ビルドが創る!   作:マーリン・オルタナティブ 

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〜前回のあらすじ〜

「てぇ〜ん才物理学者セントは運悪く残虐非道の厨二病タツミと逃げることに…」

「誰が残虐非道の厨二病だ⁉︎ここは俺が話す、俺の元に謎の手紙が送られ、最愛を合わせると書かれた手紙に従ったが大量殺人の現場に誘導されて、帝国の警備隊から逃げてると謎の男に背後から「説明が長い!」なんだと!」

「とにかく、タツミの冤罪と悪の組織を紐解こうとしてたら、イラ立てながら店を荒らし無言で立ち去った後追うのであった」

「荒らしてないだろ!冤罪の上にさらに濡れ衣着せんな!」

「うるさいなぁ、最近忙しくって久しぶりに話してるのに」

「一ヶ月近く空いてたんだからそりゃあ久しぶりに感じるは!
あっ、まさかそれで挽回_」

「さぁ!どうなる第三話?」

「無視すんな!」


挽回を創る!

「お見通しって訳かい!」

 

銃モードのドリルクラッシャーで放った先の林の中からレオーネが飛び出て来た。

コスプレかと思ったけど、本物の猫耳ぽいなぁ、あれも帝具の一つか?

頭から猫耳が生えていて、手の形と腕の毛並が猫に似た姿だった。

レオーネは直ぐある程度距離を置きニヤリとしながらセントを見つめながら尋ねた。

 

「あんた、セントって言う仮面ライダーでしょ?」

 

女性は直ぐに俺の事を言い当てた。

まぁ情報源は察しがつくが、多分あいつだろうなぁ。

 

「先ず言っておくが、仮面ライダービルドだ、形成、解析って意味のビルド、タツミから聞いたのか?」

 

「まぁね、噂はちょっと聞いたこと有ったけど、まさか本当にオーダーマンみたいなのが居たとはねぇ」

 

「おぉ!もしかしてファン?」

 

「違うよ」

 

オーダーマンとは帝国で流行ってる少年漫画である、セントも熱狂的ファンであった為、レオーネの率直な言葉に思わず頭を下げ肩を落とす。

そこへ凹んだセントに容赦なく殴り掛かったがあっさりと躱す。

まるでライオンみたいな俊敏さと荒々しさ、成る程これが彼女の帝具の力か。

彼女の帝具について直ぐに気付いたセント、レオーネは荒々しく殴り掛かりセントは組手の様に受け流し応戦する、そこへもう一人白い鎧の男が背後から飛び蹴りをまともに受け、さらにレオーネのパンチも喰らってしまう。

スマッシュとの戦闘でも互角に渡り合える装甲のためそれほどのダメージじゃなかった。

 

「割と硬いねあの鎧、さすが謎の怪物と戦ってるだけあるか?ちょっと面白くなって来たかも!」

 

「ちょっと待って姉さん!あいつは俺の知る限り悪党じゃないからここは「はっ!」危ねっ!」

 

タツミがレオーネを説得しようと話してると容赦無くドリルクラッシャーを放つのであった。

タツミは間髪入れずギリギリ銃弾を躱した。

 

「何するんだ!俺が止めようとしたのに、なんで俺を撃つセント⁉︎」

 

「水を差すなよ、折角楽しくなったのに、帝具での実験は初めてだからな」

 

それにこの近くこいつらのアジトがあるのは確信だし、他にも帝具があるかもしれないから新しいボトルで実験するのも悪くないかも。

 

「割とわかってな、じゃっ、続き行くか!」

 

話し終わると真正面からセントに向かって飛び出るレオーネ、セントは銃モードのドリルクラッシャーを構えて狙いを定める、しかし

 

「おぉぉ⁉︎」

 

突然セントの体が空中に浮き上がった。

そして急停止したレオーネの横から光の弾が通り過ぎた。

間髪入れず手首を曲げ、銃モードのドリルクラッシャーでなんとか撃ち落とした。

それにしても周囲に罠を張っていたのは知ってたけど、狙撃して来るとは、それもこの火力は帝具か、さらに面白くなって来たな。

セントは体を浮かせ拘束している、細い糸を的確に撃って切る。

 

「まさかマインの狙撃を防ぐなんて……」

 

「あんたホントやるね、気づかれてたぽいし?」

 

「糸を張り巡らせてる事はあんた達の領域に入ってから気づいていたよ。

だが縛って来たりエネルギー弾での狙撃するとは正直驚いたよ」

 

「驚いたにしてはえらく楽しそうだけど?」

 

レオーネの言ってることはズバリ当たっていた。

確かに、相手は帝具の使用者が4人、それ以上居る可能性が高い、一対一なら余裕はあるが流石に4人はキツイ、だがこれだけの帝具使いと戦えるなんて……

 

「あぁ、最~高だ!」

 

「あっ、そうかいっ!」

 

先手でレオーネが回し蹴りを行うが直ぐにかわす、呆れるようにタツミも攻撃して来る。

その後かわす度に、糸で拘束や精密射撃による援護してくる。

なかなかのコンビネーションじゃねえか、ならこれを使うか。

ベルトにぶら下げた茶色のボトルと水色のボトルを取り出す、そして左右に持ち振る。

攻撃を避けながらボトル挿す。

 

≪ゴリラ、ダイヤモンド、ベストマッチ!≫

 

「ベストマッチ?………きたぁぁぁぁぁ!」

 

ベストマッチだった事に思わずガッツポーズで拳を上げてしまう、そしてレバーを回していく、変身同様ベルトからチューブが伸びて行く、茶色と水色の液体がそれぞれハーフボディが作られる。

 

≪Are you ready?≫

 

「ビルドアップ!」

 

ハーフボディが重なり一つのスーツになる

 

≪輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!≫

 

水色のボディはまるでダイヤのデザインと茶色のボディはゴリラのように大きい拳が特徴のゴリラモンドフォーム。

姿を変えた俺に警戒するタツミ達、俺は先に仕掛けサドンデストロイヤーで殴り掛かる、かわしながら仕掛けるタツミ、俺とタツミの拳が激突する。

 

「くぁぁぁぁぁ!」

 

だがパワーで圧倒され軽く吹き飛ばされるが直ぐに体制を戻す。

 

「姐さん!気を付けて、その腕すげぇパワーだ!」

 

「なら……食らわなければいい話よ!」

 

そう言って前に走り出るレオーネ、拳を作り後ろに引いて構える、セントも待ち構えるがナックルに糸が巻き付き、ガードできないように上に引っ張り上げられてしまう。

まっ、読み通りだったがな。

レオーネの振り下ろした拳に拘束されてないもう片方の腕でガードする、パンチが腕に当たりダメージを喰らう、普通ならば。

 

「なぁっ⁉︎」

 

何か気づいたのか後ろに飛び俺から離れた。

しゃがんでさっき殴った拳を手で抱えながら俺を睨みつける。

 

「姐さん、どうした!」

 

「こいつ…………!」

 

気づいたらしいな、さっき殴った腕の装甲はダイヤ並みの強度だ、思いっきり殴ったら反動で脱臼か砕けるはず、帝具で速度上げてるならなおさらだ。

しゃがんでいたレオーネは立ち上がる。

 

「痛ぇ…!水色んところもの凄く硬いな…」

 

過去からゴリラボディに仕掛けに来る筈、そろそろこの糸外すか。

セントはダイヤボディの手をナックルに巻き付いている糸に手を伸ばす、すると触れた瞬間に視覚では見えにくかった糸が光を反射する事で存在感を放つ、ビルドのダイヤモンドボディは頑丈さだけでは無く、無機物や弱い敵であれば触れればダイヤにする能力が備わっている、そしてナックルに力を入れダイヤモンドの糸を砕く、同時に前方から一発狙撃して来ただが…

 

「ほいっ」

 

砕けた糸を弾道に投げ、左手をエネルギー弾の弾道先にかざす、撃ち抜かれると思った手は無傷、投げた糸とエネルギー弾が一つになり巨大なダイヤに変えて受け止めた。

 

「なっ!」

 

「嘘だろ…!」

 

この時遠くから覗いていたマインも弾がダイヤになったことに驚愕していたらしい。

そしてセントは瞬間的にダイヤの数と大きさ、地形の形と歪み、草木の配置、相手の位置を計算した。

 

「勝利の法定は……決まった!」

 

決めセリフを言うと細かいダイヤを打ち上げ、ナックルでレバーを回していく。

 

《Retty go!》

 

そしてナックルで地面を力強く殴った、あまりにも強い衝撃で地面が波のように揺れ思わず膝をつくタツミ、計算通り丁度打ち上げたダイヤがセントの元へ戻って来た、ナックルを水平に後ろへ引く、ダイヤが目の前に到達した瞬間!

 

《ボルテックフィニッシュ!》

 

ナックルで巨大なダイヤを一直線に殴った、直後水晶のように砕け散りタツミ達に襲いかかる、流星群のように飛んで来たダイヤにさすがのインクルシオでも耐えられず吹き飛ぶタツミ、レオーネも急所を防ぐが手足を酷く負傷して身動きが出来なくなっている、糸で援護していたラバックも額に砕けたダイヤの塊一つが当たり脳震盪を起こしその場に倒れる。

 

「これは……ピンチ!」

 

この光景を遠く崖から見ていたマインは自分以外戦闘不能、相手は規格外に強い、だがこんな時だからこそマインの帝具、パンプキンが威力が増す、素早く眉間を狙う

 

ピキッ

 

が足元から突然揺れ始めた、何故ならセントが飛ばしたダイヤがマインの足元、断面から地中までセリ矢のように食い込む、そこからヒビが広がり崖崩れを起こした。

 

「嘘でしょ!」

 

決めゼリフを吹いたのに気付くのに遅れ、まるで降りる時階段を一段踏み外したようにズルズルと滑り落ち地面に激突する。

たった一撃でほぼ全員壊滅した。

決着は着いたがやり過ぎたか、これ……?

 

「痛ぇぇ……」

 

インクルシオが解け倒れ、小さく呟いたタツミに目に入った、やばっ!早く手当てしないと!

ほんの少し慌てた瞬間、林からセントに向けて真っ直ぐ飛び出て来た、セントの懐に入った瞬間、何が光輝き一筋の光がセントに振り下ろした、が真剣白刃取りで光の正体の刀が止められた。

引き抜こうと動かすが…

 

「無駄だ、ゴリラの力で押さえてるから引き抜くことは_____」

 

刀を押さえながら使用者を見た途端言葉が途切れ固まった。

俺が押さえてる刀は恐らくこれも帝具だ、だが帝具の能力で固まったわけじゃない、理由は彼女である。

癖っ毛が少なく、絡み合ってる部分が一つも無い、風が吹けば優雅に長い髪が仰がれるのは間違いない、少し長い前髪から見える紅瞳、まるで淑やかに輝くガーネットの様に、そして膨らみと曲線美な姿……

 

「___最高だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でっ、気づかれたから交戦したが敗退、挙句の果てに負傷した為アジトまで運んでくれた…………なんの言い訳だ?」

 

「「「「はい……」」」」

 

腕を組みじっと目線を変えず睨みつけるナジェンダ、その目線先には頭部を饅頭の様に腫れ上がり顔を俯き正座するタツミ達、負けてしまった事は兎も角暗殺者のアジトまで謎のヒーローを連れて来た事に怒気していたのだ。

本当なら口止めの為監禁か拘束したいところだが、全員を倒した事と攻撃して来たのにも関わらずアジトまで運んでくれた事に少々躊躇っていた。

それで説教しない理由にはならないか…

 

「それで、今その男はどこにいる?」

 

「あぁ、セントなら…」

 

タツミが背後に目線を向ける、丁度目線先に扉が開く、そこからお盆に蓋した丼を持ったエプロン姿のセントと後ろには主人から待ていわれお腹を空かしながら飼い主に待てと言われた犬ように丼を見つめるアカメが入ってきた。

なんだか凄く匂いがする、これはたまらない思わず唾を飲んじまう。

そんな事より!

 

「セント!さっきからどこに居たんだ?こっちは説教受けてたのに!」

 

「見れば解るだろ?丼にエプロン、どう見ても料理を作っていたに決まってるでしょうが、それにお前を探しにわざわざ足場の悪い道にバイクを走らせて来たんだぞ、救出か抹殺に?」

 

「そこは救出だけだろ!なんで殺す選択肢が出て来るんだよ⁉︎」

 

セントの酷い扱いにツッコムタツミ、そこへただ観戦ラバックが話に割り込んできた

 

「君に聞きたことがあるんだが、どうしてここがわかったんだ?」

 

ラバックの言う通り、このアジトは帝国が骨を折る程発見が難しい、それなのに1日も経たず直ぐに場所を特定した、そのことについて俺も気になる……

 

「それはこれを利用したからだ」

 

そう言って指差したのは、ラバックの拳に装備している帝具である。

そして全員ラバック自身に視線を送る、みんな大体同じ考えだと思う。

 

「器用な奴だったのだが、遂に日が来るとは……」

 

「ちょっと待ってナジェンダさん!俺は跡を追えないようにしましたよ!おい、どういうことかちゃんと説明しろ!」

 

部下のミスに思わず俯きため息を吐き俯くナジェンダ、だが無実だと断言するラバック、「まあ待ってって」と宥めるようとするセントが続けて話す

 

「君の帝具にちょっとした発信物を付けてある」

 

「発信物?見た感じないけど?」

 

「見えないのも無理はない、使っているのがこれの成分だからな」

 

説明しながら取り出したのは、俺たちをする倒す際に使っていた水色のボトルである

 

「タツミの居場所がバレたのは、それは俺がバイクを使ってカフェまで戻る際に君が付けた糸を辿ったんだろ?

まっ、お見通しだったからこのボトルの成分で案内してもらった訳だ」

 

つまりラバックが跡を追うために使った糸に、喫茶店に到着してからダイヤモンドボトルの成分を少し振りかけた、そして回収された糸から僅かに出ている反応を追ってここまで来た、帝国の人間じゃなくって本当に良かった

 

「そうか、どちらにしても要人が足らなかっということか」

 

「ちょっと待って下さい!_」

 

抵抗しようとしたが、時既に遅く拳骨を頭部に喰らい、思わずしゃがみ込み頭を押さえる

 

「ところで、なんで料理を作って居たんだ?」

 

「アカメがお腹空いて居たから作った、あとはおまけだ」

 

それでいつも以上に顔に出て居たのか。

アカメの目には丼しか写ってなかった、その瞳は小さくだが一段と輝いていた、テーブルに置かれてる中で明らかにアカメ用の大きい丼、それ以外はおまけって、てっきりお詫びかと思ったんだけど?

 

「アカメはいど__」

 

箸を蓋の上に乗せ手渡しながら言い切る前に受け取り直ぐに蓋をかけた、すると開けてから間もないのに香ばしい匂いが部屋に漂った、蓋をセントに受け取ってもらい丼を掻き込む、食べ始めてから間もないのにもう完食していた。

 

「ウマかった」

 

「良かった、まだお代わりあるからな」

 

片腕で抱えるぐらいの丼をあっという間に完食したのに、ただ食べてくれたことに喜んでいた、しかもお代わり用意してたのかよ、例え大食いって聞かれても躊躇うと思うだろ。

直ぐにお代わりして無我夢中で食べる光景を見てまるで彼氏みたいに微笑むセント、まぁ好きな女性が幸せに食べてるの見て喜ばない訳ないか?

きっかけは判らないが惚れしたらしく、正体をどうこう以前に好きになってしまったらしい、初めて会った頃の俺みたいに容赦なく斬りかかっていたが言葉巧みに、というか食欲に負けて休戦となった

 

「おいしいです、セントお代り」

 

「遠吠え並みお腹すかして待ってくれたからな、お代りはたくさん有るからドンドン食べて」

 

なんか金髪女騎士みたいにどんどん食べていくアカメ、それにしてもどんだけお代わり用意してるんだ?逆にアカメが破裂するんじゃないか?でも美味いな、姉さんがこっそり進まれたが飽きずに食べられるな、豪快なお肉とご飯に混ぜた酸味がいい組み合わせしてる

 

「そこは《ベストマッチ!》だろ?」

 

「勝手に人の心読まないでくれるか?」

 

なんやかんや全員丼に手に取り食べ始めていた、みんな驚きと面白さに食べ進めていく、するとボスが少し険しい顔でセントに話しかけた

 

「セントだったか?君にいくつか質問がしたい」

 

真面目な顔だがさり気なく完食した丼が目に入る

 

「君は一体何者だ?」

 

「ただの通りすがりの仮面ライダーさ」

「嘘つけ、あんな立派な地下秘密在るのに通りすがりなわけある…まさかあの部屋、地中を移動できるのか⁈」

 

「その話は後にしてくれ、正直に話してもらいたい、部下からの話を聞く限り、初戦とは言えそのベルトと君自身の力はナイトレイドに匹敵する」

 

確かにセントが戦うところは今日まで二回しか見てないけど、帝具並みに強かった、しかもボトルを差し替えてパワーアップするもんな、待てよそれなら…

 

「君は帝国に追われる身、しかもタツミは新人とは言え帝具使い、敵わなかった怪物とも戦える力がある。

我々を知った以上逃しはしない、だが君がもし我らの仲間になるなら話は別だ」

 

「ちょっとボス!」

 

「マイン、反論する気持ちは判らなくもない、だがこの男を敵に回すよりこちらに来てもらう方が遥かにメリットがある…

君と君の仲間を革命軍で保護することも約束する。

どうする、セント」

 

そうだよ、こんなに強いんだから味方にする方が良い、自意識過剰だけどみんなの平和の為に戦ってるんだ、みんなを救う事が出来るならセントも断る訳が

「断る」

 

俺の考えを断ち切るようにボスからの誘いを静かにそれでいてハッキリと断った、それを聞いて俺は疑問を抱きセントに問いかけた。

 

「なんで断るんだ?理由がないだろ、誰か犠牲が出ない為にスマッシュと戦ってるんじゃないのか⁉︎」

 

「あぁ、だから断った、沢山の犠牲を出さないために」

 

「なら入っても良いじゃないか!腐った帝国から新しい国を作る為に悪党を殺してるんだ!必要な事なんだよ!」

 

「犠牲の上に築く国に平和なんてない」

 

「じゃあなんの為にそのベルトがある!人を守る為にあるんだろ?」

 

「あぁそうだ…だからこそビルドは兵器じゃないんだ!」

 

ナイトレイドを否定されたかのように激怒するタツミ、一方でビルドを強力な武器と捉えるタツミに静かにだが表情に怒りが込み上げてるのがわかる。

二人の口ケンカは徐々にヒートアップして行くがここでナジェンダが止めに入る

 

「止せタツミ、本人がそこまで言うんだ、それにこちらは頼む立場だと私は思ってる。

なんの対策を持っていない私達でこの男を倒すのは……正直難しい」

 

「そうですね…」

 

「でもっ、……わかった」

 

珍しく弱音を吐くナジェンダに同意するメンバー、不満はあったがここは堪えた、兄貴が言っていた様に「ただ熱いだけじゃ駄目だって」だからここは堪えた。

そのままボスは話を続いた

 

「なら君にレオーネかラバックのどっちかに同行してもらえるか?君は我々ことを知ったが君について我々は知らない、敵対する気がないならそれぐらいは構わないな」

 

「ええ、最初のうちは信頼されないのは当然ですが……ただ、条件があります」

 

「聞こうただ帝国の様になんでもやれないない」

 

「大丈夫です、簡単な頼みですから。監視ならアカメにして欲しいです」

 

セントの発言に一同目を見開き驚く

 

「ちょっとあんたいい加減にしなさい幾ら何でもそれは出来ないでしょ、アカメは指名手配されてるんだから!」

 

「まぁまぁそうカッカッしない、それについては考えがある」

 

「まさか警備隊員にこの人はそっくりさんですって言うのか?」

 

「そんな単純なことで誤魔化せると思うか、やはりバカにはてぇん才の思惑は判らないか」

 

「(こいつ…!)」

 

マインに怒鳴られるが何か策があるらしくタツミが少し気楽に思い浮かんだことを言うがストレートに嫌味を言われ少し頭に血がのぼる

 

「まぁ任せたまえ、アカメにそこのツインテールもちょっと来てくれ?」

 

「むんぅ…?」

 

「ちょっと…!」

 

マインと食事中のアカメを連れて部屋から出た、危害を加えないのは何となく判るが別のいろんな意味で心配だな…





〜次回〜

「なんで邪魔するんだ!」

闇の中対立するタツミとセント

「誘っても無駄よ」

冷たい眼差しでセントを睨む少女

「見返りを求めたらそれは正義とは言わない」


「灯火を創る」(仮)


いかがでしたか今回の挽回振りは?
最近忙しく投稿に遅れました。
次回も頑張ります
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