皆の理想のICHIKA君 作:いえーい
自分で考えろ、人に頼るんじゃない
一年一組に転校生がやってきた!
貴公子然とした金髪少年シャルルと、スペックだけ抜き出せば完璧に踏み台オリ主の銀髪ロリっ子ラウラのコンビである!
そして銀髪オリ主は一夏に対して激おこプンプン丸だった!
一夏がテロリストに誘拐されたせいで、千冬が世界大会決勝戦を棄権する羽目になったからだ!
一夏も激おこだった!だって自分が誘拐されたのって、ドイツ軍の職務怠慢のせいじゃん!なんで世界大会にテロ屋が潜り込んでるんだよ!
それはそれとして、一夏のテンションはアゲアゲだった!
念願の男子との同室!一夏は別にホモではないが、ハーレム願望もないため
男が皆無の生活は結構きつかった!てかハーレム願望あっても多分キツイ!
だがしかし!その平穏?はあっさりと破られた!
自身の秘密を守ろうとしていたシャルルだが、一夏がこんなホモみたいな勢いでガンガン攻めて来るとは思っていなかった!
シャワーを浴びてるシャルルの元の容赦なく差し出される替えシャンプー!
なんでドアを開けるんだよ!男の裸なんか見るのも嫌だろ!お前ホモかよ!
そんな彼の思いを余所に、シャルルもといシャルロットの裸体は一夏の前に曝け出された!そう、シャルルの正体は男子ではなく女子だったのである!
「じ、実は朝起きたら突然女の子になってて・・・」
「ねーよ」
シャルロットの言い訳は即座に却下された!なんでだよ!一夏があさおんする時は皆喜んで受け入れるじゃん!
世の理不尽を嘆きながらシャルロットは自らの境遇を語りだした。
細かい事は原作かWikiでも読んでもらうとして、要は経歴詐称してスパイして来いって事である。
バレたら、詐称行為等の責任は全てシャルロットに押し付けられてブタ箱行き!人生終了のお知らせである。
シャルロットの話を聞いた一夏は熟考した。
どう考えても、一介の男子生徒の手に余る問題である。
シャルロットはフランスの国家代表候補生、健康診断を始めとした身体検査も受けているだろうから
普通に考えて、国家ぐるみの陰謀だ、自分が考えてどうこう出来る問題ではない。
IS学園には、そういった大人の汚い陰謀から生徒を守るため、あらゆる国家の干渉を受けないという特権があるが
それだって完璧な防壁では無い・・・例えば、シャルロットが何らかの理由で学費を払えなく成れば
彼女はIS学園の生徒ではなくなり、特権で守られる事もなくなってしまう。
一時しのぎにはなっても、相手が本気になれば、シャルロットをフランスに連れ戻すのは容易であろう。
ならば、頼れる大人、例えば姉である千冬に頼るか・・・いや駄目だ
こんな厄介ごとを人に押し付けようとするなんて、まともな人間のすることじゃない。
意を決した一夏は、メモ帳を手に電話へと向かった。
そこに記されていたのは、日本政府の役員から、もし自身の体質が問題で、ISに関する厄介ごとに巻き込まれた場合の窓口として提示された番号である。
「もしもし?織斑一夏ですが、フランスの国家ぐるみと思われる陰謀についてお話が・・・」
翌日!シャルロット・デュノアは誰にも知られずにIS学園から姿を消した!
一夏の冷静で的確な判断により、スパイ行為を目論んだフランス政府の陰謀は打ち砕かれたのだ!やったぜ。
いや時間稼ぎも人に頼るのも禁止とか言われると、マジで話の広げようがないわ。
通報しか選択肢ないですもん