サイドストーリーの続きです!
ーーーセビアが女に…なった…。
屋敷の中に外があったり、汽車が空を飛んだり、非現実的な現象が次々起こってきたのだが、これは予想外だった。
もう本当にここが現実なのかもよく分からない。
アザミ「セ、セビア…お前…自分の身体…よく見てみろ…。」
絞り出した声で、何とかセビアに言う。
セビア「お、女になってる!?!?」
やっとセビアもこの異常事態に気が付いた。
セビア「え?え?何で??ってアザミ君も自分の姿、見てみなよ!!」
アザミ「髪型と服装が変わってる…!でも性別はそのままみたいだ…。」
セビア「参ったな…。どうしてボクだけ…。恥ずかしいよ…。」
セビアの格好は、黒と白のフリフリがついた可愛いアレだ。
カゴに花をつみにいきそうなアレである。
スカートやヒールを身に付けたことがないセビアが恥ずかしがるのも無理はない。
アザミ「まぁ、なってしまったのは仕様がない。とりあえずこれで進もう。」
セビア「……………?アザミ君…?」
アザミはセビアの顔をじっと見る。
そして、
セビア「ちょっ、近いよ!?」
“ベリッ”
セビアの頬の黒テープを剥がした。
いきなりである。
セビア「……………ボクのアイデンティティが……。」
アザミ「こっちの方が似合うよ。」
強引である。
セビア「ボク…男だってば…。でも、こっちの方が似合うか…。ありがとう、アザミ君…。」
セビアはどっと疲れが増したのであった。
アザミ「あぁ。」
セビア「それじゃあ先に進もう。」
数時間後…
どんなにどんなに進んでも、一向に景色は変わらず、二人は限界を感じていた。
雨はやむどころか、いっそうその強さを増し、二人の体力気力を削り取る。
その時だった…
“ァオーーーーーーーーーン”
アザミ「…!」
狼の声だ。
それも一匹どころの話ではない。
少なくとも後二匹の声が聞こえた。
セビア「アザミ君…これ…まずいんじゃない…?」
アザミ「走るぞっ!!」
その声を合図に、雨の中、生死鬼ごっこが幕を開けたのであった。
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はい、ここで突然の選択肢!
この物語はマルチエンディングなので、分岐アリなのです!
どっちを選んでもいいんですが、できれば選ばなかった方のお話も是非読んでみてください!
因みにこのサイドストーリーは、BAD3つ、NORMAL1つとなっております。
運命の選択肢
※セビアの手を引き走る→Sa-4.へ続く
※各々全力疾走→Sa-3.へ続く
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