孤高の歌姫が変えた生活   作:アイファー

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やっと書けたー。

一週間ぶりです。これからはまた4日程1本のペースで書こうと思います。
まぁちょっと忙しくもなくなったし、作者のモチベ次第で投稿早くなると思います。

では本編へどうぞ



苦手克服

今俺たち6人はウォータースライダーの所へ向かっている。パスの時間も来てるので行けば直ぐに乗れる。

さっきまで暑かったけど飲み物を飲んだから少しは涼しくなった。それに今からウォータースライダーに乗るからもっと涼しくなるだろう。その乗り物ってどんな奴なんだ...?

 

「うぅ....」

「ん、どうかしたのか?」

 

何故か白金さんが浮かない顔している。気分でも悪いのかな、それなら休んで欲しいから言って欲しい。

 

「い、いえ...なんでもないです」

「気分でも悪いのか?そういうのは言ってくれ」

「そういう訳じゃ...」

「?」

 

歯切れ自体は悪いが気分は悪くないらしい。それならなんで...

もしかして...

 

「これがウォータースライダーかしら?」

「も、ものすごく高い....こ、こんなに大きなアトラクションなのですか....」

 

あ、やっぱりか。

丁度アトラクションの前に着いて、白金さんの方を見るとさっきより顔色が...

前に言ってくれれば良かったのに。それなら他のみんなが乗ってる間に一緒に待ってても良かったんだけどなぁ。

 

「り、燐子...大丈夫?皆の分パス取っちゃったけど!?」

「白金さん、苦手なら乗る必要は無いわ」

「りんりん、無理しなくても良いからね」

「......」

 

確かに無理する必要も無いだろうし残っててもいいか。とりあえず1人にするのは危険だし、俺も残って────

 

「あの、やっぱり....わ、私も乗ります...!」

「大丈夫なの?」

「は、はい。皆と一緒なら...大丈夫です」

「りんりん.....うん、きっと楽しいよ。それに慎也さんも居るから怖くないですよ」

「一緒って...一緒に滑るのか?」

 

あれ?俺の思ってたウォータースライダーって長い滑り台的なやつで、一人ひとり滑ってくのかと思ったんだが...

 

「はい、皆で同じゴムボートに乗って滑ります!」

「皆...ゴムボート...」

「どうしました?」

 

これってもしかしてあれか...

 

「そうそう、あれだよ慎也。良かったねー。多分だけど慎也今────」

「リサ.......分かるよな?」

「は、はい!」

 

これってもしかして、全員一緒なのか。ちゃっかり心の中読んできて且つそれを皆にぶちまけようとしたリサを強く、少し笑って睨んでしまった。

 

皆と一緒...6人で...

 

「どうかしたの?」

「...なんでもない」

「そう」

 

仕方ない。出来るだけ皆と触れないような手前とから辺に座ろう。

 

「それじゃあ行きましょうか」

「えぇこれはスリルがありそうね」

 

 

 

「それでは皆さん準備はいいですか?それでは行ってらっしゃーい」

 

係員の合図と同時に6人が乗ったゴムボートはウォータースライダーのスライダーへと送り飛ばされる。

 

「行っくぞー!ゴーゴー!」

「思ったよりスピードは出てないみたいね」

「確かに、もっと早いと思ってたけど...これなら白金さんとか、大丈夫なんじゃないか?」

「は、はい.....このぐらいなら」

 

少しばかりもう少しスピードが欲しいとも感じるが、白金さんも皆も楽しめてるようだしいいか。

 

「ふっふっふ、こんなもんじゃないよ~!このスライダーの目玉の一つは、うねうねしたカーブなんだ!」

「うねうね...?」

 

宇田川さんの言ったうねうねに反応する氷川さん。氷川さんが疑問に思った次の瞬間....

 

「きゃあああああああ!!」

「え!?こんなにカーブするの?」

「それより、ボートから振り落とされそうですよ!」

「カーブが連続で...これは中々面白いわね!」

「友希那ってこういうの大丈夫なのか?...っておい!白金さん、くっつかないでくれ!」

 

冷静で楽しそうな友希那とは裏腹に白金さんは俺にしがみついてる。せめてボート人でしがみついてくれ...

 

「な、何とかカーブ抜けたねー。確かに怖かったけど楽しかったね」

「はい、凄いアトラクションでしたね...」

「まだですよ!もう一つの目玉がありますから」

「もう一つの目玉...ですか?」

「はい、最後に急角度で滑り落ちるんです!」

 

「「急角度で...」」

「滑り落ちる....」

 

宇田川さんと友希那以外の3人は血の気の引いた顔をしていた。そうして直ぐに、予兆とかは無く、いきなりゴムボートのスピードが上がって行って....

 

「「「きゃあああああああ~~~!!!」」」

 

甲高い、叫び声と共にプール目掛けてボートが落ちていったのだった。

 

 

 

無事に6人全員ウォータースライダーから生還する事が出来た。落ちている最中は白金さんプラスリサももう片方の腕にしがみついてきて、怖いという感覚よりも暑い感覚の方が強かった。正直両腕振りほどこうかとも思った。ウォータースライダーは結局俺は暑いというイメージで終わった。

 

「はー、すっごく楽しかった~!!」

「えぇ、刺激的で面白い体験だったわ」

 

あの二人は全然問題無く帰ってきた。

 

「皆はどうかしら?悪くないアトラクションだと思うのだけれども」

「あぁ、悪くなかったが、別の問題がな...」

「......」

「りんりん、おーい、りんりん!」

「......ご、ごめんなさい。今、頭が真っ白で......」

「うう、めちゃくちゃ怖かったよ~!!」

「分かった!とりあえずまたくっつこうとするな!」

 

流石にここでは本当にやめて欲しいので肩を掴んで、ほい、と宇田川さんの方にパスをする。

 

「全く!こんなに危険だったなんて。本当に認可は降りてるの!?」

「紗夜も怖かったみたいね」

「ちょっと意外ですね」

「ふふ.......」

 

友希那は4人がこのアトラクションに乗って、その夫々の反応を見回している。

さっき宇田川さんが言ってたけど氷川さんはああいう反応は珍しいらしい。偶に似たような反応とか見せてくれるけど、きっと昔から一緒に居る4人からしたら珍しいんだろうな。

 

「どうだ?」

「何がかしら?」

「4人のこと、やっぱり俺はあれがRoseliaってイメージが有るんだけど」

「確かに前より皆成長もしたし、性格だって少しずつ変化も見られるわ」

「音楽以外のRoseliaってのはどうだ?」

「凄く珍しく思う。だけど彼女達がああして本当に楽しんでいるのを見ると、変化と言うより元々だったのかとも思うわ」

「友希那もみんなもRoseliaは大きな家見たいな所になってて、自分自身をさらけ出せるようになったんだろうな、音楽もだけど」

 

過去は知らない。だけど今はきっと、今までよりRoseliaの形が完成に近づいてきているように思える。予想でしか無い。唯俺は昔の自分の時間を無駄遣いしていた時より、こうしている方が楽しいし、支えにもなりたいとも思った。完成した彼女たちを見届けたいと思った。

 

「友希那」

「何かしら?」

「頂点で輝く皆を俺は最後まで見届けるよ」

「...何当たり前のことを言ってるのかしら?」

「.......」

「でも...ありがとう。よろしく頼むわ」

「あぁ」

 

 

 




やっぱり男女比1:5なら緊張しますよねー。自分自身はそんなハーレム状態なんて1回も無かったんですけど....

サンコン(マウントベアーの山の方)さん、評価ありがとうございます。
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