「杏子!さやか!それになんでほむらが……」
空は真っ暗の夜で車はライトを照らして走っている高速道路。その上の橋で俺とマミさんとまどかが階段の近くにいて、中央にはさやかと杏子が、向こう側にはほむらがいた。
「これは一体どういうことなの?鹿目さん」
俺とマミさんは状況がわからないからマミさんが状況を教えてくれた。
「わからない、けどさやかちゃんが「杏子のやり方が気にくわないから頭を冷してくる」って、私わからなくて、だからマミさんとカイト君に助けを……カイト君!」
俺はまどかの話を途中で無視してさやかと杏子の間に割り込んで行った。
「杏子、さやか、なんで2人が対立してんだ!お前らに何があった?」
「あんたには関係ないでしょ!これはあたしと杏子の問題なんだからあんたは引っ込んでて!」
さやかは杏子に自分のソウルジェムをささげて変身しようとした。
「そうだ、カイトは引っ込んでろ!」
「うわぁっ!」
杏子の槍で軽く振り払われて橋の壁に当たった。
「カイト君!」
マミさんが心配して俺に近寄った。杏子の近くに寄何か話していたほむら、そして1人取り残されたまどか…………
「じゃぁ、こいつを食い終わるまで待ってやる」
「十分よ……」
「な、舐めるんじゃ、ないわよ…」
その時、まどかは動いた。俺とマミさんを通り過ぎ、さやかのとこへ行き、
「私は………さやかちゃん、ごめん!」
さやかの手元にあったソウルジェムをするりと取り、
「………えっ!」
高速道路に向けて勢いよく投げてしまったまどか
「えい!!」
「「「「「!!!」」」」」
さやかのソウルジェムを投げ落ちた場所は、奇跡的にトラックの荷台に落ちたままトラックは走り去っていく。
「…はっ!」
その瞬間、ほむらが姿を消した。
「!!! まどか!!あんたなんてことを!?」
「だって、さやかちゃんが………」
さやかは突然倒れるがまどかがさやかを受け止めた。
「さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん?どうしたの?さやかちゃん!」
何度さやかに声をかけるが反応がないまどか。気になった俺とマミさんと杏子はまどかの近くに寄った。
「どうしたんだ、まどか?」
「さやかちゃんが……」
「おい、さやか………さやか?、おい!さやか!」
「さやかちゃん、返事して!さやかちゃん!!」
「美樹さん!どうしたの!美樹さん!」
俺とマミさんと杏子が喋りかけても反能がない、まるでさやかが人形のように動かない。
「今のはまずかったよまどか、よりによって友達を放り投げるなんてどうかしてるよ!」
キュゥべぇの発言に俺とマミさんと杏子とまどかは驚いた。すると杏子がさやかを抱えてるまどかに近づき、さやかの首を掴み、持ち上げた。
「や……やめて、」
「杏子!」
「美樹さんに何を!」
「!!!! どういうことだおい!こいつ死んでるじゃねぇかよ!」
「「「!!!!」」」
し、死んでる!そんな、大怪我とか傷跡とかないのにすでに死んでるのか!な…なんで!?
「なんで!どうして!おい!キュゥべぇ!」
「こういうことはめったに有り得ないけど、いずれ話さなければならないからね。君達のソウルジェムをコントロールできるのはせいぜい100M圏内だからね」
「100M!なんのことだ!どういう意味だ!」
「普段は肌身放さず持ち歩いているのだからこういう事故がないんだから」
「何言ってるのよキュゥべぇ!助けてよさやかちゃん死なせないでっ!!」
まどかが言ったことにキュゥべぇはため息をついた。
「はぁ……、まどか、そっちはさやかじゃなくてただの抜け殻何だって」
抜け殻!?………キュゥべぇのやつ何を言い出してるんだ!さやかはここに……
「さやかはさっき、君が投げて捨ててしまったじゃないか」
「な!!なんだと!!」
「ただの人間と同じ、壊れやすい身体のままで魔女と戦ってくれなんてとてもお願い出来ないよ、君達魔法少女少年にとって、もとの身体なんていうのは外付けのハードウェアでしかない、君達の本体としての魂には魔力をより効率よく運用出来る、コパンクトで安全な姿が与えられてる。
魔法少女少年との契約を取り結ぶ、僕の役目はね、君達の魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなのさ」
「そ、そんな……」
「俺達の魂が……このソウルジェムに!?」
キュゥべぇ!お前がしてきたことは最低だ!まどかなんて声すら出てこない!
キュゥべぇ
「テメェは…何てことを…、ふざけんじゃねぇ!!それじゃアタシ達、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」
「むしろ便利だろう?心臓が破れても、ありったけの血が抜かれても、その身体は魔力で修理すれば、すぐまた動くようになる、ソウルジェムさえ砕かれない限り、君達無敵だよ、弱点だらけの人体よりも余程戦いでは有利じゃないか」
「酷いよ……そんなのあんまりだよ……」
まどか……、そうだよまどかの言うとおりだ!酷すぎる!
俺やマミさん、杏子がキュゥべぇに対して悔やんでいた。
「君達はいつもそうだ、事実をありのままに伝えると決まって同じ反応する、訳がわからないよ。
どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?」
さやかの手にいつの間にかソウルジェムが置かれてて、次第に息を吹き返すさやか。それはほむらがさやかのソウルジェムを取り返したということになる。
「あっ」
突然さやかが生き返ってきた。それに気づくまどか、マミさん、杏子、俺、そして突然また現れたほむらが息を切らしていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「あ! 暁美ほむら」
生き返ったさやか……
「何?何なの?」
続く
この話は第6話のBパート後半です
さやかちゃんがソウルジェムから離れ一時的死んで生き返る話
というかアニメでもゲームでもさやかちゃんをいじめてんじゃねぇ
個人の意見ですから
そりゃねぇわ………
次回は魔法少女絶望編を書きます
次の更新がわからないので頑張って書きます