トリプルP!~Produce"Poppin'Party"~   作:Lycka

26 / 66
お盆休みを満喫して今日からまた社畜の主です。


更新遅れて申し訳ない。
今回は前回の続きですのでゆる〜く観といてくれたら嬉しいです。

では、26話ご覧下さい。
(長いですとか言おうと思いましたが、もう既にこれがスタンダードになってきてるのでもういいですよね?)


Produce 26#Summer beach

 

 

 

激しく照りつける太陽、その太陽の光を浴びて一層輝きを増す美しく透明な海。白い砂浜で遊ぶ少女もいれば、海を泳ぐお姉様だっている。

 

 

そして、俺は美少女達から一斉攻撃を浴びている。

 

 

なんで一斉攻撃浴びてんのかって?それは可愛い顔して容赦なく攻撃してくる美少女達に聞いてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え〜い」パシャ

 

「うわっ!!くそ冷てぇ!」

 

「いつものお返しだよ!」パシャ

 

「つぐみにいつも何かしてんのか俺⁉︎」

 

 

先程までテントで涼んでいたのだがアフグロ+あこの面子に海に引っ張り込まれてしまった。俺にもお休みの時間が欲しいものである。しかし、持ち前の癖で断れず泣く泣く入水。テントの下とはいえ暑い中日焼け止めを塗ったりしていたので海の水が冷たく気持ち良い。連れてきてくれたこころに感謝しないとな。あとで黒井さんにもお礼言っとこう。多分こころの近くで呼んだら出てきてくれるだろう。何てったって身辺警護班のリーダーだからな。

 

 

 

「あこ、同時にいくぞ!」

「うんお姉ちゃん!」

 

「何でさっきから俺だけ狙われてるんだ......」

 

「それは自分で考えなよ」パシャ

 

「おっ、蘭まで参戦すんの珍しいな」

 

 

 

普段、蘭はこういったことに積極的には参加してこない傾向にある。モカ達に乗せられて、とかなら納得がいくが今回は自らの意思のように感じる。しかし、こういった触れ合いを通じて何か良い方向へ変わっていければ良いと思う。

 

 

 

「......蘭、楽しいか?」

 

「うん、今すっごく楽しいよ」ニコッ

 

 

 

太陽なんかよりも眩しく光り輝く海よりも美しい笑顔を見た。そんな感動的な場面にも関わらずヌシは着々と近づいてきていた。

 

 

 

「......捕まえたぞーっ!!」ガバッ

 

「お、おいひまり!!」

 

 

 

完全に背後を取ったひまりに飛びつかれ香澄の時と同じようにひまり諸共海の中へ。ひまりの暴力的とも言える二つのまんまるお山の感触が背中に。水着なのでいつもよりもより近くに感じる。流石にやばいと思いすぐに振り払って息をするために海の中から上半身を勢いよく出す。

 

 

 

「ぷはぁ!!」

 

「ひ〜ちゃんは最後の切り札なので〜す」

 

「いえ〜い♪」グッ

 

 

「危うく殺されかけたぞ」

 

 

 

二つの意味でな。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、疲れた疲れた」

 

 

 

アフグロとあこを加えた面子に数十分間オモチャにされてテントへ帰ってきた。泳ぐのって体力使うからなぁ。有酸素運動としてもダイエットなんかで取り上げられるレベル。俺は基本やらなくて良いことはやらないしやりたくない派だ。

 

 

 

「取り敢えず水分取りながら休憩〜っと」

 

「宗輝〜、私のも取って〜」

「ついでに私のもお願いします」

 

 

「はいよ、日菜がこれで紗夜さんは......って何シンプルにパシってるんですか姉妹揃って。いや、反応できる俺も俺でどうなのって話ですけど」

 

 

 

俺の気付かぬうちに日菜と紗夜さんがテントの下のシートに座っていた。二人はお揃いの水色の水着を着ている。水着は同じだがやはり二人ともそれぞれ違って似合っている。

 

 

「宗輝、疲れたから膝枕〜」

 

「はいはい、どうぞこちらへ」ポンポン

 

「ん〜、そのまま頭撫でて〜」

 

「何か子供を寝かしつけてるみたいだ」ナデナデ

 

 

何故か急に幼児退行じみた事をやりだした日菜。膝枕に始まり撫で撫で、終いには耳かきまで。何で耳かきがビーチのあるのかって?弦巻家舐めんじゃねぇよ。

 

 

「本当に寝ちゃいましたね」

 

「......すぅ」zzz

 

「恐るべし膝枕効果ね」

 

「信憑性は無いですけどね」

 

 

俺の膝枕&頭撫で撫ではそこまで気持ち良いのだろうか。それこそ眠りを誘発できるほどに。もしそうだとしたら全国、いや世界中のママさんからレスキュー信号が上がるかも知れん。もしかしたらバンドメンバー限定で働く効果なのかも知れない。個人的にはそうであって欲しいな。

 

 

「取り敢えず日菜を移動させてっと」

 

「貴方ここに来て休んでないんじゃない?」

 

「そうですね、でも楽しいんで大丈夫です」

 

「無理はいけません、ほら」ポンポン

 

 

 

紗夜さんが見覚えのある行動をする。それはつい先程俺が日菜にしていたもの。つまりは紗夜さんが膝枕をしてくれると?

 

 

「それじゃあお邪魔しますね」

 

「はい、一応目を瞑っておいて下さい」

 

「何でですか?」

 

「......は、恥ずかしいからに決まってるでしょう」///

 

「......紗夜さん可愛い

 

「な、何言ってるんですか貴方は!!」///

 

 

どうやら俺の口は最近言う事を聞いてくれないらしい。本音がボロボロと出てくる。こういうの治してくれる業者さんっていないんですかね。

 

 

「スミマセン目を瞑って横向いとくので許して下さい」

 

「最初から素直にそうしておいて下さい」///

 

 

 

紗夜さんの膝枕&頭撫で撫でタイムが始まった。幼い頃に母さんにやって貰った記憶はあるのだがそれも数回。小学生に上がってからは一切して貰っていない。というよりされる側よりする側に回った感じだったな。香澄と明日香に出会ってからは毎日のようにやってたっけ。こうしてされる側に回ってみると気持ち良いもんだなぁ。

 

 

 

「......ねむい

 

「......おやすみなさい」ナデナデ

 

「......zzz」

 

「ふふふ、寝顔も案外可愛らしいのね」

 

 

 

 

____________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......きなさい!」

 

「......もうちょっとだけ」

 

「起きなさい宗輝君!!」

 

 

 

この声を皮切りに俺の眠っていた意識は覚醒する。パッと目が覚めてぼんやりとした視界に捕らえられたのは千聖さんだった。確か紗夜さんに膝枕して貰ってた気がするんだが。周りを見る限り千聖さんしか見当たらない。

 

 

 

 

「ふえぇぇ......ち、千聖さん?」

 

「何花音みたいな声出してるのよ......」

 

 

おっと、俺としたことが寝起きで反応できず花音先輩の真似をしてしまったようだ。これ男がやるとマジで気持ち悪いな。自分でやってて嫌になるレベルだわ。やはり花音先輩のふえぇぇは神だな。まぁそれは言い過ぎだけど。思い出したかのように俺は携帯の画面を見て時間を確認する。

 

 

 

「そこまで寝てた訳では無さそうですね」

 

「とは言ってもお昼はとっくに過ぎてるのよ」

 

「千聖さん達はお昼食べたんですか?」

 

「これから食べるから起こしにきたのよ」

 

 

 

よく見てみると日除けのパラソルが来た時よりも並んでいる場所を発見。その下でバーベキューか何かの準備をみんなでしているのが見て取れる。なるほどお昼はバーベキューなのか。流石は弦巻家、海と言ったらバーベキューだろう。

 

 

「なら早く行きましょう、見てるとお腹空いてきました」

 

「宗輝君にはとことん働いてもらうわよ」

 

「一応既に働いてはいるんですけど」

 

「何言ってるのよ、男手は宗輝君一人なのよ」

 

 

確かに男は俺一人だろう。でも今日は黒服さん達いるじゃん。いるならいるで頼ろうよ、ね?

 

 

「因みに黒服さん達は一度リムジンで帰ったわよ」

 

「はぁ、何でこうも上手くいかないんだ」

 

「私も出来る限り手伝うから行くわよ」

 

「死なない程度にして下さいね」

 

 

 

結局、汗だくになりながらも準備を行いそのままバーベキューへと移行した。

 

 

 

 

 

 

その後も俺はお肉を焼く係となってしまっていた。総勢25名の女の子達が今この場に居るのだが、みんな食べるばかり。みんな俺のこと忘れてない?流石にこの状況続いちゃうと宗輝泣いちゃうよ。

 

 

 

「宗輝君代わりましょうか?」

 

 

しかし、ここで救世主が登場する。

 

 

 

「麻弥か、別にまだ大丈夫だよ」

 

「無理しちゃいけませんよ、ジブンがお肉焼きますので宗輝君は食べてて下さい」

 

 

麻弥のこういうところはみんなに見習ってほしいものである。麻弥は周りがよく見えてるからどうすればいいか、何をすれば役に立てるかが良く分かってる。そして、それを行動に移せるところが最大のポイントだな。くそう、麻弥の優しさに触れて遂に目から汗が出てきそうだぜ。

 

 

 

「ならお言葉に甘えとこうかな、ありがとな麻弥」

 

「いえいえ、今までずっと宗輝君には助けて貰ってますからね!」

 

「いや、俺の方こそ麻弥達には助けて貰ってばっかりだよ」

 

「何言ってるんスか、この前だってカッコよく助けてくれたじゃないですか!」

 

「やめてくれ恥ずかしい......」

 

 

俺の中じゃ黒歴史確定なんだよあれは。あの日も結局帰ってから枕に顔埋めてたからな。しかも小一時間、令香に見つかるまでずっと。あの時の令香の目も忘れられない。俺が異常性癖持ちでは無いことを納得させるのに時間かかったんだからな。

 

 

「宗輝君は永遠のジブンのヒーローっスからね!!」

 

「じゃあ麻弥は俺の......あれ、良い言葉が浮かんでこねぇな」

 

「そこはスッと好きな人とでも言っといてくれたら嬉しいです」

 

「そんなもん当たり前だろ」

 

「......当たり前なんスね」///

 

 

 

麻弥は顔が赤くなった!!

 

 

 

いや別に某超人気RPGゲームでレベルが上がったとかとかの真似じゃ無いからな。こうやって恥ずかしがる麻弥はレアだからな。この機会に堪能......って麻弥さん?お箸からお肉落ちてますけど?火に当たってない部分に落ちちゃってますけどそれはいいんスか⁉︎

 

 

 

「麻弥、お肉落ちかけてるぞ」

 

「あ、すいませんちょっとボーッとしてました」

 

「ならちょっとの間お肉頼むな」

 

「はい、任せといて下さい!!」ビシッ

 

「だからお肉落ちてるってば」

 

 

お箸持ってる手で敬礼のポーズなんてしたらそりゃ落ちるだろうよ。麻弥は実はポンコツの仲間なんじゃ無いかと思い始めた今日この頃であった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、お肉美味いなぁ」

 

 

 

みんながいる場所からは離れた位置で一人お肉タイムを満喫している。別に一人が良かったわけじゃないのだが、今から輪の中に入るのも癪だったのだ。みんなが楽しければそれで十分だからな。

 

 

 

「ムネキさんお肉どうですか?」

 

 

しかし、そうこうしているうちにイヴに見つかってしまった。岩の隣から顔を覗かせているイヴはなんとも可愛らしくてつい微笑んでしまう。

 

 

 

「まぁ美味しいな、んでイヴはどうしてここに?」

 

「ムネキさんがこちらへ来るのが見えたので!」

 

「別にみんなのところに居ても良かったのに」

 

 

少し言い方が冷たくなってしまったのだが本音だから仕方ない。俺のこういうところはちょっと癖みたいになってきてるから早めに直しとかないとな。その内誰かに勘違いされそうだ。

 

 

 

「私は邪魔者なんですか?」ウルウル

 

「ばっかお前、必要不可欠過ぎて一家に一人は必要だぞ、割と真面目に」

 

「なら良かったです!」

 

 

表情の変化が目まぐるしいイヴちゃん。上目遣いで訴えかけてきた時もパッと明るく笑顔になった時もだが、イヴは男を堕とす方法を熟知しておられるようで。外見パーフェクトな彼女がそんな手段を得てしまったらもう鬼に金棒状態である。小悪魔的な感じのイヴも案外想像できるな。

 

 

「私もお肉食べたいです!」

 

「ん、なら取ってこいよ。待っててやるからさ」

 

「いや、そこのお肉を下さい!」

 

「いや、これ俺のなんだけど」

 

 

そう言うとイヴは"駄目なんですかぁ?"と目をキラキラさせながら俺に近づいてくる。チッキショー!!か、可愛すぎて直視できん。ここは俺が折れるしか無いか。()()()るだってさ。クソしょうもないギャグをありがとう自分。しかし可愛いからよし。この世の森羅万象は可愛いの三文字で万事解決するのである。これは決定事項だ、異論は認めん。とか少し厨二っぽく言ってみる。なんかあこが好きそうな台詞だな、今度教えてやろう。

 

 

 

「ほら、あーん」

 

「では、頂きます!」パクッ

 

「どうだ、美味しいだろ?」

 

「はひ、おいひいでふ!」

 

「飲み込んでから喋ろうなイヴ」

 

 

 

無意識にあーんしちゃう辺り、こいつらに影響されてんなぁと思う。それでも乗ってきてくれるからありがたい。多分、普通の人にやったら"え、何やってんのこいつ"となりお先真っ暗だろう。おいそこ、狙ってんだろとか言わない。さっきのはマジで無意識だったからな。

 

 

 

「じゃあ俺は戻るから」

 

「ムネキさん!」

 

「ん、何だイヴ」

 

 

 

 

「ご馳走様でした!」ニコッ

 

 

 

やはり彼女の笑顔は眩しい。その笑顔を守ることが出来て俺は少し誇りに思う。そして、これからも守り続けていこうと心の中で一人静かに誓ったのだった。

 

 

 

「それ言う相手間違ってるだろ、後でこころにでも言っといてな」

 

「はい、了解しました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~テント~

 

 

 

 

俺はイヴと別れ任せっきりだった麻弥の元へ向かい役目を代わってもらった。と言いたいところなのだが、少し行きたいところがあったので麻弥にもう少しと頼み込んできたのだ。何食わぬ顔で了承してくれた麻弥。今度少しお高い楽器屋さんにでも連れてってあげよう。

 

 

 

「な〜に一人で遊んでんだよ」

 

 

 

俺の行きたかった場所。場所というよりは、話しておきたかった人物だな。麻弥の元へ向かうときにチラッと見えたので気になってしまったのだ。

 

 

 

「む、宗輝君⁉︎」

 

「何をそんなに驚いてんだよ彩、俺の顔になんかついてるか?」

 

「いや、そんなことは無いんだけどね......」

 

 

 

最初にRoseliaの三人に日焼け止めクリームを塗ったテントに彩が一人で座り込んでいたのである。理由は正直なんとなく察することが出来た。彩の方から言ってくれるのを待とうとも思ったのだが出てくる気配がなかったのでこちらから話を振ってみる。

 

 

 

「......ライブが心配なんだろ」

 

「......やっぱり分かっちゃうんだね」

 

「当たり前だろ、仮とはいえ専属マネージャーだぞ」

 

 

 

やはり図星だった。ここへきた時から少し暗かったのだが無理して楽しんでいたのは雰囲気で分かった。けどライブの話になるともっと顔が暗くなっていく。リーダーとしての責任なのか、はたまた丸山彩としての焦りなのか。どちらにせよ解決しないことにはライブに影響が出てしまう。ここは一肌脱ぎますかね。脱ぐって言っても水着じゃないぞ。それやったら黒服さん達に容赦なく連行されるからね。

 

 

 

「ほら、頼れるマネージャーに相談してみそ」

 

 

 

「......もうあんまり時間ないから気持ち焦っちゃってどうしようって考えてる。そう思うと止まらなくなってどんどん暗い気持ちになっちゃうんだよ」

 

 

 

今にも消え入りそうなか細い声で俯きながら話す彩。そんな彩を見ているとなんだかこっちまで気が滅入ってしまいそうになる。普段の彩らしくないなと思いつつもこれが彩の良いところなんだとも思う。

 

 

 

「それで、彩はどうしたいんだ?」

 

 

 

「私は......私はみんなと一緒に成功させたい。みんなと笑って楽しくライブしたい!!」

 

 

 

なんだよ、ちゃんと言えるじゃんか。

 

 

 

「だってさ、みんなはどう思う?」

 

 

俺の合図と共にパスパレの4人が姿を現わす。事前に準備しといてもらって助かったぜ。こういう場合は俺じゃなくてみんなが頼りだからな。

 

 

 

「えぇ⁉︎な、なんでみんないるの?」

 

 

「彩ちゃん......私ももっと頑張るから一緒に最高のライブにしましょうね」

「千聖ちゃん、ありがと!!」

 

 

「ジブンももっと練習して迷惑かけないように頑張りますよ!」

「麻弥ちゃ〜ん!!」ウルウル

 

 

「アヤさんも一緒にブシドーです!!」

「......こんなときまでイヴちゃんは変わらないね」

 

 

「まぁぶっちゃけ私達ならなんとかなるでしょ!!」

「それは日菜ちゃんだけだよ〜!」

 

 

 

既に皆一様にして互いを認め励まし合いライブ成功へと踏み出している。彩につられて俺まで泣いてしまいそうだったが流石に恥ずかしいので我慢。意外と俺って涙脆かったりする?でもこんな場面見せられてウルッとこないほうがおかしいわ。よって俺は通常だ、良かったな俺。

 

 

 

「勿論他のみんなだって応援してくれてる。香澄なんて毎日頑張ってって伝えてくれって言われたしな」

 

「うぅ、ありがとみんなぁ〜」

 

 

「もう、みっともないから泣かないのよ彩ちゃん」

 

 

 

千聖さんに介護されるかのように立ち上がる彩。千聖さんの面倒見の良さはやはり変わらない。麻弥のお馴染みのフヘヘも変わらないしイヴのブシドーも変わらない。日菜の天才っぷりだって健在だしな。勿論彩だってポンコツまん丸お山なのは変わらない。

 

 

 

「変わらずに変わっていけば良いさ。パスパレらしさ全開で思いっきり楽しんでライブすりゃ良いんじゃないか」

 

「何言ってんの宗輝、最初矛盾してるじゃん」

 

「うっせ、日菜にはわからないかもな〜」

 

「なーっ!!教えろ宗輝〜」グイッ

 

「わっ、バカそんなに近づくとヤバイって!」

 

 

 

何がやばいって?ナニがやばいんだよ!!ってかこんなダジャレかましてる場合じゃねぇよ!!日菜は分かっててやってる可能性アリだがさっきからなんとも柔らかい二つのナニが押し当てられてんのよ。もうマジで最k......じゃない早く何とかして離れないと持たん。

 

 

 

「今から最後に海にダイブしたやつ罰ゲームな」ダッ

 

 

「あー!ズルイよ宗輝!」

「はぁ、子供みたいね」

「まぁ子供ですからね」

「ムネキさん待ってくださ〜い!」

「あれ、私置いてかれてる⁉︎」

 

 

 

 

 

結果、ドンケツは彩となりみんなの前で研修生時代に考えたポーズをみんなの前で披露した。ほとんどの人が笑ってたが可愛く見えたのは俺だけだろうか。後でもう一回してもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

「あ〜あ、もう時間きちゃったね〜」

 

「日菜は遊び過ぎよ、よく体力持つわね」

 

「お姉ちゃんが体力なさ過ぎるんだよー」

 

 

 

 

 

時刻は5時を過ぎ、夕日が出始めて海が真っ赤に染まっていた。絶景とまではいかないにしてもそんな光景を見て少しボーッとしてしまう。

 

 

「これ見てるとあの夕焼けを思い出しますな〜」

 

「あの夕焼けってことはバンド結成の時のか?」

 

「あの時の蘭も可愛かったよ〜」

 

「モカやめて、恥ずかしいから」///

 

 

 

頰を赤く染めた蘭は、今の海に映えて俺は美しいとさえ感じてしまった。赤メッシュがまたピンポイントで俺の胸キュンポイントにぶっ刺さる。蘭ってマジで可愛いよな。

 

 

 

「こころ、今日はありがとな」

 

「みんなが笑顔になれたのなら良かったわ!」

 

「みんなこころのお陰でハッピーラッキースマイルだよ」

 

「あぁ何という友情......儚い」

 

 

 

儚い人は少し放っておくとして、こころには感謝してもしきれないな。弦巻家の黒服さん達もお疲れ様です。後は帰り道よろしくお願いします。

 

 

 

「今日は楽しかったわね」

 

「まぁ友希那一回しか海入ってないけどね......」

 

「なんであれだけ時間あったのに一回だけなんだよ」

 

 

 

 

「あこは沢山入りましたよー!!」

 

「あこちゃん、良かったね」

 

「あこにはめちゃくそ水かけられたわ。燐子先輩も楽しめましたか?」

 

「うん、凄い楽しかったよ」ニコッ

 

 

 

燐子先輩の笑顔があればなんでも出来そうな気がしてきた。この笑顔みて出来んことなんかある?あったら是非教えて欲しいくらいだわ。

 

 

 

 

 

「お前は何黄昏てんだよ」

 

「おお、有咲か。そういや言ってなかったな、有咲水着似合っててすっげぇ可愛いぞ」

 

「え〜、むっくん私は?」

 

「いやおたえには最初に言っただろ......」

 

 

記憶力ないの、ねぇ無いのおたえさん?天然なとこが売りなんでしょうけど流石にそれはお兄さん心配ですよ?なんて思ってたら問題児の香澄を連れて沙綾とりみりんがこっちへやってくる。

 

 

「むーくん帰ろー!!」

 

「香澄ちゃん着替えてからだよ」

 

「そういうことだから、またね宗輝」

 

 

そう言って駐車場へ停めてあるリムジンへ向かう三人。確かりみりんには感想言ってなかったっけな。

 

 

 

「おう、沙綾もりみりんも水着似合ってんぞ」

 

「言うのが遅いし私も最初に言われてるよ」

 

「ありがとね宗輝君」

 

 

 

今更なのは百も承知である。沙綾は言わずもがな似合ってるのだが、意外なのはりみりん。少しピンクっぽい色を基調にした水着なのだが......可愛い。語彙力足りてないのは自覚してるからな。りみりんらしくフリルがついてるのが宗輝お兄さん的にはグッドポイント。

 

 

 

「水着の感想なんて私言われてないんだけど?」

 

「千聖さんは言うまでもないでしょうに」

 

「言葉にしないと分からないこともあるのよ」

 

「逆に言っても分からないことだらけですよ」

 

 

 

千聖さんの言うことにも一理ある。誰がどう思ってるかなんて誰一人分かりはしない。分かったりしたらたまったもんじゃない。けれど、言葉にして伝わるかと言ったらそうでもないから困る。以心伝心、なんて言葉があるがあれは偶々思ってたことが同じで偶々それを行動に移して"同じじゃん!やっぱウチら以心伝心だね!"と勘違いしているのだろう。本当に分かり合うにはどうしたらいいかなんてまだ人間には分からないのかもしれないな。

 

 

 

でも、そんな分からない中でも必死に分かろうと思ってる。相手の事や気持ちなんか分かるわけもないけど、それでも俺は頑張りたい。それは、分かり合いたいという気持ちが大切だと思うから。結果的に分からないという結論に至ったとしてもそれはそれで儲けもんくらいに思っとけば良い。

 

 

 

「宗輝君?」

 

「ああ、ごめん彩、ちょっと考え事」

 

「......ごめんね、嫌な役押し付けちゃって」

 

「嫌なわけないだろ。最初に言ったが、俺はお前らの一番近くで支えてやりたいと思ったからやってるんだ。別に嫌々マネージャーなんてしてないぞ」

 

「そうですよ彩さん!みんなで頑張ってライブ成功させましょう!」

 

 

 

珍しく麻弥が彩を励ましている。麻弥だって不安に思っているだろうに。やはり、俺が思っていた以上にみんな強い女の子なのだろう。だから、俺はコイツらがもし挫けそうになったら一番早く一番近くで支えてやりたい。

 

 

「また明日から練習です!レッツ、ブシドーッ!!」

 

「ライブのこと考えるとなんだかるんっ♪とくるね!」

 

「よっしゃ、また明日からみんなで頑張るぞー!!」

 

 

 

 

『えいえいおーっ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでひまりまでいんの?」

 

「なんでよ!ちょっとくらいいいじゃんか!!」///

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に楽しい1日だった。

 

 

 

 

 

 

-To Be Continue-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗輝「さぁ待ちに待ったおまけのコーナー!!」

 

 

宗輝「本日のゲストはRoseliaからリサと友希那だ!」

 

 

リサ「ヨロシクね〜」

 

 

友希那「宗輝、これはなんなのよ」

 

 

宗輝「まぁ簡単に言っちゃえば尺稼......みんなでわいわい話そうってことだ」

 

 

リサ「でも何話せばいいか分かんないね」

 

 

宗輝「二人の小さい頃の話とかは?」

 

 

リサ「それなら友希那の小さい頃の話しよっか〜?」ニヤニヤ

 

 

友希那「やめてリサ、あの話だけは絶対宗輝にはやめて」

 

 

宗輝「なんだよ友希那、そんなにやばいのか?」ニヤニヤ

 

 

リサ「あれはね〜、確か小学生の......」

 

 

友希那「リサ、やめてお願い。何でもするから」

 

 

宗輝「お、何でもだな?じゃあこれ付けて猫の真似してほしいな」

 

 

リサ「何で速攻で猫耳出せるの宗輝......」

 

 

友希那「一回しかやらないわよ......」

 

 

宗輝「おう、早く早く」ウキウキ

 

 

友希那「......にゃ、にゃお〜ん」///

 

 

リサ「......友希那可愛い

 

 

友希那「も、もう絶対やらないわ」///

 

 

リサ「あれ、宗輝は?」

 

 

友希那「宗輝なら鼻血出して倒れてるわよ」

 

 

リサ「(友希那に夢中で気付かなかった......)」

 

 

友希那「リサ、これ宗輝抜きでどうやって終わらせるのよ」

 

 

リサ「あ、本当だ......」

 

 

 

 

宗輝は、猫耳を取り忘れていた友希那に再びノックダウンさせられるのであった。

 

 

 

 

 

-End-

 





ふぅ.......取り敢えずみんな可愛すぎますね。

今年は海に行ってないので水着なんて見てないですね。

結論、バンドリ最高。


※誤字脱字注意報発令中(´・ω・`)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。