友希那と慎也が飲み物を買いに行っている間の話。
それと、後書きに勝手な呟きと、次回の投稿日時を書きました。最後まで読んで頂けるとありがたいです。
本編はじまりはじまり~
友希那と慎也が飲み物を買いに行き、アタシ達はそれを見送った。特に何かで遊ぶという事も無く、近くのベンチに座って4人で雑談とかを楽しんで待っていた。バンドの調子だったり、学校生活のことだったり。
よくよく考えるとあまりこんな話深くまでしたこと無かったなー。こういうのも楽しいかも。
「そうなんですか。それは良かったですね」
「はい!その時は嬉しかったです!」
あこと紗夜が楽しげに話しているのを見て、やっぱり仲がいいんだなと改めて実感する。燐子も最初より皆に打ち解けてきて、よく笑うようにもなってきた。
それも慎也が来てからそれぞれの変化がよく分かるようになってきた。勿論アタシも変わったんじゃないかなーって思うところだってあるし。
「ねぇリサ姉!今度あこにカッコイイ服紹介してよ」
「え?いいけど、燐子が作ってる服ほどカッコイイのはあまりわかんないかもだけど」
「そんなに凄くないですよ....趣味でやってる事で...あこちゃんが喜んでくれて嬉しいです」
「白金さんはとても器用ですからね」
「そんなこと....」
そうして燐子は頬を赤く染める。燐子ってば可愛いんだからー。そうやって笑って話していると少し先のところで何処かで見た事あるような人が居た。
「あっ。あれって...」
「ん?どうかしましたか?」
「うーん。何でも無い。ゴメンね」
見たことあるだけで違う人かもしれないし、今ここで羽丘高校なのはアタシだけだから言ってもわかんないだろうから。
「えー。?気になるよー」
「い、いやー。ちょっと見たことある人だなーって」
「見たことある人....ですか?」
「その方は羽丘高校生徒ですか?」
「うーん、どうだったかなー。.....あっ!」
そうだあの人って。
「思い出した、あの人良く慎也と一緒に居る友達だよ」
「上倉さんのですか?」
「うん、結構頭良いんだよね」
「へー。慎也さんも頭良かったですよね」
「うん、そうだよねー。どっちの方が賢いんだろう」
そんな慎也とよくいる彼の事を話していた。
噂をすれば...てのはちょっと言い回しが違うかも知れないけど、その彼がこっちに向かってきた。話しかけに来た、と言うより横を通り過ぎる感じにそっと...
「あっ...」
「あっ...」
それは通り過ぎずにアタシと目が合ってこっちを見て立ち止まった。
「こ、こんにちは...」
「う、うん。君は確かよく慎也と居る...」
「えーっと...相川涼介です。今井さんですよね?」
「うん、そうだよ。一人で来たの?」
「向こうに二人ほど友人がいます」
「そうなんだ。楽しんでね」
「あ、はい。後慎也とかいるんですか?」
「え!?」
なんで相川くんは慎也が居ると思ったんだろう。口調的に多分予想で言ってるんだろうけど、アタシ達と関係がある事知っるのかな...
もしかして慎也がチケット貰ったって言ってたけど渡したのは彼で、わざと慎也と同じ日に来たのかな...
「もしかしてアタシ達が居る事だったり、慎也の事だったり色々知ってたりする...?」
「え!?...そんなこと無いですよー!今日は偶然会っただけで、慎也の事は...えーっと...そう!呼び方です。名前呼びだったから知り合いなのかと...」
あっ...
確かにそうだ、呼び方もいつもの慣れで名前呼びしてたし、勘違いさせちゃったか。やっぱり偶然会っただけか。
「そうだよー、一応慎也とか関係があるから」
「そうなんですか、す、すいません。では失礼します」
「あ、ちょっと...」
行っちゃった...
慎也といる時いつもあんな感じだったっけ?
うーん、まぁいっか。
「相川さんはいつもあんな感じなんですか?」
「さぁ?...クラス違うからよく分からない...」
「ちょっと...変わった人でしたね...」
多分いつもはもっと明るい感じなんだろうけど...
ちょっと気を使わせちゃったかな。後で慎也が帰ってきたら謝っといて貰おうかな。あのままだとなんか悪い気もするし。
「そう言えば慎也さんと友希那さん、ちょっと遅いですね」
「暑いですし、混んでいるのではないですか?」
「あ、そういう事ですか」
「あ、それと友希那と慎也が帰ってきたらウォータースライダーの時間に丁度いい時間かもよ」
「あ!ホントだー楽しみだなー」
「ウォータースライダー......」
ウォータースライダーと聞いて燐子が顔色悪くしたけど大丈夫なのかな。多分苦手なんだろうな...
大丈夫、アタシも苦手という程でも無いけど、ちょっと嫌いだから。
「そう言えば今井さん、上倉さん達にお金渡していませんでしたが大丈夫かしら?」
「あ、そっかー。お金の方は大丈夫だろうけど、奢らせてる感じになっちゃったね」
「帰って来た時に返せばいいですか」
「うーん...」
確かに態々買わせに行かせて、慎也の奢り、なんてそんな事したくないから返したいんだけど、多分受け取ってくれないだろうなぁ。慎也って優しいし。どうしよう。
そんな事を考えていると当の本人が帰ってきた。
「あ、きたきたー。なんか遅かったけど大丈夫だった?」
「別に大丈夫だよ、ちょっと混んでただけ」
あ、やっぱり。それなら良かった。
だけど一つだけ気になる点があった。
「それに、なんで慎也濡れてるの?」
買いに行く前はビーチバレーしていた訳でも無いからプールの中に入って無いのに、なんでだろ?
「えー、ちょっとコケてプールに落ちただけ」
「ええ!?それ大丈夫なの?」
それはアタシが思っている以上に凄いことがあったらしい。何はともあれ怪我してなくて良かった良かった。
涼介君はRoseliaの4人からは第一印象『変わった人』
になっちゃいました...
可哀想に。
そして
次回何ですけれども作者のリアルが滅茶苦茶忙しくなるので次は来週になります。
金曜日まで用事が色々あるので早くて来週の土曜日に投稿出来ると思います。一週間以上空けてしまいますが許して頂けるとありがたいです。
帯屋さん、評価ありがとうございます。