉を聞いて安心したぞ!手札よりアンクリボーの効果発動!
手札からこのカードを捨てることでお互いの墓地からモンスターを1体特殊召喚する!」
アンクリボー「クリクリ!」
――おおぉぉぉ!!
主の絶体絶命のピンチを救う為、小さな精霊が力を貸す。
その光景に誰からか、誰もか、驚きと興奮から声が出た。
勝利と敗北、それを分けるこの一瞬一瞬にこの場に集った者たちは、いつの間にやら魅せられていた。
「させん!!速攻魔法、墓穴の指名者!
相手の墓地からモンスターを除外し、次のターンの終了時までこの効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果を無効化する!」
アンクリボー「クリッ!?クリィィ・・・――
現れた小さな毛玉の精霊が突如発生したホールにのみ込まれる。
最後の壁を出す手段がなくなり、ここに勝敗が決した。
「これでネオ・ギャラクシーアイズの攻撃は続行!!
「っ・・・・・来いっ!!」
「戦慄のサイファーストリーム!!」
破滅の光が赤の女王、黒の道化師を飲み込んでいく
その光が消え去った時、もうそこには誰もいなかった。
「あ~なんとか、逃げ出せたな・・・」
ただのソリッドビジョン・・・の割には焦げたような気がするが・・・
と言うか、リアルソリッドビジョンを無効にしていたのにパラサイト・フュージョナーの洗脳が有効になっていたのは・・・どういうことだ?
あの運任せのコンボとかパターン化した行動しかできないパラサイト・フュージョナーができるのか?
「くそぉおぉぉぉ!もう1ターンあれば・・・」
「あの伏せられていたトラップ、融合モンスターの攻撃力以上の相手モンスターを全滅させるやつだぞ?
おまけにあのターン烙印竜が墓地に送られていたからなんか伏せられてたし。」
さらにエクレシアとか出てこられてきたら・・・
「ぬぅ・・・」
「まぁ、ひっさしぶりに良いデュエルが見れた。ガッチャ、セレナ。」
カイトがおかしくなっている以外はな・・・
しかし、5パック剝いてウルトラレアカード引きまくったり、土壇場でクリボー引いたり、こいつ本当はどこぞのデュエルバカなんじゃないだろうな?
「むぅ・・・で、どうするんだ?赤いの
蟲どもが出てきたら、アカデミアも形振り構わない感じになっているのだろう?」
「あぁたぶんな。
だが自分たちだけではなく、この世界の住民にもあの蟲を入れるとは・・・
折角、セレナの所在証明をしたが・・・被害者を増やすわけにもいかないし、ここらで潮時「あっ!やっと見ぃ~つけた~」!!?」
今の声!?いやいやいや!いくらなんでも早すぎるだろう!?
「ごめんね。シンクロ次元の大会が終わったらデュエルしようって伝えたのに、待たせちゃって。」
気安い友達に話しかけるような馴れ馴れしさで話しかけてくるのは紫の少年
「さぁ、デュエルしよ♪」
セレナのいるところに天下御免で僕、参上!
いや~ごめんねぇ、ごめんね。遊矢
すぐに行くって聞かなくてさ。
すまないが、こいつの戯れに付き合ってくれ。
(いや、こいつとデュエルすること自体がヤバいんだって!!)
どうした。赤いの、らしくないな?
あぁもう!次回 遊戯王ARC-V Rーe:birth
『存在をBET!奇々怪々、竜毒樹』
やってやんよぉ!!
「CC」カード群の効果について
-
制作したものをそのまま使用
-
後付け効果を削除
-
メインに入るカードの後付け効果のみを削除
-
EXのカードのみをアニメ寄りにして使用
-
完全にアニメカードそのまま