Shuffle more race plus 作:magnumheat
稟「またこの格好で登校するとはなぁ。」
先日の流星群観測もとい春の月見で満月を見てしまい、まさに狼男がごとく獣族に変身してしまった稟。
楓「でも稟君、元気ですよね。」
シア「ワイルドな稟君と登校するのも楽しいッス!!」
ネリネ「私も、稟様に守ってもらいたいですわ。」
稟「まあ、以前は守ってもらってたしな。この格好なら頑張れるぜ。」
プリムラ「お兄ちゃん、ファイト、モフモフ!」
エーデル「リムちゃん、可愛いですわ。」
キキョウ「ファイトモフモフって、何のフレーズよ。」
ロサ「夢中なのはわかるけどね。」
校門をくぐり、樹と麻弓はいつも通りに挨拶してくれたが、他の生徒はまだ慣れないようだ。
男子達はビビリ、女子に至っては、怖がるものだけでなく、稟の獣族モードに惚れ込む者もいるようで、
女子生徒「おはよう土見君!!」
稟「おう、おはよう!」
女子生徒「じ、実はね、私達も、土見君と、お話できたらなあって。」ドキドキ
ツボミ「おはようございます、稟おにーさん!!」
稟「おはようツボミちゃ、って、何だその格好?」
ツボミはいつもの制服の上に、ダークグレーのはっぴのようなものを羽織っていた。ツボミだけでなく、その後ろには、多くの女子生徒が並んでいる。
みんなの額にはハチマキがまかれており、そこにはアルファベット3文字が。
エーデル「ツボミちゃん、これは一体。」
ツボミ「よくぞ聞いてくれました!我々は、稟おにーさんの親衛隊、TTT(頼れるタフガイ、土見稟)です!!」
ロサ「タフガイね、たしかにわかるけど、なんで突然親衛隊を?」
ツボミ「稟おにーさんが、ワイルドな姿でミントちゃんを助けてくれたと聞きまして、親友を守ってくれた稟おにーさんに、恩返しをすべく、親衛隊を結成させて頂きましたっ!!」ビシッ!!
稟「あー、そういえばミントちゃん、こないだ木漏れ日通りでナンパされてたからな。」
キキョウ「まさか、味方の親衛隊ができるなんてね。」
プリムラ「お兄ちゃん、愛されてる。」
稟「あいや、その、なんというか。」
樹「ふむ、俺様にも親衛隊が欲しいね!これはどうだろう!?III(インテリイケメン樹君)」キラーン
麻弓「あんたの場合、III(いやらし色ボケ樹君)でしょ。」
樹「そういう麻弓なんか、親衛隊ができたとしても、MMM(無知な胸なし麻弓ちゃん)だろうに。」
ドカッ、バキッ、グシャ、ガンッ!!!
樹「ぐふうぅっ。」チーン
麻弓「・・・・・。」
もろに特徴を指摘されてキレた麻弓であった。
稟「ま、まあ、もしもの時はよろしく頼むよ、ツボミちゃん。」
ツボミ「はいっ!!お姉ちゃんの分まで頑張ります!!きゃきゃきゃあ♡」
TTT一同「きゃきゃきゃあー♡!!」
TTTは黄色い声をあげる。
シア「稟君、モテモテッス。」
稟「ああ、悪い。ヤキモチ妬かせちゃったか。」
シア「大丈夫ッス!!ツボミちゃん達とも仲良くできるッス!!」
キキョウ「まあ、言って見ればあたし達も、稟の親衛隊同然よね!」
ネリネ「稟様のためにも頑張ります!!」
エーデル「どうぞよろしくです、稟様!!」
ロサ「もし何人かの男子と喧嘩することになったら、あたしやハルスも加勢するわ!」
ハルス「ああ、そうだな姉さん。」
プリムラ「私も頑張る。」猫パーンチ
楓「お、及ばずながら私も。」
稟「ありがとう、まあでも程々にな。」
一同「はいっ!!」
こうして、稟には多くの味方ができた。だが一方で、とある取引が行われていた。
麻弓「はいこれ!土見君の人間バージョンと狼バージョンの写真集よ!!」
女子生徒「ありがとう♡」
女子生徒「うふふふふ♡」
麻弓「いやー、儲かりますなぁ。」ホクホク
実は麻弓の裏取引の現場にもなっていたのだ。写真集を始め、稟のさまざまな秘蔵写真を、この場を中心に流通させているらしい。
稟は知らないが、お得意様には土見ラバーズ一同も入っているようで・・・・。
Side亜沙&カレハ
カレハ「ツボミちゃん、頑張ってるみたいですわね。まままあ。」
亜沙「元気なツボミちゃんらしいわね。稟ちゃん親衛隊のリーダーなんて。」