厄祭の英雄 -The Legend of the Calamity War-《完結》   作:アグニ会幹部

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【超絶悲報】前回の投稿より一ヶ月経過

展開に迷い中+リアルの事情も有り、ちっとも進められておりません…大変申し訳ございません。
…そろそろ忘れられる頃合いですね(白目)
流石に一ヶ月空くのはまずいですよ!


#25 三国共同戦線

 ヘイムダルのフェンリス・ファリドが率いるガンダムチームが、ユーラシア連邦軍のヴォルゴグラード基地に入港したのは、襲撃の有る三十分前のコトだった。

 本来ならユーラシア連邦軍のモビルスーツ部隊隊長で、ガンダム・ヴァレファールのパイロットでもあるイゴール・レヴォーヴィチ・プーシキン中佐に挨拶をし、雪上での戦闘をスムーズに行えるよう機体を調整する――予定だったのだが、全てモビルアーマーの襲撃によるスクランブルでチャラになってしまった。

 そんな訳で、本来の予定を果たすべく、改めてフェンリスのチームはイゴールの下に向かっていた。もっとも、先程の戦闘の際にサラリと挨拶され、「お前らが先陣を切れ」なんてムチャぶりまでされたのだが。

 フェンリスチームに配備されたガンダム・フレームは、全部で五機。パイロットも五人だ。

 

「…アイツの下で働いたら、すぐ死んじまうぞ」

 

 「ガンダム・キマリス」のパイロット、クリウス・ボードウィン。紫の髪と瞳を持つ、明るい性格で気さくな男だ。

 

「まあ――我々が雪上戦に慣れていない上、機体の調整も突貫工事だったと知っていてアレだったからな。習うより慣れろ、と言うタイプなのだろうさ」

 

 「ガンダム・アスモデウス」のパイロット、フェンリス・ファリド。黒く流れるように美しい髪をしているイケメンで、生真面目なチームのリーダー。真反対の性格ながら、クリウスとは古くからの親友である。

 

「それで死んだら、たまったモノじゃないですね」

 

 「ガンダム・ベレト」のパイロット、レタ・クィルター。十五歳と、十代が多いヘイムダルのパイロットの中でも低い年齢である。

 

「ホホホホホ! まさか、恐ろしいと思っているのかしら!? (わたくし)は大丈夫ですわよ!」

 

 「ガンダム・ボルフリ」のパイロット、グラツィア・アンヴィル。本人曰く元は名家のお嬢様で、如何にもな口調が特徴だ。

 

「足がガクガク言ってんぞー」

 

 「ガンダム・デカラビア」のパイロット、クジナ・ウーリー。チームの中では最年長で、口の悪いお姉さんポジションを確立しつつあったりする。

 

「言ってませんわよ! 節穴なのではなくて!?」

「生憎、アタシは昔ライフル競技で世界大会に出た女なんでね。そんなコトはあり得ねぇなぁ」

「ぐぬぬ…」

「グラツィアさん、クジナさん。もうすぐ着きますよ」

 

 そんな五人は雑談を交わしながら基地内を歩き、イゴールがいる大会議室に到着した。

 

「失礼」

 

 代表のフェンリスが、ドアを開けて会議室に足を踏み入れると―――

 

 

「プリヴィエート! ヘイムダルの諸君ッ!!」

 

 

 ―――待ち構えていたムキムキのオッサンが、全力で叫んで来た。

 圧されたフェンリスは数歩後退させられ、後ろのクリウスにもたれかかってしまった。更にその後ろでは、レタとグラツィアがクジナの陰に移動している。

 

「な、何なんだオッサン! 叫ぶなよ、ビビるだろうが! ホラ見ろ、いたいけな女子二人が震えて隠れちまってるぞ!」

「…私は?」

「お前は女子って歳じゃn痛いですゴメンナサイ」

「――クリウス、クジナ。失礼になるぞ」

「ビビって後ずさったお前が言うな」

 

 咳払いをし、気持ちを切り替えたフェンリスは、その叫んだ男を見据えた。すると、男の隣に座って瓶を(あお)っていたイゴールが口を開く。

 

「ガハハハハ、アンタは初見の奴に九十八パーくらいの確率でビビられるからなァ! 分かってて『挨拶の第一声は私がやる』とか、あんまり若者をイジメるモンじゃねぇぞ?」

「ハハハハハ! 挨拶すらしていないのにも関わらず、雪上戦処女の彼らに先陣を切らせたのは誰だったかな!? 何だか近くにいる気がするぞ!!」

「ガッハッハッハッハッハッハ!!!」

「ハッハッハッハッハッハッハ!!!」

 

 肩を組み、豪快に笑うけしからんオッサン二人。来るべきではなかったか、とフェンリスは軽く後悔し始めていた。

 しかし、ユーラシア連邦軍にも良心がいる。そのマトモな男はイゴールの側で溜め息を吐き、若者いじめをして笑っている、最低の上司達に進言する。

 

「アーイスト司令、イゴール隊長。話を進めて下さい」

「ああ! すっっかり忘れていたよ!! 流石だ雅斗(まさと)くん、よくぞ勇気を振り絞って我々と言う上司にそのコトを教えてくれた!!

 素晴らしいッ!!!

「別に振り絞っていません。呆れてはいますが」

「司令、ここは自己紹介からやろうぜ?」

「うむ! 良かろう!」

 

 男は息を吸い込み、改めて目を見開いて話し――いや、叫び出す。

 

「ユーラシア連邦軍『スヴィエート部隊』司令官、アーイスト・スヴィエートだ!! 参謀本部の参謀長もやっている!!

 よろしく!!!

「んじゃまあ、俺も改めて――MS部隊隊長、イゴール・プーシキン中佐だ。兼任で『ガンダム・ヴァレファール』のパイロットもやってる」

「MS部隊副隊長の、雅斗(まさと)・コナー大尉です。『ガンダム・オロバス』のパイロットも務めております」

 

 「スヴィエート部隊」は、ユーラシア連邦軍が編成するMS運用部隊の一つである。幾つかあるMS部隊の中でも、かなりの精鋭が揃った「最強」と名高き部隊だ。

 なお、アーイストはスヴィエート部隊の司令官と参謀本部の参謀長を兼任しており、実質的な軍部のトップとさえ言える。一応上には軍務大臣と大統領がいるが、普段はアーイストが軍を動かしている。わざわざ一部隊の司令官をしているのは、本人が現場主義だからであって、本来なら有り得ないし必要無い。事実、アーイストが直接部隊を指揮するのは重要な作戦の時だけで、普段は後方勤務だ。

 

 ユーラシア連邦軍の要請を受け、ヘイムダルから派遣されたフェンリスのチームは、このスヴィエート部隊と共に作戦行動をしろ――と言われている。言ったのは眼前にいるアーイストだが。

 

「チームリーダーの、フェンリス・ファリドです」

 

 それから、残りの四人が簡単に自己紹介をする。うるさい頷きと共にそれを聞き届けた後、アーイストはうるさい口を開いた。

 

「では早速、本題に入りたいと思うのだが! その前に座りたまえ! 椅子にな!!」

 

 大会議室に、アーイストとイゴール、雅斗以外のユーラシア連邦軍の士官はいない。本来は作戦会議に使われるのであろう会議室に用意された席は、八を優に上回っている。

 促されるままヘイムダルの五人が席に座ったのを確認し、アーイストは壁に設置された巨大モニターに、とある地図を映し出した。

 

「――オデッサだと?」

「如何にも!」

 

 その地図は、黒海に面するイングランド統合連合国領の都市「オデッサ」を中心としていた。だが。

 

「オデッサは今、MAの占領下に有るハズでは?」

「その通りだ! MAのクソどもはこのオデッサを基点として、黒海に面する三国への同時侵攻を開始している! これを見過ごすコトなど、絶対に出来ないのだよ!!

 よって、だ!!」

 

 アーイストがモニターをブッ叩くと、オデッサに向かって三本の矢印が伸びた。

 それは三方向、別々の場所――イングランド統合連合国、ユーラシア連邦、アラビア王国の()()()()()()()()()()()()()

 

 

「三国の共同戦線による、オデッサ奪還作戦を決行するッ!!!」

 

 

 アーイストが叫んだ(部屋の外にまで聞こえているが、良いのだろうか)その事項は――十国が成立して以降、数えるほどしか行われていない、国家の枠を飛び越えた共同作戦の概要だった。

 

「三国、共同戦線…!?」

「オイオイ、随分大掛かりな話になって来たな…」

「だが決定事項だ!! キミ達ヘイムダルが築き上げたレーザー通信網を活用し、三国の作戦参謀が合同で会議を行って決定し、各国の議会並びに首脳の承認が得られている!! 極秘裏にな!!!

 

 生存を懸けたMAとの戦い――後に「厄祭戦」と呼ばれる戦争が始まってから、全世界にバラ撒かれたエイハブ・ウェーブにより、人類がそれまでの歴史で作り上げた通信網はズタズタに引き裂かれた。遠距離通信は各国首脳の間に繋がれたホットラインに限られ、地球周辺のコロニー群の情報は軍を派遣して得ねばならず、火星の現状など、地球にいては把握のしようも無くなってしまっている。

 それを危惧したヘイムダルは、LCSレーザー通信の中継ステーションを各所に建造し、レーザー通信網「アリアドネ」を築こうと計画した。まだ火星にまでは繋がっていないが、地球圏ではほぼほぼ完成している。

 今回の話は、それを利用した形だ。この「オデッサ奪還作戦」が成功すれば、今後国を飛び越えた合同作戦は増える。より大きな反撃を、MAに対して行えるようになるだろう。

 

「司令。極秘裏なら叫ばないで下さい」

「何だと!? 確かにそうだが、私に叫ぶなと言うのはマグロに泳ぎを止めろと言うのと同じだぞ!! キミは私を殺す気なのかね!!?」

「だ、そうだぜ雅斗。もういっそ、猿轡(さるぐつわ)でもさせるか?」

「いえ…うるさいとはいえ、流石に上官にそれをする度胸は…」

「うるさいとは何だねうるさいとは!! 私のどこがうるさいと言うのだ!!?」

「「何もかもがだよ!!!」」

 

 イゴールと雅斗が総ツッコミする。端から聞きながら、そりゃそうだと五人が頷いているのに、アーイストは気付いていない。

 ちなみに猿轡は付けていても案外喋れるので、このうるさい男に対しての効果は、あまり期待出来ないだろう。

 

「さて! そんな訳で、今回の作戦は三国の安寧の為にも、国際協調の為にも重要な作戦となる!!」

「如何にもその通り。なので、そんなに叫んで作戦内容を漏らされては困るのだが」

「―――む!? ここにいない者の声がしたぞ!」

 

 大会議室の中の八人が周囲を見回していると、ドアが開いて一人の男が姿を現した。その後ろには、三人ほどが立っている。

 その男を見た瞬間、アーイストは速やかに立ち上がり、素早く(こうべ)を垂れた。

 

「お早い到着ですな、お二方とも!!」

「ほほう、貴官がアーイスト・スヴィエート殿であらせられるか。噂通り、随分とうるさい男だな?」

「――隠密作戦には向かなそうな男だ」

「滅相もございません! このような手狭な会議室で恐縮ですが、どうぞお座り下さいませ!!」

 

 入室して来たその二人を見て、フェンリス達は驚きのあまり目を見張った。こんなところに現れるなどとは露ほども思っていなかった、あまりにも有名な人物であったからだ。

 それぞれ一人ずつ護衛を付けたその二人は、ヘイムダルを見止めるや口を開いた。

 

「――信じられぬ、という顔だな」

「無理も無い。此処は一つ、自己紹介をして信じてもらおうじゃないか」

「では貴様からやれ、ヴィンス」

「お、良いのか? では遠慮無く」

 

 先手を譲られた方の男は、咳払いをしてから歯を見せて笑い、腰に帯びた装飾剣を抜き払って堂々と宣言する。

 

「イングランド統合連合国、第二王子のヴィンス・ウォーロックだ! 統合連合国軍の最高司令官をしている!」

 

 もう一人はターバンのズレを直し、目を閉じて淡々と口にした。

 

「アラビア王国第一王子、ラティーフ・ビン・ナーイフ。王国軍の最高司令官である」

 

 イングランド統合連合国と、アラビア王国の王子――まさしくVIP中のVIP、本来であれば国賓として扱われるべき国の象徴たる王族の一人だ。その二人が、今回の作戦会議の為に、わざわざお忍びで他国軍の基地へとやって来たのである。

 まさしく異常事態と言っていいが、この時ようやく、フェンリス達は三国の本気を肌で感じ取った。

 

 三国の軍の司令官が、一同に会している。

 本当にやるのだ。三国の全力を以て、オデッサを奪還する腹積もりでいる。三国の軍で協力し、MAの三国同時侵攻作戦を完膚なきまでに叩き潰し、新たな反撃の狼煙を上げるつもりだ。

 

「では! お二人がご到着なされたところで、いよいよ本格的に作戦内容を詰めて行こうではありませんか!!」

 

 帰りたい、と思い始めたフェンリス達だったが、作戦に参加する以上はそういう訳にも行かない。場合によっては、発言せねばならなくなるかも知れない。

 

(何故アグニカのチームじゃなく、私たちのチームが派遣されたんだ…!? 完全に場違いだぞ…!)

 

 フェンリス達の精神値がゴリゴリと削られているコトを知ってか知らずか、豪華極まりない恐るべき面々は構わず作戦会議を始めた――

 

 

   ◇

 

 

 恐ろしい作戦会議は、実に五時間もの間、ぶっ通しで行われた。濃密な会議を経て、作戦内容はまとまるに至ったのである。

 三国による、三方向からの同時攻撃。

 シンプルではあるが、最も確実な手だ。下手に捻るよりよっぽど分かりやすく、やりやすい。

 作戦会議を終えた後、王子様二名は速やかに国へと帰って行った。作戦の実行が五日後とあっては、ノンビリしてもいられない。軍の準備や作戦に伴う手続きが、山のように有る。

 

 そして、五時間も三国の重鎮による会議に参加させられた哀れなるフェンリス達一般Peopleは。

 

「どういうコトですかディヤウスさん」

 

 秘匿レーザー通信で、ヘイムダルの本拠地「ヴィーンゴールヴ」にいるヘイムダルの首魁、ディヤウス・カイエルに異議を申し立てていた。会議、作戦の内容の報告も兼ねてだが。

 

『どういう、と言われても困る。そういうコトだ』

「我々では明らかに力不足です。アグニカのチームを派遣すべきではなかったのですか?」

『アグニカのチームは都合が合わなかったのだ。ヘイムダルのガンダムチームとて、そうそう数が有る訳ではない。それで世界中をカバーせねばならないのだから、行ける奴に頑張ってもらうしか無い』

 

 ヘイムダルが所有するMS、艦艇の数は、さほど多くない。この世界規模でのMAとの戦いに於いて大きな役割を果たしているとは言え、所詮は一民間組織でしかないので、戦力として十国の軍には及ぶべくも無い。

 だが、MAに対して絶大な戦闘力を発揮し得るガンダム・フレームの保有数は、どの国にも勝る。チームを幾つも組み、世界中を回らせられるほどに。

 とは言え、ガンダム・フレームの総数自体が少ないので、人員不足に変わりは無いのだ。

 

『それに、私はチームによる優劣が有るとは考えていない。どのチームも、ヘイムダルを代表するに足る優秀なチームだと思っている。

 作戦の規模に圧倒される気持ちは分かる。プレッシャーも有るだろう。現に私も今、初めて聞いて内心ビビっているからな。だが、冷静に考えてくれ。

 ――我々のやるコトに、変わりは有るか?』

「…いえ」

『そうだろう? 我々ヘイムダルがやるべきは、MAの撃破殲滅だ。どんなに大きな作戦だろうと、それだけは変わらない。

 我々はただ、MAを殺し尽くせば良い。いつも通りやれば良いだけだ。あまり気負い過ぎるなよ』

 

 送れる戦力が有れば追加で送る、と言い残し、ディヤウスは通信を切った。それから、フェンリス達は思わず溜め息を吐く。

 

「…やるしか無い、ってコトですわね」

「ああ、そうだ。ディヤウスさんの言った通り、私たちはただMAを破壊すれば良い」

 

 フェンリス達は、事前の要請通りユーラシア連邦軍と共に参加するコトとなっている。作戦規模は前代未聞だが、やるコトは何も変わっていない。

 立てられた作戦は完璧だ。三国の軍のトップが集まっただけのコトは有る。フェンリス達はその作戦を信じ、やるべきコトをやるだけだ。

 

「作戦開始まで、まだ時間が有る。休息を取って英気を養いつつ、準備を整えておいてくれ」

 

 

   ◇

 

 

「――三国共同戦線、か…」

「こーれまた随分ーな作ー戦だーな、ディヤウス」

 

 通信を終えたディヤウスの呟きは、側で聞き耳を立てていたマヴァット・リンレスに拾われた。

 

「ああ。…他ならぬMAの存在が、歴史的対立や諸問題を抱える隣国どうしの利害を一致させ、結託を促すとは全く以て皮肉な話だが――これはまた、結果次第で大戦の戦局が変わるぞ」

 

 成功すればMAの一大作戦を打ち砕き、より具体的な形での国際協調を推進出来るかも知れない。逆に失敗すれば、人類の攻勢は失速し、MAを勢い付けるコトになりかねない。

 

「ところで、だマヴァット」

「何だーね?」

 

 なればこそ、ヘイムダルとしても、今回の作戦は全面的に協力して行かねばならない。そして、その具体的な手段は――

 

「五日後、オデッサに派遣出来そうなチームは、フェンリス達の他に有るか?」




第二十五話「三国共同戦線」をご覧頂き、ありがとうございました。

おかしい…。
何か、戦いの規模がどんどんデカくなってるぞ…?
ここまでデカくするつもりは無かったんですが――思い付いてしまった時に「やるしかねぇ!」と確信したので是非も無いネ!

そんな訳で、このユーラシア連邦編では、三国共同戦線によるオデッサ奪還作戦を描きます。
既に国を飛び越えてますが、ユーラシア連邦軍を中心に書きますのでセーフ…だと思いたい…。

なお、王子様お二人に関しては、今回は顔見せ程度ですが、この後のイングランド統合連合国編とアラビア王国編で詳しく描く予定です。


《オリジナル設定》
アリアドネ
・原作に登場した、ギャラルホルンが管理している惑星間LCSレーザー通信網。
・ヘイムダルが作ったと言うオリジナル設定で、現在(M.U.0049年11月)では地球圏のモノは粗方完成している。


《新規キャラクター》
アーイスト・スヴィエート
・ユーラシア連邦軍の軍人。
・スヴィエート部隊司令官兼参謀本部参謀長。うるさいけどメチャクチャ偉い人。うるさいけど。

ヴィンス・ウォーロック
・イングランド統合連合国の第二王子にして、統合連合国軍の最高司令官。
・実はガンダム・フレームのパイロットでもあったりする。本人のノリは割と軽い。

ラティーフ・ビン・ナーイフ
・アラビア王国の第一王子にして、王国軍の最高司令官。
・この人もガンダム・フレームのパイロット。最高司令官が前線に出て良いんだろうか…?(愚問)


《今回のまとめ》
・三国共同戦線によるオデッサ奪還作戦考案
・作戦会議の為、三国の軍のトップが集う
・ヘイムダルも全面協力体制




次回「オデッサ奪還作戦」

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