僕は多分脱出ゲームをしている   作:うえポン

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平成最後ですね〜。
というわけで、平成最後の投稿作品です(笑)


現在位置
アザミ〜一階東廊下
セビア〜一階東廊下



2-2.二階エリア

 

アザミはセビアに言われた通り、支度を済ませ廊下にでた。

 

 

アザミ「支度終わったよ。それで、黒フードをどこで見たんだ?」

 

 

セビア「うん、昨日あの後、二階に行ってきたんだ。」

 

 

アザミ「あの後!?殺されるって言われた直後だぞ!?」

 

 

そう、マスクの男からの話が終わった後、セビアは一人で二階に行ってきたのだ。他の人達は当然即自室へと向かっていた。

 

 

セビア「そうなんだけどさ、やっぱり気になって…。アザミ君も誘おうとしたんだけど、凄く顔色が悪そうだったから…。」

 

 

ーーーセビアって意外に行動力あるな…。

 

アザミは引き気味であった。

 

 

アザミ「それで、二階はどんな感じだったんだ?」

 

 

セビアにそう聞くと、

 

 

セビア「外だったよ。」

 

 

予想外の返答が。

 

 

アザミ「外…?でもあのマスクは、出口に繋がっていないって言っていたよな…?」

 

 

セビア「そう、外なんだけど出口がないんだ。」

 

 

セビア「ボクも全部調べられたわけじゃないから言いきれないけどね。昨日、調べている途中に襲われたから…。」

 

 

アザミ「襲われたって、黒フードに!?大丈夫だったのか!?」

 

 

セビア「うん、大丈夫だよ。こう見えても、武道を少しやっていたから。」

 

 

動揺しているアザミに対して、セビアは冷静だった。

 

 

アザミ「…それで、今からその危険な二階エリアに行くのか…?」

 

 

セビア「…やっぱり嫌かな…?殺されるかもしれないもんね…。無理にとは言わないよ。」

 

 

正直勝手に行けと思ったアザミだが、万が一セビアが戻らなければ、間接的に殺したのは自分という事になる。まぁ、一緒に行っても変わらないかもしれないが。

 

セビアは悲しそうな目でアザミを見る。

 

ーーー…あざといヤツ…。

 

アザミは折れた。

 

 

アザミ「セビア一人で行かせられない…。だったら二人の方がいい。…仕方ない……僕も一緒に行くよ……。」

 

 

ーーー人殺しになるのは御免だ。

 

 

セビア「ありがとう、アザミ君!」

 

 

セビアはこれでもかというくらい眩しい笑顔だった。

 

そうしてアザミ達は、二階エリアの探索へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

場所移動:一階東廊下→二階エリア

 

 

アザミ達はエレベーターに乗り、二階エリアに来ていた。

 

 

アザミ「本当に外だ…。」

 

 

セビアの言った通り、二階は外だった。

目の前には、緑豊かな公園、上を見れば澄み渡る青空。

時々吹く風がとても心地良い。

 

 

セビア「もう気が付いたと思うけど…」

 

 

セビアは後ろを指さす。

 

 

セビア「壁があるんだ。」

 

 

アザミ「じゃあつまり、ここは大きい部屋って事?」

 

 

セビア「ボクの予想ではね。さっきも言った通り、全部をまわったわけじゃないから、断言できないけど。」

 

 

アザミ達の後ろには高い高い大きな壁がそびえ立っている。壁の終わりが見えず、このエリアの全体像は分からない。

 

 

アザミ「一体この屋敷…なんなんだ…?」

 

 

セビア「なんか変な感じだよね。…とりあえず周りから調べていこうか。黒フードの件もあるし、警戒してね。」

 

 

アザミ「あぁ、わかった。」

 

 

 

 

 

 






令和になっても、どうぞよろしくお願いします!m(_ _)m
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