IS学園との接触。
果たして、何が起こるのか?
では、どうぞ!
三人称side
福音を撃破してIS学園の専用機持ちが帰投してきた。降りてきた専用機持ち達はISを解除し、そして一夏に抱えられていたセシリア・オルコットと箒によって抱えられていたナターシャ・ファイルスは気を失っていたため、教師達によって運ばれていった。そして、一夏や専用機持ち織斑先生のところに向かった。
「一応任務を完了して無事に戻ったのはいいが、お前達は待機命令を無視して出撃した。その意味分かっているな?学園に帰ったらそれ相応のペナルティを与えるつもりだが、その前に・・・。」
千冬はそこまで言い終えると、
「
千冬はある一点を見てそういった。他の人達もそれに連なってそちらに視線を向けた。その視線の先には海岸に佇むエボルブラッドの姿があった。
「セシリア・オルコットを救出し、福音を撃墜してくれたことには感謝する。その前に、貴様について聞きたいことが山ほどある。おとなしく同行願いたい。」
「同行については拒否する。だが、こちらから話せる事象はここで説明しよう。」
龍一はボイスチェンジャーを使って機械的な声でそう返答した。
「・・・・分かった。なら、説明願おうか。」
「これは、エボルブラッドと言う。正式名称は【仮面ライダーエボルブラッド】だ。」
「【エボルブラッド】・・・・・。」
「それと、これは全てのISに対抗・破壊する為の専用のチューンが施されている。無論これを装着し、自由に使いこなせるものは俺以外に誰もいない。織斑千冬、貴様でも不可能だ。」
「な・・・。」
「「「・・・・・。」」」
その場にいたものは、余りのことに言葉も発せない状態にあった。しかし、それに畳み掛けるように龍一はとんでもない言葉を口にした。
「まあ、
「なんだと!!じゃあ、貴様は福音に全力を出さずに勝ったというの!?」
「ああ、そうだ。少し準備運動をしなかったのはきつかったが。」
そこにいた専用機持ち達やその場にいたもの達は、それ以降言葉を発することすらもはや不可能な状態に陥った。未知の相手の底しれない力と実力に畏怖を抱いたからだ。
すると、龍一がある方向に首を向け
「少し失礼。」
と呟くと、右手に赤黒い球体のエネルギーを作り出し、海岸の近くにあった林に向かって放った。その林は爆発を起こして吹き飛んだ。それを見て、龍一は
「いつまでそこに隠れているつもりだ?・・・・・篠ノ之束博士?」
そう言うと、その爆発の中から無傷の篠ノ之束博士が出てきた。束博士はエプロンについた煤を払い、
「へえ、よく気付いたね。カモフラージュでしっかり隠れてたつもりだったのになあ。」
「それは誠に残念。自分の感知能力が異常でしてね。すぐに見つけましたよ。」
「ふーん。まあいいや。それより、それは一体なんなの?福音をあんな簡単に撃墜しちゃってさ。」
「これは、先程も言ったように【エボルブラッド】と言われるものだ。」
「【エボルブラッド】?私そんなIS作ったことないよ?」
そう束が言うと、
「
龍一が面白おかしそうに笑い出した。束はそれを見て、
「何だよ、お前。束さんがおかしいことでも言ったか!!」
と不機嫌になって問いただした。
「ああ、おかしくてな。何を【エボルブラッド】を
「な、なんだって!!」
「お前のそれは
「ああ、そうだ。」
「そ、そんなものがあったら・・・・」
「世界をひっくり返せるんじゃあ・・・・。」
「まあ。パワーバランスが崩れることになりますから、そういうことになりますかね。」
教師達の呟きに龍一はそう告げた。すると、
「お前本当に何者なんだよ?」
龍一はブラッドに
(どうする?ブラッド?)
(龍一、いっそここで正体をばらすか?)
龍一(え!?)
(考えてみろ。IS学園のセキュリティには疑問が浮かぶが、隠れ家としては最適じゃないか?何より
(
龍一は篠ノ之束と織斑千冬を見た。
(問題ないさ。ドライバーその他諸々にはロックがかかっているし、まあ、俺たちのデバイスを分析したとしても、無駄なことだがな・・・。)
(そっか。じゃあ・・・正体をばらすとしますか。)
そう決めると、
龍一「そこまで知りたいなら、いいでしょう。」
そういうと、龍一はエボルドライバーからグレートクローズドラゴンを抜いて変身を解除した。そして、黒と赤のパーカーとジーンズを履いた元の姿に戻った。
「な・・・!」
「そんな、まさか・・・。」
「まさか、俺と同じ・・・。」
「ウソでしょ・・・。」
「そんな・・・。」
「ま・・・まさか、
「では改めて、俺の名前は赤城龍一。この【仮面ライダーエボルブラッド】に唯一変身できるものだ。」
龍一は笑みを浮かべてそう言い、その肩にはグレートクローズドラゴンが肩に乗って当たりの人物たちを威嚇していた。
次回、IS学園へ龍一が入学する様子が描かれます。
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