不意に思い付いて…、気が付いたら、書き出さないと落ち着かなくなりやってしまいました。
某マイナーSNSの日記として投稿したものです。
登場の時期とかの時間軸が、アレなのですが…。
ネタって事で、アレしてください(笑)
宇宙世紀と呼ばれる時代となり、人類は新たな開拓地…、宇宙へと、乗り出した。
それは、新たな戦いの歴史となった。
暗礁中域。
かつて、大規模な戦闘が行われた中域。
それを物語る艦だったものが、なりはてた墓標。
その墓標の陰に隠れる人。
否。
形は人だが、そのサイズが異なった。
モビルスーツと呼ばれる人型兵器であった。
「は……っ。」
曇る。
「は……っ。」
曇る。
ヘルメットのバイザーが吐く息で白くなる。
疲れと緊張。
それが、呼吸を乱す。
カミーユ・ビダンは、よく奮闘していた…。
仮にもガンダムと名の付くモビルスーツのパイロットと言う事なのだろう。
だが、物量作戦で少しずつ疲弊(ひへい)させられていった…。
因縁のジェリド・メサが率いるモビルスーツの大部隊に…。
「いくら、ガンダムと言えどもパイロットは人間! この物量作戦の前にひれ伏すがいい!」
『復讐』それが、その男の病の名。
次第に追い詰められいく、カミーユ・ビダンとガンダムMarkⅡ。
コックピット内のアラートの数が増えていく。
「もう、駄目なのか…。」
絶望を確認するかの様な言葉が自然と出る。
その時、メインモニターに映る一人の男性。
カミーユはその男性を知っていた。
このガンダムMarkⅡの設計者にして父親。
瞬時に録画と理解したのは、その男性が目の前で散ったのを見たから。
「ガンダムMarkⅡに乗る者よ! 諦めるな!」
語り…、いや、再生が始まった。
「今こそ、隠された力を使う時!」
メインモニターに文字が浮かび上がる。
続き、ワイヤーフレームで描かれたガンダムMarkⅡが映された。
カミーユは、思わず口に出す。
「なんだ、これは!?」
それを合図に、ワイヤーフレームで描かれたガンダムMarkⅡが変形を始める。
それと共に本体のガンダムMarkⅡの形も変わる。
頭部装甲の剥離(はくり)と変形。
それに続いて各部位も同様の剥離と変形を始める。
カミーユには長く感じられたが、実際はほんの5秒にも満たない時間だった。
「何ぃ、ガンダムがロストしただと! いったい、何をやっているんだ!」
ジェリドの激が部隊に飛ぶ。
「破壊の報告は入っていないのだな!」
返答は、
「はい、完全に見失いました。」
「おのれ!」
叩きつけた拳はグローブの中を赤く染めていた。
カミーユの乗る機体は、ジェリド率いる部隊の中央を無人の野の如く抜けて行く。
「まさか、ガンダムMarkⅡにこんなシステムがあったなんて…。」
コックピット内のモニターで周囲を見回すが、自分に気付く者はいない。
「父さんはここまで、見越して設計していたのか。」
「探せ! 必ず奴はいるはずだ!」
新たな司令がジェリドから発せられる。
「了解!」
短い返答の後にモビルスーツ部隊が索敵に散って行く。
周りのモビルスーツが居なくなった事に安堵したのか、呟(つぶや)く様にカミーユはメインモニターの文字を読み上げた。
「VRAS(N)―AM(ばーざむ)」
と…。
『VRAS(N)―AM(ばーざむ)』
それは、機体を変形…。
否…
機体を変身させ、量産機に紛れる逃げるシステム!
ガンダムMarkⅡの量産機が、バーザムって設定を見て、
「あまり、似てないな…。」
って、思ってたら!
玩具屋で、ガンダムMarkⅡにバーザムのパーツが付いたフィギュアを発見…。
組み換えで、ガンダムMarkⅡにもバーザムに出来るヤツです。
「おーっ! こう言う事かぁぁぁぁぁ!」
驚いたのが、ベースになってます(笑)
後は…、ガンダム00のアレを見て思い付いたのは言うまでもないですね(笑)
少し言い訳を…。
本当は、別の小説を投稿するつもりだったのですが、色々とあり…。
全く書けてません…。
何とか来月までには…。
と、思っているのですが…。
書けるかは妖しいです。