文「さあ、みんな集まって〜!水曜日の文々。が始まるよ〜!」
霊夢「…え?」
紫「ぴ〜ひゃらぴ〜ひゃら!」
幽々子「パッパパラパ!」
紫「ぴ〜ひゃらぴ〜ひゃら!」
幽々子「踊るポンポコ
霊夢「いや待て待て待ていっ!!!」
鈴仙「はっははっは!(笑)」
アリス「ふっふふふ(笑)」
文「え?どうしたんですか霊夢さん。今オープニングの途中だったのに」
紫「霊夢。この番組は常に新しい事に挑戦してるの。横槍を入れるのは良くないわ」
霊夢「人様の曲をオープニングと言い張るなんてなんて卑しいのかしら」
アリス「…言ってることは正しいのに…なんか気に食わないわね」
文「ん?人様の曲とは何のことでしょうか?私にはさっぱり分かりませんね〜」
霊夢「はいはいそうですね、もうなんでもいいから進めて」
文「えぇ〜冷たいじゃないですか霊夢さん〜」
紫「そうよ霊夢〜ようやく私が解放されたんだからもっとテンション上げていこうぜ〜!」
幽々子「そうよそうよ〜。今回の放送は紫の地獄体験二ヶ月コース帰還記念なんだから盛り上げていきましょう!」
霊夢「…」
紫「霊夢〜」スリスリ
霊夢「ああああ!うっおとしいわこのババアっ!!!」ドスドスッ!
紫「あふん」
霊夢「変な声出すなっ!!」
アリス「あっははははは!(笑)」
鈴仙「ついていけません(笑)」
文「まさに地獄絵図(笑)」
幽々子「じゃあ私も〜」スリスリ
霊夢「ぎゃあああ!!!誰か助けて!!!」
アリス「なんでよ(笑)」
霊夢「ちょっと!!見てないで助けてよ!!この変態共をなんとかして!!!」
文「あいあい分かりましたよ霊夢さん。ほら御二人方、離れて下さい。番組進めますよ」
紫「はいは〜い」
幽々子「りょうか〜い」
霊夢「ったく、この二人出禁にしてやろうかしら…」
文「さて、まあ記念という訳ではないのですが、無事に紫さんが説教二ヶ月を耐えきりようやく解放されました!」
紫「は〜い、みんなありがとう!うんうん、拍手がここまで聞こえてくるわ」
霊夢「誰も拍手してないわよ」
紫「放送している時は、テレビの前でみんな拍手してるに違いないわ」
霊夢「ないない」
文「さて、紫さん。二ヶ月…どうでした?」
鈴仙「我々では想像つかない話ですからね」
紫「そうねえ…あんまり思い出したくないけど、とにかく長かったわね…」
文「ですよねぇ…あれは本当に地獄でしたよ…」
幽々子「…私もアレは思い出したくないわ…」
霊夢「盛り上げるって言った矢先にこれかい」
アリス「でも意外と元気なのね。もっとげっそりしてるのかと思ってたわ」
紫「まあ、これでも一週間経っているからね。それだけあれば流石に本調子に戻るわよ」
幽々子「でも私の所で会った時は本当にびっくりしたわ」
文「説教終了後ですか?」
幽々子「そうよ」
霊夢「なんだ白玉楼に行ってのね」
紫「う、うん…まあ…色々あったのよ」
幽々子「そりゃそうよ。あの時のゆかりの顔ナウ○カのお婆ちゃんみたいだったもの(笑)」
紫「言わないでよ!!」
文「あっはははははは!(笑)」
アリス(爆笑)
鈴仙「はっははっははは!(笑)」
霊夢「え、マジのババアじゃん(笑)」
紫「霊夢!?」
アリス「はっははは!(笑)も、もうやめてよ(笑)」
文「ひっひひっひ(笑)はっはははは!(笑)ま、まともに呼吸ができません(笑)」
紫「はあ…それは言わない約束じゃないのよ…」
幽々子「だって〜言いたかったもん〜」
紫「…まあなんとなくわかってたけどね。取り敢えず文は○すとして」
文「なんでですか!?」
紫「気に入らないから」
アリス「文だけ(笑)」
鈴仙「理不尽(笑)」
霊夢「でも仕方ないか」
文「まあ私の安全は霊夢さんが守ってくれるとしてですね」
霊夢「は?」
文「それで、閻魔様の説教はどのような影響を?」
紫「まあ、結局何が言いたいのかはわかってた訳だし、私自身の問題は解決したわ」
霊夢「反省した?」
紫「時間だけは腐る程あったからね。反省したわ」
アリス「時間は偉大ね」
紫「…ただ私が思ったのは藍って結構不満抱えていたんだって思い知ったわ」
鈴仙「従者は大変ですからね」
アリス「藍の場合は特にだけど」
霊夢「違いない」
紫「…でも、まさかあの子にも不満を抱えていたのが予想外すぎて流石の私もびっくり仰天よ」
文「…一体誰に対してなんですか?」
霊夢「紫がそこまで言うなんて、気になるわね」
紫「えぇ…じゃあ言うけど、絶対ピー入れてよ」
文「分かりました」
紫「あのね、○○○○なの」
霊夢「…ん?」
文「はい?」
アリス「え?」
紫「ね?予想外だったでしょ?」
文「…予想外と言いますか…」
霊夢「○○○と藍っていう組み合わせがあんまり思いつかなかったわ」
アリス「そうそう。一緒にいるところなんて見た事ないし」
文「ちょっと初めて聞く組み合わせですね」
鈴仙「う〜ん…あの子、悪い者には見えない…というか悪い者ではない気がするんですが…」
紫「う〜ん、あんまり言うとヒントになっちゃうから避けるけど○○○○○自体は悪い訳じゃないそうなの」
霊夢「…成る程、そう言うことか」
紫「霊夢わかった?」
霊夢「うん、わかったわ。この名前は絶対伏せた方がいいわね。文」
文「はい」
霊夢「○○○の名前は絶対に伏せましょう。と言っても下手すれば本人に分かりかねないから極力このシーンカットしておいた方が良いんだけどね」
文「その方が賢明ですね。私も自分の命が可愛いので」
アリス(よく言うわね)
文「さて、藍さんの話題はこれでおしまいにして本日のプレゼンターを紹介させていただきます!」
紫「いよっ!!待ってました!!」
幽々子「いえ〜い!!!」
文「おっ御二人方テンション高いですね!」
紫「そりゃそうよ!前回はアレだったから楽しめなかったけど、今回の面子はいたって普通!プレゼンターも普通のやつに違いない!」
幽々子「罰ゲームを与えるようなプレゼンターはもう出てこない!これでようやくゲストとして楽しめるわ〜!」
文「…まあ…そうですね…」
紫「…え?なんでそこ自信無いの?」
文「さて!!本日のプレゼンター はこの方です!!」
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
紫「え?なんでスルーし…」
霊夢「んん!?」
鈴仙「…oh」
純狐「こんちゃ!よろしくっ!」
霊夢「あっははははっは!(笑)」
幽々子「ふっふふふ(笑)」
紫「」
文「はい!本日のプレゼンターは”純孤”さんです!」
純狐「嫦娥よ。見てるか!?」
幽々子(笑)
鈴仙(頭を抱える)
紫(霊夢に頰をつねるよう頼む)
霊夢(だが断る)
文「いや〜よくぞこの番組にいらしてくれましたね!」
純狐「うん!私もすっごく楽しみにしてたの!皆今日はよろしくね!」
紫「ごめん、もう帰っても良い?」
幽々子「え?」
霊夢「え?(笑)」
アリス「いやいや(笑)」
文「なんですか!?」
紫「なんでってこっちのセリフよ!なんで私の時はマトモなプレゼンターじゃないのよ!」
幽々子「え〜?純孤は良い人(?)よ紫」
紫「…なんでそう言えるのよ?」
幽々子「ふっふっふ…だってこの前来た時にお菓子持ってきてくれたもの!」
紫「単純すぎない!?」
鈴仙「っはははははははは!(笑)」
霊夢「幽々子らしい(笑)」
幽々子「でも、それを差し引いても悪人とは思えないわよ」
文「え?純孤さん紫さんになんかしたんですか?」
純狐「まさか異変の事まだ根に持ってる?」
紫「いや、それはないわ。昔のことを引きずるような女々しい真似はしないわ」
文「じゃあ良いじゃないですか」
紫「えっと…」
純狐「なんでなのうどんちゃん?」
鈴仙「私に聞くんですか!?」
紫「…まあ良いわ。少なくともこの時は安全だし…」
純狐「いやね〜何もしないって〜」
紫「…」
純狐「信じてよ〜」
♦︎
文「さて純孤さん!貴女が持ってきた説は一体なんでしょうか?」
純狐「は〜い!今から発表しま〜す!」
紫「てか今までこの番組見てたの?」
純狐「いや、つい最近知ったばかりよ。この前たまたま永遠亭に行った時に見てね、すごい面白かったの!」
文「気に入っていただいて何よりです」
純狐「しかも司会者があの新聞の記者だって知った時はもっと驚いたわ。新聞より全然面白いの作れるじゃんって」
文「あやや、これは褒め言葉として受け取りましょう!」
霊夢「何が面白かったの?」
純狐「私は魔理沙の13枚が面白かったわ〜」
アリス「あ〜懐かしいわね」
鈴仙「うんうん、あれは確かに面白かった」
純狐「え!うどんちゃんと一緒!」
鈴仙「え!?あ、いやその」
紫「ああもう百合カップルはいいから先進みましょう!」
幽々子(笑)
霊夢「この番組すぐに話が脱線するからね」
アリス「そうよね(笑)」
文「はいはい分かりました。では純孤さんそろそろ説の方をお願いします」
純狐「はい!えっと、みんなは私の事あんまり知らないと思うけど、て言うか初対面の人いるよね」
アリス「えっと…はい」
純狐「お名前は?」
アリス「アリスです」
純狐「アリスさん!いい名前ね!まあ、そんなアリスさんでも私の友人は知ってるわよね?」
アリス「えっと、ヘカーティア・ラピスラズリ…だった気が…」
純狐「そう、ヘカちゃん。私の大親友」
霊夢「言わずと知れた地獄の女神ね」
純狐「まあ余計な前振りは置いておいて…今回私が持ってきた説はこれよっ!!」
『ヘカーティア・ラピスラズリのTシャツ人里で売っても一枚も売れない説』
霊夢「あっはははは!(笑)」
文「成る程っ」
アリス「あーあのウェルカムヘルのやつね」
純狐「元々幻想郷ってTシャツ着る習慣ってないじゃない」
鈴仙「ほとんど着物ですもんね」
紫「しかもあれ肩出しだからねぇ」
文「女性限定になりそうですし」
幽々子「え?殿方は着たら不味いの?」
文「まあ、相当なルックスで無い限りは似合わないんじゃないですかね」
霊夢「まあでもなんといってもそのダサさよね」
紫「Welcome Hellはね〜」
文「でも、純孤さんは買うんじゃないですか?やはり親友ですからね」
純狐「いやいやあんなだっさいやつ買うわけないじゃん(笑)」
霊夢「っはははっはは!(笑)」
アリス「はっははははは!(笑)」
紫「あっはははは!(笑)」
幽々子「ふっっふふふ(笑)」
文「あっはは!(笑)それでは本日もいってみましょう!VTRスタート!!」
『ヘカーティア・ラピスラズリのTシャツ人里で売っても一枚も売れない説』
地獄の女神”へカーティア・ラピスラズリ”
初登場時から話題になった、その特徴的なTシャツは通称”変T” ”ヘカT” と巷で呼ばれているもの(以降、”ヘカT”)
それ故に地獄の女神と言うよりは変なTシャツヤローの方が有名になってしまった
霊夢「それは早苗のせいだけどね」
当然、そんなTシャツが人里で売られてるわけがなく、実際に売った所で売れる筈もないと言うのが今回の説である
そして、今回の説に協力してくれるのは勿論
へカーティア「幻想郷の皆さん!ども〜!」
ヘカTの生みの親”へカーティア・ラピスラズリ”
今日もしっかりとWelcome Hell と書かれている
文「ノリ軽いですね〜」
はたて「あの…率直にお聞きしますが、貴女はこの説をどう思いますか?」
へカーティア「私はいいと思ってるんだけどね〜。売れるかどうかは分かんないけど、みんながこれを着てくれたら私は嬉しいわ!」
はたて「どうしてそのフレーズを好んでいるのですか?」
へカーティア「いやね、確かに地獄は怖いところだけどさみんなが思っているほど怖くないし辛くないの」
はたて「…はぁ」
紫「辛いから地獄なんでしょうが」
霊夢「あっははっは(笑)」
へカーティア「そりゃ完全実力主義の世界だから弱いと弾かれるけど、頑張れば頑張るほど評価される世界、どう?魅力的でしょ?」
はたて「まあ…そこはちょっと羨ましいですが…」
へカーティア「でしょ!だから私はWelcome Hellを広めたいの!!みんな地獄へ大歓迎よ!」
はたて「好きなんですね。その言葉」
へカーティア「うん!最近は下着もWelcome Hellにしてるの!」
はたて「ぶっふっ!」
霊夢「えぇ!?」
アリス「あっはははっは!(笑)」
幽々子「ふっっふふふ(笑)」
純狐「うっそでしょ(笑)」
はたて「し、下着ですか?」
へカーティア「正確に言うとパンティーね!」
別のナニかをWelcomeしてしまいそうな下着はさて置き
アリス「言い方(笑)」
霊夢「はっははははは!(笑)」
紫「あっははっははっ!(笑)」
文(爆笑)
ここで説検証の方法を説明する
検証期間は9:00〜19:00
人里の一角に屋台を設置し、その場所で実際にヘカTを売る
尚、売る際は
・値段を下げない
・特典をつけない
・売る場所を変えない&分割しない
・強要しない
・本名を明かさない
・人は雇わない
と言うことを守ればどんな方法を使ってもいいものとする
紫「結構多いわね」
幽々子「なんで本名が関係あるの?」
純狐「地獄の女神って分かったら買っちゃう人がいるんじゃない?」
霊夢「強要してるようなものよね」
と言うことで、今回の説検証において、へカーティアは売れない服屋の店主”ヘカちゃん”として過ごしてもらう
ヘカちゃん「どう?変装は完璧?」
はたて「はい!とっても素敵だと思います」
ヘカちゃん「メガネも中々心地いいわね!」
純狐「え?あの地球みたいなの外していいの?」
文「本人曰く、大丈夫らしいです」
紫「…本当かしら?」
だが、せっかくなので今回、比較のために番組が三つの服を用意してそちらの方も同時に売ってもらう
霊夢「いやいやなんでよ(笑)」
まず一つ目は
・名言シャツ
鈴仙「あー」
アリス「ダサいシャツといえばこれね」
今回我々が用意した名言は
・ホタテじゃない!はたて!
・今宵の弾は、お嬢ちゃんのトラウマになるよ
・やってやんよ!
霊夢「いや、どういうチョイスよ!」
アリス「あっははははは!(笑)」
鈴仙「あっはははっは!(笑)」
次に用意したのは
・藍の服(未使用)
紫「なんで?」
一見普通の服に見えるが…
お尻の方に尻尾を通す穴が空いている為、そこもちゃんと説明しなければならない
霊夢「それよりも未使用って(笑)」
アリス「そりゃそうでしょ(笑)」
そして三つ目は
・チルノお手製の服
鈴仙「え?大丈夫なの?」
一見普通の服に見えるが
文「見えませんよ(笑)」
アリス「向日葵?の刺繍もあるわね…一応」
裏返しにすると、縫った糸が何重にも重なり実際に着るとかなりちくちくしてしまう
霊夢「いや、チルノにしてはいいかもしれないけども…」
アリス「あっははははは!(笑)」
紫「はっははははは!(笑)」
ちなみに売る際は、念の為チルノが作った事は伏せる事に
今回の設定額は全て2000円とする
果たしてTシャツそのものが浸透していない且つそのデザインがダサいと言う、最悪のコンディションで果たして売れるのか…!
霊夢「失礼のオンパレードね」
紫「ふっふふふ(笑)」
文「なんならヘカTが一番まともじゃないですか(笑)」
尚、今回の販売は八雲紫の許可を得ています。人里での勝手な販売は禁止されていますのでくれぐれもお気をつけてください
霊夢「じゃあ紫はこの説を知ってたの?」
紫「まあね」
9:00 検証開始
まだこの時間は人通りが少なく、
ヘカちゃん「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
そんな中。一人頑張るヘカちゃんだが…
主婦A「何あれ?」
主婦B「ダっサいわね〜」
主婦C「今の子はああいうのが好きなのかしら?」
ヘカTに対し、心無い言葉を投げかけ
主婦B「やってやんよ!って何これ?」
主婦A「流行り言葉なのかしら?」
どうやら名言Tシャツに対してだったようだ
霊夢「でしょうね」
アリス「至極真っ当な評価ね」
文「そもそも名言じゃありませんからね」
鈴仙「はっははは!(笑)」
11:00 開始から二時間
ヘカちゃん「安いよー!あっそこのお嬢さん!見るだけでいいから!」
徐々に人が増えてきており、ヘカちゃんのテンションも上がっていく
霊夢「未だにヘカちゃんが慣れないわね」
純狐「そう?」
とここで最初の購入者が
霊夢「おっ」
幽々子「誰なのかしら?」
妖夢「すいませ〜ん」
ヘカちゃん「はいはい!なんでしょうか!」
最初に現れたのは”魂魄妖夢”
幽々子「妖夢ちゃん!?」
紫「まさかの身内(笑)」
妖夢「二千円と聞いて、購入しようと思いましてですね」
ヘカちゃん「うんうん!なんでもいいわ!買ってくれるんでしょ!」
幽々子「いつの間にあれを買ってたのね」
ヘカちゃん「はい!どうぞ!」
妖夢「…いえ。そちらのではなく、その、やってやんよって書いてある方をお願いします」
ヘカちゃん「えっ!?これっ?」
妖夢「はい、それです」
なんと、妖夢が希望したのはまさかの名言Tシャツ
霊夢「あっははははは!(笑)」
鈴仙「えぇえ!?」
紫「嘘でしょ(笑)」
純孤「なんで?」
ヘカちゃん「…なんでこっちじゃないの?」
妖夢「…すみません、ちょっと言いづらいんですがこの服は少し派手なのであんまり好きじゃないんですよね」
ヘカちゃん「えぇ…買ってくれないの?」
妖夢「…そうですね…」
妖夢の服のセンスが最悪だと言う事がわかったが、取り敢えず一種類目はクリア
鈴仙「マジかー」
幽々子「…嘘でしょ妖夢ちゃん…」
霊夢「あれ街中で着てたら面白いわよね(笑)」
文「流石にそれはないと思いますよ(笑)」
13:00 開始から四時間
先ほどよりもだいぶ混雑しており、屋台に目を留める者も徐々に増えて来た
ヘカちゃん「どうですかお嬢さん!」
女性A「…うーん、肩だしですか…」
ヘカちゃん「サイズは全部揃えていますよ!」
女性B「…すいません、またの機会でいいですか?」
興味を持ってくれる客は増えていくものの、購入には至らず
ちなみに、本日限定といった言葉は使用禁止としている
文「限定という言葉を使ったら人里の人間は買いますからね」
鈴仙「そうですよね」
とここで遂に
藍「おい、少しいいか?」
ヘカちゃん「はい!なんでしょうか!」
紫「あら、藍じゃない」
鈴仙「あ…藍さんってことはもしかして…」
ヘカちゃん「もしかしてヘカTをご要望かしら?」
藍「いや、私が欲しいのはその穴の空いた服だ」
まあ、藍が来た時点で予想通りだったが、こちらもヘカTより前に売れてしまった
藍「二千円とは破格の値段だからな。Lサイズを三着くれ」
ヘカちゃん「…はい、わかりました…」
かなり露骨に残念がるヘカちゃん
霊夢「本人が買うっていうね」
流石に売れないであろうと予想していただけに、番組的にはかなり申し訳ない展開となってしまった
純狐「いやー何が起こるか分からないわね」
藍「ん?お前の言ったそのヘカTって…ちょっと見てもいいか?」
ヘカちゃん「…!はい!今すぐ!」
遂に、購入第一号となるか…!
紫「おっと」
幽々子「買うんじゃないかしら」
アリス「似合いそうよね」
ヘカちゃん「どうぞ!」
藍「…」
ヘカちゃん「」ドキドキ
だがここで、思わぬ事態が…!
紫「え?なに?」
文「何が起きたのでしょうか…?」
藍「お前、これは本人に許可をもらって販売してるのか?」
ヘカちゃん「…へ?」
鈴仙「あっそっか」
アリス「知らないもんね」
ヘカちゃん「きょ、許可は取ってます!はい!!」
藍「嘘をつくな!あの地獄の女神がお前のような普通の人間に許可する筈がない!」
ヘカちゃん「嘘じゃないです!本当なんです!」
藍「貴様…この私を騙すつもりか!私を誰だと思ってる!この幻想郷に住んでいて知らぬ筈が無いだろう!」
ヘカちゃん「勘弁してください!本当に許可を出したんです!」ガクガク
藍「ほう、では許可証を見せろ。取っているなら見せてる筈だ」
ヘカちゃん「ど、どうぞ…」
アリス「ヘカちゃん演技うまいわね」
純狐「まるで本当にビビってるみたいね」
霊夢「寧ろ藍が騙されてるっていう」
紫「…」
藍「ふーん…本当に許可されてるとは…」
ヘカちゃん「わ、わかってもらえたでしょうか?」
藍「…こんなのを許可するとは…」
ヘカちゃん「…」
藍「紫さまも遂に頭がおかしくなったのか?」
ヘカちゃん「ぶっふ」
霊夢「はっははははははは!(笑)」
幽々子「ちょっと藍ちゃん(笑)」
アリス「あっはははは!(笑)」
鈴仙「っははははははは!(笑)」
紫「…」
まさか、へカーティア本人がこうしてTシャツ販売をしているだなんて思いもしないだろう
結局、事は平穏に終わり、ヘカちゃんも通常営業に戻った
ヘカちゃん「…」
ヘカちゃん「ふっふふふふ(笑)」
16:00 開始から七時間
鈴仙「そりゃ笑っちゃうよ(笑)」
寺子屋の授業が終わったのか、子供の姿がちょくちょくと出てき始めた
残り時間三時間、ヘカちゃんも必死に声をかけるも
ヘカちゃん「…はぁ…」
休憩なしで販売しているため、疲れが顔に出てくる
純狐「負けるな!ヘカちゃん!」
最早、売れる事は無いだろうと番組スタッフが思い始めた
その時…!
女の子「ねえ!お姉さん!」
ヘカちゃん「はい!どうしたの!」
霊夢「子供だ」
アリス「子供ね」
女の子「その英語のTシャツちょうだい!」
ヘカちゃん「え!本当!」
女の子「うん!お金はあるよ!」
霊夢「おおっ!」
鈴仙「遂に!」
幽々子「ええぇ!すごいじゃない!」
開始から七時間二十三分。遂にヘカT購入者第一号が誕生した!
ヘカちゃん「やったー!!ありがとう!ありがとう!!」ギュー
女の子「え?う、うん、どういたしまして!」
純狐「見てるか。嬢娥よ!?ふはははははは!!」
霊夢「いやー長かったわね〜」
幽々子「良かったわね〜!」
鈴仙「休憩なしは辛いですよ」
ヘカちゃん「ねえねえ!一緒に写真撮ろうよ!」
女の子「いいよ!お母さんいいでしょ!」
母「はいはい、いいわよ」
ヘカちゃん「」ピース
女の子「」ピース
あまりの嬉しさについカメラで一枚撮ってしまったヘカちゃん
霊夢「いい笑顔ね」
文「これは貴重な一枚ですよ!」
純狐「いい経験じゃない」
文「ああ、新聞作ってる時に欲しかったなぁ…」
こうして説は立証されなかったが、これはこれでいい結果となった
霊夢「あっ説はそっちの方だったっけ」
純狐「そうよ!一体誰がこんな説を出したのかしら!」
文「そりゃアンタでしょう(笑)」
19:00 開始から十時間
検証終了
霊夢「でも、チルノの服は売れなかったね…」
アリス「あれは仕方ないわよ」
へカーティア「よし、じゃあ片付けるか」
大ちゃん「…」
ヘカちゃん「ん?お嬢ちゃんどうしたの?」
大ちゃん「あの…まだお店空いてますか?」
ヘカちゃん「今ちょうど締めるところなんですよ」
大ちゃん「そうでしたか…」
文「大妖精さんですね」
霊夢「何買うんだろ」
ヘカちゃん「今だったらいいですよ」
大ちゃん「本当ですか!じゃあ、その…」
ヘカちゃん「はい!」
大ちゃん「向日葵の刺繍が入ったTシャツをください!」
霊夢「…え?」
ヘカちゃん「このTシャツですか?」
大ちゃん「はい。そのシャツが欲しいです」
ヘカちゃん「では、どうぞ」
大ちゃん「はい!有難うございます!」トテトテ
ヘカちゃん「…」
へカーティア「売れた…」
検証結果『どんな服にも需要はある』
紫「…」
鈴仙「え?大ちゃんはチルノが作ったってわかったの?」
文「もしかしたらわかったのかもしれませんね〜」
霊夢「いや〜大ちゃん凄いわね」
文「さあ!無事にヘカTが売れましたが純孤さん!いかがでしたか!」
純狐「うん!最初は売れるかどうかわからなかったけど、無事に売れて、ヘカちゃんも笑顔で終われて良かったわ〜!」
霊夢「でもさ、そもそも1日だけで売れる売れないを判断するって結構短く無い?」
アリス「まあせめて三日は欲しいわね」
霊夢「この番組、そこらへんが中途半端なのよね」
文「時間がないんですよ〜!」
霊夢「あっはははは!(笑)」
文「さあ、紫さん!いかがでしたか?
紫「まあ、このラストで誤魔化したくないから早速言わしてもらうけど…」
文「はい?なんでしょうか」
紫「今、おそらく画面の前にいるであろう…藍?」
霊夢「え?」
純狐「ん?」
紫「取り敢えず貴女に言っておくけど、この放送が終わる時、それはお前が死ぬ時よ…!!」
霊夢「こっわ」
文「そんな大目にみてくださいよ紫さん。いいじゃないですか。ね?説教されて反省したんですよね?暴力はいけないと思いますが…」
霊夢「そうよ。恥かいたからって八つ当たりする事ないじゃない」
紫「ふっふふふふ。二人とも、これは八つ当たりじゃないわ。まして私は恥なんてかいてないわ。恥をかいたのは藍の方。二度とあんな事が無いように塵も残さず殺すのよ…!」
文「言ってる事無茶苦茶じゃないですか!?」
紫「…いや、この怒りを抑えるためにも今すぐ殺そうかしら…」
霊夢「やっぱり八つ当たりじゃん!」
純孤「…そういえばさ、この番組って販売の許可得たのよね?」
文「はい、冒頭に言った通り。だからてっきり藍さんは知ってると思ってましたが…」
霊夢「誰に出したの?」
文「確か紫さんに出したと思うんですが…?」
紫「…」
幽々子「紫?」
鈴仙「え?」
アリス「もしかして…」
霊夢「まさかアンタ…」
紫「藍!そこから動くんじゃ無いわよ!!」
霊夢「いや結局八つ当たりかい!」
♦︎
文「感想ちょうだい!」
霊夢「いやそれだけかい!!」
今回の説は”oldsnake”様の説でした!
ご協力有難うございました!
なお、次回の放送は都合によりお休みさせて頂きます