というわけで、平成最後の投稿作品です(笑)
現在位置
アザミ〜一階東廊下
セビア〜一階東廊下
アザミはセビアに言われた通り、支度を済ませ廊下にでた。
アザミ「支度終わったよ。それで、黒フードをどこで見たんだ?」
セビア「うん、昨日あの後、二階に行ってきたんだ。」
アザミ「あの後!?殺されるって言われた直後だぞ!?」
そう、マスクの男からの話が終わった後、セビアは一人で二階に行ってきたのだ。他の人達は当然即自室へと向かっていた。
セビア「そうなんだけどさ、やっぱり気になって…。アザミ君も誘おうとしたんだけど、凄く顔色が悪そうだったから…。」
ーーーセビアって意外に行動力あるな…。
アザミは引き気味であった。
アザミ「それで、二階はどんな感じだったんだ?」
セビアにそう聞くと、
セビア「外だったよ。」
予想外の返答が。
アザミ「外…?でもあのマスクは、出口に繋がっていないって言っていたよな…?」
セビア「そう、外なんだけど出口がないんだ。」
セビア「ボクも全部調べられたわけじゃないから言いきれないけどね。昨日、調べている途中に襲われたから…。」
アザミ「襲われたって、黒フードに!?大丈夫だったのか!?」
セビア「うん、大丈夫だよ。こう見えても、武道を少しやっていたから。」
動揺しているアザミに対して、セビアは冷静だった。
アザミ「…それで、今からその危険な二階エリアに行くのか…?」
セビア「…やっぱり嫌かな…?殺されるかもしれないもんね…。無理にとは言わないよ。」
正直勝手に行けと思ったアザミだが、万が一セビアが戻らなければ、間接的に殺したのは自分という事になる。まぁ、一緒に行っても変わらないかもしれないが。
セビアは悲しそうな目でアザミを見る。
ーーー…あざといヤツ…。
アザミは折れた。
アザミ「セビア一人で行かせられない…。だったら二人の方がいい。…仕方ない……僕も一緒に行くよ……。」
ーーー人殺しになるのは御免だ。
セビア「ありがとう、アザミ君!」
セビアはこれでもかというくらい眩しい笑顔だった。
そうしてアザミ達は、二階エリアの探索へと向かうのであった。
場所移動:一階東廊下→二階エリア
アザミ達はエレベーターに乗り、二階エリアに来ていた。
アザミ「本当に外だ…。」
セビアの言った通り、二階は外だった。
目の前には、緑豊かな公園、上を見れば澄み渡る青空。
時々吹く風がとても心地良い。
セビア「もう気が付いたと思うけど…」
セビアは後ろを指さす。
セビア「壁があるんだ。」
アザミ「じゃあつまり、ここは大きい部屋って事?」
セビア「ボクの予想ではね。さっきも言った通り、全部をまわったわけじゃないから、断言できないけど。」
アザミ達の後ろには高い高い大きな壁がそびえ立っている。壁の終わりが見えず、このエリアの全体像は分からない。
アザミ「一体この屋敷…なんなんだ…?」
セビア「なんか変な感じだよね。…とりあえず周りから調べていこうか。黒フードの件もあるし、警戒してね。」
アザミ「あぁ、わかった。」
令和になっても、どうぞよろしくお願いします!m(_ _)m