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(早く終わらないかな...)
そう思いながら、
今は入学式の、いや、全ての式においてほぼほぼいらない校長の話を聞き流している。
(そう言えば朝にあった松原さん、同じクラスって言ってたっけ。後で話しかけてみよーっと)
「これで入学式を終わります・・・」
やったね。やっと終わったぜ。
入学式が終わって
各クラスに戻り、もうクラスではグループができている。
あんたらなんでそんなに仲良くなるの早いの!?
と、疑問に思っていたら
「戸ヶ崎くん...!」
松原さんだ。やっと話す人ができた。
「あ、朝はごめん、俺が前に見てなかったから」
「ふぇぇ...そんな事ないよ...私だって前見てなかったから...」
松原さんのふぇぇって口癖なのかな?可愛いな」
「えっ!?可愛いなんて...ふぇぇ」
あ、俺声に出してた?やばいよ。入学初日に出会った人に可愛いなんて。
これもう女たらしじゃん。
そうしていると、担任が教室に入ってきた。
うわ、ババa(おっと誰か来たな
「はい。このクラスの担任をします。白井 柚希《しらい ゆき》です。よろしく。早速ですが、このクラスの人には全員自己紹介をしてもらいます。」
なんでこんな事をしないといけないのか。
クラスで仲良くしてれば名前くらいわかるだろ。
そう思っているといつの間にか俺の自己紹介という流れになっていた。
「えー、えー、えー、戸ヶ崎です。1年間よろしくお願いします」
・・・教室が静かになった。
だから嫌なんだ。
「君、僕と唯一の男子だね。今年の男子2人だけらしいよ。」
「は、はあ。そうなんですか。」
「僕は曽良(そら)。よろしくね」
「戸ヶ崎。よろしく」
この会話が終わると松原さんの自己紹介だった。
「松原花音です...好きなものはクラゲです...よろしく...お願いします」
クラゲ好きなんだ。珍しい
そう言えば松原さんの少し前にいる[白鷺さん]って人、いないな
どんな人なんだろ。
そんな事より
周りに見ても女子しか居ないんだが。
俺の前にいる曽良以外。
やっぱり周りがほぼ全員女子って慣れない。
「自己紹介も終わったので今から1時間は交流を深めるために自由にします。けど教室からはでないでね」
はーいとみんなが返事をする。
ま、話す人なんて松原さん、ぐらいしかいないな
「松原さん。」
「は、はい!!」
「そんな驚かなくていいよ、あと同級生なんだから敬語じゃなくていいよ」
「う、うん。そうだね。それで、どうしたの?」
「あ、そうだった。松原さんの少し前の席の白鷺さんって人、見たことある?」
「うん。あるよ。千聖ちゃんって言うんだ」
「白鷺千聖さんかー...え?白鷺千聖!?あの女優の!?」
「う、うん!多分今日は仕事があるからお休みなんだと思うよ」
「ありがとう!白鷺さんと仲良くなれるかな?」
「多分なれるよ!千聖ちゃんは優しいからね。」
「うん!じゃあ今度3人でお昼一緒に食べよ!」
「え?お昼..,?う、うん!千聖ちゃんがいいなら!」
「ありがとうー!じゃあこれからよろしくね!」
今日は全然心が落ち着かなかった。
だって周りに女子しかいないんだもん。普通の男子だったらこうなってるよ。
「ただいまー」
「おかえり、ご飯もう少し待ってね」
「うんー」
俺は疲れで自分の部屋のベッドにそのまま倒れ込んでしまった。
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戸ヶ崎 和真
鈍感男子。天然ジゴロ。
松原さんと曽良しか話さない。今は。
松原花音
過去に和真と会ったことがあり、その記憶が頭にある。
白鷺千聖
花音と同じく会ったことがある。しかし和真は覚えていない。
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