トリプルP!~Produce"Poppin'Party"~   作:Lycka

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久し振りの連日投稿。
タイトルでネタバレしてますね。
最初は初期から出そうと思っていたのですが、中々タイミングが無く遅くなりました。

それでは、19話ご覧下さい。


Produce 19#襲来の妹

 

プルルルル.プルルルル

 

「なんだよ、こんな時間に......」

 

 

 

彩とのデートが終わり、家に帰ったのは日が沈んでいた頃。それから晩御飯を食べてお風呂に入る。もう寝る準備万端でベッドに潜り込んだタイミングで携帯に着信アリ。気付いてしまったものは仕方ないので誰からの着信なのかを確認する。

 

 

 

そこには、"斎藤令香"の文字が。

 

 

 

 

 

 

「もしもし、こんな時間に......」

 

『もしもし!お兄ちゃん⁉︎もうすぐ帰るから!』

 

「はぁ?今何時だと思ってるんだよ。というより、父さんの海外出張はどうした」

 

『んー、難しいことは分かんない!もうすぐ着くから待っててね!』

 

 

 

その会話を最後に、通話が終了した。勿論、俺が切ったのでは無い。

 

 

「はぁ、まためんどくさくなりそう......」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

「たっだいまー!」

 

「......」

 

「あれ?お兄ちゃんー、おかえりが聞こえないよー⁉︎」

 

 

 

「こら令香、近所迷惑だろ」

「まぁ、久し振りに宗輝に会えるんだから仕方ないわよ」

 

 

「それにしても声がでけぇよ」

 

 

 

三人が帰ってきたのに気付いた俺は、リビングから顔だけを出していた。そんな俺を見つけるや否や、令香が靴を履いたまま飛び付いてくる。

 

 

「お兄ちゃーん!ずっと会いたかったよー!」ダキッ

 

「それは分かったから靴を脱げ、靴を」

 

「宗輝、今日はもう疲れたから父さん達は寝るぞ」

 

「ん、分かった」

 

 

 

まぁまぁな量の荷物をそのまま玄関に置いて、両親共に寝室に入っていった。顔を見て分かったがお疲れの様子。それなのに、この妹ときたらさっきから顔を擦り付けたり匂いを嗅いだりしている始末。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう分かると思うが、この妹、極度のブラコンである。今は中学三年生で明日香やあこの一つ年下。良くも悪くも俺とは全く似ておらず容姿端麗、成績優秀と同年代の中ではかなりずば抜けている。しかし、このブラコンがたまにキズなのである。まだ身内の中だけならいいものの、これが常時発動している。

 

 

 

「むむ?お兄ちゃんから女の匂いがするよ......」

 

「さっきお風呂入ったばっかだぞ」

 

「お風呂如きで匂いが取れると思ったら大間違いだよ!」

 

 

 

 

別に匂いを取ろうと思ってお風呂入った訳では無いんだけどな。......まぁ実際のところ、デートに着ていった服にはめちゃくちゃ良い匂いが付いてた。最後らへんはずっとくっついてたからな。

 

 

「お兄ちゃんも今日は疲れたから寝るぞ」

 

「なら、れーかを抱き枕にして寝ると良いよ!今なら子守唄付き!」

 

「そんな抱き枕は要らん。即刻クーリングオフを申し出る」ペチ

 

「あうっ!」

 

 

軽くチョップをかましてやる。その後も、あーだこーだ言って一緒に寝るハメになってしまった。昔から一緒に寝ることは少なくなかったから全然良いんだけどさ。約一年間見ない間に出るとこ出てんのよ、意外と。あまり、深く考えないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、俺が抱き枕にされてその日は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

-翌朝-

 

 

 

 

チリリリリ!チリリリリ!

 

 

「......ん、うるせぇ」

 

 

 

目覚まし時計の音で目が醒める。今日は普通の登校日なので起きなければならないが、少しくらいならと思い二度寝をしようと再び意識を奥底へと沈める。

 

 

「んっ......あんっ......」

 

 

寝返りを打とうと思い手を動かしたが、何が柔らかいものに当たってしまった。それにしても、何か声が聞こえたような気がせんでもない。

 

 

「あっ......くすぐったいよぉ」

 

 

またしても声が聞こえる。不思議に思い目を開けてみる。

 

 

「もう......お兄ちゃんのえっち♪」

 

「もしかして俺寝ぼけて何かしてた?」

 

「そりゃもう......れーかの身体をねっとりじっくり」

 

「鼻動いてんぞ......まだその癖治んないのか」

 

 

 

こいつが嘘をついている時は、決まって鼻がピクピク動くのである。ちゃんと見てないと分からないくらいだが、逆に言えばそれだけを見てればすぐに分かる。

 

 

「ちぇ、つまんないのー。今日学校でしょ?」

 

「おう、先に言っとくが絶対に来るなよ」

 

「今日は行かないよーん」

 

「今日は、って明日からもダメだからな」

 

 

 

こいつの場合、それがありえてしまうのが怖いところ。学校に来られたら本当にたまったもんじゃない。それ以前に、こいつが帰ってきていることが香澄にでも知れ渡っているならもう遅い。香澄も香澄で令香のことを溺愛しているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、一年ぶりに家族全員で食卓を囲んだ。話を聞くところによると、どうやら早めの夏期休暇を貰ったらしい。向こうでの仕事は順調に進んでいて、このままいくと今年の末頃には帰ってこれるみたいだ。つまり、俺の一人暮らしはあと半年程になる。

 

 

 

「あ、言い忘れてたけど令香は置いていくぞ」

 

「え、何でだよ。学校とかどうするんだ?」

 

「編入させて貰うのよ。勿論、花咲川の中等部だから」

 

「何が勿論なんだよ......」

 

 

 

これで、アイツらにバレるのは確定してしまった。一人暮らしも今日を持って終了となる。

 

 

「......飯食って学校行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、家を出て学校へ向かう途中に蘭達と偶然出くわしたので一緒に登校した。いつも通りに授業を受けて、お昼休み。昼ご飯もいつも通りのメンバー。

 

 

 

「ねぇ宗輝君、一つ聞いてもいい?」

 

「なんだよつぐみ、今更遠慮すんなよ」

 

「さっき日菜先輩が探してたけど何かあったの?」

 

 

なんだよそれ、そんなこと全然知らんし思い当たる節が無い。しかし、日菜が関わっているとなると、めんどくさいこと間違いない。

 

 

「そう言えばむっくんてさ〜、彩先輩とデートしたんだよね〜?」

 

「まぁ、前の何とか選手権の時の約束だからな」

 

「どんな感じだったの⁉︎」

 

「うおっ、ひまり近い近い」

 

 

 

これは別に言っても大丈夫だよな?いや、一応彩に確認しといたほうがいいか?

 

 

 

「そのことで日菜先輩探してたんじゃないか?」

 

「それは無いだろ」

 

「日菜先輩、時々何考えてるか分からないからありえるかもよ」

 

 

 

蘭、それは痛いほど分かるが言ってやるな。それが日菜の良いところでもあるんだから。るんっ!ときちゃうんだよ。

 

 

 

「まぁ、放課後会って話せば良いだろ。取り敢えずご飯食べようぜ」

 

 

 

 

 

それからというもの、結局俺と彩のデートの話になってしまったので少し誤魔化しながら話した。流石にあの事については話さなかったけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして放課後。俺は日菜のいるクラスに直行した。

 

 

 

「すみません、日菜......先輩はいますか?」

 

いつも名前で呼んでいる為、つい名前で呼びそうになる。声を掛けた先輩方二人が狼狽えながらも答えてくれる。

 

 

 

「日菜ちゃんはもう帰ったと思うよ」

 

「そうですか、ありがとうございます」

 

 

なんか俺が日菜に用があったみたいに思われて少し恥ずかしい。もう帰ったんなら俺も帰っても良いよな?今日は久し振りにCiRCLEでシフト入ってるし。俺は、踵を返し荷物が残っている自分の教室へと向かう。

 

 

あれ二年の斎藤君でしょ⁉︎

うん、間近で見たの初めてだけどカッコよかったね!

 

 

 

 

 

 

何やら先程の先輩方が話しているようだがハッキリとは聞こえない。まぁ、どうせ日菜の事話しているんだろうと思いつつ、少し歩くスピードを速めた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

「っしゃーす」

 

「あ、宗輝君。今日は宜しくね」

 

 

CiRCLEへ着き扉を開けると既にまりなさんがいた。モカの真似をしてみるが見事にスルー。

 

 

 

「今日まりなさんだけでしたっけ?」

 

「うん、みんな忙しいみたい」

 

「予約入ってます?」

 

「パスパレとポピパが入ってるよ」

 

 

お、ちょうど良いし来た時にでも日菜に聞いてみるか。

 

 

ロッカールームへ入り、着替えを済まして受付へ戻る。すると、そのタイミングでポピパがやってきた。

 

 

 

「こんにちわ〜」

「あれ、宗輝君だ」

「本当だ、宗輝今日入ってたんだね」

 

 

皆一様に挨拶を済ませる。でも、何でいちいちCiRCLEで練習するんだ?別に蔵で練習すりゃあ良いのに。

 

 

 

「まぁな。今日は蔵で練習しないのか?」

 

「ばあちゃんが今日は使っちゃダメってさ」

 

「ふーん、珍しいな。あれ、香澄は?」

 

「途中で知り合いと会ったみたいだから先に来た」

 

 

香澄の知り合い?ということは、自ずと有咲達は知らなくて香澄は知っている人物に限られてくる。

 

 

 

「あ、来たみたい」

 

「おせぇぞ香澄、予約の時間ギリギリ」

 

「うぅ、有咲怒んないでよぉ〜」

 

「で、その子は誰?」

 

 

香澄の知り合い、俺はそいつを知っている。それは何故か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!お兄ちゃんみーっけ!」

 

「......何でお前がここにいるんだよ」

 

 

 

 

 

 

『ん?お兄ちゃん?』

 

 

 

香澄以外の四人が状況を掴めずにいた。それもそのはず、香澄が連れて来た子が俺のことをお兄ちゃんと呼んでいる。香澄は香澄でニコニコ笑ってるだけだしな。

 

 

 

「宗輝......もしかしてその子、妹さん?」

 

「もしかしなくても妹だぞ。ほれ、挨拶」

 

「斎藤令香です!」

 

 

少しうるさいくらいの声で自己紹介を始める我が妹。こういうところは素直に凄いと思うけどな。初対面の人でもすぐ仲良くなれるし。全く、ウチの妹はどうなってるんだよ。

 

 

「取り敢えず2時間な。早く入らないと勿体無いぞ」

 

「また後でね〜」

 

「お兄ちゃん、ここ何処?」

 

「それを知らずに来てたのかお前は」

 

 

マジで知らない人について行きそうで怖くなる。教育も兼ねて俺からバンドのことについては軽く話しておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1時間後。

 

 

 

「こんにちわ〜。あれ、宗輝君だ」

 

「おう、昨日ぶりだな彩」

 

 

パスパレメンバーのご到着。早速部屋に案内しようと思った矢先、令香が彩に近付いて行く。

 

 

 

「くんくん......昨日お兄ちゃんからした匂いはこれだ!」

 

「えぇ⁉︎匂い⁉︎」

 

「お前の鼻はそこらへんの犬より凄いと思うわ」

 

 

 

余裕でバレてしまった。令香には彩について何も話してないんだけどな。本当にこの妹ハイスペックすぎない?俺の事好きすぎない?

 

 

「宗輝君、この子は?」

 

「俺の妹です」

 

「妹の令香です!」

 

 

 

先程と同じ様に元気一杯自己紹介を始める令香。既にイヴや日菜達と仲良くなっていた。

 

 

「あ、そう言えば日菜さんや、俺に何か用があったのかい?」

 

「あ、そーだった。まぁまた後で話すね」

 

「ん、りょーかい。じゃあ取り敢えず練習だな」

 

 

 

そして、パスパレも無事部屋へと送り届けることができた。いつもならこれから待ち時間になるので暇なのだが、いかんせん今日は令香という爆弾が存在する。まぁ、話し相手がいるだけマシだと思うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-練習終了後-

 

 

 

 

 

「別にお前らまで待つ必要無かったのに」

 

「むーくんとれーかちゃんと帰りたかったから良いの」

 

「まぁ、私は香澄が一緒に待とうって言ったから待ってただけだけどな!」

 

 

 

先にポピパが終わったのだが、結局パスパレが終わる前まで練習していた。もうすぐパスパレも終わる時間。今日はあまり退屈せずに済んだ。

 

 

 

 

「お兄ちゃん、あれがいわゆるツンデレってやつ?」

 

「そうだな、有咲は生粋のツンデレさんだからな」

 

「ツンデレって言うなーっ!とゆーか照れてねーし!」

 

 

"あぁ有咲"

"なんて有咲は"

"可愛いの"

 

 

 

有咲が可愛くてつい五七五の俳句を詠んでしまった。小学生以下の出来栄えだが。そんなくだらない事を考えていると、ようやくパスパレメンバーが部屋か出てきた。

 

 

 

「ふぅ、お待たせ〜」

 

「みんなお疲れさん。それで、話って何だ?」

 

「ワタシも気になってました!」

 

 

 

どうやらパスパレメンバーも日菜の話の内容が気になっていたみたい。イヴなんか分かりやすくソワソワしている。

 

 

 

 

 

「そんな大したことじゃ無いよ。宗輝は明日から花咲川に戻ってねって伝えたかっただけ」

 

 

「ん?明日から?」

 

「そう、明日から」

 

 

いきなりの帰還命令に少し戸惑ってしまう。何でいきなりそんな事になってるんだ?

 

 

 

「そんないきなりで大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だよ、向こうにも伝えてあるから」

 

 

 

 

 

って事は紗夜先輩か燐子先輩のどちらかは知っていたかもしれんな。紗夜先輩は知ってても言ってくれ無さそうではあるが。

 

 

 

「というわけだからよろしくね。ふわぁ......もう眠いから私帰るねー」

 

「おい、待てよ日菜!」

 

「日菜さん、帰っちゃいましたね」

 

「なら、また明日からむーくんと一緒だ!」

 

 

 

本当に明日から花咲川に行って大丈夫なのだろうか。蘭達にも伝わって無いだろうし、いきなり俺が来なくなったら怒るだろうなぁ。ひまりとか蘭に怒られそうだ。

 

 

 

「ちなみに、れーかも明日から中等部だからね」

 

「なら、みんなで一緒に登校しよう!」

 

 

 

 

さようなら羽丘、久し振り花咲川。まぁそんな長い間羽丘にいた訳じゃ無いけど、それなりに楽しかったからな。また機会があれば是非通いたいな。

 

 

 

 

「今日はもう帰って寝るか」

 

「今日も一緒に寝ていい?」

 

 

 

 

 

 

『一緒に......寝る?』

 

 

 

 

ここで令香が爆弾を投入。捉え方によっちゃさっきの発言は完全にアウトだぞ。千聖さんなんか目のハイライト消えてるし。

 

 

 

「宗輝君、どういうこと?」

 

「いや、令香が勝手に布団に入ってくるだけで......」

 

「嘘ね、鼻が動いてるわよ」

 

 

 

な、なん、だと?鼻が動いている?それは令香が嘘をつくときの癖であって俺はそうなっていないと思っていた。

 

 

 

 

「う、嘘なんてついて無......」

 

「......宗輝君?」

 

「はい、すいません嘘ですごめんなさい」

 

 

 

 

どうやら、令香の鼻の癖は俺譲りのものだったらしい。千聖さんの圧を感じ即座に頭を下げる。こうなった千聖さんへの対処法はこれしか無い。

 

 

 

「れーかちゃんだけずるい!私もむーくんと一緒に寝る!」

 

「おい、お前何言ってんだよ」

 

「ダメだよ!お兄ちゃんはれーかのものだから!」

 

「令香ちゃん、私のことはお姉ちゃんって呼んでもいいのよ」

 

 

 

やばい、千聖さんが令香から落としにかかった。千聖さんのあの美しさで言い寄られてしまっては、流石の令香も落とされる⁉︎

 

 

 

 

「れーかのお姉ちゃんは二人だけだもん!」

 

「そ、その二人って誰なのかしら」

 

「教えないもん!」

 

 

 

 

そう言って香澄に抱きついていく令香。何だかんだ言ってコイツも香澄のこと好きなんだよな。小さい頃から遊んでもらってたし。

 

 

 

「多分、香澄と明日香のことだと思いますよ」

 

「......良いわ、絶対に振り向かせてあげるからね」

 

 

 

千聖さんが燃えている。令香は好き嫌いが激しいから嫌いな人はとことん嫌う性格なのである。頑張ってください千聖さん、応援してますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから程なくしてその場で解散となった。途中まではみんなと一緒に、最後は俺と令香と香澄の三人。

 

 

「三人で歩いてると昔を思い出すねー」

 

「そうだな、なんか懐かしいな」

 

 

 

確かに、昔は良く遊んでいた。明日香を加えて四人で遊ぶことも少なくはなかった。

 

 

 

「れーか今日お姉ちゃん家泊まりたい!」

 

「だってさ香澄、大丈夫そうか?」

 

「うん、あっちゃんも喜ぶと思うし」

 

 

 

その返事を聞いて飛び跳ねるようにして喜ぶ令香。やはりこういう年相応なところを見ているとほっこりする。

 

 

「明日からが楽しみだなー」

 

「羽丘も花咲川も変わったもんじゃ無いけどな」

 

「それでも、私はむーくんとまた一緒に登校したり出来るから嬉しいよ!」

 

 

 

こちらを見て満面の笑みでニコッと微笑む香澄。それを見て少し笑みが溢れてしまう。やはり、コイツといると笑いが絶えないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

明日からの新たなスタートに少し心を躍らせつつ、俺は眠りについた。

 

 

 

 

 

 





今のところ、お姉ちゃんくらいしか香澄の良い呼び方が見つからんのです。
何か良い案無いでしょうか。
少し急ぎ足で完成させたので誤字脱字あるかもしれませぬ。

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