私の幻想はホントにあった   作:COLK

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8.ミリカは凄い娘!?

「あ~、そうだ、まだこの世界の事を良く知らないなら、俺が色んなところへ連れていってあげるよ!!」

 

「ホント!?やった~!!わ~い!!ワクワクするな~!!」

 

「それと、今日から、元の世界に帰るまでの間、この店の俺の部屋で一緒に生活しなよ!!」

 

「え!?良いの!?ありがとう!!!」

 

 

 

 

 

ミリカは、その日の翌日からゼドルと共に色んなところへ行く事になった。

 

ワクワクしているゼドルは、風のように走る。

 

 

 

 

 

「お~い!ミリカ~!こっちこっち~!!」

 

「待ってよ~!!」

 

「ここだ」

 

「わ~!すご~い!!」

 

 

 

 

 

そこは、たくさんの動物達がいる草原だった。

 

 

 

 

 

「キレイ~!!それに、たくさんの動物達がいる!!」

 

「だろ?!」

 

 

 

 

 

「うん!!ア、アレ?」

 

「ん?どうした?」

 

 

 

〝チュンチュン〟

 

 

 

 

 

「何か、スズメ達が話してる」

 

「え!?ホントか!?」

 

 

 

 

 

耳を澄ませて聞いてみた。

 

 

 

 

 

「ねぇ、ここにまた人間が来たよ。何でここは、こんなに人が来るのかな?」

 

「さぁ?どうでも良いよ。知ったところで何にもならないし」

 

 

 

 

 

「ホントだ!ホントに喋ってる!! 」

 

「本当か!?なんて言ってるんだ!?」

 

「何か、〝また人間が来たよ。ここは、何でこんなに人間が来るのかな?〟〝さぁ?どうでも良いよ〟だって」

 

 

 

 

 

この時、ミリカは、動物の言葉が解る事に、自分でも驚いていた。

 

 

 

 

 

「そっか~!!」

 

「でも、ゼドル、ここって人が良く来るの?」

 

「うん。キレイだし、可愛い動物がいっぱいいて、キレイな花や

 

植物もいっぱいあるからね。写真家とか、動物好きとか、植物好きとか、色んな人が来るんだ」

 

「そっか~!!確かに、キレイだし、可愛い動物、いっぱいいるし、空気もとっても美味しいしね!!」

 

「うん!!でも、それより、動物の言葉が解る人なんて、本当にいたんだ!!」

 

「え?この世界には、当たり前のように魔法があるのに、他に、

 

〝動物の言葉が解る〟って能力を持った人、他にはいないの?」

 

「うん。何か、本には書いてあったんだけど、本当かどうかまでは

 

解らなかったんだ。まぁ、言い伝えだね」

 

「へ~!!じゃあ、私って、特別なんだ!!」

 

「うん!!でも、君、動物の言葉を聞いたのは、初めて?」

 

「うん!!でも、何か、何となく、昔から、動物の様子を見ると、

 

その時その時の細かい仕草や様子で、〝どんな気持ちなのか〟とか〝何を考えているのか〟とかは、何となく解るような気はしてたんだけど、それって、普通とはちょっと違うのかな?」

 

「う~ん・・・良く解らないけど、とにかく、君は凄い人だ!!」

 

「そうかな!?ありがとう!!」

 

「うん!!」

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