僕は多分脱出ゲームをしている   作:うえポン

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サイドストーリーの続きです!


Sa-2.迷いの森を抜けた先

 

 

ーーーセビアが女に…なった…。

 

屋敷の中に外があったり、汽車が空を飛んだり、非現実的な現象が次々起こってきたのだが、これは予想外だった。

 

もう本当にここが現実なのかもよく分からない。

 

 

アザミ「セ、セビア…お前…自分の身体…よく見てみろ…。」

 

 

絞り出した声で、何とかセビアに言う。

 

 

セビア「お、女になってる!?!?」

 

 

やっとセビアもこの異常事態に気が付いた。

 

 

セビア「え?え?何で??ってアザミ君も自分の姿、見てみなよ!!」

 

 

アザミ「髪型と服装が変わってる…!でも性別はそのままみたいだ…。」

 

 

セビア「参ったな…。どうしてボクだけ…。恥ずかしいよ…。」

 

 

セビアの格好は、黒と白のフリフリがついた可愛いアレだ。

カゴに花をつみにいきそうなアレである。

 

スカートやヒールを身に付けたことがないセビアが恥ずかしがるのも無理はない。

 

 

アザミ「まぁ、なってしまったのは仕様がない。とりあえずこれで進もう。」

 

 

セビア「……………?アザミ君…?」

 

 

アザミはセビアの顔をじっと見る。

 

そして、

 

 

セビア「ちょっ、近いよ!?」

 

 

“ベリッ”

 

 

セビアの頬の黒テープを剥がした。

いきなりである。

 

 

セビア「……………ボクのアイデンティティが……。」

 

 

アザミ「こっちの方が似合うよ。」

 

 

強引である。

 

 

セビア「ボク…男だってば…。でも、こっちの方が似合うか…。ありがとう、アザミ君…。」

 

 

セビアはどっと疲れが増したのであった。

 

 

アザミ「あぁ。」

 

 

セビア「それじゃあ先に進もう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後…

 

 

どんなにどんなに進んでも、一向に景色は変わらず、二人は限界を感じていた。

 

雨はやむどころか、いっそうその強さを増し、二人の体力気力を削り取る。

 

その時だった…

 

 

“ァオーーーーーーーーーン”

 

 

アザミ「…!」

 

 

狼の声だ。

 

それも一匹どころの話ではない。

 

少なくとも後二匹の声が聞こえた。

 

 

セビア「アザミ君…これ…まずいんじゃない…?」

 

 

アザミ「走るぞっ!!

 

 

その声を合図に、雨の中、生死鬼ごっこが幕を開けたのであった。

 

 

 

 

 

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はい、ここで突然の選択肢!

この物語はマルチエンディングなので、分岐アリなのです!

どっちを選んでもいいんですが、できれば選ばなかった方のお話も是非読んでみてください!

因みにこのサイドストーリーは、BAD3つ、NORMAL1つとなっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の選択肢

 

※セビアの手を引き走る→Sa-4.へ続く

※各々全力疾走→Sa-3.へ続く

 

 

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