アーシアの姿が最後まで消えるまで見守り、拳を握りしめ覚悟を決め、2体の邪龍達と向き合った。
[どうやら、最後のお別れは済んだようだな!]
〔それにしても、雑魚のように醜く逃げ出すかと思っていましたよ。〕
「フン、逃がしてくれるのか?」
[残念だったな! 俺達邪龍を目の前にして、生きている奴は居ないんだ!]
〔その通り我々が通った後は、更地か草一本生えない荒野が残るだけなのですよ。〕
「まあっ…どうせ……そんな事だと思っていたがな。」
暗い顔をし自分の運命が、ここで終わると知って覚悟を決め、一誠は邪龍達に問うた。
「お前達に、一つだけ聞きたい事がある!!」
[ん?なんだ?]
「お前達の名前は、なんていうんだ?」
〔名前? そういえば、まだ、名乗っていなかったな!〕
「俺も教えるよぉー! 『戦う者に名乗らないのは失礼』と師匠の受け売りだがな。」
[よし、いいだろ!耳の穴掃除して、よく聞くんだぞ。 俺様は
〔俺も一度しか言わないから、記憶の髄に縫い付けて置けよ。俺は
「お…俺は赤龍t…いや一誠、兵藤 一誠だ!!」
[フ~ン 一誠ねぇ、その名前覚えて置くよ。]
〔よし! 早速始めるぞ。さっさと準備するがいい。そのままでは、勝負にならないからな。〕
「へぇ~、意外に良い所あるんだな。」
一誠は目を閉じて、思想心理の世界に潜った。
(ドライグ!準備はいいな!?)
『本当にやるのか、今ならまだ!』
(どこに逃げ場があるって言うんだ!)
『あああぁ~チッ!わかったよ、お前の好きにしろ!』
(ありがとうドライグ、お前が相棒で良かったよ。)
そして、ドライグ礼を言い終えると一誠の体に、オーラが纏い呪文が詠唱され始めた。
ジャガーノート・ドライブ
そこには3体のドラゴンいた。1体は赤い小象のようなサイズだった。対する2体のドラゴンは、空に浮かび赤いドラゴンを見下ろすようで、まるで地を這うトカゲが怪獣に挑むような光景だった。そして、赤い方が飛び出し2体の方も襲い掛かった。
[ハハハハハー!逃げずに向かって来る勇気は認めるが、本当に勝ち目あるとでも思っているのか?]
「勝とうなんて、端から思っていないさ!ただな最後くらいは『
〔プライドというものか?〕
「せめて、自分を慕ってくれる人の前では、無様な生き恥を晒すわけにはいかないんだよ!」
ジャガーノート・ドライブをしようして邪龍達と戦っている一誠は、アジ・ダハーカの魔法の攻撃を何とかかわし、クロウ・クルワッハの特大ブレスを間一髪でかわしたが右腕を失ってしまい、その痛み半端ではないが痛みを堪え、次の攻撃に備えようとするが突然目の前の視界が悪くなり口から血を吐いた。それを見ていたアジ・ダーハカは。
「ゴホッ…ゲッホッ………ゴホッゴホッ……うううぅ……。」
[どうしたんだ? 随分、苦しそうじゃねーか?]
「……、ど…どうやら、はぁはぁ……、死期が迫って来ていやがるようだな……。」
〔ホ~♪ お前命を削って戦ってたのか?〕
「はぁはぁ………、『ジャガーノート・ドライブ』は強力な力を引き出すことと引き換えにして、使用者の寿命を削っていく捨て身の技なんだよ。」
最早、立っているのでやっとな位ヘロヘロになっていた。
[お前!死ぬ気か?]
「どうせ…逃がす気は無いんだろ。それに俺はもう助からない。」
〔覚悟はあるんだな!〕
「当の昔に出来ているよ。さあ―――!! 俺の命が尽きる前にやるうぜ―――!!」
[ハハハハハ、上等だよぉ! とことんやろうか!!!]
〔こんな楽しい戦いは久しぶりだな!!!〕
そして、3体のドラゴン達は爆音と爆発の中で暴れ回った。
キャラ設定は、ちょっとお待ちください。