一誠は地獄でリューマに剣術を習い、鬼灯には組手を教わりながらとずいぶん時間も経ち、稽古中は二人を師匠と呼んでいた。 そんなある日。
〈一誠sibe〉
「ヨホホホホッ♪では、修行を始めたいと思いますが今日は、剣意以外にも別の修行も行いますよ。」
「別の修行?」
「ええ、『覇気』という力の事です!」
リューマが修行をつけてくれるのは良いが、突然の一言に意味が分からなかった?
「師匠!その覇気って何?」
「いいですか! 覇気とは生ける者全てに潜在していのですよ! 『気配』『気合』『威圧』これらは人間も感覚と変わりない。 しかし、残念な事にその力に気づかずに引き出す事も出来ずに、一生を終えてしまうのですよ。」
「はあ~?まあ、すごい力なのは分かりましたが、実際に見せてくださいよ。 直接、目で確認しないと信じられませんよ?」
「ヨッホホホホ♪せっかちな御人だ。心配しなくとも、もうすぐ来ますよ。」
「グオオオオー」
リューマが喋り終わると不気味な声がし上を土産て見ると、とんでもない大きさの大鬼が金棒を肩に乗せてやってきた。
「し…師匠、後!後!」
「分かっています! 鬼は金棒で私の頭を右から狙っていますね。」
「え? 見もしないで何で?」
「覇気は大きく分けて3つ有ります。」
ドカァーン
その瞬間、大鬼は片手で金棒を振り下ろしたが、リューマは大鬼の方は見ないで紙一重で交わした。
「相手の気配をより強く感じる力。 これが
「ス…スッゲェー!!!」
「これを極めた者は視界に入らない相手の位置、次に相手が何をして来るかが読み取れる。」
リューマが解説する中、後で蚊帳の外の大鬼は業を煮やしたかマジギレで両手で金棒を振り上げた。
「次に
そう言って、リューマは拳を握り締めて大鬼の方へ、右ストレートで金棒を砕き割り大鬼は後へ倒れ込んだ。
バッキーン!!
「ブオオオオオォー」
「より固い鎧は当然、攻撃力にも転ずる上にこの力は武器に纏わせる事も出来ますよ。」
「てっー事は木の棒切れが鉄の棒にって事か?」
俺の質問に大分理解出来てきた事で、リューマは少し表情が微笑んだようだ。
「さて、大まかに説明しましたが『見聞触』と『武装触』この2つが覇気です。 ですが、極一部の者には、こんな覇気を扱える者がいます。」
「え!まだあるの?」
そして、後で倒れ込んでいた大鬼は完全にブチキレてしまい、大きな口を開けて俺達を食ってやろうと襲い掛かって来たが。
ドックンー!!
ドッスウー⋯!!!
リューマが大鬼を睨んだ瞬間、気を失ったかのように前の目に倒れ込んだ。
「ヨッホホホホ♪これが相手を威圧する
「・・・・・」
壮絶な光景を目の当たりにした俺は、今までの自分が以下にちっぽけな物だという事を思い知らされた。
「如何だったでしょうか? 言って置きますが私は優しくはありませんよ。 ヨッホホホホホッー♪」
「こんなすげぇーもん見せられて、やめる馬鹿がどこに居るよ!上等だよ!やってやろじゃねぇーか!!」
そう叫ぶとリューマは、口を吊り上げ嬉しそうだった。
〈一誠sibeont〉
次は、いよいよキャラ設定です。