トリプルP!~Produce"Poppin'Party"~ 作:Lycka
初めましての方は初めまして。
Lyckaという名前で出させて貰ってます。
これは2作品目になりますので、誤字脱字等あるかもしれませんが温かい目で見てやって下さい…
更新は出来るだけ早めにします。
Produce 1#出会い
「ねぇ、星の鼓動って聞いたことある?」
俺、斎藤宗輝はこの夢を何度も見る。今日とて同じ夢を同じ場所で同じように見ていた。そして、いつもの様に…
「むーくん!おーはよ!」
「ぐへぇ!」
同じ人物に起こされるのであった。
***
「あの起こし方はやめてくれ香澄。」
朝っぱらからベッドで寝ている俺にダイビングしてきたのは、幼馴染の戸山香澄。小さい頃からずっと一緒だった、キラキラドキドキが大好きな女の子。見ていた夢に出てきたのもこの少女だった。
「えーなんで?むーくんこうでもしないと起きないでしょ?」
「そのむーくんっていうのもやめてくれないか?今日からもう高校生だぞ俺も。流石に恥ずかしい。」
確かに俺は寝相が悪く、朝も弱い。だからって、朝からダイビングは無いだろ。
「むーくんはむーくんだよ。今も昔も変わらずむーくんだよ。」
「はぁ…、もういいや。取り敢えず今何時?」
「7時30分過ぎてるよ?」
7時30分過ぎ?今日は高校の入学式だ。
入学式が始まるの自体は遅いが、学校には早めに着いておかないといけないはずだった。俺は急いで入学式の案内が書いてある紙を見る。
「8時までに登校って……。」
「むーくん、早くしないと間に合わなくなっちゃうよ?」
「なんでもっと早く起こしてくれなかったんだよぉぉぉ⁉︎」
この後、必死に準備してダッシュで登校したらギリギリ間に合いました。朝の起こし方といい起こす時間といい……許すまじ、戸山香澄。
***
ようやく俺たちの通う学校に到着した。花咲川学園。少し前までは女子校だったらしい。その名残で女子生徒の方がわりかし多いのが特徴的だ。それにしても女の子の制服可愛いなぁ。男の方の制服は…察してくれ。
「また同じクラスになれるといいね、むーくん!」
「今回は初めて違うクラスになるかもな。」
そう。俺と香澄は小学校から一度もクラスが別々になった事が無かった。
最初は驚いていたが、中学生くらいから慣れもあってかそこまで驚かなくなってきたな。そんなことを思いつつもクラスが発表されているボードを見ていると、香澄が夢中になり過ぎて1人の女生徒にぶつかった。
「あっ、すみません!」
「こちらこそ。」
「良い匂い…」グゥ〜
朝急いでたから俺も香澄も何も食べてないからなぁ。同時に、香澄に隠れて俺のお腹も鳴っていたことは秘密にしておこう。にしても本当に良い匂いがする子だな。匂いから察するにパンか?
「家パン屋なんだ。これぐらいしか無いけど要る?」
「良いの⁉︎私、戸山香澄!」
「私は山吹沙綾。沙綾で良いよ。」
「じゃあ、私は香澄!」
俺を放って、どんどん会話が進んでいく。沙綾もチラチラとこちらを見ているのが分かる。しかし、会話は香澄のペースで進んでいく。こうなると止められないからなぁ。
「それで、私の隣にいるのがむーくん!」
「いきなりだな。むーくんじゃなくて斎藤宗輝ね。」
「じゃあ、私は宗くんって呼ぶね。」
沙綾は少しイタズラっぽく微笑んでそう言った。その笑顔に少しキュンときたのはここだけの話。あんまり可愛い子耐性ついてないからやめて頂きたい。やべ、顔に出てないか不安になってきた…
「さーやは何組⁉︎」
「A組だよ。」
「どこどこ⁉︎」
沙綾はA組か。言われるがままにA組の書かれているところに目を移す。確かに沙綾の名前がある。同時に戸山香澄と斎藤宗輝の名前も…。
これから先も振り回されそうです。
今回は少なめかもしれません。
主にアニメ版を参考にしております!
感想等どしどしお待ちしております。