現在位置
アザミ〜一階東廊下
セビア〜一階東廊下
セビア「さて、最初の場所に戻ってきたわけだけど、ここにはラーレさんとセインさんがいるはずだよ。」
アザミ達は西廊下から最初の場所、つまり東廊下にきていた。
東廊下には西廊下とは違い、4つの部屋の他にトイレがある。
アザミの部屋は一番左。その隣がラーレの部屋だ。
まずそのラーレという女性の部屋に行くことにした。
“コンッ…コンッ…”
しばらくして扉が開き、桃色の髪の女性がでてきた。
アザミは前回通り挨拶をする。
ラーレ「わざわざありがとうございます。それにしても…まだ小さいのに大変ですね…。誘拐事件に巻き込まれるなんて…。なにか困ったことがあれば、遠慮なく私に言ってください。」
ラーレはそう言って扉をしめた。
彼女はとても優しい印象だった。アザミはもちろん好印象を抱いた。
とはいっても、
ーーー…小さい…か…。
アザミはどうしてもその言葉だけが気になって仕方がなかった。
ラーレ
桃色の髪と、水色の瞳を持つ女性。
とても優しい性格。学生時代のあだ名は「お母さん」だそう。
一人称は「私」。名前の由来はチューリップの別名から。
セビア「ラーレさんの部屋の隣はボクの部屋だよ。で、その隣が最後の1人、セインさんの部屋。」
アザミ「これで最後か…。」
アザミはセインの扉をノックする。
しかし返事も無ければ、物音もしない。
セビア「部屋にはいないのかな…?」
セビアがそう言った直後、トイレの扉から誰かがでてきた。
短髪で、金髪。服装はオシャレ。
間違いなくアザミの苦手とする人種であった。
???「あれ?あんた達、アタシの部屋の前で何やってんのよ?」
アザミ「挨拶をしようと思ってきたんですけど部屋にいなかったので…。」
???「あー、そういうことねー。で、名前は?」
アザミ「アザミです…。」
セイン「ふーん、アタシはセインよ。よろしくねー。」
セインはそう言って部屋に戻っていった。
ーーー感じ悪いな…。
第一印象は最悪である。
セイン
オシャレな女子大学生。金髪でオレンジ色の瞳。
一人称は「アタシ」。名前の由来はスイセン(水仙)から。
セビア「一応これで全員に挨拶できたはずだよ。…それでこの後はどうしようか?」
ーーーセビアはまだしも、他のひとたちと仲良くできるだろうか?
脱出するために、これから皆で協力していかないといけない。
アザミは不安しかない。
アザミ「とりあえずもう一度、例の扉の所に行ってみよう。」
ーーーこの先、僕達がどうなるのか全く想像ができないけれど、このまま何もしないわけにはいかない。
ーーー誘拐か、何かの事件に巻き込まれたのか。何もかも分からないことだらけだ。
ーーー今の僕には不安しかないけれど、ここに集められた7人でこの屋敷から脱出するために頑張ろう。
アザミはそう決意したのだった。