水曜日の文々。   作:月胡椒

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裏話集2 〜甘い百合から放送事故まで〜

・裏話5  はたてと椛(VTR撮影後)

 

 

 

はたて「あ〜終わった〜」

 

椛「これで後は提出するだけですね」

 

はたて「これで終わればいいんだけどね…」

 

霊夢「なんだ、意外と簡単なのね」

 

はたて「今回はこれで終わったからいいけど、説によってはいろんな所に回らないといけないから大変なのよ」

 

霊夢「魔理沙の説とか?」

 

はたて「あれも大変だったわ…霖之助さんに魔理沙関係の話題は禁物だって重々理解したわ…」

 

椛「あれは本当にしんどかったですね…」

 

霊夢「肝に命じておくわ」

 

はたて「にしても…本当に早く終わったわ。今二時ね」

 

椛「一時間で終わりましたよ」

 

はたて「あ〜今日はよく眠れそうだわ〜早く帰りましょう椛」

 

椛「もう帰っちゃうんですか?」

 

はたて「え?だって仕事は終わったじゃないの。他に何するのよ?」

 

椛「せっかくこんな早く終わったんですから、少し寄り道しましょうよ」

 

はたて「寄り道?なんでそんな」

 

椛「知らないんですかはたてさん?人里で新しい呉服屋さんができて、前々から気になってたんですよ!一緒に行きませんか?」

 

はたて「えぇ…嫌だよ…お家で早く寝たい…」

 

椛「えぇ…じゃあ、その前にお団子食べに行きませんか?私奢りますから!」

 

霊夢「ほんと!?」

 

はたて「いやアンタには」

 

椛「いいですよ!霊夢さんも行きましょう!」

 

はたて「いいの?」

 

椛「いいですよ。こんな機会がなければお金は貯まる一方なので」

 

霊夢「よし!今日はいっぱい食べ…」

 

椛「?」

 

霊夢「…やっぱりいいわ」

 

はたて「え!?」

 

椛「急にどうしたんですか!?」

 

霊夢「まあ、そんな日もあるってこ」

 

はたて「だ、大丈夫なの!?こういう時ってどうするんだっけ?110?119?」

 

椛「はたてさん落ち着いて!救急車は119です!そして、まずは気絶してるかどうかの確認を!」

 

はたて「あっここって近くにAEDあったっけ!」

 

椛「この神社はオンボロなんでAEDなんてありません!」

 

はたて「じゃあ取り敢えず胸骨圧迫を」

 

霊夢「いや待って待って!?私全然平気よ!なんで目の前で倒れたみたいな反応してるのよ!」

 

はたて「いやだって、霊夢がおやつの誘いを断ったから…」

 

霊夢「なんで誘いを断っただけで大騒ぎするのよ!まるで私が食い意地だけの女みたいじゃない!」

 

はたて(え?違うの?)

 

椛(そうじゃないんですか?)

 

霊夢「…まあいいわ。とにかく私は行かないからね」タッタッタ

 

はたて「…」

 

椛「じゃあ行きましょうか!」

 

はたて「…どうしても?」

 

椛「行きましょうよ〜!」

 

はたて「…」

 

椛「」オネガイッ!

 

はたて「…うん、わかった…」

 

椛「やったー!」

 

はたて「…仕方ないか」

 

 

 

♦︎

 

 

 

 

はたて「久しぶりに食べたけど、味は変わってなかったわね」

 

椛「え?はたてさん最後に来たのはいつなんですか?」

 

はたて「えっと…十年前かしら?」

 

椛「ずっと新聞書いてたんですか?」

 

はたて「それもあるけど、単に外に行きたくなかったというか、めんどくさかったのよ」

 

椛「じゃあよかったじゃないですか。取材で外に出る機会が増えて」

 

はたて「いや、そんな機会はいらなかった…」

 

椛「いいじゃないですか、こうして一緒にお買い物に行けるんですから!」

 

はたて「…言っとくけど、私何も買わないからね」

 

椛「服とか買わないんですか?」

 

はたて「買わない、めんどくさい」

 

椛「他の服を着たはたてさん見たいな〜」

 

はたて「誰得よ」

 

椛「みんな得しますよ」

 

はたて「はぁ…またそんなこと言って…」

 

子供「あっほたてさん!こんにちは!」

 

はたて「はたてよはたて!!」

 

椛「はっははは(笑)」

 

親「えっはたてさん!?こらっ!人様の名前を間違えちゃいけません!」

 

子供「ご、ごめんなさい…」

 

親「すいません、うちの子が」

 

はたて「い、いえそんな怒らなくても…」

 

親「本当にすいません!」

 

はたて「大丈夫ですよ、そんな…」

 

親「いつも番組で見てます!これからも頑張ってください!」

 

子供「頑張ってください!」

 

はたて「あ、ありがとうございます…」

 

親「ほら帰るよ!」

 

子供「はたてお姉ちゃんまたね〜!」

 

はたて「ま、またね〜」

 

椛「素だったんですね(笑)」

 

はたて「まさかあの番組の影響がこんなところに…」

 

椛「あっ着きましたよ!ここです!」

 

はたて「ふうん…なかなか大きいわね」

 

椛「ほらほら、入りましょうよ!」

 

店員「いらっしゃいませー!」

 

 

 

♦︎

 

 

 

椛「これすごく可愛いですよね!」

 

はたて「うん、可愛いと思うわ」

 

椛「やった!じゃあこれも買います!」

 

はたて「一体何着買うつもり?持つのは手伝うつもりだけど、あんまり多いと持てないわよ」

 

椛「…やっぱり買わないんですか?」

 

はたて「今のこの服だけで十分よ、てか服なんていらない」

 

椛「はたてさんのオシャレした格好見たいな〜」

 

はたて「ダメなものはダメ。霊夢じゃないけど無駄なものは買わない主義なの」

 

椛「えぇー」

 

はたて「…」

 

椛「あっこれもいい!」

 

はたて(にしても、種類豊富ね)

 

椛「紫か黒か…」

 

はたて(あっこれいいかも…って四万円!?たっか…)

 

椛「すいません!ツインテールに合う服ってありますか?」

 

はたて(こんなの二千円のやつと大して変わらないと思うんだけど…)

 

椛「はい!あっちの人です!可愛いでしょ〜」

 

はたて(椛もよく買うな〜こんなの…)

 

椛「ほほぅ…これはなかなか…」

 

はたて(あっ紫のネクタイだ)

 

紫のネクタイ「イケてるだろ?」

 

椛「この二つに絞りましょうか」

 

はたて(わぁ、かっこいいなぁ…でも二万円…)

 

椛「でも、これも捨て難い…」

 

はたて(似合うのかな…?でもなぁ…)

 

椛「ちょっと本人に聞いてみますね!」

 

はたて(給料もらった後にしようかな…でも後一つしかないし…」

 

椛「はたてさん!どちらがいいで…お?」

 

はたて(でもなぁ…似合わないかも…いや、でも欲しいなぁ…」

 

椛「はたてさ〜ん」

 

はたて「…」

 

椛「ほたてさ〜ん」

 

はたて「はたて!なんであんたが間違えるのよ!」

 

椛「まあそんなことはともかく、欲しいものでも見つけたんですか?」

 

はたて「えっ!?あ、いやその…」

 

椛「あ!このネクタイかっこいいじゃないですか!紫ではたてさんにぴったりですよ!」

 

はたて「いや、たまたま見てただけだから!それにネクタイはもう持ってるし」

 

椛「私がつけてあげましょう!」

 

はたて「うぇ!?いいよそんな」

 

椛「ダメですよはたてさん!じっとしないとつけれないじゃないですか!」

 

はたて「う、うん…」

 

椛「」シュッシュッ

 

はたて(か、顔が近い…)

 

椛「これでよしっと」

 

はたて「…ど、どうかな…」

 

紫のネクタイ「イカすぜ嬢ちゃん」

 

椛「すごい似合ってますよ!買いましょうよ!」

 

はたて「いや、ネクタイならまだあるし…」

 

椛「このネクタイだって古いじゃないですか」

 

はたて「でも高いし…」

 

椛「二万円ですか、まだお金はあるので余裕ですよ」

 

はたて「えっ!?」

 

椛「言ったじゃないですか。私が奢るって」」

 

はたて「あれはお団子の話じゃなかったの?」

 

椛「細かいことは気にしな〜い」

 

はたて「でも悪いよ…別に私の誕生日でもないのに…」

 

椛「たまにはそういう日もあってもいいじゃないですか。新しいものはテンション上がりますよ!」

 

はたて「…」

 

椛「それに…」

 

はたて「…?」

 

椛「はたてさんいつも頑張ってるじゃないですか!いつも一緒にいる私が保証します。ご褒美があったって誰も責めたりしませんよ」

 

はたて「椛…」

 

椛「ちょっと待ってくださいね!」

 

はたて「…」

 

はたて(椛がそんなこと言ってくれるなんて、初めて会った頃には想像もできなかった…)

 

椛「すみません!ちょっと試着してもいいです?」

 

はたて(本人は否定するんだろうけど、アイツの影響なんだろうなぁ…)

 

椛「はい、ありがとうございます!」

 

はたて「じゃあ、お言葉に甘えようかな…」

 

椛「お待たせしましたはたてさん!」

 

はたて「椛、私これが欲しいわ」

 

椛「最初からそう言えば良かったんです。こういう時に遠慮なんてする必要はないんですから」

 

はたて「えへへへ…」

 

椛「それでその…」

 

はたて「?」

 

 

 

 

椛「代金代わり言っては何ですが、ちょっと二着試着してくれませんか?」

 

はたて「…」

 

椛「こっちの明るめなやつとワンピースに、後はトップスもあるんですがどれがいいですか?」ニヤニヤ

 

はたて「…」

 

椛「…」

 

 

はたて「」clock up

 

椛「あっ!逃げたぁ!?」

 

 

 

椛は合計十四万円払いました(ネクタイ含めて)

 

 

 

 

 

・裏話6  美鈴 死す(放送後の紅魔館)

 

 

 

TV「本日はありがとうございました!来週の”水曜日の文々。”もお楽しみにしてください!」

 

 

レミリア「というわけなのよ」

 

フラン「…うん、そうなんだ…」

 

パチュリー「にしたってひっどいわ」

 

美鈴「…」

 

レミリア「なんでよ!私があんな風になったのは企画だからってだけで私自身は何の問題もないのよ。安心したでしょ?」

 

フラン「いや、姉がおかしくなったから次期当主になれると思ってたからちょっと萎えた」

 

レミリア「えっ!?」

 

フラン「ついでに地下に閉じ込めようとも計画してたのに」

 

レミリア「あっれれ〜?おかしいぞ〜?目元からなんか垂れそうだわ〜なんか滴り落ちそうだわ〜」タラ〜

 

咲夜「お嬢様。上を向いて歩きましょう。涙がこぼれないように」

 

レミリア「違うから!これ涙じゃないから!涙腺内の毛細血管から得た血液から血球を除いて液体成分のみを取り出したものだから!!」

 

咲夜「人はそれを涙と呼ぶのですよ…」

 

パチュリー「いや、次期当主とか現当主とかぶっちゃけどうでもいいんだけどさ」

 

フラン「え?」

 

レミリア「え?」

 

パチュリー「何?あの室内カメラってやつ?」

 

レミリア「パチュリー、カメラなんかに興味あるの?だったら河童のところに行けばいくらでも」

 

パチュリー「そういう話じゃないわよ!!」

 

レミリア「」ビクッ

 

パチュリー「自分達の私生活をテレビで流すってどういうこと!?」

 

フラン「ああ、確かに…」

 

パチュリー「勝手に撮られたんならまだ文句も言えるけど、貴女が許可を下ろすってどういう神経してるのよ!」

 

レミリア「いいじゃない。見られて困ることなんてないんだし」

 

パチュリー「何でそんなにノリが軽いのよ!レミィはいいかもしれないけど、みんなは嫌に決まってるでしょ!咲夜だけがターゲットなら、私たちにも企画を教えてくれたっていいじゃない!」

 

レミリア「だってそれだと不平等じゃない」

 

パチュリー「…本音は?」

 

レミリア「みんなの反応が面白そうだったから」

 

パチュリー「殺されてぇのか吸血鬼ッ!!」

 

小悪魔「ああああ!パチュリー様落ち着いて!落ち着いてくださいませ!!」

 

パチュリー「はあ…はあ…ねえ咲夜、貴女は良かったの?自分の生活が誰かも知らない奴に撮られ、一部とはいえ放送されるだなんて…」

 

咲夜「お嬢様のご意向でしたら、可能な限り尽くすのがメイドですので」

 

パチュー「ああ、そうだったわ。貴女に聞いた私が馬鹿だった…」

 

美鈴「…」

 

咲夜「でも悪いことばかりじゃあ、ありませんよ。パチュリー様」

 

パチュリー「え?」

 

美鈴「」ソロリ

 

咲夜「パチュリー様申していましたよね。最近、魔理沙の被害が増えてるって」

 

パチュリー「それがどうしたのよ?」

 

美鈴「」ソロリソロリ

 

咲夜「いえいえ、今見た番組の中に原因が映ってたじゃないですか」

 

美鈴「」ソロリ

 

小悪魔「あれっ?美鈴さんどちらへ?」

 

美鈴「ち、ちょっとトイレへ…(小声)」

 

パチュリー「…ああ、そういうことね…」

 

美鈴「…」ギギギ…

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「どこへ行こうとしてるのかしら?」シャンッ

 

美鈴「うわああああああ!!」

 

咲夜「ねえ、美鈴。最近パチュリー様の書庫で盗難被害が増えているそうなの。何が原因だと思う?」

 

美鈴「え!?な、何でしょうか〜!わかんないな〜あっはははは…」

 

咲夜「犯人は魔理沙なの。門番である貴女が見逃すとは思えないんだけど…」

 

美鈴「はい…」

 

咲夜「ところで、さっきの番組で貴女寝てたわよね?ねぇ寝てたわよね?」

 

美鈴「違いますよ!いつも寝てるわけじゃないんですよ!あのときたまたま寝ていただけで!私ちゃんと起きてるんですよ!!」

 

咲夜「へぇ、じゃあ貴女は起きているのに毎日門の上を通る魔理沙に気づかないのね。貴女の目はスーパーボールかなんかなのかしら?今からくり抜いて確認を」

 

美鈴「ごめんなさい!ごめんなさい!!ずっと寝ていました!!朝も昼も夜も寝ていました!!」

 

フラン「夜は寝てるよ」

 

パチュリー(それを貴女が言って大丈夫なの?)

 

咲夜「ふぅん、だったら…」

 

美鈴「…」

 

咲夜「死ぬしかないな美鈴ッ!」ジャキジャキッ!

 

美鈴「ああああああああ!ごめんなさいぃ!!!!!」ダダダダダダッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

・裏話7  村沙の葛藤(収録後の博麗神社)

 

 

 

 

 

ざわ…ざわ…

 

 

村沙「むぅぅ…」

 

村沙、悩む…!

 

文「どうしたんですか?パスするんですか?」

 

手札にあるのは、Aが二枚。4が一枚…

 

村沙「…」

 

微妙…微妙すぎる手札…!

 

村沙「…」

 

ここで弱い順で安易に4を出すのは危険…!まさに貧民の発想…!

 

鈴仙が次に11を出せば、詰み…!それだけは避けなければならない…!

 

だが、村沙は気づく…

 

村沙「」タラタラ

 

墓地にはすでに三枚の2が。この場においては、Aが最強…!

 

ここでAのダブルを出せば二人は必然的にパス…!そして

 

村沙(4を出せる!)

 

優雅に…華麗に…王者の如く…108円のお買い物で一万円札を出すように…

 

村沙(それはただの迷惑)

 

これで、村沙の貧民への道は絶たれた…!

 

ざわ…ざわ…

 

村沙(でも…)

 

第六感が伝える、何処と無く嫌な予感…!

 

ざわ…ざわ…

 

手汗がカードを濡らす…頭の血液が沸騰寸前…

 

村沙(何迷ってるんだ!ここでAのダブルを出せばいいじゃない!)

 

普通に考えれば、迷う必要なんてない…勝利への確実の道…

 

さあ、村沙どうする…どうする…!どうする…!!

 

 

ざわ…ざわ…

 

 

村沙「決めた…!」

 

村沙、Aのダブル、放った!

 

文「おおお…」

 

これで勝負は決まった。あとは、二人のパスを確認するだけ…

 

村沙(出せるはずがない…さあ、早くパスを言いなさい…!)

 

文の反応は明らかにパスの反応…後は鈴仙がパスと言えば、村沙の勝利…

 

 

鈴仙「…」

 

だが…!

 

村沙(どうして言わない!)

 

ざわ…ざわ…

 

鈴仙からパスの言葉は発せず…いや、それどころか…

 

村沙(笑っている…!?)

 

あの笑みを…村沙は知ってる…!

 

かつて、聖を封印しようと駆けつけた人間たちの、あの下衆な笑み…

 

村沙(でも違う…鈴仙はあんなやつらと違う…善人…唐揚げにレモンかける時、ちゃんと確認をとってた…!)

 

ざわ…ざわ…

 

村沙(なのに何故…奴らと鈴仙が…被る…!?)

 

奴らは悪人、鈴仙は善人(妖怪だけど)。本来全くの別物のはず…!

 

でも、まるで此方が策にかかったかのようなあの笑みが…!

 

唐突に

 

被った…!!

 

村沙(でも、出せるはずがない…!2は既に3枚墓地にある…2のダブルは出せるはずがない…確認は怠ってない…こんなの気のせいに決まってる…!)

 

だが、そんな村沙の思いとは裏腹に…鈴仙の手は

 

動く…!ゆっくりと…滑らかに…一流の職人のような繊細な動きで…!

 

村沙(なっ…!?)

 

掴む…二枚のカード…!

 

掴んだカードを…面子のように…叩きつける…!!

 

片方は…クラブの2…そしてもう片方が…

 

村沙(あ…あああ…)

 

 

ジョーカー…!

 

村沙は完全に忘れていた…此度の戦争においてジョーカーはあらゆる者に成り替わる事が出来る悪魔的カード…!許されない失態…!

 

村沙(なんて事だ…これで私は…)

 

敗北…油断したが故の結末…!

 

村沙(くそ…何で私はいつも肝心なところで油断を…!)

 

村沙…涙を飲む…!あの時犯した失敗を生かす事ができなかった…!

 

村沙(残りの手札は…)

 

4のみ…この手札で行き残る術はない…村沙が最も恐れていた…大貧民確定…!正に死…!

 

村沙(はは…聖…私は負けたよ…ごめんね…)

 

 

鈴仙「ふふふ、残念だったわね村沙…私はこれで…上がりね…」パサッ

 

村沙「…」

 

だが、ここで村沙に思いもよらない事が…!

 

村沙(11…あっ!)

 

鈴仙が出したのは、11のカード…!

 

村沙(Jバック…しかも単体…行ける…!)

 

かすかな希望が芽生える…村沙の目に…光が宿る…!

 

 

文「やぎって7のダブルですね」

 

村沙「…えっ?」

 

 

だが…!

 

 

文「はいどうぞ」

 

村沙「…」

 

 

それは唐突に訪れた…!

 

 

文「はい上がりで〜す」

 

 

大貧民…完全敗北…!

 

呆気ない…呆気なさすぎる瞬殺劇…弾を撃つことすらできない…!

 

持たざる者の末路…!

 

 

村沙(あ…ああああああああ…)

 

その時、村沙は知った…油断故の結末では無い…!

 

最初からこうなることは決まっていた…!

 

村沙(悔しい…悔しいぃ…!)

 

運命…神の悪戯…そして…!

 

 

文「いや〜大貧民は避けれて良かったー!」

 

悪魔の笑み…!圧倒的絶望…!!

 

 

 

 

♦︎

 

 

 

 

村沙「悔しいよー!!!」

 

文「いやーいい勝負でしたね」

 

てゐ「相変わらず霊夢は強い」

 

鈴仙「もしかしたらお師匠様に勝てるかも」

 

霊夢「こんなのコツさえ分かれば貧民なんかにはならないわよ」

 

はたて「藍さんと同じことを…」

 

霊夢「それよりも…ミスチー?ピラフまだ?」

 

ミスチ「今できましたよー!」タッタッタ

 

布都「…お主まだ食べるつもりなのか?」

 

霊夢「いいでしょ別に、これで最後なんだから」モムモム

 

魔理沙「おいおいこの時間に食べるのは流石に太るぜ〜」

 

霊夢「うるさいわね、てかなんであんたが居るのよ」

 

魔理沙「そこに霊夢がいたからだぜ♡」

 

霊夢「つまらん上にキモい。さっさと帰れ」

 

魔理沙「う〜ん。いけず〜」

 

村沙「もう一回やろう!このままで終わるのは嫌だ!」

 

文「いいですよ!」

 

椛「やりましょう!」

 

魔理沙「次は私が大富豪だからな!」

 

霊夢「お前は帰れ!」

 

てゐ「夜はまだまだ永いからね」

 

 

 

 

 

・裏話8  放送事故?(説発表前&収録終了後)

 

 

 

 

文「さてレティさん!今回貴女が持ってきた説というのは如何程に?」

 

レティ「うん!今回私が持ってきた説は」

 

 

 

リリー「ハルァアアアアアアアアアッ!!」

 

霊夢「うおっ!?」

 

フラン「ん?」

 

ルーミア「っ!?」

 

リリー「ふっひひひひっヒヒひひヒッヒっ!!!!」

 

文「り、リリーさん!?どうなさったんですか!?」

 

 

 

リリー「春ですよっ!はるですよっ!ハルデスヨッ!!HARU!Death!Yooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」

 

大ちゃん「リ、リリーさん!何があったんですか!」

 

リリー「冬=4444444」

 

霊夢「えっそれはやばい」

 

リリー「冬はし?フユし!?しししし??あっキャキャカヤカや!?!?!?しはハルハル〜♪Death Death!」

 

文「リリーさん!とりあえず落ち着いてください!

 

リリー「ハルッ!」ダッ!

 

フラン「あっレティ危ない!」

 

リリー「デスッ!」

 

文「レティさん!此方へ!」

 

リリー「ヨオ

 

 

 

霊夢「おそろしく速い手刀っ!」バッシ!

 

リリー「あふん…」ドサ…

 

 

ルーミア「…」

 

大ちゃん「…」

 

フラン「…」

 

レティ「…」

 

文「…だ、大丈夫なのでしょうか?」

 

霊夢「大丈夫よ気絶してるだけだから」

 

リリー「」

 

大ちゃん「はぁ…危なかった…」

 

フラン「嫌な汗かいちゃったわ…」

 

ルーミア「よかった…」

 

レティ「し、死ぬかと思った…」

 

 

文「…しかし、なぜこんなことに…?」

 

霊夢「きっと冬って単語を聞いたり、レティに会ったりしたから体が拒絶反応を起こしたのかもね」

 

文「えぇ!?そんなことがあるんですか?」

 

霊夢「確証はないけど、それ以外説明つかないし」

 

文「はあ…あっレティさんお怪我はありませんか?」

 

レティ「ええ…なんとか…」

 

霊夢「まあ、取り敢えずは大丈夫だし、先に進みましょうか」

 

文「…本当に大丈夫なのでしょうか?」

 

霊夢「死んだわけじゃないし、しばらく寝かせればなんとかなるわよ」

 

文(どうか、その通りでありますように…)

 

 

 

 

 




皆様、大変申し訳ありません。今週投稿予定だった”プレゼンター9”がどう頑張っても間に合わないのでお休みさせていただきます。なぜそうなったかだって?詳しくはツイッターを見てください(宣伝じゃないよ)
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