五人の花嫁たちが出会ったのはサッカー選手の卵でした   作:前園正幸

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今回初の投稿となりました。色々至らぬ点があると思いますが、その際はご指摘していただき今後の投稿の参考にしていきたいと思います。
タイトルの通り五等分の花嫁とサッカー日本代表を目指す主人公の物語となります。(主はリアルでサッカーが大好きすぎて妄想が止まらなくなってしまいました。)
それではお楽しみください。


サッカー日本代表を目指す少年

思えばこの7年、引っ越してからさまざまなことがあった。ドイツに来た当初は慣れない環境に悪戦苦闘。

もちろんだが日本語は使えないし、外出する時は翻訳機が必須だった。兄にドイツ語を教えてもらいながらある程度話せるようになってきた頃、僕はバイエルンのユースチームの入団テストを受けて合格、サッカー日本代表への道を歩み出した。しかしいざ練習となると周りのスピード、フィジカルに圧倒され一時は自信がなくなってしまった時もあった。

でも諦めるわけにはいかない。必死になって練習についていき、数年後には兄と同じバイエルンのトップチームに昇格、とここまでの時間を引っ越しの準備を進めながら振り返る。

楽しいこともあったけど苦しいこともあった。ここまでサッカーを続けて来られたのはサッカーが好きという大前提だけではなく周りの人の支えがあったからこそだ。

帰国する日、ミュンヘン空港まで兄が車で送ってくれた。

兄「風邪ひかないように気をつけてな。スポーツ選手たる者、自己の体調管理はしっかりとを忘れるなよ」

結「分かってるよ、兄ちゃん。俺を何歳だと思ってるのさ。もう子供じゃないよ」

兄「そういえば結、お前どこに住むんだ?」 結「風太郎の家に居候するつもりだよ」兄「風太郎君の家か、もう8年近く会ってなかったから結のこと忘れてたりしてな(笑)」結「小学校入るか入らないかくらいの時にドイツに来たから忘れててもおかしくないね」兄「もし覚えてたら俺のこともよろしく言っておいてくれな」結「分かった。あ、そろそろ飛行機の時間だから行かないと」そう言って兄と別れた。

なんか後ろからまだ兄がなにかを言っているがどうせ手紙を定期的に遅れだとか自炊は平気なのか、とかだろうから心配はないという意味を込めて軽く手だけを振って流しておくことにする。

胸がドキドキしてきた。それは飛行機に久々に乗るからという実に子供っぽい理由もあるがそれだけではない。これから日本でどのような出会いが待っているのか、どんな高校生活が待っているのか、そしてちゃんと友達を作ることができるのかという不安も胸がドキドキする理由の一つだろう。

やはり、ミュンヘンから東京は遠い。片道約10時間はかかるので日本につくころにはすでに真夜中で時差ボケの影響もひどかった。ちなみに風太郎には手紙を送って日本に帰国するとの旨を伝えてあるが、風太郎の家に泊まるということは予告していない。

 

 

 

しかし、この時の僕は知らなかった。中野家の個性豊かな面々との出会いによって大変(リアルに)充実した高校生活を送ることになることを。

 




どうでしょうか。前書きにも書きましたが小説執筆は初めてで、自分でもうまくできたかどうかわかりません。皆さまの評価、コメントをお待ちしております。
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