何も見えない真っ暗な闇。そこの中心にうっすらと光るものがある。
その中心からカタカタと音が聞こえてくる。どうやらパソコンで何かを打っているようだ。
「……ククク……俺の創ったコイツらはいいものだ……」
そこには男がひとりいた。だが、その声は何処かおかしい。何人もの声が重なっているようにも聞こえる。
男の声、女の声、子供の声……とにかく若い、様々な声だ。
男は上機嫌に呟いて、目の前に陳列されている機体を見てみる。
ーーーまるで騎士を思わせるような美しい外見。
盾を2つ装備したもの、剣を2つ装備したもの、盾と剣を装備したもの……。
背中にある天使を思わせるような羽のようなブースター。額部分と胴体の中心部にはエメラルドを思わせるような翠の宝玉が暗闇のなか、居場所を知らせるライトのように輝いている。
「だが、まだ足りない。コレを扱えるだけのデータを手に入れなければ……」
そうして男は再びパソコンに向かう。
「……ふん、コカビエルが敗れたか。まぁいい……投獄されただけだ。利用価値はたっぷりとある」
隣りのモニターに表示されるどうでもいい情報をチラッと見て再びパソコンの方へ視線をむける。
スペック状はどの機体よりも優れている。だが、稼働データと実戦テスト……何より、必要な機能が全然足りない。
男はそれに悩まされていた。
「フルフル、イスラフィル、ラヴクラフトのデータを移植するか……だが、理論状は成功しているが……実用的なデータが欲しい」
淡々と機械のように呟いていく。
部屋の中にはただただキーボードを叩くだけの音が鳴り響く中、扉がギィ……と開いたと同時に部屋に明かりが付いた。
いきなり光るものだから一瞬目を閉じてしまう。
「全く、毎回毎回こんなに暗い部屋で……目が悪くなるわよ」
部屋に来たのは、1人の女だ。
褐色の肌に、スタイルがよく、スラッとしている体型。それでいて胸や尻という出るところはしっかり出ている。モデルなんかに出たら表紙のメインを飾るであろう美貌が見える。
……のだが、頭の中心部に2つに纏められたお団子ヘアー。さらにそこを三つ編みにして後ろに垂らしている。
髪だけ見ればサソリにも見えてくるのは気のせいだと思いたい。
それでいてメガネをかけていて目はちょっとタレ気味。下手をすれば【若作りを徹底したおばさん】のようにも見えてくるかもしれない。
彼女の名はカテレア・レヴィアタン。テロリストであるカオス・ブリゲードの一員。その中でも旧魔王派に所属している上級悪魔だ。
「……カテレアか。俺に何の用だ?」
「これから3大種族の会合に襲撃するわ。ミっ……。こほん……ゾディアーツ、貴方の機械兵を提供してちょうだい」
言い淀んだ言葉を直ぐに訂正し、パソコンの前に座っている男、ゾディアーツに要求するカテレア。
「……いいだろう、データ収集にも丁度いい。他ならぬお前の頼みだ。この額ならなら5体なのだが……特別に8体提供してやろう。それと……」
「ええ、分かっているわ。危なくなったら偽装してでも逃げる。魔界にも、テロ組織にも未練なんて無いわ」
カテレアは持ってきた金を渡すと、ゾディアーツは指をパチンと鳴らした。
すると、ゾディアーツの後ろの空間が歪み、合計8体の機械兵が姿を現した。
「俺としては、カオス・ブリゲードが滅ぼそうが、俺の手で滅ぼそうが、どちらでもいい」
そうしてゾディアーツは背後の空間を歪め、ゆっくりと立ち上がる。
パソコンをシャットダウンして閉じた後、ゆっくりとその歪みに歩き、空間の中に入る。
「……どんなに取り繕っても、貴方は寂しさに震えるだけの子どもよ……あそこに行ったんでしょう?」
同情するように、自分の子供を心配するようにゾディアーツの居たところを眺めるカテレア。
数十秒間、そこをじっと見つめた後、直ぐに後ろを向いた後、合計機械兵を連れてここを去った。
ーーー明かりを付けっぱなしにしたままーーー
キャラとか文書ブレブレやな……(´・ω・`)
難し過ぎない……?でも、がんばる!!
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主人公イメージ(☝ 'ω' )☝スッ…