鈍感男子へ想いをのせて   作:紗英@Sae

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第4話です!
今回は花音をメインにして少しヤンデレを登場させたいと思います!
次回は千聖ヤンデレもやりたい。


花の少女とデート。

今日は日曜日。花音と出かける日だ。

あの後メールが来て、集合時間は11:00になった。

 

「和真、着替えてどこか行くの?週末なのに珍しいわね。」

 

「うん。松原花音さんと行く約束したからね」

 

そう言うと母さんが

 

「松原花音さん?もしかして、あの松原さん?」

……どの松原さんだよ。知らないよ。

 

「松原さん?高校に入って初めて聞いたけど...」

 

「あら、覚えてないのね。松原さんは、あなたの幼馴染よ。」

 

……はい?見覚えないんですが。母さんからの衝撃発言により俺は固まっていた。

 

「あと、白鷺千聖ちゃんって知ってるかしら?」

 

「うん。同じクラスだよ。」

 

「その子も幼馴染よ。よく遊んだり一緒にお風呂入ったりしてたわね〜」

は!?お風呂!?そんな覚え1ミリも無いんですが。女の子と混浴?

やべぇよやべえよ。

 

「もう一度会えたこと、運命かもね!大事にしなさいよ!」

母さんはこういう時いじりが強い。少しイラってくる。

そうしているともう時間だ。俺は身支度を済ませ、

 

「じゃあ、行ってくる。」

集合場所へと向かった。

 

俺は駅に着き、花音を待っていた。

時刻は11:00。まだ花音は来ていない。

どうしたんだろう。と思い、心配していると携帯が鳴った。

 

「もしもし...?和真くん?」

 

「うん。どうかしたの?」

 

「その...恥ずかしいけど...迷子になっちゃって...」

迷子!?どうやって学校まで来てるんだ。この人。

 

「わ、わかった。とりあえず今いる場所わかる?」

とりあえず冷静に花音の場所を聞く。

 

「えっと...コンビニが2つあるね」

 

「どのコンビニかわかる?」

 

「う、うん。ロー〇ンとセ〇ンだね」

あーわかった。うん。

 

「今から向かうから待ってて。」

 

「わ、わかった!」

 

俺は花音のいる場所へと向かう。

ついた。そこには見覚えのある水色の髪をした女の子がいた。

 

「かのーん」

 

「ふぇ!?あ、和真くん!」

そう言うといきなり俺に花音が抱きついてきた。

え。やばい。当たってる。それにしても、なぜこんな所で迷ったのか。

 

「ふぇぇ...和真くん...よかったぁ...」

今の状態は花音が道の真ん中で俺に泣きながら抱きついている。

これ見られたらやばいって。

 

「そろそろ、行こうか?ショッピングモール。」

 

「あ、うん...そうだね!行こう!」

花音は少し寂しそうな顔をしていた。何故だ?

 

「花音は、どこに行きたいんだ?」

 

「えっと...このショッピングモールの中にあるカフェなんだけど...」

 

「おっけー。よし。走ろう!」

 

「ふぇ!?は、走る!?そ、そんな事急にって……ふぇぇぇぇぇ!!」

 

「ちゃんと着いてきてね!!」

 

花音は俺に付いてきながらもふぇぇぇぇぇとしか言わない。しかも涙目だ。あれ。泣かせたらだめだ。あの人に殺される。

「か、花音。大丈夫か?」

 

「ふぇぇ...な、なんとか...」

 

「よ、よかったぁ。あ、着いたみたい。」

 

「人が多いよぉ...」

 

「ま、新しくOPENしたばっかりらしいし?仕方ないねー」

 

俺達は目的のカフェにと向かった。

やっぱりここも女子が多い。いや。男子は俺以外いないぞ。なんか視線感じるし。

 

「周りの人、みんな女の人だね。」

 

「いやーなんか視線が怖いね。」

 

「そっか。じゃあなにか頼もう?」

 

「うん、そうだね。お腹も空いたし」

 

「私はこのパンケーキと紅茶で。」

 

「じゃあ俺はこのミートソースパスタとコーヒーで。」

 

俺達は注文を済ませ、注文の品を待っている。

地味に気まずい。

 

「あ、あの和真くん」

 

「どしたー?」

 

「入学初日から思ってたけど私たち会ったことあるよね...?勘違いだったらごめんね!」

朝母さんに言われた事だ。

 

「う、うん。俺の母さんが幼馴染だって。言ってた。」

 

「やっぱりそうだよね...!かずくん,.」

どこか懐かしい。呼び方だった。

 

「昔は俺は花音の事をなんて呼んでた?」

 

「えっと...確かのんって呼んでたと思うよ。」

 

「俺はのんって呼んだ方がいいのか?」

 

「そう呼んでくれたら、嬉しいかも...?」

 

「わかった。のん。」

 

「所で、俺と千聖も幼馴染らしいんだが、それは知ってる?」

 

「……」

のんが急に黙り始める。

「のん?」

 

「……どうして?」

「?」

 

「どうして千聖ちゃんの名前がデテクルノ?」

 

「のん?落ち着いて?」

 

「ワタシハイツデモオチツイテルヨ?」

なんだその文。全部片言じゃないか。落ち着いてないよこの人。

 

「千聖の名前出したのはごめんって。落ち着いて?のん」

そう言うとのんは正気に戻った。

 

「わ、私もごめんね。いきなりこんなこと言い出して。」

「けど、私と二人の時は他の女の子の名前を出すのはやめて?」

 

「な、なんで」

 

「ワカッタ?」

 

「は、はい。」

恐怖です。怖い怖い。

 

そうしていると頼んだ物が運ばれてきた。

俺はお腹がすいていたのですぐに食べ終わり、のんが食べている様子を見ていると、

「かずくんパンケーキ食べたいの?」

あ、心読まれた。

 

「ま、まあ。けどのんが美味しそうに食べてるなーって」

 

「はい、あーん」

あ、あーん?生まれて初めてだわ。こんな事。

「いや、普通に食べるよ。」

 

「だめ。あーん」

これもうだめだ。降参しよう。

 

「あ、あーん。」

う、うん。OC。

 

「ふふっ 私とかずくん、間接キスしちゃったね//」

 

あ、気にしてなかった。ま、いいかー

 

2人とも食べ終わり、会計を済ませ、この後は色々な場所を回った。

 

帰り道が分からなくなるだろうと思い、のんに送ろうと言おうとすると、

「私の家泊まってかない?」

と言われた。えっ。それはさすがにやめよう。

女の子の家に泊まるなんて。

 

「いや、遠慮してお「来て欲しいな...」」

なんだその上目遣い。可愛いから断れないじゃん。

 

「行くよ。」

 

「やった〜♪」

 

のんはその場でぴょんぴょん跳ねている。可愛い。小動物かな?

 

それにしても女の子の家に泊まるなんて。初めてだ。

 

「ふふっ。 かずくん。今日は楽しみだね...!千聖ちゃんに何かされる前にしておかないとね?」

 

「なんか言ったー?」

 

「いや、なんでもないよ!」

 

「そう。ならいいんだけど」

 

なんか怖いよね。背中から寒気がする。

本当に危なくなったら逃げよう。

 




まだまだ初心者!
お気に入り登録、評価☆9くださりありがとうございます!!!
次回もお楽しみに!
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