ビルドが創る!   作:マーリン・オルタナティブ 

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始まりを創る

 

 『帝都』

 

そこは大きく発展した国だったが、大臣による皇帝の傀儡によって国民への圧制、他国への侵略、腐敗した貴族による道楽により都市を中心に心乏しさと虚しさ、時には怒りを感じる、帝国が財を独占され、国民は貧しい中生活して居る、8年前までは__

 

 

 

 

 

 

 

そう、今や見慣れてしまった、あの巨大な壁(スカイウォール)が出現するまでは...

 

 

 

 

 

 

「スカイウォール、あれが現れたのは8年前、当時の帝国がこの大地を物にしていた頃、近辺に隕石が飛来した、そこからある箱が発見された。

その箱の中には未知のエネルギーが存在すると言われる。解明すれば世界にも負けない力が手に入る、そう考えた帝国は国力向上と他国への見せしめの為、国民や各国の大使官にこの箱__パンドラボックスを発表した、……だがそれが裏目に出でしまった……」

 

研究室にて語る軍服の男は窓の先に映る巨大な壁(スカイウォール)を見る

当時、発表の最中、何者かが警備を搔い潜りパンドラボックスに触れた瞬間、強い光源と共に地面に割れ目ように光が走り、現れたスカイウォールが帝国を三方に遮られた

 

「今では三つに壁に隔て、我々のいる帝国の他に、裏切り者どもが蹶起を翻し誕生した軍事国、他国の残党やら蛮族どもの集まりでできた小国と三つの国家が存在している、だが話した通り所詮敗残国の生き残りや帝都の国民を掻き集めただけの虚飾、我々帝国の前に太刀打ち出来ないさ。

そして再びこの地が……いや!世界がt「あのそろそろ本題に入ってくれませんか?」……………」

 

話の決めの途中に痺れを切らして少年が割り込んでしまう。

なぜそんなこのような話してかと言うと、話に割り込んだ少年セントが研究員の中途採用がないかとしつこく問い合わされ、呆れた研究員が試しにテストさせたら満点合格した為見事採用。

研究しているパンドラボックスについて語って今に至る、しばらく黙り込んでた中性的な顔立ちした男性、

帝国でも将軍次に偉い軍曹、ログ軍曹が改めて口開く。

 

「...話が長くすまない、改めて研究員採用おめでとう。

俺はログ軍曹だ、見ての通り軍及び箱の管理を一任されている、まさかあのDr.スタイリッシュが作ったテストプログラムを満点合格するとは感心した。

ただ気になるのがお前の経歴…『たぶん物理学者』とはなんなんだ?」

 

「実は俺、記憶喪失って奴なんです」

 

「マジか…まぁいい今日君がをここへ呼んだのは他でもないこいつの解析だ」

 

ログ軍曹が見せたのはパンドラボックスの図面が描かれている資料である、その資料をまるで子供が漫画を読んでるような明るい表情で目を通している、そしてログ軍曹が特殊なコンテナに入ってるバンドラボックスをセントにも覗かせる。

 

「この箱の中には先程言ったとおり強力な力を有している、帝具のことは知っているか?」

 

「採用された次の日に資料室で見ました」

 

「帝具は初代の皇帝が国の勢力を上げて作った強力な国家兵器だ、だがそれすらも凌駕する力はこの箱にはある……ん?失礼、なんだ?」

 

突然携帯のバイブが鳴り懐から取り出し、電話に出る。

 

「なに、容疑者を見失った!何をやってた!直ぐにでも捕まえろ!もしナイトレイドの関係者ならこの機会を逃せば奴らの情報が手に入らない!」

 

ナイトレイド、帝国に住む人なら誰しも知っている暗殺集団、貴族や政府関係者、警備隊などを次々と暗殺してきた、確かに彼らの関係者を逃したらナイトレイドの情報が手に入らなくなるな。

 

「総力上げて容疑者を確保…やむを得ない場合は、わかってるな…」

 

ログ軍曹が冷たい表情で言い放つ、つまり見す見す逃すぐらいなら殺してしまえということだ、 それを見ていたセントは嫌なものを見た顔でそっぽうを向く。

そんな時彼のポケットからバイブの振動がした、携帯なんか高価で一般人が持ってるのは怪しまれるため、隠しながらポケットからスマホのような物を取り出し画面を見る、そして…

 

「すみません、急用を思い出したので、詳しいことは明日でいいでしょうか?」

 

「…あぁ構わない、こちらも急用の仕事がためここまでとしよう、また次の日としよう」

 

「それでは、失礼します」

 

セントは施設を後にして誰も居ないところでスマホのような携帯、ビルドフォンをバイクに変形させ走らせる、そしてあるところに連絡した。

 

 

 

 

 

 

ここは帝都中央から離れ、都市の末端に店を構える喫茶店「nascita」に一本の電話はが鳴り響く、そしてマスターのソウイチが着信音が鳴る携帯を取る

 

「セント、メールにも出したがスマッシュの反応があった…」

 

『ああ今向かってる、それと悪いけど頼み事、帝国がある容疑者を追ってるらしい、そっちで追跡出来ないか?』

 

「お、奇遇だな、実は俺もそいつについてお前に伝えようとしてたところだ」

 

「まさか...」

 

「あぁ、さっきスマッシュのセンサーが感知して場所特定したら、丁度そこがその容疑者が逃亡ルートだったのよ」

 

『じゃあ容疑があるのは……』

 

「ありえないが、一時的にスマッシュになって貴族を殺めた可能性もあるな。

 兎に角今容疑者はバイクを奪って逃亡してるらしい。

今セントが向かってのがGPSで特定した場所だ、直ぐに捕まえた方がいい」

 

『ああ……』

 

連絡を切った後直ぐにマシンビルダーに搭載のモニターからマップから表示された現在位置へ向かう。

森に入り進むと前方に走るバイクを見つける、容疑者も後ろに気づき速度を上げるが、銃口が大きく見える特殊な銃を取り出し容疑者より前の木を撃ち倒す、倒れた木によってバイクが激突、衝撃で容疑者が身を乗り上げる、地面へ叩きつけれ衝撃でヘルメットが外れる、素顔をさらされた少年は腰に背負った剣を掴む。

 

「ちっ……もう追っ手が、早すぎだろ!」

 

「悪いけど捕まってるれるかな?」

 

「断るな、そもそもあれは俺がやった訳じゃない」

 

「まぁ話しは署の方でてねー」

 

セントがバイクから降りる、剣をゆっくり引き抜き構える少年に近づいて行く、すると手を伸ばす距離から一気にセントの距離を詰める少年、下段から斬りかかりバックステップで上手く躱すセント、その後も上段、下段、平行と剣を振る

 

「おっと、良い太刀筋だな、だが…」

 

右から斬りあげる剣を左に避け少年の間合いに入り脇腹の下辺りに一発殴る、一瞬怯んだ少年は負けじと剣をセントに振り下ろす、が躱される、強く殴ったが蹌踉めく様子もなく間合いを見計らう少年

 

「結構強めにやっただが、ならこれならどうかな?」

 

セントは上着から一本の紅いボトルを取り出しシャカシャカと振る、すると先程より速くなり少年は一瞬見失うが背後に居るのに気づくが、一瞬の隙が命取り、背後に回ったセントは振り向いた瞬間に剣を蹴り飛ばす、そして拳を振り上げるが顔のギリギリで止める

 

「俺の勝ちだな」

 

「小瓶……お前も、あのコウモリの仲間か……?」

 

セントのボトルを見た少年は何かに気付き思わず質問する、それを聞いたセントは少し険しい表情になり思わず少年の肩を掴む

 

「あのコウモリと会ったのか!じゃあガスマスクの男に人体実験されなかったか?」

 

「人体実験?……変な仮面を付けた白い服の男達が俺をガラスで出来た箱に押し込まれて、そんで不気味な煙が中で充満して必死に逃げようともがいて、なんとか手錠を外してカラスを破って逃げて出口を探してたら……!」

 

話してる突然、大木が上から降って来た、とっさに分かれるように二人は回避した、次は来ないかと気を配りながら降って来た方向に目を向ける、そこにいたのは少年より頭三つ大きい頭から胴体がカクカクとした丸いの怪物がいた

 

「こいつさっき俺を襲った奴!」

 

「そうか、スマッシュの反応がしたのはこいつがお前を襲ったからか」

 

「スマッシュ?」

 

聞きなれない単語に反応する少年、その疑問についてセントが答える

 

「スマッシュは人間が姿を変えて凶暴化した怪人だ、倒すまで理性なく暴れるバーサーカだ」

 

襲い掛かるスマッシュの攻撃を避けながら現れる前に蹴り飛ばされた剣を取る、そしてスマッシュと向かい合う形で距離をとる

 

「インクルシオ!」

 

次の瞬間、山吹色の光が波のように地面に輪を引く、霧が激しく立ち上がり少年を包む、そして包み込む霧が次々と白い鎧に変身する、セントは気づいた始めてみる別の変身、鎧になった剣はログ軍曹とも話した帝具であることに、変身し終えた少年はそのままスマッシュに挑む、腕を振り下ろしたスマッシュの攻撃を軽く躱してバンチを決める、一歩の引くが無傷だった

 

「嘘だろ!インクルシオで殴っても無傷なんて!」

 

少年が思ってた以上に頑丈でその後も攻撃を躱しながら攻撃を続けるが蹌踉めくだけで全く効き目が無かった

 

「硬すぎるだろこいつ!」

 

文句を吐きながら胸の辺りに殴る、だが殴ったと同時にスマッシュに腕を固定される

 

「なっ…!」

 

そのまま固定された状態で地面を蹴り上げ大量の土煙で身を隠す、煙を払うセントだがその場には帝具を纏った少年とスマッシュの姿は無かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、少年はスマッシュによってスカイウォールの目の前まで連れてかれ地面に投げ出される、インクルシオを纏っていたからダメージはなかったが到着して間も無く襲い掛かるスマッシュ、油断してもろに攻撃を受ける、避けようとするが何発も攻撃を食らってしまい、受けたダメージで息が荒く身体がフラつき始めた

 

「(不味いな…インクルシオを保てなくなりそうだ、こうなったら奥の手で……)」

 

瞬間姿が消えた、帝具には奥の手が存在している、少年が使うインクルシオには周りの背景と同化できる能力がある、だが……

 

「ウゥッ、ガッ!」

 

少年を見失うなったスマッシュが両手で地面を叩き付ける、強靭な力で地面にヒビが広がり激しく揺れる

 

「なっ!」

 

あまりの揺れに思わず声を上げる、その声にスマッシュは気づき声のした方にタックルすると 何もないところで何か弾いたようにタックルした方向に土煙が舞う、舞った先に透明化して逃げた白い鎧の少年が姿を現わす、地面に膝を立てて這い蹲る、もう限界が近づいてた、少年を見つけゆっくりと近づく、諦めまいと立ち上がるが立ってるのがやっとだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

「結構根性あるじゃん、そこまでボロボロで立ち上がるなんて、後は任せろ」

 

いつの間にか後ろから近ずいていたセント、疲労困憊の少年からスマッシュの相手を引き受ける、一人では危険だと思い少年はセントに駆け寄ろうとする、しかしセントが上着から何か取り出した、取り出したのは剥き出しの小さな歯車二つ、見た目がホイールカバーに似た少し大きい円板、レバーが歯車の隣に付けている片手サイズの機械を腰の前に当てると自動的に腰に巻きベルトに変わる。

次に取り出した物は手の平サイズの小瓶、赤のと青の二本のフルボトルを左右に持ち取り出した

 

「さぁ、実際を始めようか」

 

取り出した両方のフルボトルをシャカ、シャカ、と振る、振り終わると蓋を前に合わせ、ベルトに空いたスペースに挿し込む

 

《ラビット、タンク、ベストマッチ!》

 

赤を左、青を右に挿し込むと電子音声が鳴る、ベルトの円板が赤と青に輝き点てる、そしてレバーを握り回す、歯車が回り始める、するとベルトからチューブが前後に伸びて形作る、赤と青の液体が分かれ流れると赤と青のハーフボディーが生成された、次のフレーズが鳴る瞬間ファイティングボーズを決める

 

《Are you ready?》

「変身!」

 

掛け声と共に前後のハーフボディーがセントを挟むように組み合わさって一つのスーツを作り上げた、この時少年は気ずいた、帝国で度々噂が断たない謎の怪人と、その怪人から人達を救う謎のヒーロー、仮面ライダービルドである事に

 

《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!》

 

「勝利の法則は決まった」

 

決め台詞を言い終えると一瞬でしスマッシュと間合いを詰め拳を打つ、スマッシュからの攻撃軽々と避け連打する、最初に戦った少年と同じ戦法だが、スマッシュを翻弄させ攻撃していく。

殴りかかる腕を足場に後ろに回ると変身する時と同じチューブが伸びてドリルのような剣、ドリルクラッシャーを生成する、ドリルクラッシャーを使い攻撃する、さっきよりダメージ大きいようで火花飛び散りながら蹌踉めく。

するとビルドは白いフルボトルを取り出し振る、そして赤いボトルと取り替える

 

《ハリネズミ》

 

そして変身同様レバーを回す

 

《Are you ready!》

「ビルドアップ」

 

紅いハーフボディーから白く肩から拳まで棘が付いているボディーに入れ変わる、負けんと襲いかかるスマッシュだが拳から伸びる針に攻撃を防がれる、その後も針の攻撃にまたも翻弄、攻撃で弾かれる様に吹き飛ぶ、転がる倒れたスマッシュが立ち上がる前に白から紅へ挿し直し回す、最初の姿に戻りまたもレバーを回す

 

「ちょっと待ってて」

 

スマッシュと距離を取るビルド、逃亡かと思いきや途中で地面に穴を開け中に落ちる、同時にグラフ型のエネルギー滑走路が立ち上がったスマッシュを挟み動きを封じる

 

《Ready go!》

 

穴から行きよい良く現れる柱に乗ったビルドが上に乗り上げ、滑走路を滑るように沿ってスマッシュに向け猛烈な蹴りを当てる

 

《ボルテックフィニッシュ!》

 

足裏のキャタピラが回転し胴体から火花を散らし吹き飛ぶ

 

《イエーイ》

 

吹き飛ばされたスマッシュはゴロゴロと地面に転がる、立ち上がろうともがくが間も無く力尽きダウンする、着地したビルドは中身が無いボトル、エンプティボトルを取り出しフタを開け倒れたスマッシュ方に向ける、スマッシュの身体から粒子状で成分がどんどん集まっていった、成分が出なくなるとスマッシュが上下白の囚人服の男がいた、そこにただ立ち尽くしていた少年が急に動き出し男に近づき顔を覗く

 

「こいつ…あの時の……!」

 

知っていた男のようで兜で見えないが驚きで目を見開く

 

「知っているのか?」

 

「……変な仮面の男達の部屋に、ベットに縛られたいた……俺もこいつみたいになってたのか」

 

自分があのまま逃げずに居たらあのな怪人になっていたと思い唖然としていた、しばらくすると糸が切れたようにしゃがむ、緊張が解け疲労感が来たらしい、少年が鎧を解こうとすると近くからエンジン音がこちらに近ずいて来る。

現れたのは帝国のワイルドカーとバイクに乗った数人の警部兵やガーディアンが近く。

距離を置いた位置に止めるとワイルドカーから降りて来たのは、帝国の研究施設で対面したログ軍曹であった、降りた次にビルドの方向に身体を向け話しかける

 

「君が最近噂の仮面ライダーか?逃亡犯に確保感謝する、直ぐに容疑者をこちらに引き渡してくれるか?」

 

ピストルを構える警備兵、少年に視線を向ける、少しずつ小さな煙が鎧のあちこちに立つ、もう維持が出来ないらしい、それでも必死に立ち上がろうとする

 

「捕まってたまるか…俺は……まだやる事がある……!」

 

けど煙を上げ鎧が解ける、だが

 

「わぁ!?」

 

何か頭を覆い被され視界が狭くなる、ヘルメットを被されたのはわかる、そして被せたのは…

 

「今日は最悪だ、ほら乗れ」

 

後ろにいつの間にかバイクが置いてあった、ハンドル前に歯車のオブジェが飾ってある特殊な乗り物に少しへこむみながら跨って乗る、帝国側は驚き、少年はただ唖然と見ていた

 

「乗れって!」

 

後ろに乗れと後部打席を叩く、少年は意を決して乗ろうとする、察した警備兵にガーディアンが逃がさんと発砲する、弾は当たらずそのまま急発進してその場を後にする

 

「チッ!今直ぐ追え、生死は問わない、ここで逃したら無駄骨だ」

 

「しかし、もし国民であれば…!」

「構わない!見す見す逃すよりマシだ」

 

ログ軍曹の命令でバイクで追跡するとガーディアン達、左右後方から近づき剣や槍で攻撃する、しかし近づいてきたガーディアンを片手で撃退していく、途中待ち構えていたバズーカを構えたガーディアンが高台で待ち構える

 

「おい、運転代わってくれ!」

「ちょっ!おい!」

 

ビルドはバイクを掴みながら片足のキャタピラを回転させ同じ速さで片足立ちした状態に、撃ってきた弾を当たる寸前に蹴りで叩き返し、撃った高台にあたり爆発で吹き飛ぶ、すかさず運転に戻り追手を振り切ろうとする、しつこく追ってくるガーディアンにスカイウォールの頂上に登って行く、右には危険なバリア左は断崖絶壁の細い道を走る、誤ってバリアに激突したガーディアンが感電の様に爆発する、残った二体を振り切り為アクロバティックな行動に移る

 

「えっ、わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

断崖を壁に沿って下に走らせる、ガーディアンも同じように後を追うがそれが罠だとわからなかった、ビルドはドリルクラッシャーを取り出し少年を担いで壁に突き刺す、ぶら下がって途中で止まる二人、バイクと追ってのガーディアンはそのまま地面に激突し爆破を起こし自滅する、バイクはビルドフォンに小さく元に戻る、ドリルクラッシャーを引っ掛けながら地面に降りる、さっきまで息が出来なかったみたいにヘルメットを外す少年、振り切れたことを確認し変身を解く、再びビルドフォンをマシンビルダーに変形させ乗り走らせる

 

「はぁ、俺まで逃亡犯になっちまった」

 

「聞きたい事がある」

 

「なんだ?」

 

「どうして俺を助けた?一緒に逃げたら共犯になるのに?」

 

「確かに貴族を殺した容疑もあるし、帝具を持っていて白な訳ないだろうが、お前はそんなにバカな悪い奴じゃないのがわかる、それだけで十分だ」

 

疑問を抱くが少しでも感じた相手への信用を捨てない、それがセントの意志、少年はそう感じた

 

「そういえばまた名前聞いてなかったが」

 

「タツミだ」

 

「俺はセントよろしく、それとズボンのチャックが全開だぞ」

 

「なっ///!」

 

それを聞いたタツミかズボンのチャックに目線を向ける、確かに全開に開いていた、慌てて直ぐにチャックを閉める

 

「いつから開いてた!」

 

「最初会ってから」

 

「そんな前から、なんで教えてくれなかった⁉︎」

 

「あの状況でどう教えろって言うんだバカ」

 

「誰がバカだ、さっきバカじゃない言っただろ」

 

「おいっコラ揺らすな!それにバカはバカでもバカ違いなんだよ!」

 

「なんだと!」

 

逆ギレしたタツミがセントの肩を揺らす、バイクも少し揺れフラつきながら森の中を道に沿って駆け抜ける。

だが二人は気付いていなかった、二人の様子をスカイウォールの上で見ている黒い影には

 

 

 

 

『さぁ、戦争の始まりだ』

 

 

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