そして、令和おめでとうございます!
投稿遅くなってしまい本当に申し訳ありません!
投稿を心待ちにしている読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました!
福音が原作に比べて強くなっています!果たしてどうなる、専用機持ち達?!!
そして、龍一はどう動く?
それでは、どうぞ!
IS学園side
一方、IS学園のほうでは、ハワイ沖で試験稼働中のIS、『銀の福音』が暴走し、監視区域より離脱したとの情報を受けて、織斑一夏をはじめとする専用機持ちで編成されたチームを送り撃墜行動に出ていた。当初は、織斑一夏とその幼馴染である篠ノ之箒のタッグでの一撃離脱作戦を遂行しようとしていたのだが、篠ノ之箒が受領したばかりの専用機を扱い切れておらず、また、戦闘区域に漁船が侵入していたことなど様々な理由もあってか作戦は失敗、織斑一夏は負傷、撤退を余儀なくされた。ところが、その後、織斑一夏を負傷させたことへの仕返しとというのだろうか彼以外の専用機持ちが無断で出撃していた。
「一夏が出てこれない今は、私達がやるんだ。」
「ええ。こちらもやられっぱなしではありませんわ!」
「僕たちも何かできる事をしないとね!」
「ああ!」
こうして少女達だけによる第二次福音迎撃作戦が決行されようとしていた。
ラウラが黒兎隊が保有する衛星で福音の居場所を突き止めた。どうやら先ほどの交戦後も、その場にとどまり続けているらしい。
「待ってなさいよ。一夏の借りは私が返してやるわ」
「今度は負けませんわ」
「私も全力でいかせてもらう!嫁のためだ!」
「もう私は自分を見失ったりしない!待っていろ、福音!」
「さあ、行こう!」
少女達は自ら戦場へと向かう。少女達だけの戦場へと向かっていく。指令室で福音の様子を監視していた真耶は福音へと近付く六つの反応を感知した。
「あの馬鹿どもが・・・・」
無断出撃で福音の元へと向かう少女達に千冬は溜め息をつきつつも、彼女らが止まるつもりがないとわかると事態の静観を決めた。
「帰ってきたら覚悟しておけよ、小娘ども」
「全員威勢がいいねえ。やっぱり俺たちがここに来たのは間違いじゃなかったみたいだ。」
龍一は通信を傍受しながらそうつぶやいた。
海上200メートルの位置で静止していた福音に超音速で飛来した砲弾が頭部に直撃する。ラウラの左右に装備された80口径レールガンによる連続砲撃が放たれ福音を襲う。ただ、福音もそれを黙って受ける訳がなく、翼のエネルギー弾で半数を落としながら接近し近接戦を行おうとするが、セシリアの遠距離狙撃とシャルロットのショットガンの散弾に阻まれ、少しの間動きが止まる。その背後に鈴の双天牙月が襲い掛かるが、福音はそれをはねのけ、その頭上から攻撃を仕掛けようとしていた箒をも退けた。まさに一瞬の気も許されない戦いは熾烈を極めていた。
その無断出撃した少女達の事態の静観をしていた千冬を含む本部がその状況を確認し続けていた時だった。オペレーターが叫んだ。
「千冬先生!」
「どうした?」
「織斑一夏君が白式を纏って発進しました!」
「一夏。全くあのバカは。」
そう言い内心嬉しそうな表情を浮かべていた千冬に
「千冬先生!福音と専用機たちの戦闘区域に急接近している未確認物体があります!」
「何だと!」
「かなりのスピードです!時速は・・・・3100KMで飛行しています!」
「なに?福音よりも速いスピードで?!」
「映像でます!」
「!!?・・・なんだ、あれは?」
千冬たちの視界にあったのは、黒いマントに赤いオーラをたなびかせながら高速で飛行しているISにしては小型とも思える全身装甲の人型の物体だった。
少女達の戦いは続いていた。しかし、専用機とはいえ、特殊射撃による広域殲滅を目的に共同開発された軍用ISである『銀の福音』に徐々に押され始める。エネルギーの保有量やスペックでは大きく差がついている。その上、軍人のラウラはともかく他の専用機持ちは実戦経験などほぼ皆無だ。熾烈な戦いが長期化してきたため、絢爛舞踏を持つ朱椿はともかく、他の面々はエネルギー残量や弾薬の残量にも限界が見え始めた。
「ここまでは踏ん張れてきたけど・・・。」
「エネルギーの残量が厳しくなってきましたわ。」
長引く攻防戦に専用機持ちの体力も限界が見え始めていた。そこに、
「箒!みんな!」
いつの間にか二次移行になっていた白式・雪羅を纏って一夏が専用機持ちたちに合流した。
「一夏!」
「一夏さん!」
「嫁!意識が戻ったのか!」
「一夏!良かった・・・・!」
「一夏!!」
大切な思い人が無事だったことに、それぞれの専用機持ちの顔に安堵の表情が浮かぶ。
「みんな心配かけてごめん。あ、箒。お誕生日おめでとう。ここに来たら言おうと思っていたんだ。」
「一夏・・・。ありがとう!」
「さあ、福音。これからは第三ラウンドだ!」
そして、戦線に一夏が加わり戦いの第三ラウンドが始まった。福音に迫る一夏をセシリアとシャルロットのスナイパーライフルとマシンガンの射撃で福音の動きを妨害して援護する。そして、福音の懐にもぐりこんだ一夏の零落白夜をまとった雪片弐型が切り込んだ。そして、もうひと押しにと白式・雪羅の新装備である月穿を福音の後ろに向けた。そうはさせじと福音はレーザーキャノンを一夏に放とうとしたが、ラウラのレールカノンがそれを妨害した。そしてラウラの射撃と同時に月穿が放たれた。それを受けた福音はダメージを負ったのか海面に墜落していった。
「終わった・・・のか?」
「油断は禁物だ。一夏、シールドエネルギーを回復しておけ。」
「ああ。ありがとう箒。」
そして、シールドエネルギーを半分補給している途中に福音の落下地点からまばゆい光が走った。
「な・・・なんだ?!」
「ま・・・まさか、福音が・・。」
「まだやられていなかったのか?!」
すると、海面から福音が姿を現した。その姿はさっきまでとは大きく異なっており、全身からエネルギーの翼のようなものが生えていた。
「さっきまでと姿が違う!」
「まさか・・・第二形態移行したのですか?!」
「うそでしょ・・・。」
改めて福音に対して構える一夏達だが、、福音は大きく青と白を基調としたバスターソードのような剣を装備して、ゆっくり一夏たちのほうへ振り向いた。
その瞬間だった。
「「「「「え?」」」」」
一夏達はそんな声を漏らした。なぜなら振り向いた福音が突然視界から消えたのだ。
「消えた!!」
「何処に行ったの!?」
あたりを見回していた瞬間、
「きゃあ!!!!」
鈴がいきなり吹っ飛んだのだ。
「鈴さん!・・・・・きゃあ!!!!」
鈴の声に反応したセシリアも同様に海面に吹っ飛ばされた。
(セシリアまで・・・。しかもあの移動するスピード・・・。)
「さっきまでとは明らかに違う!」
「・・・・シャルロット!後ろだ!」
「え!!?」
シャルが箒に言われ後ろを振り返ると、福音が急速接近してきた。シャルロットはアサルトライフルとミサイルランチャーを福音に向けて放ったが、福音はバスターソードを盾にしてそれらを防いだ。
シャル「バ・・バスターソードを・・、大剣を盾にするなんて・・・!」
そんな驚きもつかの間、その間に福音の接近を許してしまったシャルロットは福音の強烈な蹴りを食らった。しかし、シャルはそれを利用して福音からやや離れて痛みに耐えながら体勢を立て直した。
「クッ・・・!」
「大丈夫か?シャルロット?」
「大丈夫か?シャル?」
「うん。」
そこに、海面から鈴とセシリアが浮上してきた。
「海面が冷たかった・・・。(ブルブル)」
「それに、びしょ濡れですわ。」
「だが、まさか福音が二次形態移行でここまで強くなるとは・・・。」
「それにどういう訳か、動きがさっきに比べて洗練されている上に狙いも正確だ。このままだと負ける。」
「私の絢爛舞踏があるとはいえ、このままでは・・・。」
「全滅もありうるな・・。どうする?」
皆が思考を巡らせていた時だった。すると、福音のバスターソードが中心が割れたように変形した。福音の動きを何より注視していた箒がそれに気付いた。
「な・・・なんだ?大剣が・・・。」
「どうした、箒?」
「いや、福音の持っている大剣が何やら変形したように見えたのだが・・・。」
すると、福音が大剣を両手で持って後ろに構えた。
「皆気を付けろ!福音が何かしてくるぞ!」
そして、福音のバスターソードの割れた部分が緑色に光り、大剣を勢いよく振り下ろすと、その緑色の大剣の斬撃が一夏たちに向かって飛んできた。
「まじか!」
「うそ!」
「斬撃が・・!」
そして、その斬撃をみんなは何とか防ぎ、ダメージはなかったものの、吹き飛ばされて、大きくシールドエネルギーを削られた。特にセシリアと鈴は最初の福音の攻撃もあってか、動きが鈍くなってきた。
「くそ・・。」
「一撃で・・・。」
「こんなにまで・・・。」
その直後、セシリアのブルー・ティアーズのシールドエネルギーが残り30を切ったという警告が鳴った。
「シールドエネルギーがもう・・・!」
そんなことを他所に、福音はレーザーキャノンを両肩に展開させて専用機持ちに向けて攻撃を放った。一夏達はは避けられたが、セシリアはその警告に気を取られていたため、対応が遅れてしまった。
「あ・・・!」
「「「「「セシリア!!危ない!!」」」」」
その強力なレーザー攻撃がセシリアに届く
その直前、セシリアの前に
「セシリア!」
「うそでしょ・・・。」
「セシリア・・・。」
「そんな・・・。」
「おのれ!福音!!」
箒は同級生がやられた様を見て、その状況を見ている福音に憎悪の眼差しを向けた。
その事態を見ていた千冬を含む本部もその状況を唖然と見ていた。
「そんな・・・・。」
「オルコット・・・。」
本部はセシリアが戦死したと大方判断してしまっていた。だが、
「・・・・・あれ?」
「どうした?」
「千冬先生・・・・・・・
オルコットさんが・・・・・
生きてます!バイタルデータが途切れていません!!」
「なに?!・・・だが一体何故?」
千冬がなぜオルコットが無事なのか思考を巡らせようとした瞬間だった。
「千冬先生!あれを!」
「なに?・・・・・!!あ・・・あれは!?」
千冬が爆発地点を映している映像を確認すると、
そこには左手で気を失ったセシリアを抱きかかえ、右手で赤いバリアを張っているエボルブラッドの姿があった。
次回、エボルブラッドvs福音!!
勝者は、果たして・・・。
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