今後の展開の都合により、IFストーリー消しますね。
目を覚ますと、そこは知らない天井だった。
俺は一体どれくらい寝てたのであろうか。
あたりは真っ暗である。
俺がそんなことを考えていると、突然扉が開き、電気がついた。
「フータロー君。起きたんだ。」
「あぁ。今起きたとこだ。」
「そっか。突然倒れるように寝ちゃったからお姉さんは驚いたんだぞ。」
「そ、そうなのか…。それは、すまなかったな。」
俺は一花に一応謝る。
しかし、これは絶対薬を盛られているのであろう。
俺の第六感がそう告げている。
そして、身の危険を感じた俺はさっさとここから撤退することにした。
「一花。悪いが、もう帰るな。」
「今日は泊まっていきなよー。」
「それはできない。らいはが家で待っているからな。」
俺は勝ち誇った顔をして一花に告げる。
しかし、一花の一言によって俺は窮地に立たされてしまうのであった。
「らいはちゃんにはもう連絡してあるし、それにもう終電行っちゃたよ。」
「嘘だろ??俺は何時間寝てたんだ??」
「大体八時間くらいかな?」
「マジかよ…。」
これは想定外の状況である。
まんまと一花にはめられてしまった。
「だから、泊まっていきなね。」
こうして俺は一花の家に泊まることになったのであった。
一花と一緒に深夜の軽めの夕食を済ませ、俺は風呂に入っている。
幸い、俺が眠るであろう部屋には内カギがついていた。
鍵さえかけてしまえば、一花は何もできないであろう。
俺は風呂から上がり、その部屋へと向かう。
しかし、部屋に着くと、自分の考えが浅はかだということを思い知らされてしまうのであった。
なんとそこには既に一花がいるのである。
「一花。そこで何をしてるんだ?」
「フータロー君のこと待てたんだよ。」
「なんでだよ。」
「少し話したいことがあって。」
「なら、リビングに行かないか?」
俺は何とかして一花をこの部屋から出すために誘導する。
「この部屋がいい。あと、そこのカギ壊れてるからね。」
「そ、そうなのか。な、ならこの部屋でもいっか…。」
結局俺は一花の手のひらの上で転がされてるだけみたいだ。
ここまで来たら何もできないので、俺は一花の話をちゃんと聞くことにした。
「で、何が話したいんだ?」
「フータロー君は明日の話聞いてる?」
「あー、あいつらが誕生日会開くってやつだろ?」
「うん。それ。」
「模試前だってのにのんきだよな。」
「もー、そんなこと言わないのー。みんなフータロー君のことが祝いたいだけなんだよ!」
「まあ、悪い気はしないがな…。てか、それがどうしたんだよ。」
「ははは。それで、フータロー君は誰かから誕生日プレゼントもうもらったのかなって。」
「まだ、もらってないが?多分、明日なんじゃないか?」
「そっか。よかった。」
一花がホッとしたような顔をする。
「なんでそんなこと聞くんだ?」
「私が一番最初に誕生日プレゼントを渡したかったから。」
「なるほど。そんなにこだわるもんか?」
「うん。だから受け取ってね。」
一花はそう言うと何かを口に含み突然俺にキスをしてきた。
その時に何か液体が一花の口から俺の口へと移される。
俺は驚いて思わずそれを飲み込んでしまった。
「一花。お前なにを…。」
「ごめんね、フータロー君。でも、どうしてももらって欲しくて。」
「なにをだよ…。」
先ほどからなぜか、体がとても熱い。
「私の初めて。」
「まさか…。お前…。」
「うん。お薬を飲んでもらった。」
だから先ほどから体が熱くて仕方ないのか…。
そして、俺の息子の自己主張も激しい。
「フータロー君。しよ。」
一花はもう一度俺にキスをしてきた。
俺は我慢できずに、一花の身体をむさぼる。
こうして、二人は一夜を共にするのであった…。
頑張って週二回あげよう…
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