厄祭の英雄 -The Legend of the Calamity War-《完結》 作:アグニ会幹部
賛否両論なシリーズではありますが、時々ガチなクロスオーバー物も混じったりして進化を続け、三年もの時が経ってもなお、進み続けているのは凄いと思います。
(ひっそりと)異世界オルガ小説勢の末席を汚す者の一人として、簡単ではありますが、この場にて祝福を。
最近は「スタジオタカキ」なるサイトもオープンし、国境を越えたグローバルな活動も推進されつつあるとのコトで…ますますの発展をお祈り申し上げる次第であります。
てか、もう三年も経ったんですか…。
時の流れ速すぎて草バエル。怖っ。
ラテンアメリア連邦共和国で起こった、改元後最大の大事件。十国の一国が、その政治体制を覆すに至った改革派によるクーデター――「セテンブロの政変」は、当時の大統領ビセンテ・マラドーナと、ジョルジェ・ベナセラフ軍務大臣を除く国務大臣、高級官僚、陸軍幹部の投獄で終結を見た。
このクーデターを主導したジョルジェ・ベナセラフは、その後大統領に就任し、独裁体制の解体を行うと共に軍を再編し、軍備増強を推し進めている。まだ見ぬ「四大天使」の名を持つモビルアーマーに対抗し、他国と足並みを揃えて行く為に。
そして、このクーデターにより明らかとなったラテンアメリアの暗部は、もう一つ有る。
『ラテンアメリアの独裁体制崩壊と、フヴェズルングの壊滅。主要構成員の拘束――これで、近頃起きていたイングランド、サハラ、アフリカンへのMAの不自然な攻勢は、終わると言う訳か』
傭兵組織「フヴェズルング」を操っていた国が、ラテンアメリアであったコトが判明したのだ。
正確には、前大統領ビセンテ・マラドーナの企みであったのだが、クーデターによる独裁の終焉によって、その繋がりが白日の下に晒された。被害を受けながらも捜査に行き詰まっていたイングランド統合連合国、サハラ連邦共和国、アフリカン共和国としては思わぬ進展、終結だった。
『フヴェズルングを拘束出来たのは、ヘイムダルの活躍によるモノと聞いているよ。彼らの活躍が無ければ、フヴェズルングのボスを捕らえるコトは出来なかっただろうとも』
これを受けて行われているのは、遠隔通信による臨時の十国会議である。
結果を一言で述べたアラビア王国のムスタファ・ビン・ナーイフ王に続いて、アフリカンのベンディル・マンディラ大統領は、フヴェズルング逮捕に関連したヘイムダルの働きを評価した。しかし、これに中華連盟共和国の
『結果的にはそうかも知れませんが、ヘイムダルの役割はMAの殲滅でしょう。ラテンアメリア内のゴタゴタに首を突っ込ませる為に、我々は貴重な予算を割いているのではない』
『ただ、戦場にはMAも現れたと聞きます。フヴェズルングのボスが、サンパウロを攻撃しようとしていたとも。人類を守る為の戦いであったコトに、変わりはないように見受けますが』
『私はスミス大統領の意見に賛成致します。報告を満足に受ける前ですが、ヘイムダルの活躍は目を見張るモノがあったと聞き及んでおります故』
サハラのラシッド・スミス大統領とオセアニア連邦国のソフィア・ナーゲン総督は、ヘイムダルの行動について支持した。
次に口を開いたのは、イングランドのオリバー・ウィリアムズ首相だ。
『ヘイムダルへの支援は、現状を維持するというコトで良いでしょう。――問題は、我が国とサハラ、アフリカンに害を為したラテンアメリアです。この責任、貴国は如何して取られるおつもりか?』
『…フヴェズルングを動かしていたのは、前大統領ビセンテ・マラドーナの独断であります。閣議には議題すら上がっていませんでした。
現在、我々で身柄を拘束しているフヴェズルングのメンバーを、イングランド、サハラ、アフリカンの調査団に引き渡すコトを検討しております。臨時議会で可決されれば、すぐにでも』
追及に対し、ラテンアメリアの新大統領ジョルジェ・ベナセラフはこう述べた。しかし、ウィリアムズ首相はこれを「ヌルい」と一蹴する。
『我が国は、貴国の暗躍で少なからぬ被害を被ったのだ! その賠償はしてもらわなければ、到底納得出来ません! 現場で命を賭して戦い、散った者達もいるのです!』
『落ち着いてくれ、ウィリアムズ首相。確かに責任はラテンアメリアに有るが、先の政変でフヴェズルングを操っていた者達は、既にブタ箱の中だよ?』
『しかし、これは国家間の外交問題です! 国内で何が起きようと、国として責任を取って頂かねば、今後の共同戦線にも禍根が残ります!』
サハラのスミス大統領が窘める。ただ、ウィリアムズ首相の言い分にも一理有るのも事実だ。
これに口を挟んだのは、もう一国の被害者、アフリカンのマンディラ大統領である。
『ベナセラフ君は、フヴェズルングの者達を調査団に引き渡すと言った。我らの国に芽生えた反ラテンアメリア感情は、彼らへの制裁によって大方抑えられるだろう。
本音を言えば、マラドーナ君を始めとした主犯格も引き渡してほしいが――マラドーナ君の罪は、フヴェズルングへの依頼だけではないと聞くからな』
『マンディラ大統領の仰られる通りです。彼は国務大臣及び陸軍高官、高級官僚、裁判官との癒着に加え、国費の私産化や人権の軽視、議会の停止など、数々の違憲、違法行為に手を染めていた国賊。
こうまで罪を重ねている者を他国で裁かせては、我が国の国民達も納得致しますまい。国際裁判所では、フヴェズルング関連の罪しか裁けませんから』
マラドーナから金を受け取っていた人間は、相当な数になると予想される。国務大臣は愚か、官僚や最高裁判官、陸軍幹部の面々は、ほぼ総入れ替えせねばならなくなるだろう。
調べ上げた上でその罪科の悉くを並び立てるのはあまりにも面倒なので、いっそのことマラドーナ自身が成立させた国家反逆罪で即日死刑に出来ればどんなに楽だろうか――と、ベナセラフも含め、捜査に携わる者達は最近思い始めていたりする。無論、そんなコトをすれば同じ穴の
『ラテンアメリアには、フヴェズルング構成員の身柄引き渡しを、出来る限り速やかにしてもらおうじゃないか。戦時でもある、それで手打ちと行こう。ラテンアメリアへの損害賠償などは行わない』
『私も、ラシッド君の意見に賛同しよう。恐らく、それが最良の妥協案だ』
『――分かりました。スミス大統領とマンディラ大統領がそう仰られるなら、我が国もそのように致しましょう』
『…ありがとうございます。早ければ、明後日にも引き渡しは出来ると思いますので、よろしくお願い致します』
フヴェズルング問題で同じ立場に立つサハラとアフリカン、それぞれの大統領の意見を受けて、イングランドのウィリアムズ首相も足並みを揃えるコトとした。これに、ベナセラフは頭を下げる。
三国とラテンアメリアでの話し合いが済み、新たな議題をアメリア合衆国のローガン・フローレス大統領が挙げた。
『最重要課題のMAについては、各国軍とヘイムダルの活躍により、地球上からは減りつつ有るとの情報も有りますが――』
『――「四大天使」が、これからどう動いてくるかが問題。しかし、実際に観測した者がいる訳でも無いでしょう。現状、実在にすら疑念を向けざるを得ませんが』
『ユーリエフ大統領の言う通り、あまりに情報が無さ過ぎます。未知故の恐ろしさは有るが、過剰に警戒するのも良くないでしょう』
ユーラシア連邦のアルテョム・ドミートリエヴナ・ユーリエフ大統領と、オセアニアのナーゲン総督は、あまりに不透明で詳細不明な敵に対して疑念を抱いているらしい。
ただ、これにサンスクリット連邦共和国のアールシュ・パールシー大統領が反論した。
『先日、我が国の支配下にあるグレイシャー暗礁宙域での戦闘で、ヘイムダルのガンダム・フレームがMAの攻撃で撃墜されている。何処から撃たれたかすらも分からぬダインスレイヴに、一撃で粉砕されたと報告を受けた。
もしこれが「四大天使」による攻撃なら、敵は我々の想像を上回る戦力を有している可能性が有るのではないか?』
『我が国のチャーリー・デイビス先代首相も、「四大天使」ミカエルの奸計で殺されております。警戒し過ぎるコトは無い相手かと』
『我が愚息からも、近頃は雑魚であれ油断出来ぬようになって来ていると聞いている。敵も進化していると言うコトだろうな』
続けて、イングランドのウィリアムズ首相とアラビアのナーイフ王もそう論じた。MA全体の戦闘能力が上がって来ている以上、「天使長」すら超えて頂点に君臨する「四大天使」がどれほどの性能を持っているのかなど、想像もつかない。
そもそもマザーMA「ガブリエル」も、動力源からして「フィフス・リアクターシステム」とかいう規格外の代物なのだ。戦闘用でないガブリエルでそれなのだから、破壊の天使とされるウリエル、最強の天使ミカエルは――と、考えるのも恐ろしい。
『最近はほんの僅かながら、火星ハーフメタルの輸入が復活したようで。アリアドネのおかげですね』
『しかし、火星にも未だ、セレドニオ・ピリーの独立軍がくすぶっていると聞きますが…』
『地球との取引など、許す男ではないでしょう。火星独立軍も、長年の戦争で少なからぬ被害を受け、影響力が弱まっているとは思いますが――地球からでは、満足に火星の情報など得られませんしね』
オセアニアのナーゲン総督、中連の李国家主席、ユーラシアのアルテョム大統領がそう述べる。
やがて、サハラのスミス大統領が、この場に集う首脳陣の総意を代弁するように、溜め息を吐きながら呟いた。
『MAだけでも手一杯と言うのに、今回のフヴェズルングと言い火星と言い――どうして人類は、こうもバラバラになっているんだろうね?』
◇
臨時十国電話会談の決定により、ラテンアメリアが捕縛していたフヴェズルングの人員は、全てがイングランド、サハラ、アフリカンによって編成された調査団に引き渡されるコトとなった。
澄み渡った青空の下、手錠されたフヴェズルングのメンバー達が、ライフルを持った調査団員の誘導で、レキシントン級大型輸送機に乗り込んで行く。
「――これで、終わりなんだね」
「ああ。フヴェズルングはこれで全員、国際裁判の中へ放り出される。奴らの暗躍は、もう終わりだ」
それを遠方のラファイエット級汎用戦艦「ゲーティア」のブリッジから見守るは、ヘイムダルのアグニカ・カイエルとスヴァハ・リンレスである。
スヴァハは視線を右側に滑らせ、指令席に座るアグニカを見ようとしたが、先の「覚醒」により失明した右目は、スヴァハの望むモノを映さない。スヴァハはそれに気付き、目を細めながらもアグニカの左側へと移動した。
「―――すまない、スヴァハ」
ふと俯き、アグニカがそう言った。スヴァハは少し驚きつつも、いつも通りの声音で「いきなり、どうしたの?」と聞き返す。
「お前を危険な目に遭わせて、覚醒までさせて――守る、って言ったのに…こんなんじゃダメだ」
「そんな、アグニカはあの…ロブって人と戦ってたんだから、仕方無いでしょ?」
「いや、俺がもっと強ければ…俺にもっと力が有れば、スヴァハを守れたハズなのに――」
肘置きの上で、アグニカはその拳を握りしめる。スヴァハは陰となって隠れたアグニカの表情を見下ろし、その右手に自分の左手をそっと乗せた。
「――ありがとう。でも、私だってヘイムダルの一員で、ガンダム・フレームのパイロットだもん。いつまでも、守られてばかりいる訳にはいかないよ。足を引っ張っていられないからね」
「…だけど、お前を怖い目に」
「もう、過保護過ぎるよアグニカ。私だって、ヘイムダルの中じゃアグニカの次に強いんだからね?」
それは、アグニカにもよく分かっている。スヴァハはヘイムダルのパイロット訓練でアグニカに次ぐ成績を修めているし、格闘全振りで射撃がからっきしなアグニカと違い、射撃を得意としながらある程度の近接戦も出来る辺りバランスも良い。守られるだけの存在ではないし、自分だけでなく誰かを守るコトの出来る。
ただ、アグニカの戦う理由は、人類を救うコト以上に、スヴァハや大切な人を守る為だ。スヴァハはガンダム・フレームの「覚醒」を使い、右目の光を失う代償を払った。悪魔と契約し、地獄への入口に半歩踏み入れた。
それは、スヴァハを守ると誓った自分が先に負うべきリスクであるハズなのに、とアグニカは考えている。
「――私にも、みんなを守らせてほしい。それが出来るなら、やらなきゃいけないと思うから」
「…ああ」
一方、スヴァハはそうは考えていない。守ってくれるなら嬉しいが、ただ守られる為だけにスヴァハは戦場に出ているのではない。
背中を預け合い、一緒にこの戦いを生き残る。敵の戦力は未だ未知数であり、ガンダム・フレームだろうと決して絶対の力ではないが――二人でなら乗り越えられると、スヴァハには思えるからだ。
この時代で真に必要とされるのは、他人の為に自分を犠牲にする悲壮な決意ではなく、共に生き残るという覚悟である。
「じゃあ、私はMSデッキで整備を手伝ってくるね。何か用が有ったら、連絡よろしく」
「…休んだ方が良いぞ、スヴァハ。覚醒で消耗した体力も、まだ戻りきってないだろ?」
「――ありがとう、アグニカ」
休息を薦めたアグニカに対して、スヴァハはそれだけ言って、ブリッジを後にした。
スヴァハが消えていき、閉じた扉を振り向きざまに見て、眉を八の字に動かしたアグニカに、二人のやり取りを側で見守っていた艦長のディリゲント・バンクスが話しかけた。
「気になるかね、彼女が」
「…そりゃ、まあ。アイツ、無理してしまう所が有るので」
「いや、そう言うのではなく。――気になるかね、彼女が?」
「――茶化さないで下さい。別に何でもありませんからね、少なくともアンタが期待するようなコトは無いですよ」
「か~ら~の~!?」
「無いっつってんだろうが!」
ニヤケながら両手で横から指差して来る艦長に、アグニカは若干食い気味で返す。それを聞いて「お前らいい加減気づけよ」と、ブリッジのスタッフ全員が思ったのは言うまでもない。
艦長は一度咳払いをし、前方へと向き直った。
「まあ、冗談はさておき――彼女を気にかけて、寄り添えるのはキミだけだ。スヴァハ君から目を離さぬコトだ」
「…肝に銘じておきます」
「そういう訳で、さっさと彼女を追いたまえ!」
「な、オイいきなり何を」
「モタモタするなァッ!!」
「ヴィーンゴールヴから通信です」
「チッ、空気を読まない酷いタイミングだな!」
毒づく艦長だが、ヘイムダル本部たる海上移動式メガフロート「ヴィーンゴールヴ」から通信というコトは、相手は十中八九ヘイムダルの実質的指導者のディヤウス・カイエル。
ご所望の相手は息子のアグニカなので、まさか尻を叩いてブリッジから追い出し、スヴァハを追わせる訳にも行かなくなった。
『ご苦労だった、アグニカ。フヴェズルングは捕まえたそうだな?』
「ああ、今まさに三国の調査団への引き渡しが行われてる。これでひとまず一件落着ってコトか?」
『ああ。三国への集中攻撃は終了するだろう、が世界からMAが消えた訳でもない。私達のやるべきコトは何も変わらない』
フヴェズルングがいなくなり、暗躍が終焉を迎えたとは言え、MAは依然変わりなく存在している。
しばし脇道に逸れるような形となったが、ヘイムダルのやるべきコトは何一つ変わっていないし、解決などしていないのである。
『そういう訳で、間髪入れずで悪いが――新たな任務を伝える』
◇
ブリッジを出たスヴァハは、アグニカに言われた通り、部屋に戻って来た。窓も無い部屋は昼だろうと暗いが、スヴァハはライトも点けぬままベッドに身を投げ出し、暗闇の天井を見上げる。
そして、やはり右側は暗い。部屋の暗さなど関係無く――虹彩が閉じられ、光を取り込まなくなっているが故に。愛機たる「ガンダム・アガレス」に、阿頼耶識で繋がれた時にしか、光は戻らない。
まさに呪い。これが契約の対価、悪魔の力を得たが為の代償。
同じガンダム・フレームを操るパイロット達の中で、代償を払った人に会ったコトは勿論有った。同じチームの大駕・コリンズも、代償を受けて身体のあちこちが炭化してしまっていた。
そういうモノだと理解はしていたし、その代償を払う覚悟はしていたつもりだった。
ただ、実際に己が身体を削られるというのは、全く違う。
「――怖い、なぁ…」
怖い。自分の身体が、自分のモノではなくなったのだから。
本当は怖くてたまらない。身体を奪われるコトだけではない、戦うコトだって怖くてたまらない。逃げ出しても良いと言われたら、もしかして逃げ出してしまうかも知れないほどに。
その恐怖を実感して、スヴァハは思わずその一言を吐き出してしまった。適切に保たれているハズの部屋で寒気を覚え、己が身をかきしだきながら、右目に右手を添える。
涙を流している。
頬を水滴が伝うが、それは左のみ。奪われた右目からは、一滴たりとも漏れ出していない。
ああ、今泣いているんだな、とスヴァハは他人事のように思った。
閉め切られた部屋の中、暗闇に落ちた空間で、スヴァハはただ一人――静かに泣いていた。
このまま右目を潰したら、痛がれるのだろうか。
ふとそう思って、スヴァハはまた恐ろしくなってしまう。そんな怖いコト、出来る訳も無いのに――痛がれたのなら、どんなに良いのだろうかと。
そう本気で思ってしまえた自分が、何よりも怖くなってしまったのだ。
第五十三話「暗躍の終わり」をご覧頂き、ありがとうございました。
そして、大変お疲れ様です!
第四章「十国 -Secret Maneuvers-」は、今回で終了でございます!
皆様、お疲れ様! 俺、お疲れ様!(自作自演)
長くなりまくって、本当にすみませんでした。
まあ、最初の二国で計14話もかけてしまった、作者の計画性の無さが原因ですが…陳謝します。
次回からは、もう皆様忘れてそうな火星編です。
セレドニオさんとかレヒニータさんとか、そろそろ忘れ去られた頃と思いますね。
まあそれはともかく、火星編でもまた一悶着が有りますので、今後もお付き合い下さいませ。
何を隠そう私自身、この火星編を書きたくて書きたくて、十国編開始時からウズウズしておりましたからね! これまでとはちょっと違って、原作アニメっぽいノリになると予想されますよ!
《今回のまとめ》
・ラテンアメリア、絶賛政治改革中
・なかなか纏まらない人類
・スヴァハちゃんSAN値チェック入ります
次章「火星 -Maiden of Revolution-」
次回「第八の悪魔」