私の幻想はホントにあった   作:COLK

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10.初めて見るゼドルの可愛さ

〝バン〟

 

 

 

 

 

「クソッ!!仕方ない!!皆、戦うぞ!!」

 

「了解!!」

 

 

 

 

 

ギーゼフ以外のメンバー達は、ガムを噛んだ。

 

 

 

 

 

「えっ!!こんな状況でガム!?」

 

「あ~、そうしないと、戦えないんだよ」

 

「えっ!?どういう事!?」

 

「詳しい話は後だ!!」

 

 

 

 

 

皆、ガムを膨らまし、そして、弾け、消えた。

 

 

 

 

 

「あっ!!コレ、あの時も同じだった!!」

 

 

 

 

 

その時、ミリカは、ゼドルと出会った時の事を思い出していた。

 

 

 

 

 

「おい!!大人しくしてるヒマなんかねぇぞ!!俺達は、のんびり待ってやるほど気が長くねぇんだ!!」

 

 

 

 

 

〝バンバン〟

 

 

 

 

 

「ンなこたぁ、言われなくても分かってるよ!!」

 

ゼドルは、銃弾を止め、ひっくり返らせて飛ばした。

 

 

 

 

 

〝バババババン〟

 

 

 

 

 

〝グシュアッ〟

 

 

 

 

 

銃弾は、男達の手や腹などに当たり、男達はケガをした。

 

 

 

 

 

「うわ~~~っ!!!」

 

 

 

 

 

ミリカは、

 

(コレは、あの時と同じ魔法だ!!)と思った。

 

 

 

 

 

「仕方ない。今は、手加減してる余裕なんてない。お前ら、あとは

 

何とかしといてくれ!!俺は、ミリカを連れて逃げる!!」

 

「了解!!」

 

 

ゼドルは、ミリカの手を引っ張って走った。

 

大変な状況だったが、ミリカは、ゼドルにまた手を握られ、守られながら、ドキドキしていた。

 

敵は、思ったより大勢いて、走った先にも何人も待ち構えていた。

 

 

 

 

 

「クソ~!!コイツら、一体何なんだよ~!!」

 

 

 

 

 

ゼドルは、一旦ミリカから手を離し、迫り来る敵を剣でひたすら斬りまくった。

 

 

 

 

 

〝ザンッ〟〝シュッ〟〝ズシャッ〟

 

 

 

 

 

(わ~!やっぱり、カッコ良い~!!)と思った。再びゼドルに引っ張られて走り、少し前、ゼドルと一緒に行った図書館に入った。

 

 

 

 

 

〝バタン〟

 

 

 

「ハァハァ・・・・・・ここまでは、さすがに追って来ないだろ」

 

「え?何で?」

 

「この図書館には、色々と大切に管理されてる、とても貴重な本が多いからね。中も外も、警備が厳重なんだよ」

 

「あ!確かに、そう言われてみれば、この前もさっきも、ここでいっぱい警備員さんを見た!!」

 

「だろ?だから、ここなら大丈夫さ」

 

「そっか!!」

 

 

 

 

 

「でもさ、ゼドルの仲間の人達、大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよ!!俺の仲間達は、皆、強い!!超優秀な仲間達さ!!あんなヤツらにやられはしない!!」

 

「そっか!!あの人達も、カッコ良かったな~!!」

 

「ん?」

 

 

 

 

 

ミリカは顔を赤くした。

 

 

 

 

 

「あ!あ~!!実は、前から、ゼドルが戦ってるところを見ると、

 

とっても勇気があるし、カッコ良いな!!って思ってたの・・・・・・でも、さっき、ゼドルの仲間のあの人達が戦ってるところを見て、

 

あの人達も、凄くカッコ良いって思った!!」

 

 

 

 

 

すると、ゼドルも顔を赤くした。

 

 

 

 

 

「え!?ホントに!?ありがとう・・・・・・」

 

 

 

 

 

ミリカは、その時、そんなゼドルを見て、普段はカッコ良いゼドルも、テレると可愛い一面があるんだと思った。

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