厄祭の英雄 -The Legend of the Calamity War-《完結》   作:アグニ会幹部

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祝え!
素早い更新を達成した令和の象徴!
その名も、仮面ライダーゼロワン!!(違)


サブタイの「天使侵攻」は「天使信仰」をMAらしく言い換えてみたモノです。
割とお気に入りだったり。

以下、どうでも良い雑談。
六世紀に天使信仰が加熱し過ぎた時、それを抑える為だけに、「四大天使」の一翼たるウリエルは堕天使にされたらしいよ!
同じ「四大天使」のガブリエル、ラファエル、ミカエルはそのままだったのに、何でウリエルだけハブられたんですかねぇ?
ヤコブと殴り合って負けたからですかねぇ?

※本編の展開には全く関係有りません。マジで。


#19 天使侵攻

 

   ―interlude―

 

 

 夜が明け、人工の光に照らされ始めたアメリア合衆国第二位の巨大都市「ロサンゼルス」。その中、特にビル群地帯では多くの人々が行き来している。

 いつも通りの平穏な日常の風景――だがそれは、あえなく崩れ去るコトになった。

 

 

 突如として、()()()()()()()()()()

 

 

「ぎゃあああああああああああああッ!」

 

 交差点の真っ只中だった。爆風を受け、人々が吹き飛ばされる。あちこちから、悲鳴が響き渡る。

 

「ぐあああああ!」

 

 爆発は一度ではなかった。その爆発を皮切りに、都市のあらゆる場所で、ほぼほぼ時間差無く同時に起こっていた。

 

「うわああああ、何だ!? 何なんだぁあ!?」

 

 テロではない。今、テロリズムの動きはアメリア合衆国にない。起こる理由も無い。密閉されたシェルターの中で、そんなモノが起こるハズも無い。

 また、爆発したのはバスや車でもなかった。

 

 

「ひ、人が…()()()()()()!!」

 

 

 人間だ。

 さっきまで普通に歩き、喋っていた人間。それが何の脈絡も無く、唐突に爆発四散したのである。

 原因は分からないが――それが何者かによる「攻撃」だと言うコトは、誰の目にも明らかだった。頭で理解出来ていなくとも、本能がそう感じていた。

 

 そしてこれが――厄祭戦に於いても一、二を争うほどの死傷者を出した戦い。

 後に「ロス・ナイトメア」と呼ばれるようになる最低最悪の殲滅戦、その引き金となる――

 

 

   ―interlude out―

 

 

 

 

 ロサンゼルスに隣接するアメリア合衆国最大基地「キャリフォルニア・ベース」の司令所は、混沌の只中に有った。「ロサンゼルスの各所で、人間が爆発している」――という報告が、次々と挙げられて来ていたからである。

 司令席に座るアメリア合衆国軍第一モビルスーツ部隊司令官パール・マコーマック少将は、真偽の分からぬ情報が濁流のように司令所に流れて来る中、手に持つ鞭を鳴らして叫ぶ。

 

「状況を正確に報告しろ! 誤情報を挙げるな!」

「…それは難しいだろう、パール。これまでに無い事態だ。シェルター都市の安全神話が、内部から崩れ去ったのだ――十国会議に挙がってもおかしくない」

 

 まだ早朝だが、パールに呼び出されたアメリア合衆国軍第一MS実働部隊隊長サイラス・セクストン大佐がそう述べる。

 

「分かってるわよそんなコト! でも、正確な情報を並べなきゃ対策も立てられないわ!」

「――なぁ、パール。これは、()()()()()()()()()()()()()()()?」

「!! …何故そう思うの、サイラス?」

 

 パールの問いに、サイラスは頷く。

 

「あくまでも推測だがな――お前はおかしいと思わなかったか、パール」

「…何をよ(ホワット)?」

 

 サイラスはいつになく険しい顔で、己が推論を並べ始めた。出来るなら否定しろ、と言わんばかりの表情で。

 

「先日の、MAによるラスベガス襲撃の件だ。詳細不明の敵の攻撃でシェルターは破壊され、都市はMAによって蹂躙された。我々は間に合わず、MS部隊が到着した時には、既に都市は壊滅していた。発見された生存者を保護し、ロサンゼルスはそれを受け入れた」

「…ええ。それで?」

 

 

()()()()()()()()()()?」

 

 

 寒気がした。全身の鳥肌が立ち、冷や汗が吹き出る感覚をパールは味わう。

 そう――()()()()()()()()()()()()

 

「…人類を滅ぼす為に在るMAが、生存者を残すハズが無い」

「ああ。奴らなら、確実に全員を抹殺するハズだ。女子供関わりなく、奴らは等しく人類を皆殺しにする。そこに例外は無い。

 だが、実際はそうではなかった。焦土と化したラスベガスには、少なくない数の生存者がいた」

 

 シットッ!! と、パールは叫ばざるを得なかった。気付かなかった過去の自分を恨んだ。

 だとしたら、かなりまずい。都市シェルターを破壊した攻撃が、一体何なのか。都市は壊滅したが生存者はいた、まだ良かった――などと考え、重要な部分を失念していた。取り返しの付かないミスだ。

 

 

 ――MAの狙いは、ラスベガスの壊滅ではなく。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 人口数千万。アメリア合衆国第二の都市こそが、今回のMAの至上目標(メインターゲット)なのではないか?

 

「…ラスベガスの人間に、爆弾を仕掛けたって言うの!? MAは、初めからロサンゼルスに被害を与えるつもりで、敢えて生かして保護させたと!?」

「落ち着けパール。まだ推測だ、指揮官が臆測で動いてどうする?

 まずは、爆発した人間の特定をさせる。それが全て、ラスベガスで保護された者なら――この推測は多分正しい。そう思いたくはないがな…」

 

 その時――更に、司令所を混乱に陥れるコトが起こった。

 

 

 基地全域に、アラートが鳴り響いたのである。

 

 

「太平洋湾岸に、エイハブ・ウェーブを観測! MAです!!」

「何ですって!?」

「空中にもMA出現! 数は――五十を超えている模様!」

 

 パールは鞭を握り締めた。

 何てコトだ。何が、起きている――!?

 

「第一種戦闘配置! 非常警報発令! MS部隊はすぐに出撃しろ! キャリフォルニア・ベース、全砲門開け! ロサンゼルス防衛戦を開始する!!

 第七宇宙艦隊にも出動を要請し、衛星軌道上からの攻撃に警戒させろ!」

 

 パールの命令が伝達され、数百人のオペレーターの声が右往左往する。サイラスもそれを聞き、すぐにMSデッキへ向かって走り出した。

 

「――まさか、こんなに早く来るなんてね」

 

 泣こうが喚こうが、MAの侵攻作戦が始まったコトに間違いは無い。やるしかないのだ。迎撃し、敵を討ち滅ぼさねばならない。

 それが、人類の最終目的でもあり――この戦争を打開する、唯一の策なのだから。

 

 

   ◇

 

 

 アメリア合衆国軍のキャリフォルニア・ベースに入港しているヘイムダルのラファイエット級汎用戦艦「ゲーティア」のMSデッキでは、パイロットとエンジニアが走り回っていた。

 その一人である「ガンダム・バエル」のパイロット、アグニカ・カイエルの下に、「ガンダム・フォカロル」のパイロットたるアマディス・クアークが駆け寄って来る。

 

「アグニカ、これはどういうコトだ!? ロサンゼルスがMAに攻撃されたってのは本当か!?」

「俺が知るか…! とにかく、もうスクランブルが掛かってる! 出るしかないだろ!」

「クッソ、向こうが上手(うわて)なのは相変わらずかよ…!」

 

 舌打ちしながらも二人は分かれ、己が乗機に向かって走る。ゲーティアは既に出航しており、すぐにアメリア合衆国軍が構築しつつあるロサンゼルス防衛艦隊に合流する手筈だ。

 アグニカはコクピットに飛び込み、起動して阿頼耶識を接続。手前のパネルを操作し、機体状況を確認する。

 

「バエル、出すぞ! いいな!?」

『ハイ、気をつけて下さい! カタパルトの射出タイミングは譲渡します!』

「了解! ディリゲントさん、艦は任せます!」

『任された! お互い死ぬなよ!』

 

 バエルは水平になってカタパルトに下ろされ、ガッシリと固定される。射出準備が完了したコトを改めて確認し、アグニカは。

 

「ガンダム・バエル――出るぞ!」

 

 思い切り、ペダルを踏み込んだ。カタパルトがレールの上を滑り、ロックが解除され、機体が空中へと射ち出された。

 バエルに続き、二本有るカタパルトのもう片方からフォカロルが出撃。更に続いて、スヴァハ・リンレスの「ガンダム・アガレス」と、ソロモン・カルネシエルの「ガンダム・オセ」が射出された。

 

「ソロモン!」

「ああ」

 

 ソロモンのオセが空中で変形し、四脚機動形態へと姿を変える。そしてその上に、水中用装備を身に付けているが為に飛行能力の低いアマディスのフォカロルが乗り、着地してホバー機動を開始する。

 飛行出来るバエルとアガレスはスラスターウィングを吹かし、射出の勢いを殺さぬまま一気に前線へと飛んで行く。

 

「来たか、ヘイムダル」

 

 前線では、ロサンゼルス防衛線を構築するマッケレル級地上戦艦から、アメリア合衆国軍第一MS実働部隊隊長サイラス・セクストン大佐の「ガンダム・サブナック」が出撃していた。

 それに、副隊長ファビアン・モンターク少佐の「グリムゲルデ」と、マリベル・コルケット大尉の「ガンダム・ボティス」が続く。

 

『前線のMS部隊の指揮は任せるわ、サイラス』

「了解。いつも通りと言うコトだな」

『そうよ。ヘイムダルも上手く利用しなさい』

 

 サイラスはパールとの通信を切り、乗ってきたマッケレル級地上戦艦をロサンゼルス防衛線の後方へと下げさせた。

 そこへバエル、アガレス、フォカロル、オセが合流。他の戦艦からもMS部隊が次々と出撃しつつあり、その総数は百機を優に超えている。

 

 MS部隊を構成するのは、主に「ヘキサ・フレーム」と「アルカナ・フレーム」の機体だ。

 ヘキサ・フレームは「ジルダ」と「ユーゴー」の二種。ユーゴーは脚部が逆関節になっているが、このどちらも安定した運用性能を誇り、部隊の八割以上を占めている。

 アルカナ・フレームは「デビル」と「ユニヴァース」の二種。初期の「フール」よりは性能が向上したものの、ヘキサ・フレームには劣るデビルが残りの二割。ユニヴァースは最終番機で、コスト度外視でヘキサ・フレームに並ぶ性能を得たが、生産数が少ない為、参加数は五機にも満たない。

 

「全軍、私のサブナックを中心に三列横隊を組め! ヘイムダルの四機とグリムゲルデ、ボティスは私の前に配置せよ!

 ――私の機体は、火力を得た代わりに機動力と近接戦闘能力が無い。そちらは任せるぞ」

「成る程ね…まあ、そんな装備じゃ近接戦も機動戦も出来ねぇわな」

 

 ガンダム・サブナックは、火力戦のみを意識した機体である。重装甲に加え、全身にこれでもかと火器を積んでいる。おかげで重量が増し、ガンダム・フレーム固有の機動力が損なわれているのだ。重力が作用する地球上では、特にその弊害が大きい。

 なお、その火力は他のMSは愚か、戦艦さえも比較にならないほど高くなっている。ツイン・リアクターシステムによって圧倒的なパワーを獲得した、ガンダム・フレームにしか実現出来ない砲撃装備と言えるだろう。何せ、サブナックの装備ほどの重量になると、重すぎて他のフレームMSのパワーでは稼働させるコトすらままならない。

 随伴するグリムゲルデとガンダム・ボティスが完全に高機動近接戦闘に特化した機体となっているのは、サブナックが動けないから――と言うのが、理由でもあるのだ。

 

 敵MAがロサンゼルスに接近し、それを基地は砲撃施設の射程圏内に捉えた。放出されたプルーマの群が、地平線を黒く染め上げている。

 

「パール!」

「全砲門、撃ち方始め! プルーマを一掃しろ!」

 

 パールの一声でキャリフォルニア・ベースと、ロサンゼルス防衛線に展開した地上艦隊からの一斉射撃が開始された。基地からはビーム砲と中距離ミサイル、艦隊からは実弾砲撃と近距離ミサイル。発射された弾頭が空を駆け、白い煙で青い空を埋め尽くす。

 目標は、MAの本群の前に展開されたプルーマ。ナノラミネートアーマーが無い為、既存の兵器による攻撃が通用する為だ。旧時代より存在するビーム砲の、現在では数少ない使い所と言える。

 

 ――敵砲撃、確認。迎撃開始。

 

 敵群奥のMAが、ビームによる砲撃を開始する。接近するミサイル、弾頭を迎撃する為だ。

 数十のMAによるビーム砲撃を受けたミサイル群が爆発し、弾頭が撃ち落とされる。しかし、空を埋め尽くすほど放たれた弾頭の全てを撃墜するには至らない。

 プルーマの群にミサイルと弾頭、ビームが降り注ぎ、一気に吹き飛ばされて行く。ナノラミネートアーマーを持たず、数しか取り柄が無い子機など、歴戦の大艦隊の前で意味を成さない。

 

『第一波攻撃、成功!』

「第二波攻撃用意! 空中のMAは!?」

『敵が基地を射程圏内に捕まえます! ミサイル、ビーム砲撃来ます!』

「対空砲撃!」

 

 空中のMA群――サリエル、ザフィエルの計二十機強が、ミサイルや焼夷弾、ビームを降り注がせ始めた。基地からの対空砲撃が始まるものの、とてもじゃないが対処しきれない。

 しかし、戦場を支配する女王パール・マコーマックは不敵に笑い――指を鳴らした後、己が従僕(ぶか)に命令を下す。

 

「サイラス! ――焼き払ってお終いなさい」

「了解、女王様(クィーン)

 

 ガンダム・サブナックが、装備した火器砲門のほぼ全てを開放した。肩部のガトリングガン二丁、両手のライフル二丁、全身のマイクロミサイルポッド計八基。

 そして――スラスターを全開にし、その巨体を空中へと飛び上がらせた。

 

「飛」

「ん」

「だァッ!?」

 

 アグニカ、アマディス、ソロモンが驚愕を露わとする中、上空五百メートルにまで飛び上がったサブナックは空中で半回転し、機体の正面を空へと向ける。

 火器と共に全身に張り巡らされた照準用スコープが蠢き、空から降り注ぐ弾、ミサイル、ビームに加え、MA本体にも狙いを定めた。

 

「――――――」

 

 サイラスは何の感動も無く、その引き金(トリガー)を引く。サブナックが全身から火を噴き、照準した標的を正確に余さず撃ち落とす。空からの砲撃が、あっと言う間に無力化されて行く。

 そして、サブナックの攻撃は上空のサリエル、ザフィエルにも届いた。軽量化の都合で装甲が薄くなっている為、一撃で次々と落とされる。

 

「これで満足か、パール」

勿論よ(パーフェクト)ッ!

 ヘイムダル、飛行出来る機体は残った上空のMAを殲滅しに行きなさい!」

「行きます!」

「了解」

 

 バエルとアガレスが勢い良く飛び上がり、落下するサブナックを掠め、MAのいる上空へと急上昇。降り注ぐミサイル群、ビームをかわしながら接近をかける。

 

 一方、自由落下に移ったサブナック目掛けて、海上から侵攻するMAの一機「アズライル」が攻撃を行う。翼から高速で「プラズマ・リーダー」――敵をワイヤーによって捉え、電撃を放つ特殊武装を射出したのである。

 数は二。サブナックの落下を予測して放たれたそれは――

 

「少佐!」

 

 ファビアン・モンターク少佐のグリムゲルデが操るヴァルキュリア・ブレードによって、鮮やかに両断された。

 

「は」

 

 更にグリムゲルデはヴァルキュリア・ライフルを腰から引き抜いて右手で構え、かなり離れた位置に陣取っているアズライルを狙って撃つ。百二十ミリ弾頭はアズライルの側にいたMA「ゼルエル」の拡散ビーム砲によって迎撃されたが、その間にサブナックは無事着地している。

 

「オイ…『機動力が無い』なんて、どの口で抜かしていやがんだ?」

「スラスター全開でたかが五百メートルしか上昇出来ないなど、本来なら大気圏内を飛行出来るガンダム・フレームにあるまじきコトだろう」

「ふむ…成る程、確かにそれはそうか」

「納得すんじゃねぇよソロモン」

 

 アマディスがサイラスに突っかかる中、ソロモンは頷いている。弾薬を撃ちきったサブナックは、ホルスターシールドからサブアームで予備弾薬を取り出し、全身の火器に装填して行く。

 

「来るぞ、敵群の本体が。

 ――MS部隊、射撃でプルーマを削りつつ、格闘を以てMAに仕掛けろ! 必ず複数機でかかれ! 未登録の機体は確認し次第、私に知らせろ!」

 

 キャリフォルニア・ベースに有った全戦力を投入した、ロサンゼルス防衛戦。数千万もの人命が懸かっている以上、人類に退く(みち)など存在しない。

 対する天使とて、此度の戦闘は常のモノとは異なる。MA「アルメルス」の人間爆弾による、ロサンゼルス内への攻撃を経ての戦いだ。今回の戦いで、一気にロサンゼルス――そして、人類の重要拠点であるキャリフォルニア・ベースを落とす為の。無様な敗走など、決して有ってはならない。

 

 かくして、殲滅戦が始まった。

 戦闘の終了とは即ち、片方の全滅を意味する――

 

 

 

 

   ―interlude―

 

 

 ――戦闘開始、確認。

 

 彼我戦力、考察。

 人類――機械兵(モビルスーツ)、計百十九機。

 「悪魔(ガンダム)」六機。

 「戦乙女(ヴァルキュリア)」一機。

 「六茫星(ヘキサ)」八十七機。

 「寓意画(アルカナ)」二十五機。

 汎用戦艦一隻。

 地上戦艦三十七隻。

 巨大基地一個。

 

 天使――「天使長」一機。「天使」六十三機。

 「ハシュマル」一機。

 「ザフィエル」十三機。

 「サリエル」十四機。

 「サハクィエル」六機。

 「スイエル」五機。

 「イスラフィル」三機。

 「ラグエル」二機。

 「イゼゼエル」四機。

 「マルティエル」三機。

 「ラメエル」二機。

 「アルミサエル」三機。

 「カマエル」二機。

 「アズライル」二機。

 「ゼルエル」二機。

 「アルメルス」二機。

 

 ――第一攻撃目標、ロサンゼルス。

   第二攻撃目標、キャリフォルニア・ベース。

 

 裁決。結論。承認。

 三十七分二十三秒後――天杖攻撃(キネティック・カスケード)、実行。

 

 

   ―interlude out―

 

 




第十九話「天使侵攻」をご覧頂き、ありがとうございました。

クッソ不穏な幕間から始まり、クッソ物騒な幕間で終わりましたね…。
MSはともかく、最後のMAの種別と数を書くのがメチャクチャ面倒でした…何や、この似たような名前の数々は。
そんな訳で以下、地獄のような新規機体紹介…。
最早自分用ですねこれ(作者自身記憶しきれてない)
MAはマジで覚えられないので、説明文を頑張ってフザケるコトにより印象を深めたいと思います。

勿論、読者の皆々様が覚える必要は()()有りません。
(書いてる作者の為にも)解説は必ず絶対に入れますので、そこはご安心下さい。


《新規キャラクター》
マリベル・コルケット
・アメリア合衆国軍第一MS実働部隊所属。大尉。
・「ガンダム・ボティス」のパイロット。名前は前々から出てるのに、未だにセリフが無い…。


《新規機体》
ASW-G-41 ガンダム・フォカロル
・ヘイムダル、アマディス・クアークの機体。
・水陸両用であり、メイン武器は「トライデント」と名付けられたスピアー。

ASW-G-57 ガンダム・オセ
・ヘイムダル、ソロモン・カルネシエルの機体。
・黄金に塗られたバエル似の機体で、双剣を操る。四脚形態に変形するコトが出来る。

ASW-G-43 ガンダム・サブナック
・アメリア、サイラス・セクストンの機体。
・火力マシマシ重装甲。おかげで(ガンダム・フレームにしては)機動力が低く、大気圏内での飛行が出来ない。

V08-1228 グリムゲルデ
・アメリア、ファビアン・モンタークの機体。
・ヴァルキュリア・フレーム八番機。原作ではモンターク商会のモンターク(マクギリス・ファリド)が運用していた。

ASW-G-17 ガンダム・ボティス
・アメリア、マリベル・コルケットの機体。
・テイルブレード持ち。覚醒するとエピタフが使えるようになるとか…?

IPP-66305 ユーゴー
・ヘキサ・フレームの機体。
・原作にも登場。夜明けの地平線団団長のサンドバル・ロイターが運用していた。

PNJ-015 デビル
・アルカナ・フレームの機体。
・零番機「フール」の強化発展型で、コストが若干上がっている。まだロディ、ヘキサと同等の性能には至っていない。

PNJ-021 ユニヴァース
・アルカナ・フレームの最終番機。
・遂にコスト度外視で性能を追求し、ヘキサやロディに追いついた。生産数が少ない上、既に生産終了している。レア。

ザフィエル
・飛行爆撃型MA。
・コイツが来ると天気が晴れのち爆弾になる。ただ装甲が紙なので、攻撃さえ届かせれば割と楽に撃墜可能。

サリエル
・飛行狙撃型MA。
・コイツが来ると天気が雨のちビームになる。ただ装甲が紙なので、攻撃をとd(ry

サハクィエル
・飛行輸送型MA。
・武装は無いものの、一機につき五機のMAを輸送する。MAにとってはタクシー。無料(タダ)で乗れる。

スイエル
・陸戦用MA。
・八脚で胴体にビーム砲を備える。蜘蛛っぽい。

イスラフィル
・音波攻撃型MA。
・超音波を放って人間を殺す、MA界唯一無二の音楽家(ミュージシャン)。MSに対抗する手段がプルーマしか無い、割と悲しい御方。

イゼゼエル
・焼却型MA。
・火炎弾、火炎放射器を操る汚物消毒係。ちなみに化学物質をバラまく機能があり、それを人間が吸うと人間を食いたくなったりする。どこの屍鬼(グール)だ。

アルミサエル
・プルーマ生産型MA。
・とにかくプルーマを生産する。以上!

カマエル
・対MS型MA。
・パイルバンカー、ミサイルポッド、レールガンとなかなかの殺意。「天使長」の下位互換感が有る。

アズライル
・水陸両用型MA。
・「プラズマ・リーダー」なる、ワイヤーで敵を捕らえるか囲むかして電撃を流し、敵を拘束する武装を持つ。きっとアッザムの子孫なのでしょう。

ゼルエル
・都市攻撃型MA。
・ミサイルポッドと拡散ビーム砲で都市を灰燼に帰す為だけの機体。基本的に殺意が高い。

アルメルス
・人間爆弾製造型MA。
・人間に時限爆弾を埋め込んだりする。ちなみに、爆発物検知器には引っかからない。圧倒的謎技術。


《新規艦船》
マッケレル級地上戦艦
・MSを運用出来る地上用の戦艦。
・ギャロップとかビッグ・トレーとか、ああいう感じの奴。


《今回のまとめ》
・ロサンゼルス防衛戦、スタート
・最初に言っておく! アメリア軍はかーなーり強い!
・生き残るのは人類か天使か




次回「放たれし天杖」
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