ではどうぞ
友希那と付き合う様になった次の日
いつもみたいにRoseliaの練習に来ていて、今は楽器などの準備をしている所だった。今日は友希那、リサと一緒にスタジオまで来た。それと...
いつ俺と友希那が付き合う事になった事を持ち出せばいいのか...やっぱりバンド内でこういう関係になったんだから伝えた方が良いし、友希那自身もそうして、皆の意見を聞きたいとか言ってたし。
俺も一緒に準備の手伝いをしながら考える。考えながら準備していると、同じ事を考えていたのか、友希那と目が合う。
「「あっ」」
目があったまま見つめ合う。ずっと見ているとなんか目でなんか言っている気がする。
『どうするの』
みたいな、とりあえずなんか俺も...
『知らない、友希那のタイミングでいいと思う』
『私のタイミングって...』
『練習始まる前とかの方がいいんじゃないか?』
『そ、そう...じゃあそうするわ』
『あぁ』
『ちょっと、貴方も手伝ってね』
『分かってるよ、そんくらいはな』
こんな感じな会話をお互いの目で話した気がする。
「「......」」
「...ね、ねぇ?二人とも何やってるの?」
突然リサから話しかけられて意識が戻る。周りを見るともう既に準備が終わっていて俺と友希那以外の4人がこっちを見て、不思議そうにしていた。
「え、えっと...」
「友希那」
「......」
「「「「?」」」」
友希那は顔を赤らめて黙ってしまう。仕方ない、俺から話を始めた方が───
「ねぇ、皆に言わなくちゃいけない事があるの」
「っ!」
驚きながらも、もう一度友希那顔を見るとさっきまで赤かった顔も一変していて、何か振り切った顔をしていた。
「ん~どうしたの?」
「何かありましたか?」
「......」
「わ、私と慎也は...付き合う事になったの!」
「うん、おめでとう♪」
「そうなんですか、お幸せになると良いですね」
えっ?
それは予想外だった返答が返ってきた。と言うよりあまり驚いてない?
「慎也さんと友希那さん、やっぱりそうだったんだー」
「やっぱりでしたね...おめでとうございます」
やっぱり?どういう事だ?誰にも言ってないし、そんな分かるような素振りしたっけ?友希那も驚いた顔をしている。
「まぁなんとなく予想ついてたからねー」
「よ、予想?」
「うん。えっとね~」
アタシが友希那と慎也が付き合ってるんじゃないかと思ったのは今日の朝からだった。元々お互いから恋愛相談受けてたから、なんとなくって言うところもあったんだけどね。
「おっはよー」
「おはよう」
「おはよう。リサ」
今日は友希那と慎也と三人でスタジオへ向かうことになった。家を出ると既に友希那と慎也がいた。
「あれ?もう慎也は来てたんだ」
「あぁ、わざわざ俺の家まで行くとスタジオまでの道から外れるだろ?だからこっちに来たんだよ」
「へぇー。それで先に友希那の家に行ってたんだ」
「......」
「は、早く行きましょう」
まぁこの辺でなんとなくだけど気づいちゃった感じなんだよね。反応的にも。それに三人でスタジオへ向かっていた時も、
「友希那、夏の練習とかどのくらいやるんだ?」
「適度に休みの日も取りながらやっていくわ」
「全部練習とかじゃ無いんだ」
「流石にそれは無いわよ」
うん会話は至って普通なんだけど、二人の距離がね、距離が凄く近いんだよね。なんかもうお互いにパーソナルスペース入っちゃってるしさ。アタシ置いてけぼりにされちゃってるしー
「ちょっとー、友希那ー、慎也ー」
見たいな事もあったし、それにスタジオの中でも...
「上倉さんと湊さんは何をしているんでしょうか」
「さ、さぁ...」
なんかずっと見つめあってるし。
「もしかしてなんですけど、慎也さんと友希那さんは付き合ってたりー」
「え!?」
「だってだって、あんな意思が通じ合ってるうようで、ずっと見つめあってるんですよ」
「まぁ、確かに最近湊さんと上倉さんは仲が良く見えますし...」
紗夜もなんとなく気づいてきてるなぁ。紗夜は友希那と慎也が付き合う事どう思ってるんだろう。
「ねぇ、紗夜。もし本当に二人が付き合ってたらどうする?」
「どうすると言われましても...バンドに影響さえ出なければいいと思いますよ」
「へー。紗夜も変わったよね」
「そうですか?私は普通だと思いますけど」
紗夜はああ言ってるけど最初に比べればいい意味で接しやすくなった。慎也は知らないだろうけど最初は正直ちょっと怖かったんだよね。今はバンドメンバー事を考えてくれたり、凄く嬉しかった。それに...
「ねぇ紗夜」
「はい、なんでしょうか」
「二人のことなんだけどさ」
「はい...」
「...ね、ねぇ?二人とも何やってるの?」
今もまだ2人はずっと見つめあったままであった。
「まぁこんなに思う要素があればねぇ」
「......」
まさかリサだけじゃなく、氷川さんや宇田川さん、白金さんも感じていたなんて...
「皆はどうも思わないの?」
「さっきも言っていたのですがバンドに影響さえなければいいと思いますよ」
「......」
「あの、湊さん。何か勘違いをしているのかもしれませんが、それを不満に思ったり、怒ったりなど全くありません」
「え...」
「好きならそれで、いいんじゃないですか?」
「......」
「お前の言うメンバーは俺の言った通りだったろ?」
リサも、氷川さんも、宇田川さんも、白金さんも、全員が笑ってこっちを見てくれる。
「...ありがとう。皆」
全てを賭けろと言った。だからこそ許されないと思った。だけど私は少し勘違いをしていた。Roseliaメンバーは一人ひとり優しく、最初とは変わっていて、1つになれた気がする。自分で言ってしまうのは過信しすぎだろうか?でも私は慎也の言葉を信じて良かった。だからメンバーの本当の優しさに気づけたから、Roseliaと、慎也と6人がでこれから頑張っていこう。6人ならめざせる気がする。否、目指す。6人で。
最終回でした。
アフターストーリーはこれまであったガルパのイベントに慎也くんが居たらのif物語を書いていこうと思います。もちろん2人は付き合っているという設定で。もっとイチャイチャして欲しいですしね!
また、アフターストーリーの投稿頻度は2日に1本ではなく、4〜5日に1本投稿にしたいと思います。遅くても1週間に1本は絶対に投稿しますのでこれからも宜しくお願いします。
グラ~暴食~さん、ゆゆ様好きさん、猫魈になりたいさん、評価ありがとうございます。
また、私、僕評価のお礼言われてません!と言う方は感想で言われて無い!とキレてくれて構いませんので言って下さい。謝罪と共に次回に言いたいと思います。