「え~~~!?本当に!?皆、強いのに!?」
「うん。昔、ある有名な、とても優秀な医者の護衛を頼まれて、失敗して、死なせてしまった事があったんだ。その時、たくさんの人に怒られて、〝何で守れなかったんだ?〟って責められたし、そのせいで、治せる医者が少ない病気やケガを抱えた人達も、たくさん死んだり、後遺症が残ってしまったんだ。それで、信頼を失っちゃってね」
「そうなんだ。大変だったんだね」
「うん。でも、もし、今、たくさんのヤツらに狙われてるミリカを守り通す事が出来たら、きっと、また、信頼を取り戻せるだろう」
「そうだね!!出来たら良いね!!」
「うん!!」
「じゃあ、最後まで私を守りきって!!!ゼドル、本当にありがとうね!!!」
「ううん。これが俺の仕事だから、当然の事さ!!!」
「ゼドルって、ホントに優しいね!!!」
「いやいや!!!ミリカの方がよっぽど良い娘だよ!!!」
「ありがとう!!!」
「でもさ、ゼドルもゼドルの仲間のあの人達も、皆、凄く強いのに、守れなかった人がいたんだね」
「うん。まぁ、色々あったんだよ」
「そっか」
数日後・・・・・・
ミリカがギーゼフの靴を見て
「アレ?その靴、鉄の板が貼られてる!!」と言った。
「うん。そうだよ。コレは、戦うために必要なんだ」とギーゼフが答える。
「でも、その靴を何に使うの?」と言う。
「まぁ、見てりゃ分かるさ」
すると、また、ミリカを狙うヤツらが襲いかかってきた。今度は、前よりも、人数がもっと多く、店の周りも、たくさんの敵が囲んでいて、今回は、逃げられそうにない。
「来たか!良し!皆、分かってるな?!」と、ゼドルが言う。
「あぁ」
また、ギーゼフ以外のメンバーがガムを噛む。
「さぁ、今度こそ、大人しくその娘を渡してもらうぞ」
「ヘッ!させるかよ!!」
敵は、また、銃を撃ってきた。
〝ババババババババン〟
「ヘッ!同じ手を使ったってムダだぜ!!」
ゼドルは、また、〝handlingハンドリング〟で銃弾をひっくり返し、敵に向けて飛ばした。
「うわあぁぁぁぁぁ!!!」
敵は、雷の魔法〝thunder voltサンダーボルト〟を使った。
〝バチバチ〟
ゼドルは、同じ魔法で相殺した。
〝シャ~ッ〟
「く~っ!!!」
そうやって、激しく火花を散らして戦った。
銃を持っている敵は、ヤケクソになって銃を撃った。しかし、
撃ち過ぎて、もう弾が残り少なかった。
そこで、ギーゼフが「俺がいく」と言った。
ギーゼフは、ジャンプした。