Shuffle more race plus 作:magnumheat
稟一行は、集合場所からバスに乗り、今回の目的地へと向かう。
ちなみに目的地は、リサーチが得意である樹が提案したもので、珍しく満場一致で決まった。
樹「さて諸君!今回の目的地は、ここだ!!」
樹が案内するのは、三世界合同で築かれたリゾート地であり、遊園地と宿泊施設が一体となっている。
四季それぞれに合わせることもできるので、年中栄えている。
稟「これが噂のリゾート施設か。」
楓「素敵な景観です。」
エーデル「私、遊園地は初めてです!」
ロサ「あたしもそうね、バーベナ学園に来るまでなかなか自由な時間なかったし。」
プリムラ「中はどうなってるのかな?」
シア「みんなで遊んだり、美味しいもの食べたり、お泊まりができるんだよ!」
キキョウ「確かこの遊園地って、猫のマスコットいたわね。」
プリムラ「猫!!」シャキーン
猫がワードにあがった瞬間テンションが高まるプリムラ。
ツボミ「私も猫さん好きです!」
プリムラとツボミは猫好きで気があうのだ。
カレハ「まままあ、お二人とも仲良しですね。」
亜沙「泊まっていけるのも大きいわね。」
麻弓「元が取れるくらい遊んで食べるのですよー!!」
ネリネ「みんなで一日中楽しく過ごせそうです!!」
稟「しかも、今回は4王がいないから、余計に気楽だよな。」
5プリンセス「うんうん!!」
そんな事を言っていたみんなだが・・・・、偶然とはかくも奇妙なものである。
Sideマグオート&紅女史
マグオートと紅女史は、偶然にも稟達と同じ場所に来ていたのだ。
ちなみに今はホテルの中である。
マグオート「よし、チェックインオーケーだな!」
撫子「ああ、だがこんな場所とは驚いたぞ。」
マグオート「たまにはこう言った解放感も必要だしな。」
撫子「フッ、そうだな。」
マグオートと紅女史は大人なデートをこのリゾート地で楽しむ事に。
Sideハルス&ミント
ハルス「ここか、よかった!僕も来たかったんだよ!!」
ミント「本当!?よかった!!」
ハルスとミントもこのリゾート施設に来ていた。今は遊園地の敷地内にいる。
ミント「今度あれ行ってみようよ!!」
ハルス「どれどれ、ホラーか、スリルもいいね。(ホントは苦手だけど。)」
一足先に2組のカップルが同じ場所に来ていた。さて、どのタイミングで鉢合わせするのかが楽しみである。
Side芙蓉邸
セージ「さてと、そろそろ洗濯物を干して、あとは稟君と楓ちゃん、リムちゃんのお布団を干さなきゃ。
洗濯物を干し終えて、セージは稟の部屋に入った。
セージ「ここが稟君の部屋か、楓ちゃんといるからか、結構片付いてるわね。」
セージは整理整頓された稟の部屋に感心する。だが、布団を干そうとベッドに歩み寄ると、あるものが目に留まった。
セージ「ん?」
ベッドの下の隙間から、本の角がのぞいていた。取り出してみると、表紙には何も書かれていない。
セージ「・・・これは、見ちゃって大丈夫かしら。人間界の思春期真っ盛りの男の子って、確か部屋にエッチな本隠してるって言うし。ま、まあ、稟君も、男の子だし、それくらいあるのかなぁ?」
セージは恐る恐るその本を開く。だが、内容は予想に反したものだった。
セージ「何これ?日記かな?」
セージは稟の日記らしきものを読んでみる。興味津々なのか、家事そっちのけになっている。
セージ「えーと、獣族変身の条件、満月を見つめる、または魔力を発動させる・・・・、変身?」
そのページには、稟の獣族変身のレポートと写真があった。
セージ「って事は、この写真は、稟君!?やだ、ワイルドね・・・・。」ポッ
セージは獣族モードの稟の狼の風貌に見惚れてしまう。
次のページには、水族モードについてである。
セージ「水族変身の条件、水中で魔力を発動させること。これも稟君なんだ、羨ましい肌艶ね・・・・・。」
セージは顔を赤くしながらパタンと本を閉じる。
セージ「こんなにカッコ良かったら、惚れるのも無理ないわね。」
セージは娘が惚れる理由を深々と実感した。
セージ「あっ、いけない!仕事仕事!!」
我に帰ったセージは再びメイドモードに。