Shuffle more race plus 作:magnumheat
ツボミ「今日から稟おにーさんと学園生活、きゃきゃきゃあ!どうしましょう!!」
「ツボミちゃん、とりあえず妄想モード解除したら?」
亜沙とカレハの卒業を経て、季節は流れて今度は入学式の後のホームルーム。カレハの妹のツボミは、ワクワクしていた。
なぜなら、彼女も姉同様、稟が好きだからである。
ちなみに今、ツボミに話しかけたのは、中学時代にできた友達のミント。その名の通り、薄いライトグリーンの髪が特徴的で、人間寄りの神族と人間のハーフであるため、魔法は使えない。
ツボミが妄想すればたちどころにうまく突っ込むなど、ツボミとは仲がいい。
ホームルーム、午前中の授業が終わり、昼休みに入る。
ツボミ「稟おにーさんに会いに行こうっと!!」
ミント 「待って、私もいくから。」
ツボミは教室を出ようとするが、数名の男子に取り囲まれた。学年は各々バラバラだが。
男子「君、可愛いね。俺らと昼食べないか?」
ツボミ「えっ、いえ、急ぎますので。」
男子「君、どの種族がタイプ?」
男子「そっちの子も中々いいじゃんか!」
ミント 「すいません、ホント急いでるんで、どいてもらってもいいですか?」
ツボミ「稟おにーさんに会いに行くので。」
男子「稟、それって、3年生の土見先輩の事か!?」
男子「また土見かよ!!一体何人落としてんだあいつ!!」
男子「気をつけろよ、土見はとんでもねえタラシなんだぜ。」
ツボミ「むっ、稟おにーさんは誠実な人です!!」
ミント 「とにかく、そこをどいてよね!!」
男子のしつこさと稟への悪口にツボミとミント は腹が立ってきた。だが、
「おい。」
男子「んだよ、今いいところごふっ!?」
男子は突如、顔面に飛び膝蹴りを食らった。
ハルス「稟兄さんの悪口は、俺に喧嘩を売ったのと同じだぜ。」
男子「てめえ、おうっ!?」
ハルスのボディーブローが炸裂。
ハルス「どおらっ!!」
男子「ぐはっ!!」キュウ〜
男子「ぐああああ!う、腕が折れるううぅぅ!!」
残る男子のうちの1人は投げ技で壁に叩きつけ、もう1人は関節技で両腕を可動範囲の限界以上に曲げて痛めつける。
ハルス「2人とも、今のうちに!!」
ツボミ・ミント 「ありがとう!!」
2人はダッシュで屋上へと向かう。
程なくしてトラブルが収まり、ハルスも稟たちのいる屋上に着く。
Side稟
ツボミたちは稟たちと合流し、一通り自己紹介が終わる。
ツボミ「今日から稟おにーさんに毎日会えるなんて、夢みたいです!!」キラキラ
稟「・・・ははは。」
樹「・・・・稟、君はどこまで愛をふりまくつもりだい?」
麻弓「姉妹揃って土見ラバーズ入りって、凄いわね。」
その言葉にきまりが悪い感じを隠せない稟である。
楓「ミントちゃんもご入学おめでとうございます。」
シア「ツボミちゃんとクラスも一緒なんだね。」
ミント 「はい、これから楽しみです!」
ミント が笑顔を見せると、すかさず樹が食いつく。
樹「ミントちゃん、爽やかな名前がいいね。よかったら、案内がてら、俺様と校内デートしないかい?」
ロサ「樹、あんた早々にナンパしてんじゃないわよ。」
ミント「すみません、軟派な男は大嫌いなので。」キッパリ
樹「・・・・」ガーン、グサリ!!
ツボミに並ぶ無垢な笑顔ながらもどぎつい言葉を返され、樹はショックを受けた。
エーデル「じゃあ稟様に案内してもらいましょうか?」
ミント 「うーん、稟さんがいい人なのはツボミちゃんから聞いてますし、嫌ってるわけじゃないんですが、私、まだ男の人には慣れなくて。」
ハルス「まあ、そうだよね、今日知り合ったばかりだし。」
稟「そうだな、まずは学校になれることが先決だしな。」
ネリネ「男の人が苦手なら、私達がご案内しましょうか。」
シア「そうだね、女の子同士色々話せて楽しいし!」
プリムラ「私も、案内する。」
キキョウ「そうね、稟とハルス以外にまともな男子いないし。」
麻弓「てなわけで、新入生美少女の校内案内は、私達にお任せするのですよ!」
稟「ああ、みんな頼むぞ。」
女子一同「はーい!!!」
樹「うううぅ・・・、初対面早々嫌われるとは・・・・・。」
稟「自業自得だろ。」
ハルス「稟兄さん、この人大丈夫?」
麻弓「あー、大丈夫よ。勝手に立ち直るから。」
こうして、新学期に新しい面々が加わり、稟の三年生生活がスタートするのであった。